1. プロジェクトの秘訣を探る Project Design Room
  2. #23-2 ビジネスと発注の美学 |..
2025-09-01 28:17

#23-2 ビジネスと発注の美学 | スマイルズ 遠山正道

spotify apple_podcasts youtube

起業家、科学者、クリエイター、新時代を導くプロフェッショナルの原動力に迫るインタビューシリーズ。

第23回目のゲストは、スマイルズ代表取締役の遠山正道さんです。

番組では「プロジェクトデザイン」の視点から対話し、プロジェクト成功の秘訣を探ります。

今回は「発注美学」という観点でプロジェクトデザインのヒントに迫りました。詳しくはPart3に注目してください。

<ハイライト>

1:構想

・どこまで自分で企画してますか?

2:仲間あつめ

・初期の立ち上げメンバーをつのるために何を真ん中においてますか?

3:関係づくりと線引き

・仲間に依頼した後、どこまでを任せますか?

4:変更

・デザインしていたプロジェクトの流れを変えたい時どう舵を切り直しますか?


遠山正道

スマイルズ代表取締役

『Soup Stock Tokyo』や、新しいセレクトリサイクルショップ『PASS THE BATON』、ネクタイブランド『giraffe』、ファミリーレストラン『100本のスプーン』、コンテンポラリーフード&リカー『PAVILION』、海苔弁当専門店『刷毛じょうゆ 海苔弁山登り』、香川県豊島の体験型アート作品『檸檬ホテル』等の運営を行う。

著書に『成功することを決めた』(新潮社文庫)、『やりたいことをやるというビジネスモデル─PASS THE BATONの軌跡』(弘文堂)。


■スマイルズ

⁠⁠https://smiles.co.jp/⁠

■著書

⁠スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る⁠

サマリー

このエピソードでは、遠山正道さんがスマイルズのビジョンや事業計画を描いた絵のストーリーについて語り、数字だけではない本質的な目的や価値観の重要性を見つめ直しています。また、リサイクルショップ「パスワーバトン」の立ち上げを通じて、企業のビジョン形成やブランド創出の過程についても掘り下げています。ビジネスにおける創造性やブランドの重要性についても語られ、スープストックの成長や新しいブランドの発展が例として紹介されています。また、経営者としての役割や他社とのコミュニケーション、創造的な環境の構築に関する考え方も深掘りされています。

スマイルズのビジョン
プロジェクトデザインルーム
プロジェクトデザインルームを引き続き、遠山正道さんと対話を深めていきます。ありがとうございます。よろしくお願いします。
ヒルサイドテラス、いいですね。今日なんかセミの声と鳥の声が入ってくるって、なんかいいですね、大阪山は。
いやー、これは本当にえがたい、素晴らしい環境。
ちょっとした田舎に来ちゃった錯覚があるというのが、得意な場所ですよね。
引き続きお話ししていくんですけれども、一つ前のパートでも、
初っ端から遠山さんになんでそんな気になってたのって話を出してもらったんで、そこからの続きになるんですけれども、僕が遠山さんのことをすごく気になってファンになったきっかけでもある、この1枚の絵についてお話をしていきたいと思ってます。
ちょっと音声なんで、少し説明をチャレンジしてみようと思うんですけれども、
絵です。右下にスマイルズのある1日っていう鍵カッコでタイトルっぽいのがついてて、
そこに自然的な感じですけど、いろんなタイプの木とか、赤い多分リスみたいなやつとか、カラフルな鶏とか灯台とか太陽とか、
いろんなオブジェクトが円形にぐるっと並んでいて、そこの間に矢印状の道が描かれてる、黄色い道が描かれてるみたいな。
最後、メッセージとして生活活地の拡充っていうのが刻まれてるっていうようなもので、これ僕初めて見たときに、多分10分ぐらい何か見てたと思います。
何か知らないけど、フリーズしてるというか、ぼーっと眺めてるような感覚があって、当時は学生とかそんな感じだったと思うんですけど、
今は僕もクリエイティブのお仕事をさせていただいている中で、日頃からブランディングとかビジョンを開発するみたいなお仕事がたくさんあるんですけど、
この2005年っていう時代に描かれたこの絵が、ずっとビジョン的な感じで刺さってきてるんですよね、僕に。
何かちょっと入社したいって何だろう思ってるっていうところもあって。
僕のコメントから先続けさせていただくんですけど、すごくわかりやすい道筋っぽくもあって、でも何か多分わかってないだろうなという気もするし、
なんか登場するキャラの意味とか、何で鶏が最後にいるんだろうとか、よくわかんなくて飽きなくて、
あと見る時によってもちょっと感じが違うというか、着目するところが何か変わってくる、すごい変な絵だなと思って見てました。
このパートでは、せっかくストーヤンさんとこうやってお話できてるんで、この絵のどっかいとかどうやって生まれたのかみたいなストーリーを伺っていきたいなと思っています。
事業計画の意義
これはですね、そういう意味で言うと、パート1の最後の方に行ったMBOとかっていうのの、ちょっと前だったのかな、要するにね、めちゃめちゃ悩んでた時なんですよ。一番苦しい時だった。
苦しい時の、まあかっこよく言えば応えつのような決意のようなもので、当たり前なんだけど、普通の会社からすればやっぱり数字みたいなこととかね、そういうこと、結果を求められるわけですよ。
それはもう当たり前なんだけど、それにでも答えられていない現実があって、苦しみがあった時に、でもなんかやっぱりこれだいぶ違うよねと。
もともと数字っていうのは当然大事なんだけど、したる目的じゃないよねと。その頃、その後に書いた本、スープで行きますっていうのに書いた言葉で言えば、お金って大事で、車で言うとガソリン。
ガソリンがないと車も走らないので、とても大事だと。だけど、そのガソリンがお金みたいなもんなんだけど、でもそのお金があっても、あんまりそれがないとダメなんだが、それよりもガソリンを入れて、誰を乗っけてどこ行って何をするかが大事だよねと。
ガソリンは手段でしかないよねっていう。なのにその手段のガソリンのことで、なんで本質的なところを失いそうになっているのかなっていう、自分への言いましめなんだと思うんだけど、その時に書いたのがこれなんですよ。
これは事業計画なのね。
事業計画だったんですね、これは。
数字がないんですよ。数字アレルギーがあったので、数字のない事業計画がそれなのね。
で、ちょっと不思議な絵なんだけれども、私も自分でも分かってない、今でもまだ分かってないところがあって、それどういうことかっていうと、普通で言うと、普通、まあそういう図で表すならば右肩上がりみたいな矢印が右肩、なんならJカーブのようにグインと上に行くみたいな。
そしてその先にあるのは摩天楼みたいなね、そういう感じなんだけど、その時の私の気持ちは右上じゃなくて円を描いているわけ。
螺旋っぽい感じですかね。
そう、螺旋のように。大きく少し上昇している螺旋のようになっていて、そしてこう回りきったところにむしろ何もなくなって鶏一匹みたいな、牛かな、鶏かな。
鶏がいますね。
丘のようなものが現れ、太陽が上りそうになっており、鶏が一匹いるだけっていう、むしろ何もなくなるっていう絵なんですね。
そしてその螺旋は大きな矢印を描いていて、見てる人を指している、それは。
それ10年の単位になっているのね。便宜的に10年を一つのサイクルにして、こう一周緩やかに巡り少し上昇し、次のサイクルはあなたが回してねっていう見てる人に対しての、
うちの会社は自分ごとっていうことをしょっちゅう言ってるんだけど、あなた自身が次回してねっていう。
で別にその行きたい先は、その摩天楼とかね、すごく上昇していくものじゃなくて、もっとこう巡り巡っていくような旅のようなというか、そういう気分。
それが当時の絵がいた、数字に対抗した、数字のない、目的地もわからない、そういうGO計画の絵って感じなんですね。
パスワーバトンの創出
あと同時に私は、もともとそのアート作品作ったところから始まっていて、最初の三菱、ケンタッキー、フライドチキンさんに
提案する時に、最初に作ったのがスープストックの看板みたいなものなんだけど、それキャンバス、絵のキャンバスに
麻布のちょっと古いからそれを剥ぎ取って、透明のビニールシートを貼って、そこに自分で描いたスープストックのロゴを貼って、
要するに私にとっては作品なわけです。スープストック東京っていうのは、その意思の現れなんですね。今でもそれをお室に飾ってあるけれども、
で、こいつもキャンバスに大きくプリントして、それ自身が作品になってる。
で、かつ、それは当時のマイクロソフトのWindowsのパワポで作ったのね。
これパワポで描いたんですか?
そう、20年前だよね。で、なんか一個一個の木だとか鶏とかそういうのもありもののものを
なんていうの、こう持ってきてるわけ。マイクロソフトのパワポの中にあるキャラクターっていうか、なんか
そういうものだけで描かれていて、私は実際には一つも線も引いてないっていうか、
なのでその時はなんていうのかね、レディメイド的に、本当はこれできてないから言ってもしょうがないんだけど、その中の一本の木を
すごく大きく、だからパワポだから本当はなんか2センチぐらいのサイズのものなんだけど、それをなんか30号とか
50号ぐらいの大きなキャンバスに拡大して一本の木として作品として
縦位置のものにしたかったんだけど、ちょっとその時なんか、まあその考えだけで
実際にはプリントしなかったので、しとけばよかったなと思うんだけど、まあそれも、まあだから私はずっとその
会社とかブランド自身が作品だと思っているので、まあそれをまあ分かりやすく固定化する
意味もあって、まあその事業計画も、まあでその時にね、
ちょっと前かな、あのパスワーバトンができた頃なのかな、それで
そこのヒルサイドテラスのホールで、私は当時からヒルサイドテラスも住んで33年目ぐらいなんだけど
ヒルサイドテラスの住人っていうなんかイベントがあって、ここに暮らしているとか使っている人をフューチャーしてくれる
ヒルサイドテラス側があったので、私はそこの正面のホールみたいなところをちょっと1週間ぐらいお借りして
で私自身の展覧会みたいなのをやらせてくれたので、スープストックの看板があったり
でその時にパスワーバトンを着想した時だったので、まだ1店舗もないパスワーバトンっていうものをそこに展示した
でその時にその事業計画も展示しているのね
でだからそのちょっと前に多分それできたんじゃないかと思うんだけど、それでその時はその展覧会の案内
あの来てくれた人に渡すハンドアウトの挨拶文みたいな、本日はありがとうございますみたいな、それも
何枚だったか忘れちゃったけど多分2,300枚かなんか、シルクで吸って普通のA4縦位置の文章なんだけど
シルクで吸って私は全部にサインした、1%とか2%とか、そのハンドアウトの挨拶文も作品
だし、そこに展示されている事業計画も
その時ね木木さん、木木ってわかる?木木さんのスタッフがそれをプリントを貼る作業をやってくれたから
その時だな、そんな感じで
だからなんかその
思い出した、多分私がMBOをした直後だな
あのMBOした直後にパスワーバトンって丸の内の1号店名ができたって言うんですよ
で、その丸の内の1号店って三菱庄司の本社ビルの1階なのよ
おーなるほど
それは逆に三菱寺所から今度そこは新しいビルができる、でメインのテナントが三菱庄司である
でそこの1階に15坪のスペースがあるので東山さんなんかやりませんかって言われて
でまだMBO前だったんだけどその時はね、最初に話があった時は
で、三菱庄司の足元でちょっと私もこんなことやってるぜっていうことになるかなと思って頑張ってそこを借りて新しいブランドをやることにした
でその時に丸の内の真ん中っていうことは日本のど真ん中みたいなもんだから
そこでリサイクルショップと買ったらちょっとイケてるかなみたいな
そうですね、大分抜けてますよね、すごい面白い
それでリサイクルショップとしてパスワーバトンっていうものを着想してそこで1号店を始めたんだけど
その1号店がオープンする3日ぐらい前もう内装も全部出来上がって
いよいよあさってオープニングだぐらいの時に朝その店の前にいてこう店を眺めていたら
当時の三菱庄司のちょっと前までMBOをするまでの監査役の人がそこ通りかかって
富山君とか言って私が監査役に見てくださいこれが次の新しいブランドですとか
君は何をやってるんだみたいなリサイクルショップ
もう本当に意味がわからんみたいな感じで思い出しましたね
すごいですね
MBO後ですね
だからもうねある種のねなんていうのかな
怒りって言うとちょっと違うかもしれないんだけど
だからMBOはせざるを得ない感じである種逃げるようにというか
でもなんか決意のようなものでそれを辞めていったし
その頃そうだあれだ
悪魔の70日みたいな言い方で猛暑っていうのが当時あって
最近猛暑もう慣れてるけど当時は猛暑の70日間っていうのがあって
その時にスープだから売り上げがガーンと落ちた
それで本当に業績がドーンと利益赤字になり社内も大変だった
その時に私はもうパスワードのあれは進めてたんで
社内でも富山さん何やってんすかみたいな
この右肩下がりの中リサイクルショップを丸の内で
MBOするわ
MBOする時にちょうど新卒05年2005年が最初の新卒1期目だったんだけど
みんな新卒でもう慶応だ早稲田出て入ってきてくれる新卒は
三菱商事の会社だっていうんで
親を説得して外食産業だけど来たんだと思うんだけど
新卒で入った途端にMBOでも商事じゃなくて単なる富山商店になるわ
よくわかんないリサイクルショップを丸の内で始めるわ
大丈夫かみたいな
そんな時代だったんですね
それ何年になってるっけ
これは2005年の5月
だから05が新卒の第1期なんで
なんかもう一番いろんなことが
4月に入った人の5月とかですもんね
そんな感じだね
しかもコンフィデンシャルって書いてあるのに作品になってんの面白いですね
すごいな
なんかちょっとお話ししてて僕
作品っていう言葉の価値観がすごく変わったというか
ビジネスと作品の関係
実は今日この後岡本太郎を題材にした読書会やりましょうみたいなことを控えてるんで
結局読んでて改めてなんですけど
富山さんの言葉で振り返ると意思の表れみたいなものが作品であるとしたら
それは会社も作品かもしれないしブランドも作品かもしれないし
一枚の事業計画も作品になり得るんだなと思った時に
やっぱこの作品ってめちゃめちゃ可愛くなっちゃうというか
ものすごくやっぱりそれは自分の内から出たものだし
信じてやってるわけだから
それぐらい込められた思いが強くなるのもすごく失恋だなと思いましたし
その周りに今出てきた応えつみたいな言葉とか苦しみも
そうやってみるとまた違って見えるなというか
面白いですね
スープストックの成長
これ実際なんでしょうこの予言的なものとしては
結構この10年間2005年から2015年にかけては
結構たどった感じだったんですか?
まあ要するにその木がどんどん成長していくっていうのは
スープストックというブランドが育っていくっていうこととか
ちょっと樹種の違う木が生えている
それは新しいブランドがまたできていくみたいな
そういう思いで
実際それこそパスワーバトンだとかジュラフだとか
そういうのが生まれていっているので
もうそういう感じでいた
めちゃくちゃいいですね
これよくわかってきたんですけど
発表される瞬間が多分あったと思うんですよ
社内とかで
例えばコアなメンバーの方とか前社員とか
どういう感じでこれを社内に浸透というか
普及させていくんですか?
でもね私はねちょっとその辺
なんか俺がねやっぱりあんまり経営者っぽくないんですよね
だからなんていうの
定例会とか前社会みたいなのあるにはあったし
年に一度の前社大会的なのもすごくいい会だったりしたけど
あんまり社員に向けて何か方針発表みたいなのって
あんまりしてないんですよね
それで変な話まさに今日こういうのとかね
メディアとかで語ったりとか文章書いたりとか
そういうものがめぐりめぐって
文化みたいなものができていくっていう
そういう感じで
そもそもだから短期の
今期どうしましょうみたいなことっていうのは
もうほとんど俺やったことないんですよ
社長ずっとやってたけど
営業部長とか
そういうスープストックの責任者みたいなのが
現場を回してくれて
当然その店舗ごとにね予算とかもあるし
今期の年間の売り上げ目標とかももちろんあるんだけど
それは誰があっても普通にそうなるような感じで
それに経営的な
それこそ数字的な予算みたいなのを掲げて
今期何店舗出しましょうみたいな
そういうのとか全然やってなくて
もうちょっと理念的なものが
ふわりと何かを通じて
今は緩やかに浸透していく
っていうぐらいのことしかやってないっていう
これ作るときも一人で考えて一人で描いたんですか?
そうだねそれはそうだね
そこに波長の合う方がきっと
集まってらっしゃるようなイメージも
まあそうだね
逆に何かないですか?ちょっとこう
もっとくださいみたいな
どうしよう?僕何したらいいですか?とか
そういうことはなかなか起こらない感じなんですかね?
もちろんね日常の現場の中には
いろいろあるんだと思うけど
そこは俺ほとんど何もやってなかったんで
もうちょっと大きな引いた
今時いうとメタ的な視点で言えば
自分ごとっていうことを言っていて
で私はスマイルズって
ロゴっていうのかなスマイルズってあって
最後にピリオドっていうんだっけな
2つポンポンと打ってある
コロンなんだっけな
あれは
あとスマイルズって株式会社スープストックじゃなくて
スマイルズっていうのは別にスープ屋さんだ
っていう思いがなかったのね
ちなみに05新卒の時のために作った動画があって
スマイルズの五感っていう映像で
今でもたまに見たりするんだけど
それすごい良いんだが
それってその中に一言もスープのすの字も出てこないのね
あの
誰にも頼まれていない仕事を最近やりましたかとか
自分を褒めてくれる人がいますかとか
褒めたい人がいますかとか
なんかそういうようなことが語られている映像があるのね
スマイルズの五感っていつの言葉なんだけど
でそれでざっくり言うと
全部自分ごとっていうことに集約されていて
で私もスープだけじゃなくて
いろんなことをやりたい人なんだけど
それは私が考えてこれやってっていうよりも
みんなが自分で自分の好みや都合から
生まれてしまった何がしかみたいなことを
事業化していくっていうのを理想としていたので
だから常に待ってる感じ
あれやりなさいこれやりなさいみたいなことは全然ないよね
経営のスタイルとコミュニケーション
かっこよく言えば子育てみたいな感じで
あれやれこれやれみたいなのはなくて
なんか必要だったら行ってきてみたいな感じ
だから新規事業なんか
社内ベンチャー制度みたいなのはうちにはなくて
もしそういう制度が必要だったら
制度ごと作って持ってきてみたいに
それぞれ一人一人環境も考えてることも違うんで
独身もいれば子供二人いる人もいて
そういう彼ら彼女らが新たに
社内ベンチャーやりたいときの
想定する環境とかそういうのも違うだろうし
だったらそういうのごと持ってきてみたいに言ってるんだけど
そうは言ってもなかなかそんなに出てこないんだよね
だからちょうどいいバランスかなっていう
経営会議でもほとんど発言したことないので
初めてそこに同席する人いたらちょっと心配になりそうなぐらい
この間東急の社長さんと食事してて
俺慶応の同級生だったんだけど
言っていいかないいと思うんだけど
堀江さんっていう社長東急の全体の社長だから偉いんだけど
堀江さんいつから社長とかになりたいと思ったのって聞いたのね
失礼な話なんだけど
そしたら結構即答で学生時代からって言って
彼は社長っていうのはマネジメントの技術職みたいなもんで
たまたま社長っていうポジションにいるマネジメントのプロみたいな
なので学生時代からそういうことに興味があって
ずっとやってきた
俺にはそういう発想ゼロで
マネジメントとか全然やらないで済んだらやらないほうが良くて
マネジメント聞かせたろうみたいな感じもないし
なので気づいたんだけど
俺マネジメントリーダーっていうよりもオーナー体質なのかなっていう
だからMBOする時もストックオプションじゃ意味なくて
私は自分で株を持ちたいって言って
無理して株も足してもらったのね
それは後にも先にもないんだけど他にね
やっぱりオーナー気質
アートもやってみるとコレクションもしてみたりとか
そういう感じでオーナーだと思うと
あんまり細かいこと言わない感じするじゃん
そう思うと何となく距離感っていうか
面白い
気はしてる
めちゃめちゃいい流れで今ちょっと次のパートに行けそうだなと思うので
オーナー気質みたいなところがちょっと出たところで
一旦ちょっとパート2に関しては
締めさせていただこうかなと思います
ありがとうございます
28:17

コメント

スクロール