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みなさん、おはようございます。
こんのゆるラジチアプップへようこそ。
この放送は、子どもも大人もゆったり過ごせるよう、
絵本とともに朝のほんのひとときをお届けします。
はい、今日のお話は、小学館出版、超新たさん作、
【こんにちは、へんてこライオン】です。
それでは、さっそくお話ししていきますね。
こんにちは、へんてこライオン、超新たさん。
新くんがテクテクやってくると、ライオンがいました。
道の真ん中で何か考えています。
新くんが、「どいてよ。」と言うと、
「ちょっと待ってよ。これからみんなで行くんだから。」と言いました。
新くんが、「みんなって誰?」と聞きました。
ライオンは後ろから見るとこんな格好になりました。
そうして、ブーブー、バスになりました。
ライオンバスが、「これはうさぎ幼稚園のバスですよ。」と言いました。
新くんの耳がニューッと伸びて、うさぎみたいになっています。
へんてこなライオンのお話です。
ゆうちゃんがポコポコ歩いていたら、ライオンがいました。
しっぽを動かしています。
ゆうちゃんが、「どうしたの?」と聞くと、
ライオンが、「ひとりでに動いているんだよ。」と言いました。
ゆうちゃんが、「うわぁ、大変、大変。」と大きな声で言うと、
ライオンがフガフガと言いました。
鼻がスルスルと伸びます。
スルスル、フガフガ、スルスル、フガフガ。
そうして、じゃーん!
テングになりました。
しっぽが鼻になっています。
ゆうちゃんが、「テング様!」と言うと、
テングライオンが、「なんじゃ、なんじゃ。」と言いました。
へんてこなライオンのお話です。
新くんがテクテクやってくると、ライオンがいました。
皮の水をぺちゃぺちゃとひげにつけています。
ひげを洗っているの?と新くんが聞くと、
ライオンが、「違います、違います。」と言いました。
ライオンのひげが動いています。
新くんは、「なんだか変だな。」と思いました。
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ライオンはポチャンと川に入ります。
そうして、土壌になりました。
新くんが、「変なひげ。」と言うと、
土壌ライオンが、「これは土壌ひげと言って立派なひげです。
新くんも生やしなさい。」と言ったので、
新くんは、「いやだ、いやだ。」と言いました。
へんてこなライオンのお話です。
ゆうちゃんがポコポコ歩いていたら、ライオンがいました。
足がブルブル震えています。
ゆうちゃんが、「病気なの?」と心配な顔をして聞きました。
ライオンは黙っています。
ライオンは、「難しい、難しい。」と言いながら体を動かしました。
ひょろひょろと動いていきます。
「なによ、なによ。」とゆうちゃんが言いました。
そうしたら、
ジャーン!バレリーナになってしまいました。
バレリーナライオンはくるくると踊っています。
ゆうちゃんも踊りました。
鳥たちの声に合わせて、いつまでも踊っていました。
へんてこなライオンのお話です。
新くんがテクテクやってくると、
崖の向こうにライオンがいました。
下の方で川がゴーゴーと流れています。
新くんが大きな声で、「どうしたらいいの?」とライオンに聞きました。
ライオンが、「こっちへいらっしゃい、いらっしゃい。」と意地悪な声で言いました。
でもね、ライオンはすぐに、「今助けてやるから待っててね。」と言いました。
そうしたら、
ジャーン!大きな橋になりました。
橋ライオンが、「さあ、新くん、どうぞ渡ってください。」と言ったので、
新くんは、「ありがとう。」と言って橋を渡りました。
へんてこなライオンのお話です。
おしまい。
いかがでしたでしょうか。
この絵本はですね、色がとても鮮やかで、結構個性的なイラストですので、
ぜひ現物を見てね、一緒にお子さんと読んでいただければと思います。
リンクも合わせて概要欄に貼っておきますね。
それでは、今日もお聞きくださりありがとうございました。
こんでした。ではまた。
