プロジェクトデザインルーム
プロジェクトデザインルームへ引き続き、クリスタルロードの加藤瑛さんとプロジェクトの秘訣を探っていきましょうということで、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いやー、なんかちょっとでもしみじみするな。なんかこうやって改めてマイク挟むと照れる。
もうだって7年ぐらい経つんだもんね。あっという間だったし、間にコロナもあったし、
なんかシンプルに身長伸びてるなとか、そういうことも含んで時代を感じますが、
じゃあこのパートでは、このプロジェクトデザインっていう観点で、5つの質問、フレームワークを用意したんで、1個ずつ対話を進めさせてください。
1個目が動機です。結構いろんなプロジェクトあるじゃないですか。
これまでメディアやったり、クラファンの仕組みやってみたり、感覚花瓶っていう器ができて、
さらにその中でもいろんなプロジェクトが立て続けに並行してるなというような印象があって、
この立ち上がり方、動機、モチベーションが出て、それを本当に実行に移していくっていう時に、いつもどんなふうに立ち上がってます?
そうですね。プロジェクトの立ち上がり方でいうと、主に2つありまして、
自分で考えたものを立ち上げるパターンと、最近増えてきてるのが、企業さんから感覚花瓶の人のためのサービスとか商品を作りたいっていう相談が来て、
プロジェクトに参画するっていうケースがありますね。
自分で立ち上げるものに関してでいうと、今感覚花瓶研究所の存在というか、概念を立ち上げて、
あとですね、感覚花瓶マークを作ったりですとか、缶バッチ作ったりとか、
あと今来てるアパレルだったりとか、感覚花瓶の人のためのアパレルだったり、
最近はWeb版のセンサリーマップカームスポットっていうプロジェクトを作ったりしています。
どれも、なんて言うんでしょうね、自分が欲しいなっていうふうに思ったものを具現化させていくっていうのが、
今の私のプロジェクトの立ち上げ方かなっていうふうに思います。
なので、ニーズ調査とか、結構会社を経営するにあたってはすごい重要だと思ってはいるんですけど、
それよりも先に自分が欲しいから作るっていうのが先なので、あんまりそういった調査をしたことがなくてですね、
結構経営者として大丈夫なのかなって自分自身って思ったりもするんですけど、
私が欲しいものから作っていって、それと同じ悩みを抱えている人が、
これいいねっていうふうに言って使ってもらっているっていうのが今の現状ですね。
なるほどね。マーケティングっぽい話からすると、よくN1とかって言いますけど、
Nイコール1、つまりサンプル数1ですね。
その人がとにかくめちゃくちゃ刺さるものを考えていこうみたいな発想の仕方ってあるんですけど、
それが加藤君自身が自分をN1として捉えながらやってるってことなんだと思ってて、
でも本当にいつも関心しているのが、早そう、思いついてからアウトプットまでが。
すごい早そうだし、何ならアウトプットする前からめっちゃ情報が世の中に出てるっていうか、
こんなの考えてますとか、今作ってますみたいなのも割と出てる感じがしていて、
僕なんか距離が近い生もあるかもしれないけど、もっとこうしたほうがいいのにとか思わされちゃうのも上手いなっていうか、
いろんな余白もまといながら、実際にでもそれが世の中に届いてる。
具体的な例で言うと僕はすごい感心したのが、センスセンサーじゃないですか。あれ何て名前でしたっけ。
センスマスクですね。
センスマスクだ。センスじゃなくてマスクなんだよね。
そうなんですよ。
あれ良かったよね。
コロナ対策の一環と言いますか、コロナでマスクがつけられない消化花瓶とか、
何か善息であったりとかそういった理由でマスクがつけられない方がいるときに、
プラスチックのセンスがあれば飛沫対策できるんじゃないかっていうことを思いついて、
それを考案してそのまますぐに販売に行きましたね。
だからそれがめちゃくちゃちゃんと受けてるし、あんだけマスクマスク言われてたけど、
そうだよな、マスクがきつい人っているんだよなみたいなのが、
ちゃんとマスメディアも通して伝わりまくってたのがすごく良かったなというふうに思っていて、
さらに聞きたかったのが、どんなふうに立ち上がりますかっていう質問の意図は、
僕の予想ですけど、もっとアイディアの数のほうが多いんじゃないかなと思ってて、
あれもやりたい、これもやりたいってあるんだけど、
ちゃんと実行まで進むものって選んでるのかなとか、
そこをちょっと聞いてみたかったんですよね。
そうですね、やっぱりもちろん構想自体はあるんですけど、
やっぱり何か一つピースが足りないものっていうのがいっぱいあって、
そのピースが当てはまった時に、あれこれ今動けるんじゃないかっていうふうに思うことが多いんですね。
やっぱり今SNSとか見るといろんな情報落ちてたりするので、
その情報を見た時にこれって感覚花瓶と関係してるんじゃないかなみたいな感じで落とし込めたりすることがありますね。
なんかおおって思った時にガガッと進む感じ。
なんかこう溜めて溜めて、寝かして寝かしてっていうことでもなく。
はい、そうですね。ただアパレルで言いますと一番最初に研究所立ち上げて、
実際にプロダクトとして出したのは感覚花瓶マークっていう感覚花瓶を可視化させるっていうものだったんですけど、
一番最初から動いていたものがアパレルでした。
本当に小学生の時から縫い目が外側だったらいいのになっていうふうに思っていたことがあって、
それを実現できる場所に立つことができたので、一瞬で動き始めましたね。
なるほどなぁ。そんなにコストもめちゃくちゃかからず始められることもやっぱり多そうな感じもしますしね。
はい、そうですね。アパレルに関してはすごいとんでもないコストがかかりますね。
かかってる?実はかかった?
そうです。
そこはじゃあ資金集めみたいなことも含めて捉えしたってことかな?
そうですね。あと私自身がプロジェクト立ち上げる時の結構な共通点としてあるのが、
クラウドファンディングで資金調達してるっていうところもあるかなと思います。
アパレルを立ち上げる時もクラウドファンディングで集めさせていただきましたし、
研究所を立ち上げる時もクラウドファンディングをさせてもらって、
会社自体を立ち上げる時もクラウドファンディングを一番最初にさせてもらいましたね。
もう1回余裕で3桁とか1回あたり行きますよね。
最高どれくらい集まったの?
最高がアパレルブランドを立ち上げる時で400万だったかな?
数字を間違えたくないんですけど。
でも数百万単位で集まってたってことですよね。
そうですね。本当にありがたいことに一番最初、私が何も成してなかった2018年の株式会社クリスタルロードを立ち上げる時も
ありがたいことに115万円の支援をいただいて、
私のことを全く知らない身も知らない人間の中学生をこんなにいろんな人が応援してくれるんだということに
すごい驚きながら感謝をしてましたね。
面白い。
2つ目に聞こうと思ってたことにつながりそうなんで、
トピックを移していこうかなと思うんですけども、
2つ目、仲間集めというふうにしてみてます。
資金もこうやって集まっているから、広い意味で言えばクラファンの支援者も仲間なのかもしれないですけど、
今はもうちょっと狭い意味での日常的にやり取りをしている仲間の規模、
どれくらいの組織の規模感になってますか。
会社としてメインで動いているのは私と共同代表の母の2人になっていて、2人体制で動いています。
12歳で起業したんですけど、12歳では法人登記できないので、
親に代表権を持ってやってもらっていたんですけれども、今は共同代表としてやっています。
仲間で言いますと、
あとは経営だったりとかの仲間集めっていうのは実際今できていないような状態で、
私と母以外で言うと業務委託のスタッフが数名いまして、
オンラインストアの運営だったりとか発送の担当をしてもらったりとか、
あとはSNSの運用をしてくれるメンバーがいます。
なるほどなるほど。
ありがとうございます。シールにわかりやすい。
むしろそれだけいろんな事業が動いてて、
よくその人数でやれてるなっていうのが逆に今関心してるんですけど、
一方でそのプロジェクト単位で見ていった時に、
それぞれのプロジェクトにはまた全然違う仲間がやっぱりいたりしますか?
そうですね。やっぱり会社さんとやらせてもらう時とかは、
もちろんその会社のグループでやったりとかもしますし、
感覚花瓶の当事者の方々と一緒に、
保有者の声を集める時とかももちろん協力してもらっていますし、
あとSNSだったりの方々にも協力していただいたりしているので、
コアなメンバーっていうのは正直人手が足りないなっていう風に
思ってる状態ではあるんですけど、
プロジェクトを動かす時にいろんな方に協力してもらっているっていうのが現状です。
なんか、感覚花瓶研究所自体には、
当事者っていう風な方が結構コミュニティとして集まっているという状況なのかな?
そうですね。感覚花瓶研究所の方で、
当事者とその家族が無料で入れるコミュニティをやっているんですけど、
今だいたい2000人ぐらいが入ってくださっています。
すごいな。やっぱいるよね。
てか全然もっといると思うけど、
ちゃんと届いて2000人が、ディスコードとかそんな感じですか?
そうですね。ディスコードの方で今コミュニケーションを取っていまして、
日々聴覚花瓶の方とかでどういったイヤマフ使われてますかっていうのは相談であったりとか、
あと、入学が近くなると制服が着られないっていうのは相談だったりとか、
やっぱり多くなってきたりとか、
それぞれ相談だったりとか、自分がこういう工夫してますよみたいなことを発信しているコミュニティを運営しています。
めちゃめちゃ実践的ですね。それ結構見れてます?
2000人もいるとえらいこっちゃになりそうだけど、中にコミュニティのマネジメントしてくれる人が仲間でいたりする感じですか?
そうですね。マネジメント正直あんまりしていないんですけど、
お互い活発にコミュニケーションをしていまして、
今のところ大きなトラブルもなく進められています。
2000人すごいですね。どれくらいの期間でそこまで集まったんですか?
そうですね。コミュニティを立ち上げたのは研究所を立ち上げた期間とほぼ同じときに行ってまして、
なので2020年の1月ぐらいからですね。
誰でも自動で入れるぐらいの感じですか?当事者かどうかっていうのはどこかで?
そうですね。申し込みをしてもらうときにどういう花瓶を持っているかっていうことを書いてもらって、
感覚花瓶で困っているかってところを書いてもらって、その中で自己紹介を次にしてもらうんですけど、
そこで当事者の方かどうかっていうところを判断して入れています。
じゃあ実際に感覚花瓶研究所と何か実験してみたいとかプロジェクトを作りたいっていうと、
そのコミュニティの中にいる人たちに例えばヒアリングができたりとか、そういうこともできる感じなんですか?
そうですね。今もそういったことを依頼いただいて実際に動いていますね。
めちゃくちゃ知りたいよな。僕もちょっと入ります。
とりあえず忘れてました。自分がそうだったわと思って。
ただ、そういった方とのコミュニケーションってすごく気になっていて、
加藤君自体がもちろんなるべく家に入れた方が快適なんだろうなっていうのもあって、
コミュニケーションはどうやってますか?チャットが多いですか?
そうですね。今はディスコードのチャットの方を使って、
基本的にはコミュニティのメンバーだったりとかとも交流していて、
会社だったりとかのメッセージも基本ディスコードを使ってやっていて。
なんかその、ある意味超デジタルネイティブだとは思うんですけど、困ってることとかもない?特に。
そうですね。特にはないですね。
やっぱりニュアンスが伝わりにくいところとかもあったりするんですが、
オンラインでちょっとやったりとかもしていますけど。
でもZoomで話せばそれはそれで、ビジネスライクには伝わっていくのかなと思いますし、
でも情熱的な部分も加藤君の場合やっぱりすごくポリシーが明確だから、
そういうのはやっぱ強いなと思いますね。
なんか結構出社してみんなに会いたいな、みたいなこととか今でも思うけど、
意外ともうある日、僕がバリ党とかに移住してもやってくる可能性あるなとか、
こういう話をしていると思いますね。
そうですね。ただ、私が起業した時に描いていた社長像っていうのは、
みんなと一緒に会社の中にいて、社長の椅子みたいなものに座ってるみたいな、
なんかそんなものをイメージはしていたんですけど、
やっぱり今実際にリアルで考えてみると、出社するだけで体力使ってしまいますし、
なかなかやりたいなって今でも思いつつ、
それは感覚過敏の課題解決しないと私にはちょっと辛いなっていうふうに思っていますね。
そうっすよね。いやー、なんで、なんか意外とやっぱやれるんだなっていうのも、
すごく横で見て思っているところなので、とても実態が聞けてよかったです。
3点目がですね、一部ちょっと話も出てるんですけど、
ファイナンスということで資金調達であったりとか、
元手をどう獲得してきているのかということで、
クラウドファンディングとか、あといろんなアワードの賞金とか、
そういうのもよく見てるんですけども、それ以外もこれまで実行してきたりはしてるんですか?
そうですね、先ほどもちらっと言ったんですけど、
新しいプロジェクトを立ち上げるときには結構クラウドファンディングで資金調達をしています。
私の場合、綿密な事業計画などをあんまり立てずに、
まずは実現させるっていう熱量でクラウドファンディングに挑戦して、
資金と応援者の方々を集めています。
そうですね、事業とかに関してリターンとかを考えて取り組んだこともあんまりなくて、
表面やっぱりうまくいかないこともあるんですけど、長期的に見れば
投資分はどこかで回収して利益に転換できると思っています。
経営とか綿密に決める方とかからしたら未熟だっていうふうに思われるかなっていうふうにも思うんですけど、
やっぱりまず課題の解決の一つの方法として、
実物をプロジェクトとして実現させるっていうところが大事だなっていうふうに思っています。
ある意味、2人体制でやってるから急に生活が苦しくなったりみたいなこともそこまで起こりにくい。
ローリスクでめちゃくちゃものをガンガン作っていくみたいなことって、
一つスタイルとしては理にかなってますよね。
そうですね、今もうすぐ20歳になるので、
一人立ちするかどうか考える時期になってきてるなって思うんですけど、
子供の企業というか親子企業のいい点だと思っているのは、
生活を気にしなくていい、自由に挑戦できるところだと思っていて、
だからこそ今私自身すごいのびのびといろんなことに挑戦することができていますし、
いろんなものに注目することができてるなっていうふうに感じます。
一方でクラウドファンディングのやり方がすごくうまいのかなとか、
毎回しっかり集まっているから、何か意識していることとかよく聞かれると思うんですけど、
これからやりたい人に何かアドバイスを伝えるとしたらどういったことになりそうですか。
そうですね、やっぱりなぜ必要なのかっていうところを伝える、
どういうところでみんなが変わっていて、
何でこれを作る必要があるのかっていうことをうまく伝えるっていうことが大切だと思っています。
私自身もそんなに文章がうまいわけではなくて、
いろんな方、特に私の母とかに文章を構成してもらったりとかしているんですけど、
やっぱり何でこのプロジェクトが必要なのか、
このプロジェクトが実現することによって、
感覚過敏の当事者たちのどう人生が変わるのかとか、
どう社会が変わるのかっていうところを一緒に共有していって、
一緒に作っていきましょうっていうのは雰囲気づくりと言いますか、
っていうことをしていますね。
やっぱりそのYの部分がすごく重要で、
その説得力がないと進めないから、
やっぱり自分ごとというか困りごとに特化していくっていうのはすごい大事なところですよね。
あとはとにかく発信ですね。
そうだよね。今、Xが多いですか?
私はXメインですね。
ちゃんと拡散性もあるしね、あの辺は。
そうですね。ただ今X、すごい運用が難しくなってきてるなというふうに。
その辺難しいですか?
特にこれまでTwitterだった時とか、
結構いろんな人に見てもらえたりとかしていたんですけど、
結構今だと伸び悩んでいると言いますか、
結構何か表示されるメカニズム変わったのかなっていうところもあって。
確かにちょっと分かんないよね。
フォロワーが伸びる速度とかも少し弱まったような感触もあるなとか。
そうですね。
これまでが逆に伸びすぎてたのかとか、
ちょっといろいろ分かんないとこありますけど、
そういうことにもなかなか左右されやすい世の中になってきましたよね。
そうですね。いろんな発信方法も増えてきているので、
その選択も必要になってきているのかなと思いますね。
OKです。ありがとうございます。
ちょっと時間はわりと伸びてますけど、2つあと聞いていきたくて。
4つ目がニトを追うっていう話ですね。
2つのウサギを追うどころか、
多分加藤君で言うとわらじを吐きすぎているんじゃないかっていうようなところに受けられるんですけど、
今何個ぐらいしっかりプロジェクトに携わってますか。
そうですね。プロジェクトを正直数えられないですね。
大きな枠で言うと、オンラインストアの運営とアパレル事業とカームダウンスペースの販売だったりコンサルト、センサリーマップの4つのプロジェクトになるんですが、
カームダウンスペースは設置施設ごとにプロジェクトが立ち上がりますし、
あとは他社さんからの新規事業の相談とかも今増えてきているので、同時にたくさん動いていますね。
だし、それを今ビジネスっていう1つの箱に収めるともう1個学業もあったりするじゃないですか。
結構両立のためにこれは頑張ってるなって意識してることとかあるんですか。
そうですね。意識してることは正直ない。
なさそうな雰囲気あったな。
結果論として自分の特性を理解してオンラインを中心に自分の身体の移動がない方法を選んでるということには気づきましたね。
やっぱり感覚過敏があるので毎日決まった時間に決まった場所に行くっていうのは続かないなっていうふうには思っていまして、
中学2年生の時にコロナ社会になって、当時カドカード番号学園のN中等部っていうフリースクールみたいなところに在籍していたんですけど、
その時はまだ週5で通っていましたね。
その後週1とかにどんどん減らしていったんですけど、コロナ社会になって速攻でオンライン授業に変わりました。
その後私自身S高等学校に入ってそれも通信でしたし、今も大学も通信制で、
自分の好きな時間帯にオンラインで授業を見れるっていうことを授業を受けて自分の好きな時間に課題を提出できるので、
仕事先で宿泊しているところで授業を受けて課題提出したりもできますし、
あとは真夜中というか日の出とともにレポートを提出するみたいなことも結構ありますね。
それは俺も記憶にあるな、日の出レポートは。
でも俺の場合は本当にキャンパスに行ってポストみたいなところにプリントアウトを入れてたっていう、
なんかそんなことを今思い出したけど、
でも確かに勉強してる時にアイディア出たりとかしますからね、
その時に完全に中断して企画書を書き始められたりとかするのめっちゃいいですよね。
でもとにかくオンラインにすることで、
結構極限まで演出できる時間のキャパを高めてガンガンやってそうっていうことは目に浮かんできました。
二度どころではないウサギを追っていけるぞというような話を聞いていきました。
最後ですね、5つ目がハードシングスっていうふうに書いたんですけど、
要はめちゃくちゃ辛かったことについてちょっと聞いてみたくて、
乗り越えた乗り越えられなかった、どちらもあると思うんですけど、
何かエピソードありますか。
そうですね。私が結構すぐ忘れるタイプの生もあって、
正直それほど辛かった出来事ってないんですよね。
当時は大変だったりとか辛かったものとかも、
記憶あるものはいくつかあります。
例えば12歳で起業した時とか、
周りで同じようにしてる人っていうのはほとんどいなかったですし、
今とかプログラミングとかAIとかで起業したりとか、
事業立ち上げたりとか仕事をしてる人とかも、
小中高生でもいたりしますけれども、
その当時っていうのは全くなくてですね、
私がプレゼンして起業したいんですみたいなことを話しても、
中学生で起業するなんてファンタジーだよみたいなことを
直接面と向かって言われたこともありますし、
メルカリとかで売ってからにすればみたいなふうに言われたこととかもありましたし、
SNSでの批判みたいなものもあったりしました。
ただ私自身そこまでそれに対してダメージを受けることがなかったので、
辛かったかって言われると、あんまり記憶にないっていうような状態であったりしますし、
研究所を立ち上げる前に18歳以下生のクラウドファンディングのプラットフォームを
開発費80万円くらいかけて立ち上げたんですけど、
サイトを公開して1ヶ月も経たないうちに、
クレジット決済会社から規約違反だっていうふうに言われてアカウント停止にされて、
サービス停止になったりとかいうこともあって、
支援金は引き出せないしサービス継続できないしどうしようって思ったこともありますね。
結構痛いねそれね。
そうですね。クラファンって個人から最終的には個人にお金が流れるじゃないですか。
その金融業ではないので決済的にはちょっと工夫が必要で、
クラウドファンディングのシステムを売っている会社もその対策をしていたはずなんですけど、
でも止められてしまって、これを回収するにはさらに100万円以上かかるっていうふうに言われて、
ちょっと撤退したほうがいいなっていうふうにその時諦めて撤退にしました。
なるほどな。でもそれえらいね。というかよく撤退できたなと思って。
100万だったら何とか死体できちゃいそうな気もするというか、
そこでまた時間の使い方とかをちゃんと撤退できたのは相当大人やなと思って今聞いてました。
そうですね。ただ私13歳の時だったんですけど、
その時の私にとって80万円ってやっぱり大金で一瞬で消えていった大金でしたね。
ただ講演とかでよく失敗は成功の素みたいな話あるんですけど、
失敗は存在しないと思っていまして、
クラファンに関しても今はこういった事業をやって失敗しましたけど、
今はキャンプファイヤーっていうクラウドファンディングのプラットフォームの公式パートナーもやっていて、
プロジェクトのサポートをさせてもらったりとかもしているので、
そういった別の形で実現したりとかもしているので、
決してやり方を変えているだけで、私がやりたいと思ったことは変わってないなというふうに思っています。
吉田 確かに。すごい良い話。ありがとうございます。
ということで、5つの質問全部カバーさせていただいたので、
次でラストのパートになりますが、まずはこのパート3以上とさせていただきます。ありがとうございました。
吉田 ありがとうございました。