今週も筑紫郡那珂川町を歩きます。
神功皇后が造ったといわれる古代の灌漑用水路のある裂田の溝(さくたのうなで)にやってきました。
用水路は幅5~6メートル、深さは1メートル少々かなといったところ。
伏見神社横の一の堰から裂田神社へ続いて、神社をぐるっと回りこんでいきます。
ここに大きな花崗岩の岩盤がありました。
岩盤は50メートル以上はあろうという巨大なものでした。
ここで工事に行き詰まった神功皇后は武内宿禰にとどろきの岡(安徳台)で神に祈るよう命じます。
そこで、武内宿禰は剣と鏡を奉じて神に祈ったところ、雷鳴がとどろき岩が砕けたと日本書紀にはあります。
その記述通りの岩がここにはあるのです。
裂田神社の裏へ回りますと2メートル四方の大きな岩が露出した部分がありますが、この部分を含む岩盤が裂田の溝といわれるところです。
現在は遊歩道もできてウオーキングには絶好の場所になっています。
ここでは那珂川町教育委員会文化材担当の岩満聡さんに話を伺っています。
「古代の福岡を歩くレポート」
那珂川散策は歴史散策
那珂川町役場で「観光案内はありますか?」と聞いて渡されたのが「なかがわ見聞録~文化財散策ルート」というマップ!観光=文化財って、さすが那珂川。
わかってらっしゃる。
マップには6つの散策コースがあって、見どころをわかりやすく案内してくれます。
出発点としては、那珂川町役場、ミリカローデン那珂川、博多南駅でしょうか。
歩いていて私が感じたのは、町の中に裂田溝(さくたのうなで)が今も息づいていること。
緩やかなカーブの流れに沿うように道も田畑もカーブを描いているんです。
それが、新しい区画の街区に入ると真っ直ぐになる。
そのあたりでは裂田溝は姿を消します。
また、住宅のそばでは日本書紀に書かれた文化財の上にカラフルなタオルやシーツがはためいていて、「古代と現代の交わり・つながり」を感じます。
那珂川町役場経営企画課の重富雄太さんが、裂田溝のライトアップイベントについても教えてくれました。
11月15日(日)17時~21時まで、竹と紙の灯篭が伏見神社~裂田神社の間を照らします。
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神功皇后が造ったといわれる古代の灌漑用水路のある裂田の溝(さくたのうなで)にやってきました。
用水路は幅5~6メートル、深さは1メートル少々かなといったところ。
伏見神社横の一の堰から裂田神社へ続いて、神社をぐるっと回りこんでいきます。
ここに大きな花崗岩の岩盤がありました。
岩盤は50メートル以上はあろうという巨大なものでした。
ここで工事に行き詰まった神功皇后は武内宿禰にとどろきの岡(安徳台)で神に祈るよう命じます。
そこで、武内宿禰は剣と鏡を奉じて神に祈ったところ、雷鳴がとどろき岩が砕けたと日本書紀にはあります。
その記述通りの岩がここにはあるのです。
裂田神社の裏へ回りますと2メートル四方の大きな岩が露出した部分がありますが、この部分を含む岩盤が裂田の溝といわれるところです。
現在は遊歩道もできてウオーキングには絶好の場所になっています。
ここでは那珂川町教育委員会文化材担当の岩満聡さんに話を伺っています。
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那珂川散策は歴史散策
那珂川町役場で「観光案内はありますか?」と聞いて渡されたのが「なかがわ見聞録~文化財散策ルート」というマップ!観光=文化財って、さすが那珂川。
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出発点としては、那珂川町役場、ミリカローデン那珂川、博多南駅でしょうか。
歩いていて私が感じたのは、町の中に裂田溝(さくたのうなで)が今も息づいていること。
緩やかなカーブの流れに沿うように道も田畑もカーブを描いているんです。
それが、新しい区画の街区に入ると真っ直ぐになる。
そのあたりでは裂田溝は姿を消します。
また、住宅のそばでは日本書紀に書かれた文化財の上にカラフルなタオルやシーツがはためいていて、「古代と現代の交わり・つながり」を感じます。
那珂川町役場経営企画課の重富雄太さんが、裂田溝のライトアップイベントについても教えてくれました。
11月15日(日)17時~21時まで、竹と紙の灯篭が伏見神社~裂田神社の間を照らします。
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