この違いがわかる男っていうのは、1967年に日本初のフリーズドライ製法っていうのを取り入れて、
イエスカフェゴールドブレンドっていうインスタントコーヒーが作られたんですけど。
インスタントコーヒーなんだけど、結構ちょっと高級嗜好というか、贅沢ですよっていうのをアピールするために、各界の著名人。
なんか山本関西とか、遠藤修作とか、そういったいろんな小田和正とかね。
そういう人たちが毎回出て、CMで一息つくみたいな。
で、違いがわかる男みたいな感じのフレーズが出るっていう。
まあ、まさにそういう能力が高い人間はわかるんです、この味の違いが。みたいな感じのCMなんですよ。
で、これをなんで僕がどこで見たのかわからへんけど、これすごい覚えてて。
こういう嗜好品に関して違いがわかる方が能力として優れてますよ、みたいな感じのものって、昔から僕らの中に埋め込まれてるなっていうふうに思ってて。
さっきも言ったけど、完璧にコンプレックス障害じゃないの?
いや、そうなんですよ。
だから、これも東京住んでる人しかわかんないんですけど、東京の電車乗ってたら脱毛してないと、もう人間じゃないみたいな意識になってくるんですよ。
そう、脱毛してることが普通。だから、「え?してないの?」みたいなさ。
そう。あと、英語喋れないのはあかんしね。
脱毛、英会話、転職、この3つあたりはね、東京では常にコンプレックスをくすぐられてるんですけど。
それと一緒やな。
そうなんですよね。僕が幼少期に見たもので、すごい覚えてるのが、これはどっちかっていうと僕の好きな方なんですけど、
これまたバラエティ番組なんですけど、ダウンタウンのガキの使いやあらへんでっていう番組がありまして、
これは年末の笑ってはいけないで知ってる人の方が多いと思うんですけど、一応年末以外も毎週企画やってる番組なんですけど、
その中の企画でキキシリーズっていうのがあって、キキっていうのはキキ手とかキキ指とかのキキですけど、
これどういうものかっていうと、キキオレンジジュースとかだったら、オレンジジュース2,30種類くらい用意してきて、
まずプレイヤーが目隠しした状態でオレンジジュースを一口飲んで、目隠し外して、
自分がさっき飲んだオレンジジュースがどれかを残りのオレンジジュース2,30種類飲んで、
キキオレンジジュースをして、これが自分の飲んだやつだっていうのが当てれたらOK、当てられなかったら罰ゲームっていう、いかにもバラエティっぽい企画なんですけど、
僕はこのキキシリーズで一番好きな瞬間っていうのは、まず一口目、例えばオレンジジュースだったらオレンジジュースを飲んで、
それで目隠し外して、残りのオレンジジュースの一口目を飲んだ瞬間に、
あるわー。
あるでしょう。ヨナヨナエール作ってる。
あれが、何だっけ、ヤッホーコーポレーション?
ヤッホーブルーイングですね。
ヤッホーブルーイング。
コーポレーションにしたら急にうさんくさくなるから。
うーん。
あとまあ、インドの青鬼。
青鬼な。
インドの青鬼とか、水曜日の猫とか、コンビニに置いてるね、クラフトビール。
ああ、あれってクラフトビールなんや。
そう、ちょっとクラフトビールについてちょっと詳しく言っとくと、
クラフトビールってまあ明確な定義はないとは言われてるんですけど、
一応、共通認識としては、日本の4大ビールメーカー、朝日麒麟札幌サントリー、
プラスしてオリオンビール以外の、実際醸造所で作ってるようなものは、
まあ基本的にクラフトビールというふうにね、指し使えないかなという。
えー、あ、ほんとにその4大メジャー以外は全部クラフトビールなんや。
だから、
そうですね。
新日前日のはみたいなだけをメジャーとして、他のはインディ団体みたいな言い方みたいな感じと一緒やな。
ああ、でもほんとにそういう感じです。
あの、インディロックとか、そういうインディーズって言葉が一番しっくりくるかなと僕は思ってるんですが、
昔は2000リットル以上ビール作ってないと工場立てんなっていう法律があったんですけど、
1994年に、ま、くしくも僕が生まれた年に、何リットルだったかな。
えーと、ちょっと待ってください。
ちゃんと喋らないとね、この辺危険なんで。
あ、60リットル。60キロリッ…あ、間違えた。60キロリットルね。
60キロリットル作ったら、60キロリットルから工場作ってもいいよっていうことになったんですよ、法律が。
うん。ちょっと待ってな。
そこから…
ちょっと待ってくれ。少し時間を巻き戻したいんやけど。
はい。
あの、くしくも自分が生まれた年、94年が、っておっしゃられたんですけど、
それは、僕はクラフトビールの寄稿子なんですが、っていうこと?
違いますよ。そういうわけじゃなくて。
そういうこと。僕が生まれたのと同じようにクラフトビールが始まったんですよ、みたいな。
僕はクラフトビールの寄稿子なんですが…
そういうわけじゃないですよ、別に。
違う、ただクラフトビールと同い年っていうだけです。
カートコバーンの生まれ変わりなのですが、くしくもカートコバーンが亡くなった年いえば94年なんですけど、
そこまで言ってないでしょ、別に。
僕はクラフトビールの寄稿子で、カートコバーンの生まれ変わりなのですが、っていうことやな。
いいよ、じゃあ別にくしくもじゃないよ。たまたま、たまたま、94年に法律が変わって最低60キロリットルから作って良くなったと。
そこからは、どっちかっていうとジビールっていう言葉の方が馴染みがある。
あー、ジビールって言ってたな。
ニッキービールっていうものがたくさん作られるようになって、
例えば観光地とかだったらいっぱいありますけど、そういうちっちゃい醸造所でビール作るようになったと。
なんですけど、2000年代にアメリカの方で、そういうクラフトビールブームみたいなのが来て、
そうなまあ特にさあそういう興奮ってやっぱさ 中学校とか高校生くらい覚え始めるよね
そうね俺だけが知ってる何かみたいな それ一歩先を行ってる感覚みたいな
そういう興奮そうそうまあそれはもうずっと大人になってもずっとだと思うし でもその興奮がないと知れないことがあるしそこの興奮を覚える気持ちとか気持ち
ことを別にやることに対して 何かを思えって言ってるわけじゃなくて
なんかそこって難しいなぁと思うね学ぶことがおもろいなぁと思う分と興奮してるなぁ っていう自分ていうのは絶対生まれてくるし
そことの距離感っていうのはねことにね 自覚的でありたいですよね
そうですねまぁちょっとクラフトビールに関してちょっと批判的な感じというか あとまあ内製的な感じで喋っちゃいましたけどあの今クラフトビール飲むの
めちゃくちゃいいと思いますいろんな種類が本当に手に入るし 美味しいビールめちゃくちゃ多いので
そうねでも確かに俺もあんまりわからへんないけど 言ったらそのスーパードライとかしかさ
飲んでないから基本飲んでなかったからビールってビールって俺の中でスーパードライ だったから
関西の特にね朝そそ強いんですよで なんかこう
やっぱ違う全然違うもんなんやなぁみたいなの面白さっていうか うん
なんて言ったらいいんかなぁ なんかそういう感覚よね全然同じもんやけど全然違う
もんを目指してるみたいな オモロイなぁとは思うなぁ
そうですねまぁ特にちょっとさっき言いそびれたんですけどさっき言った日本の 4代メーカーとかってほぼほぼラガービールしか作ってないんですよね
ラガーってこう キレがあって辛みが強くてキンキンに冷やして強炭酸で飲むみたいな
感じなんですけどそれと別でエールビールっていうのがあってそっちは結構常温で 飲むようなものになって
まあコーボとか発行のさせ方が違うんですけどそのエールビールがクラフトビール は多いんですよどっちかっていうとエールビールの方が有機化合物のエステルとか
フェノールとかそういう香りが立つようなものがいっぱい出すので クラフトビールの方が多分そういうちょっと癖が強かったり幅が広いものが多いので
日本のビールとはまた全然違うものが味わえるんじゃないかなと思うのもあるので今 流行ってる今のうちにですねいろんなビールの味を知っておく
あとまあ日本でなかなか飲めないエールビールをねたくさん飲むことを僕は個人的には お勧めしますはいまあね面白いはなぁ
でもこれもいつか終わりを迎えてくるんかなそれこそ スーパードライみたいなさ強いクラフトビールみたいながどっか