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2024-01-16 13:11

#14 awa酒協会 代表理事(ゲスト・永井則吉さん②)

「awa酒を〝世界の乾杯酒〟にする」


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お元気ですか?KOJIです。 ゲストは、前回に引き続き永井則吉さんです。
永井さん、今回もよろしくお願いいたします。 よろしくお願いいたします。
永井さん、初回で、かなり色々なチャレンジングな取り組みであったり、というところをお話ししていただいたんですけど、
その永井さんのイノベーターキッスですか? そのイノベーションを起こしてやろうという、そういうマインドっていうのは、もう将来のものなんですか?
それとも、だんだんと芽生えてきたものなんですか? いや、僕は、実は、本当に日本酒業界に酒造り業って、実は、
うちは今年で137年目を迎えるんですが、 日本酒自体はですね、本当に日本の国で生まれた
醸造酒でございまして、 もう約弥生時代から
生まれていますので、本当に2000年かけて今に至っているんですね。 これはもう本当に日本人が、日本の中でこう
知恵としてですね、KOJIというものを、 KOJIはですね、本当に味噌、醤油、みりん、酢って日本の発酵食品と言われている
お醤油もそうですけど、そういうものに全てKOJIというのが使われていて、 それをこの酒造りに用いたのが日本酒造り
米と米KOJIで酒を作ってきたと。もう本当に、これのメカニズムをですね、 今、サイエンスがこんだけ発達してますから、このメカニズムを
解き明かすことはできるんですけど、未だにわからないところも実はあってですね、 本当にその日本人の知恵が作った飲み物、あとはフードとその、あと米を大事にする
っていう、やっぱり米、日本の方のですね、心と日本のフードと知恵がですね、凝縮したあの飲み物が
日本酒なんですけど、すごく僕は本当に、今でも日本酒を作らせてもらってるっていうことが誇りに、 日本人としてすごく誇りに思うんですが、
僕は業界に入ってきた約30年ぐらい前に、本当にその、今でもそこから抜け出られないところも少しはあるんですが、
やっぱりその価値って、日本酒の価値を問われたときに、 すごい価値が低いなと思ったんですね。
やっぱりその世界にやっぱりちゃんと認められながら、しっかりその日本としての伝統産業としてのアイデンティティっていうのを、
ちゃんと伝えていることをしないと、 あの
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ある意味その価値って、自分が作っているもんだなっていうことを、なんかすごい30年前の時に、なんかその 制度とか仕組みとかに批判をするよりは、なんか自分で最終的に作らないと、この価値って
上がらないんじゃないかなっていうのを、 まあ30年前は今ほど本当に明確に思えてなかったんですけど、でも自分で作り出そうっていう価値の覚悟はある意味
少しずつ、30年前から今もその気持ちは変わらず、さらにもう年を重ねば重ねるほど、その価値を上げるというか、そういうのはもう強くなってきてますね。
すごく熱いですね。
いやいやいや、もったいないという、本当に僕は業界に入った時に、なんでもったいないことをしてるんだっていうことを自分で思ってました。
なるほど。
長居さん、初回にもちょっとお話しいただいたんですけど、スパークリング日本酒を製造するにあたって、もうかなりの失敗も重ねられてきて、もう心漏れそうな時もあったというところがありましたけど、
そういうなんですかね、その試行錯誤、PTCAとかずっと回しながら、しっかり乗り越えていくっていうそのマインドですか、そういうところでどういうところが大事になってくる感じでしょうか。
僕は本当に、特に対比する世界観って、そのワインの世界観っていうのは、もう世界でそういう名高いレストランとか、世界中にもう市場を持っていて、
俗にその日本酒市場とワイン市場って、金額に直すとですよ、コロナ前に、約ワイン市場って年間20兆円と言われていたんですね。で、日本酒って実は5000しかなくてですね、ある意味桁がちょっと違ってるんですけど、
要はその世界に認められて、世界に市場がしっかりあって価値もあるから、そういう金額になってるわけで、じゃあ日本酒がちゃんとそれを目指して、世界という市場と世界的な価値というものを目指してやったら、
絶対そこに突き抜けるものができると、僕は信じてるので。だから、本当に自分の人生をかけて、世界的な価値のお酒にしていく、そのスタートとなるのがやっぱりスパークリング酒で、シャンパンがやっぱりそれを世界的に魅了、スターターとしての乾杯酒として、
あとは前菜に合わせるお酒として、本当に大成功してますから、それに匹敵する米のアルコール飲料として、淡酒、スパークリング日本酒をですね、きっちり伝えていきたいなと思って、今でも開発をずっと継続しております。
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やっぱり、自分の信じる道というか、淡酒のポテンシャル、そういうところを信じ抜いているからこそ、下向きに取り組めているという感じなんでしょうか。
はい、もう本当にこの日本酒自体は僕はほっこりに思っているし、本当にこの素晴らしい飲み物だと思っているので、まずそこを自分で信じているし、それを本当に伝えている、伝えきれていないのは自分の責任だと、やっぱり伝えるのはやっぱり一者よりチームの方が伝わるので、
それでチーム淡酒をですね、8社で立ち上げて、現在今33社までなりましたけど、全国の本当に各県を代表するような蔵本さんが集まってチームジャパンでやってますけど、こっちの方が絶対的に世界に対してのメッセージって僕は強いと思うので、
そのチームを信じて、チームの仲間の倶楽部を信じて、あとは本当に先人たちが築いてきた日本のその知恵とこの風土ですね、これはもう素晴らしいものがあるので、やっぱりそれを一緒になって伝えていきたいなというふうに思っていますね。
長居さんは、淡酒を世界の乾杯主義というような言われてますけど、その辺の思い、将来的な展望というのは今のところどういうふうに捉えていますでしょうか。
今までやってないことの概念にチャレンジするって必ず障壁が絶対起きるんですね。起きなかったら、起きなくて成功してるビジネスもあるかもしれないんですけど、でも必ず今までの価値概念ないものをやろうと思ったときに必ず障壁が起こるもので、僕は絶対に今でも常に何か問題があったらやっぱりそれを解決していく。
それは一人で解決するのではなくて、みんなで解決していく。そっちの方がよっぽど分母が大きいですから、解決方法があるので。
だから本当にこのやっぱりまずはそのほんと人を喜ばしたりとか、あとは本当に困ってる。お酒ですから困ってるっていうのはいいですけど、でもある意味自分たちがいつもこの乾杯をするシーンとか思い出すとやっぱりこの華やかさとかエレガントさとか優美さとか乾杯って何かその人の幸せをお届けするとかやっぱりそういうものなのでやっぱりそこに花を添えられる。
花を添えられる商品って言うんですかね。だからそんなのを想像していくとやっぱりこれからどんどん広がっていくことしか想像できないし、自分たちはそこに添えられるような品格の持ったですねやっぱり商品にしていきたいと思っているので、そこは本当に切磋琢磨してですねチームでもこのレベルを上げて。
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やっぱりあの全体で勉強会とか研修会とかっていうのかなり頻繁に行っております。
なるほど。やっぱりじゃあそういう今でもスケールアップしてきてるとおっしゃってますけどやっぱりその情報共有であったりお互いで切磋琢磨であったりやっぱりその辺もかなりじゃあ大事な要素になってくるんですかね。
なってきますね。やっぱりそのどんなものをゴールとして描くかということをやっぱり明確にしてですねやっぱりそこをみんなで共有をしていく。
そのためにやっぱり足りないものって必ずあるので、そこを自分たちで徹底的に議論して、
一つ一つ潰しながら小さな成功を積み上げていく。いきなり世界の完敗心には絶対になれないので。
なるためにじゃあ今何が足りてないのかみたいなことで何をすべきかみたいなことをやっぱり毎月毎月のミーティング会で議論してるんですね。
それを積み上げることができています。
なるほど、なかなか一朝一夕ではなかいかないゴールに向けてはそういう話だと思うんですけど、じゃあもうその地道な日々の積み重ねっていうところがその夢に向かっての大事なところになってくるんですかね。
いい例がですね、本当にジャパニーズウィスキーっていうのが10年前ってどこでも低価で買えた時代だったと思うんですけど、
今本当に一気に日本の中で在庫がなくなって、ある意味プレミアム価格がついている状態ですけど、
日本酒なんでそこまで在庫は一気になくなるっていうことはないかもしれませんが、でもウィスキーがある意味ジャパニーズクオリティとグランディングということで非常に世界にきちっと示したところもあると思いますから、
やっぱりそこはきちっとその日本酒もやっぱり戦略な視点を持ってですね、やっぱりやることによって絶対僕は未来が開けると思いますし、ある意味その日本酒ってやっぱりライフスタイルの一環なんで、やっぱりその空間だったり器だったり料理とのペアリングだったり、
本当にその日本酒単体で飲むわけではないですから、やっぱりそういう日本の中の良いものとやっぱり今後コラボレーションしていきながら、さらにこうお互いそのセンスをお互いでお互いを磨き上げていくというか、そこはすごい大事だと思うんで、そこはチームジャパンでやっぱりいればいるほど、やっぱりきちっとそういうところとの価値観という共有をしながらですね、
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夢を共有しながらできるんじゃないかなというふうに思っています。
わかりました。長谷さん、2回にわたっていろいろと熱い話ありがとうございました。
ありがとうございました。長谷さん、ぜひ乾杯のシーンの時はですね、泡酒でですね、乾杯をお願いしたいと思います。
本日はどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。よろしくお願いします。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございます。
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それではまた次回。お会いしましょう。
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