愛情表現の重要性
国際結婚リアルな話。この番組は、30代で外国籍の夫と出会い、
回収、結婚、そして海外移住を経験した私、なんばるわんが、国際結婚の現場からありのままをお伝えするラジオです。
愛してるって、一日何回言いますか? というわけで、今日は愛情表現について話をしてみたいと思います。
私たち夫婦は、割と結婚当初から、愛してるって言ってますね。
特に、別れ際、なんていうのかな、行ってらっしゃいとか、自分が出かける時とか、
愛してるよーって、よく言ってましたね。この何年間はね、さすがに言ってないですけど、
あと子供に対して、私たちには娘が一人いますけども、
彼女に対しても、朝起きたら必ずハグをして、抱きしめますね。
小さい時はね、もちろん私の方が背が高かったんですけど、今となっては、もうなんか、こっちがね、
抱っこされるみたいな、なんか、私が子供みたいになってね、娘が母親みたいな、そんな感じに、
なんていうのか、体格が逆転しちゃいましたけども、それはそれでね、子供の成長を感じられるっていうので、
内心すごく嬉しいわけなんですけど、彼女とは毎朝必ずですね、ハグをして、そして私は頬にキスをします。
チュッチュコしますね。
夫婦の間の愛情表現って、まあいろいろあると思うんですけど、
愛してるっていう言葉をね、一度も言わない人もいるでしょうし、
男女年齢関係なくね、言わなくてもわかってるでしょっていう認識でいる場合もあると思いますね。
特別な挨拶
日本人の男性とね、お付き合いをしたこともあるんですが、
やっぱりね、大好きだよとか、愛してるよとかっていう言葉は、そんなに聞いたことなかったですね。
で、特に愛してるっていうのは、
やっぱり結婚したからでしょうか。
うちの夫は割と、その愛情表現に関しては、表現力は豊かな方なんじゃないかなと思います。
最初のお付き合いした時に、花束をね、
その日の1日のデートが終わるっていう時に、花束をくれたんですよ。
その花束を実家にね、当時実家に住んでいましたので、実家に持って帰ったところ、うちの母がね、
外国人ダメって言ったんですよ。その花束を渡すという愛情表現を、母はね、もう外国人だってもう決めつけたのか、
勘づいたのか、すごいなぁと思いましたね、母親の勘って。
それぐらい花束を渡すっていうのは、すごく表現が、表現力が豊かっていうことなんでしょうかね。
あと人前でイチャイチャするっていうんですか、そういうこともほとんどないですね、私たちはね。
まあ人から見えないところで、決して怪しい話じゃないですけど、例えば夫が運転していて、私が助手席に座った時とかは、
夫の左手を私はそっとこう自分の手を添えるっていうんですか、そのぐらいにして、やっぱり運転中って、私も運転するんでわかるんですけど、
なんか集中しなきゃいけないから、なんか手に触れてたりとかすると、自分から触れようとするならいいんですよ。例えば飲み物とか、ギアとかね、自分からそこに触れようとするなら大丈夫なんですけど、
娘のね、助手席にいる娘の手をちょっとふざけて掴んだりとか、そういうのはいいんだけど、
相手から、不意にこう自分の運転中の左手を掴まれたりとかすると、なんかびっくりしちゃうというか、ドキッとしちゃうんですよね。
なんかいろんな意味で、いろんな意味じゃなくて、その交通安全という意味ではね、だからなるべくそっと夫の運転の邪魔にならないような感じで手を添えるっていうかね、触れるぐらい、そういうことはあります。
ただもう人前ではね、ほとんどないですね。
あと、人としての愛情表現といえばですね、以前海外に暮らした時、夫の故郷に行った時に、夫の一族、親戚の中で最も尊敬を集める元軍人のおじさんがいたんですね。
その人が、私が初めて会うっていうので、ある親戚のうちにもう何十人ぐらい、もう三十人ぐらい集まった、そういう時があったんですね。
で、私たち家族も行って、おじさんと初めて会う。
で、夫がまずおじさんに挨拶をしたんですね。
その時に、おじさんはソファに座っていて、で、夫がそのおじさんの前にツカツカと行って、
おじさんの靴、つま先ですね、靴の部分に自分の右手の指先をそっと当てます。
その手を今度自分の胸に当てます。
それがもう最も尊敬している、その最上級の、何て言うんですか、挨拶なんですね。
まあ夫にとってだと思います。
あと国とか信仰によって、その挨拶の尊敬の意をね、表し方、それは色々異なると思いますけど、
その時の夫は、おじさんの足に手を触れて、その手を自分の胸に当てて、そういう挨拶をしていました。
思い出に残るダンス
で、まあそれも初めてね、自分の目で、初めてそんな様子は見たので、びっくりしたし、ちょっと感動もしたんですけど、
次に夫が私にね、挨拶をしなさいと。
で、基本的に男性とは挨拶しない、まあ口だけですよ、言葉だけ。
握手したりとか、もちろん他のヨーロッパとかそういう国のように、ハグとか絶対ないです、男性とはね。
なのでおじさんと挨拶する時どうしたらいいんだろうと思って、まあ言葉だけでいいのかなと思って、
で、私の名前は何々ですっていう言葉もね、向こうの言葉もちゃんとその時には話せるようになっていたので、
まあそういう感じでいいかなと思ってたら、夫が耳打ちしたんですね、私に。
抱っこしてって、ハグのことなんですけど、
え、いいのかなと思ったんですよ。
で、まあちょっと怖いもの知らずっていうか、まあ外国人の奥さんだし、いいかなと思って、
つかつかーっとおじさんのとこに行って、まあおじさんはね立ち上がってくれたんですよ、わざわざ。
で、立ち上がって、まあすごく体格のいいね、大きな人だったんで、
あのー、私は、私の名前は何々ですって、ちゃんと挨拶したんです。
その後に私は、もういきなり抱きつきました。
そしたら、その場にいた親戚たちから、おーってね、どよめきがあったんですよ。
みんなそれぐらい、もうおじさんにそんなハグをするなんてね、絶対できないような、それぐらい尊敬されてるんですよ。
もう雲の上の人っていう感じ。
で、まあ外国人である彼の妻が、日本人が、いきなりハグをしたので、どよめいたんですよね。
そしたら、おじさんがね、夫に対して、お前はパスしたっていう、なんかちょっと粋な言葉をね。
軍人、元軍人なので、そのミッションをね、パスしたよみたいな感じで、
夫にね、なんか軽くウインクをして、お前はパスしたぜって、なんかそういう言葉をね、言ったそうです。
本当その、おじさんのその後のね、私に対する愛情表現って言っていいのかな。
それはね、本当に嬉しかったんですけど、
誰かの結婚式で、みんなダンスするっていう時にね、
私の信仰での名前っていうのを呼んでくれて、こっち来なさいみたいな感じでね。
えーって、おじさんに呼ばれちゃったと思って、なんか説教でもされんのかなって言ってみたら、私とダンスを踊りましょうみたいな。
もうそこでもうみんな手叩いて喜んじゃって。
まあ他の親戚たちは、もうアジア人、外国人である私を、すごくなんか興味本位で見るっていうんですかね。
そういう目で見る人間多かったけど、おじさんに関してはね、
うちの夫のこともすごく可愛がってくれたんですよ。
その奥さんということで、なんかより、
なんだ愛情をね、誘いでくれたというか、その表現してくれたんじゃないかなって思います。
その夫への愛が、私にも伝わってきたっていうんですかね。
ダンスなんてね、あの盆踊りぐらいしかできなかったから、すごく恥ずかしかったんですけど、
なんかあの時はおじさんと楽しく手を取り合ってね、ちょっとなんかフォークダンス的な、
楽しく踊れましたね。それも本当愛情表現の一つで、いい思い出ではありますね。
向こうで日本人の奥さんと何人かの方と交流があったんですけど、
そのお宅にお邪魔したことがあって、人によってね、やっぱり日本人の奥さんはそのお子さんたちね、
いわゆるハーフの、ミックスのお子さんたちですけど、
愛情表現の重要性
私はね、娘に対して毎朝必ずハグをして、ほっぺにチューをしてね、
そういう愛情表現でいたり、帰ってきた時もね、抱っこして、ハグして、抱きしめるっていうのもよくあったんですけど、
他のお宅はどうなのかなって、その日本人の奥さんのお宅にね、お邪魔した時に、ちょっとね、観察しちゃったんですよ。
そしたらね、彼女は、そんなにね、ハグしたりっていうのはなかったんですよね。
お子さんたち、何人かいらっしゃったんですけど、誰に対しても、この抱っこするとかハグをする、ほっぺにチューをするとか、ほとんど見かけなかったですね。
それがある日、結構なんか、なんですかね、深い話、海外で暮らすこととか、子供の教育に関することとか、ちょっと深い話をしている2人だけでね、彼女のうちで、そういう瞬間があったんですね。
そうした時に、一番下のお子さんが、シュッとこの部屋に入ってきて、お母さんの膝の上にね、ちょこんと座ったわけですよ。
そしたら彼女が、お子さんのほっぺにね、キスをしたんですよ。
初めて見たと思って、やっぱり愛情表現が豊かであればいいっていう、豊かじゃないからダメとか、そういう話じゃないんですけど、
お子さんにね、キスをしたり、そういうのを見ると、なんかね、ほんわかしちゃいましたね。
ちょっとね、ジーンときちゃった。
やっぱりね、海外で暮らして、お母さんって、なんか一人でやっぱり、そういう立ちなんでしょうかね、責任を背負うっていうんですか。
子供たちを育てていかなきゃいけないし、面倒もみなきゃいけないし、そういうところでね、
なんていうのかな、身を任せられる瞬間ってほとんどないんですよ。
それこそ旦那さんがいればね、そばにいればハグしてもらってね。
なんか女性って、女性かな、誰かにハグをしてもらう。
セルフハグっていうのも言葉もあるぐらいで、そのハグをすることでストレスが本当にね、何十パーセントも軽減されるっていう、そういうデータがあるらしいんですよ。
だから私は娘にもハグしてあげたいし、ハグもしてもらいたいし、
夫ともね、本当に数年前までは、毎朝必ずハグしてもらってましたね。
それで元気が出るっていうか、そういうことをやっていてね。
日本人の奥さん、本当に異国の地でね、暮らしていて、本当気持ちはわかりますよ。
お子さんの人数とか関係なくね、本当責任っていうのがすごい重大なんですよね。
海外っていうこともあるから、旦那さんの夫の親戚、知り合い、
子供たちのね、学校の友達のお母さんとか、いろいろこういう関係は
深まったり広がったりはするんですけど、やっぱりね、孤独だなぁって、孤独を感じる瞬間ってたくさんあるんですよ。
そういう時にお子さんにね、ハグをして、ほっぺにキスをして、
やることによって自分も安心できるんですよね。
で、お子さんも自然な形でね、お母さんからの愛情っていうのを感じることもできると思うし、
だからこのハグって、なんか侮れないなぁと思います。
人前でするのはね、もちろん恥ずかしいから、
全然そんな自分の判断でね、できる時で気持ちの乗ってる時とか、もう絶対もう触ってほしくない時とかもあるから、
それはね、全然自分でご自身で考えればいいと思うんですけど、
その愛情表現というのは良いものだよっていうね、ことを今日はお伝えしたかったんです。
セルフハグの勧め
はい、本当お娘はもうね、今年で23です。
23になりますけど、未だに毎朝必ずですね、ハグしてね、やってますよ。
でね、彼女は駅まで、最寄り駅まで送って行って、車を降りてね、ドアを閉める瞬間に、
大好きだよって言ってますね。で、行ってらっしゃいは必ず言います。
で、行ってきますも言いますね。これも一つの愛情表現になるんでしょうかね。
というわけで今日は愛情表現について話をしてみました。
金品を送ってね、愛を表現するっていうのもあると思いますけど、
いっぱいね、お金かかんないのがいいですよ。
愛情はね、お金じゃないって本当に思いますね。
セルフハグってね、これ結構おすすめです。
パートナーとかお子さんとかいたら抱きしめてみてください。
それから自分も抱きしめてもらう。これ本当にね、安心します。
本当データが出ている通り、ストレスがだいぶ減るなぁ、なんか元気が出るなぁっていう感じがするので、ぜひやってみてください。
それではまた次の配信でお会いしましょう。お相手はナンバルマンでした。