2023-04-28 18:20

アーティストトークepd.1 弁護士 勝間田先生に聞くネットでの誹謗中傷について

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今や弁護士さんへの依頼の大半は、何らかのネット上での誹謗中傷が絡むようです。

今回は、アーティストにも関係してくるであろうネット上のトラブルについて勝間田先生とトークです。

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サマリー

小島裕樹さんのポッドキャストでは、アーティストトークというコーナーがあります。初回では、小島さんは弁護士の勝間田先生をゲストとして迎え、ネットでの誹謗中傷について話し合っています。小島さんは勝間田先生に対して、ネットでの誹謗中傷について質問しています。

小島裕樹のアーティストトーク
小島裕樹のアーティストトーク。
小島裕樹のポッドキャスト、アーティストトーク。今日はですね、ゲストにアーティストではない、かなり珍しい職業の方をお出迎えしております。
早速ご紹介したいと思います。弁護士の勝間田先生、こんにちは。
こんにちは、弁護士の勝間田と申します。よろしくお願いします。
僕もいろんなゲストをお迎えする中で、弁護士の先生とお話する機会がない。
正直初めてなもんですから。
はい、はい、そうですね、確かに。
だいぶ音楽のアーティストのゲストには慣れてるんですけど、弁護士の先生とどんな話しようかなと思ってですね。
そうですね、なかなか難しいかもしれないですね。
とはいいながら、これはポッドキャストですので、肩の力を抜いて、なごやかにお話しさせていただきたいなと思います。
ぜひよろしくお願いします。
まず簡単にですね、このポッドキャストで勝間田先生を初めて知るというリスナーの方もたくさんいらっしゃると思いますので、
まずはじめに簡単に自己紹介のほどをしていただこうかなと思いますが、いかがでしょうか。
はい、わかりました。私、トラスト弁護士法人の弁護士の勝間田といいまして、事務所は秋葉原にあります。
あまり大きくない事務所なんですけども、そこでいろいろな弁護士業務をやっているという都内の事務所でやっています。
経歴としては、企業の中で働いたりとか、地方で弁護士したりとかっていう経歴もありつつ、
今は東京を乗って弁護士をやっているっていうような、普通の弁護士なんですけど、なかなか弁護士と会う方っていうのもいないとは思うので、
普通の弁護士と言っても違和感があるかもしれないですけれども。
一般の方の感覚から言うと、お仕事で弁護士さんに依頼するっていう時には、かなり自分ではどうしようもできない、困ってるっていう状況だと思うんですけど。
そうですね。確かにいらっしゃる方は、皆さん困っていらっしゃる方ばかりですので、大体何かしらの争い事や困り事とかトラブルとか、そういったのご相談がほぼそうですよね。
そうですよね。いきなりこんな和やかに僕とラジオでしゃべるみたいな、そういう出会いもなかなかないと思うんですけど。
そうですね。非常にいい機会だというふうに思ってます。
先ほどの自己紹介の中で、企業の中でお仕事をするみたいなお話があったじゃないですか。
はい。
これ、企業だとよく顧問弁護士ってありますよね。
ありますね。
そもそも一般の方に非常に理解しにくいと思うんですけど、顧問弁護士でどんな業務をされるんですか。
顧問弁護士は基本的に、大体いろいろ形態はあるんですけれども、基本的には月いくらという形でもらう代わりに、
その企業の中で発生したトラブルとか法的問題とかについてアドバイスをするとかいうような感じで顧問という形でいるという感じですかね。
企業にいる方は顧問弁護士がいらっしゃる会社にお勤めの方も結構いらっしゃるかもしれないですね。
ただ、顧問弁護士の方とお話ししたことがある人っていうのはあまりいないかもしれないですね。
そうですよね。本当にどんな業務を企業の中でされているのかなというのが一般的にはわかりにくいと思うんですけど。
そうですね。例えば契約書ですよね。企業と企業の間でのいろいろな契約書のこの契約書でいいのかというチェックの依頼とかっていうのは、
企業の顧問弁護士っていうのはよく受けたりはしますね。特に難しかったり複雑な契約が多かったりするので、
そういったときに外部弁護士というか顧問弁護士の意見を聞くということはよくあるかなと思います。
なるほどね。それ言われるとイメージできました。僕はいろんな企業さんと案件でお仕事するときあるんですけど、
そのときにいろんな契約書を結ぶんですけど、そういったときに企業さん側が顧問弁護士さんに一応チェックしてもらって、
何らかのトラブルになったとき大きな問題にならないように契約書上で結んでおくっていうそんな感じですよね。
そうですね。何かあったときに困らないようにっていうことで、そういったときに顧問弁護士側の出番があるっていうような感じですかね。
なるほど。そしてそれは企業の場合だと思うんですけど、いわゆる民事というかね。
はいはい。普通のということですね。
一般の方が弁護士さんに依頼するっていう場合ね。
はいはいはい。
そもそもどっからがこの弁護士さんにお仕事として依頼になるのかっていうのが、すごく一般にはイメージしにくくって。
そうですね。
普通は困りごとがあって、ちょっと相談したいんだけどっていうところから入ると思うんですけど。
そうですね。だいたい皆さんいらっしゃるのは、よほど知り合いの方だといるという方はもっと気軽に相談するって方もいらっしゃるんでしょうけど、
だいたいはもう本当にドロドロのところになってから仕方なくくるっていう方が多いのかなーって気はしますね。やっぱりハードルが高いんじゃないかな。
切発待ってっていう感じですもんね。
そうですね。やっぱりもう頼るところないっていう形でいらっしゃる方が多いですかね。
そのときに最初の相談からお願いしたいっていう場合はね、そこからいろんな意味でいろんな弁護士業務の費用っていうものが発生すると思うんですけど。
そうですね。
そもそもちょっと相談したいんだけどっていうレベルだとね。
そうですよね。お金がそれでかかってしまうとちょっと相談しづらいっていうのは当然ありますよね。
鹿島さんの場合はどんなケースが、じゃあここからはお仕事ですよっていう線引きって。
だいたい他の事務所さんでもそうかもしれないんですけれども、基本的に30分無料相談というか、そういったような形で何かしらの悩みがある方に相談とかっていうのは受けたりはしているので、
これは弁護士費用かからないでも解決できそうですねとかっていうことも結構あったりはしますかね。
じゃあもうあのいわゆる訴訟というか裁判。そこになったらお仕事ですよっていうようなわけでもないんですよね。
そうですね。その前のトラブルになった相手とのやり取りですね。それが手紙であったりあるいは電話であったりとか、そういったことの直接は言いづらいというようなことを代わりにするっていうのも弁護士の業務の一つではありますね。
なるほどね。あのいわゆる代理人っていうか代わりにしてあげる。
まさにそうですね。代わってしてあげるっていう、そういったような業務は弁護士の業務の一つではあります。
ネットでの誹謗中傷について
ちょっとお聞きしたいのは、やっぱりこういったネット社会というかね、どんどん複雑に世の中が情報が流れている事態ですから、いわゆるネット犯罪系の依頼っていうのはやっぱり結構増えてるわけですか。
そうですね。増えてます。やはりいろいろなSNSですとか、いろいろと何気ない言葉で悪口だったり、人のプライベートのことを勝手にあげたりとかっていうのもあったりして、それで困ってるっていう相談は最近すごい多いですね。
じゃあいわゆる誹謗中傷みたいな案件が。
そうですね。まさにそうおっしゃる通りで、誹謗中傷っていうワードで、例えばネットで検索すると本当に悩んでる方とかがいろいろ出てくると思うんですけれども、そういったようなご相談はよく受け入れることが最近すごい増えてますね。
特にネット社会で起こった誹謗中傷権のものって、相手がまず誰だかわからない、特定できないみたいな世界から始まりますよね。
そうですね。有名なサイトとかでも、実名で相手を攻撃したりとかっていうのはまずないので、だいたい匿名というか名前がわからないとかニックネームだったりするわけですよね。
そういった人が言ってきているけど、でもこの人を何とかしたいけれども、相手が誰かどこの誰だかわからないっていうのは、まずそこがハードルになります。そこで皆さん悩んでらっしゃるという方は多いです。そういったような方の相談も多いですね。
音楽系のアーティストだったり、アイドルさんだったり、そういった人たちが僕の周りに非常に多いんですけど、彼らももちろんこういう誹謗中傷を受けてますみたいなことは直接ツイートしたりはしないんだけれど、実は表に見えない、
例えばDM、ダイレクトメールみたいなもので、誰かわからない人から言われのないことを言われてるとか。
そうですよね。特に有名な方になればなるほど、いろんな人から言われのないことを言うこともあるのかなと思います。
逆にそういうのと縁がないっていうふうに思っている人でも、ちょっとしたことでバッシングっていうんでしょうかね、炎上っていうんでしょうか、そういうのになってしまうっていう例もないわけではなく、そういうのでご相談いただくこともあったりしますね。
例えばリアルな状態で後ろをずっとつけてこられるとかね、そういうのは相手もなんとなく姿形が見えてきてるからわかりやすいんでしょうけど、ネット社会の中で常に監視されてるとかね、少なくとも本人がすごくそういう感覚を持たれるっていう場合って、
例えば弁護士さんのとこに来た場合って、だいたいどんなことを、変だし、証拠発明みたいなところからやってくるんですか、やっぱり。
そうですね。だいたいみなさんよくやっているのが、SNSとかのスクリーンショットでこういうことをされてますっていうことで連携してもらったりするんですけど、
ちょっと難しい話になっちゃうかもしれませんけど、証拠とかにする場合にはちょっとしたやり方があるので、そういったことでちゃんと証拠にしてやっていくっていうことをやってあげるっていうのも、弁護士の業務といえば業務なのかなと思ったりしますかね。
なるほどね。今、勝本先生が言われたように、例えばこれをやってっていうことをね、勝本先生がここで公言しちゃうと、なんだ、こういうことされたらまずいから、それはしないようにしようみたいなふうに、ああいった方が思ってしまうから、具体的には言えないまでも、やっぱり弁護士としてそういう依頼を受けた場合には、こういうことをしておいてくださいっていうような、やっぱりあるわけですね。
そうですね。そこはそういうふうにしておいたほうがいいっていうアドバイスは当然しますね。
オンラインでの弁護士活動
なるほどね。なかなか案件ごとにいろんなケースバイケースで対応が変わるっていうこともあるから、必ずこうすればいいよっていうようなものもないでしょうから。
そうですね。おっしゃるとおりですね。
どうでしょう。今、先生の事務所のほうで、いわゆる依頼を受ける中で、現実的な社会で起こっていることと、サイバー空間の中で起こっている比率っていうのは、今どんな感じですか。先生の事務所でいうと。
そうですね。そういう意味では本当にサイバー空間というか、もうバーチャルな世界、そちらのほうの割合のほうがもう今はかなり増えてます。もう昔はそれこそ2割ぐらいだったのが、今はもうそれが6、7割ぐらいはそういったような案件になっているかなっていう印象ですね。
なるほどね。今、お仕事の話をだいぶ長いことお聞きしたんですけど、実際僕も何度か勝松さんとは直接お会いして話したことがあるんですけど、なかなか弁護士に見えないというか、本当に柔らかい人当たりでね。
そうかもしれないですね。ちょっと推しが弱いかもしれないですけど。
僕は先生のお仕事の、それこそ法廷での姿というのは直接目にしたことがないので、本当にプライベートに結構近い勝松先生の姿っていうのを見てるから、ああ、人当たり柔らかい弁護士なんだなという印象はあるけど。
そうですね。それは言われますかね。印象ではありますかね。実際にリアルでお会いする方は皆さんそうかなと思ってます。やはりどうしてもそういった先ほど言ってたバーチャルなクールだと、どうしても面談とかも、例えばオンラインでやったりすることもあるんですけど、
そういった場合に、どこまで私のキャラクターが伝わっているのかなと思うところもない。
でもね、弁護士さんっていうとすごい敷居が高い印象があるけど、例えばリモートでお話しするにしても、この人話しやすいなってすごく。それはある意味勝松先生の強みであるかなっていうふうにも思うんですけどね。
強みであるというふうに思って活動はしてはいますね。
いいですね。いろんな意味で、弁護士さんそのものの資格を取るってこともめちゃめちゃ大変でしょうけど。
勝松先生の場合は、実際ご自身で事務所を開いてからどれくらい経つんですか。
今年で3年目です。まだまだ設立間もない事務所ですね。
これからいろんな意味で、僕も何かあったときには、ぜひ力になっていただきたいなと思いますので。
勝松先生、今日は自己紹介がてら、初めてポッドキャストのほうにお招きしたんですけど。
今度は、弁護士っていう肩書きを箸に置きながらね、プライベートで何度かゲストにお招きして、勝松先生のナイスなキャラをどんどん引き出していけたらなと思いますので。
ありがとうございます。楽しみにしております。
今後もよろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
今日は勝松先生ゲストにお迎えしました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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