体重を増やしてるんですけどね今。 体重を増やしている。本当に頑張ってご飯をたくさん食べて、
プロテインを飲み、そして毎日欠かさずに筋トレをして、ようやく5キロだけ増えたんですよ。
いやでもすごいんちゃう?5キロ増やすんで結構。 5キロどんなもんなんですかね。そのてらだの体型とかそういうの知ってるから、
言えるけど、多分てらだの体で5キロ増やすんで結構大変だと思う。 あ、ほんまに?いやそれは嬉しいですね。
筋トレめっちゃやってる友達がいてさ、筋肉仕事をしてるねそいつは。 武器というか商売道具の人がいるんですか?
あ、そうそうそう。パーソナルトレーナーっていうのが今やってるんやけど、 なんかやっぱ骨格?人間のフレームっていうのがやっぱあって、
どこまで筋肉を大きくできるか体を大きくできるかっていうのは結構正直そこで決まってまうとこがあるみたいな。
うん。でもね、それはすごくわかるというか、僕も体を今鍛えてるけど、やっぱこの骨の形以上に大きくならへんから、
そもそも体が大きい人って、それだけ筋肉を乗せる器みたいなものがでかいからさ、根本的にちゃうよなーって思うのよ。
ただその全く運動してなかった人ががっつりやりだしたら、「初心者ボーナス」ってのもあるんやって。
急に増えるみたいなこと?
やってない分、動かしたぞっていうのででかくなるっていうのは結構あるらしくて、ただそれを超えるともう徐々に徐々になってくるから、難しいみたいな。
なるほどね、そっか。いやでもねこの5キロ増えたことによってこんなにも変わるんや、って感覚もあって、まず服がね、ほとんど入らなくなってしまったんですよ。
やばいな、すごいよ。
直近で1ヶ月前ぐらいにスーツ買ってたんで、それは入るんですけど、去年着てたスーツとか全部ちょっと入らなくなっちゃって全部捨てたんですけど。
えーすごいな、その思い切りもまた。
いやまぁちょっとボロボロやったんで、普通に穴とか開いてたんで、普通に捨てる時期やったんですけど。
てらだの仕事に使ってる靴とかほんま終わってるからな、ほんと。
いやそう、あまりにも終わってすぎて最近一式買い替えたんですけど。
ほんと。
はい、そうそう。
シンプルに体力とか。
やっぱね、つくよね。
あとね、これ結構大きい感動だったんですけど、毎朝出勤して退勤してっていう中で、その人混みに紛れてるとやっぱりぶつかることってあるじゃないですか、人と。
うーん、まぁね、うん。
多少あると思うんですけど、この前サラリーマンとぶつかって、あのサラリーマンの方側が、「あ、すいません。」みたいな感じのちょっと頭を下げる感覚があって、僕それ実はほんま人生で初めてぐらいというか。
ほー。
僕にぶつかった人って、向こうがだいたいキレてるんですよね。
うん。謎のぶつかってくる男性にぶつかられ続けてて、っていうことだよな。
あの「ぶつかりおじさん」みたいな人いるじゃないですか、そういう人はだいたいぶつかったらこっちになんか舌打ちして睨んでくることが多いんですけど、
あの初めてサラリーマンに、「あ、すいません。」みたいな感じの態度だったりすると、なんかちょっと変わったんかもしれない、偶然かもしれないけど。
いや、勘違いだよ、勘違いだって。
勘違いかな。
うん。
そもそもぶつかってくる人減ったなっていう感覚もあんねんよな。
まずね、うーん、いやそれもほんとに、僕ってやっぱ一回もぶつかられたことないもんね。
って言ってたやんか。
うん。
あのほんとにそういう機会がなくなって急にぶつかられなくなったっていうのは、
なんかでもこれって個人の感覚やからさ、データができひんからいや思い込みやって言われたらそこまでかもしれんねんけど、
なんか僕の中ではやっぱこうずっと人生の中でぶつかられ続けてきたから、なんか明確に変わったんじゃないかっていう。
確かに。
やっぱぶつかっていってる人って選んでるから、もしかしたら年齢とかの感じの落ち着きとか、顔の感じとかそういうのとかでとか、いろいろ要素がもしかしたらあるかもしれんけど。
そうね、年齢でアラサーなんで、若い子よりはとかはね。
穴空いてるスーツとか歩いたときに石入ってて、カラカラカラカラ鳴ってる革靴履いてるやつやったら。
そこまではボロボロじゃないけど。
やったらぶつかった、とかみたいな感じだったんかもしれへんとかさ、でももしかしたらね、全部が全部言われへんかもしれんけど、でも意外とちょっと変わっただけで世界は変わるのは確かやと思うな、僕も。
いやそうそう、本当にだから5キロを増えるだけでこんなに世界って変わるんやっていうのを感じたんですけど、ただなんか自分の中にあるその根源的なコンプレックスみたいなものはあんまり消えてないというかさ、やっぱその僕、ジムとか行くのすごいやっぱ抵抗あるんですよ。行ったことないんですけど。
だからソロで家トレとかそういうランとかそういうのでやってるっていうだけで5キロってことやもんね。いやそれすごいと思うけどな。
あの僕が使ってるね、アプリがありまして、おうち筋トレ用の、「サーティーデイフィットネスアットホーム」っていうやつがあるんですけど。
アホみたいなタイトルやな。そうそうそう、5秒で考えたみたいなさ、アプリやねんけど、いやこれでもねめちゃくちゃ良くて、サーティーデイ、サーティーデイズじゃないんかいって感じだけど。
「サーティーデイフィットネスアットホーム」。
メニューを勝手に組んでくれるんですよね。しかもその1日目が一番簡単で、30日目が一番ハードっていう。
徐々に厳しくなっていって、30日目超えたらまた1日目に戻ってちょっと楽になるみたいな。
結構あるよね。Nikeが出してるランとかトレーニングのアプリとか。割とメニューになってんのかな?どれも最近はそういうやつは。
結構最近そういうの多いと思うし、なんならそのスマートウォッチとかね、体調と連動してるみたいなのも多分増えてきてると思うんだけど。そういうのが増えてきてるからさ、今かなりその、なんていうんやろな。
で、このシーンがさ、すごい印象に残ってたから台本書くにあたって検索したら、プロレスラーの棚橋弘至がご飯食べる時ここいつも思い出してる記事が出てきて、やっぱりみんなそうなんやっていう。
棚橋とまさかのシンクロで。 体型違うんですけど。
現に新日本プロレス社長ですからね、今の社長ですから。 そうよ。だからやっぱこのシーンってみんな思い出すんや。
そうね。100年に1人の逸材が言ってるんやったらみんなは思い出してるに違いないわけですからね。 そう。だからちょっとぜひね、体を大きくしたい人はこのシーン読んで欲しいんですけど。
11巻なんだよな。ちょっと頑張らなあかんねんな。 そうそうそう。10巻は読まないといけない。 ちょっと急に巻き戻ってな。 過去のね、バキ少年時代の話ですけども。
花山薫とかが出てくるぐらいまでちょっと頑張ってみていただいてね。 そうそう。でそのガリガリじゃなくしたいなっていうのはやっぱりもう散々ね。
小学校から社会人までずっとガリガリやんとかさ、 いや細っ、みたいな話をもうほんまにめちゃめちゃ言われてきてるんですよ僕は。
で、冒頭でも言ったし、歩いててぶつかられるみたいなこととかもやっぱり自分の体が弱いからなんかなみたいな。
でも実際どうかは分からへんけど、そこをクリアにしたいなっていう思いもあって。 だからこう強くなりたいとかじゃなくて、なんかもっとこうネガティブな感じというかこう、
もう自分の体に触れんといてほしいっていう感覚が多分一番強いんですよね僕は。 うーん。
なるほどね。 だってそのガリガリやからガリガリやんって言われるけど、普通の体型やったら何も言われへんじゃないですか。 うーん。
こうムキムキになりたいとかじゃなくて、もう自分の肉体に触れないでほしいし、なめないでほしいなっていう。 うーん。
なんかそういうすごくこうネガティブなモチベーションでやってるところもあるなって思ってて。 なるほどね。
うん。だからなんかこれってさ、そのいじめられないためにいじめっ子になるみたいなことと一緒じゃないですか。
言ってしまうのか。 ね。ちょっと転化の方法が自分で努力するっていう方向だから、いいかなと思うけど、もうちょっとその攻撃的に転化すると、
自分からやりに行くっていう。 そうそうそう。僕は別に誰かの体型を揶揄することもないように努めてますけども。 うーん。
そういうその男らしさに傷つけられないために、自分が男らしさをインストールしなければいけないみたいな。
大きな矛盾もね。 そうそうそう。なんかそこの罪悪感というかなんかダサいと思ってしまう感じめっちゃあって。 わかるわかる。
大きいそのシステムじゃないけど、そういうマスキュリニティ、男らしさみたいなもんに、取り込まれてるなみたいなね。結局そこなんかいみたいな。
そうそうそうそう。結局お前もシステムに取り込まれるんかいみたいなさ。 うーん。
でもじゃあこれからもガリガリって言われますか?傷つけますか?って言われたら嫌やもんなーっていう。 そうねー。