1. 古代の福岡を歩く
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2016-02-06 29:24

S1 19回目は韓国金海市の大成洞古墳を探ります。

宗像市の「海の道むなかた館」では現在宗像市の姉妹都市である韓国金海市の大成洞古墳のパネル展を開催中ですので、かつて倭人も交流したという大成洞古墳の話をむなかた館の学芸員の文化財係の方に話を聞きました。
ここには、かつて日本との交流の証である日本製の巴型銅器が出土していました。
逆に日本ではなかった鉄器の原料である鉄鋌が古墳の中から大量に出土し、日本はこれを手に入れるために交流したのではないかとみられるということでした。
この古墳で興味をひかれたのは金官伽耶国の建国神話です。
なんでも天から綱が降りてきてその綱に赤い箱が結んであり、中には6つの卵が入っていてその中から生まれたのが初代の王だという神話です。
その場所が亀旨峰(クシボン)というところ。
日本の天孫降臨ではニニギノミコトが高千穂の峰に降臨しますが、この高千穂の峰がクシフルの峰といいます。
何だか似ていませんか?
海をへだてて同じような神話があるというのは興味深いものです。
「古代の福岡を歩くレポート」
年末にご紹介した、“宗像大島の河辺健治さんが沖ノ島の海水から作る塩”を使って赤色を出すガラス製品が、ついに発売になりました。
製作は宗像市の吹きガラス工房『粋(すい)工房』。
通常の赤は99%精製された塩化ナトリウムで、写真右のようにやや黒みがかった色ですが、沖ノ島の塩だと左のように朱色が出ます。
まさに古代ロマンをかきたてるような赤い色。
このシリーズは『沖ノ島朱(あか)』と名付けられました。
“偶然がからみあって、できるべくしてできた劇的な赤色”に驚いたという伊藤幹生社長。
グラスやぐいのみ、勾玉ストラップや椿型箸置きなどのラインナップがあって、海の道むなかた館や赤馬館でも販売してますが、粋工房に行くと、驚きの製作話が聞けるかも!です。
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