戦争と平和の意義
みなさん、こんにちは。マルジナリア書店の小林えみです。
今日も暑くなりましたね。
マルジナリア書店に来る前に、夕凪書店のお庭をメンテナンスしてきたんですけれども、
立っているだけで汗だくになるので、お水をたくさん飲みながら、少しだけ作業してきました。
今日は8月15日です。
太平洋戦争が終戦した日なんですけれども、
本当に日本はこれに対して、ただ被害者というだけではないということなども、
本当によく考えなければいけないなと思っているんですけれども、
そこをいろいろ話そうと思うと、いろんな主張が違う方もいらっしゃると思うんですね。
正しい、正しくないは置いておいて、
やっぱりまず、私たち悲惨な目にあいたくない戦争は嫌だよね。
それは私もあなたもみんなそうだよねということを確認するだけでも、
なるべく多くの人と意見の一致ができるといいなと思っています。
おすすめの書籍紹介
そんなわけで、今日も戦争に関するおすすめ本を3冊選びました。
1冊はですね、単行本で大田政秀が説く沖縄戦の真相。
住民はいかにして戦争に巻き込まれたかということで、
沖縄は本当に悲惨な戦争の形になって、住民の多くも巻き込まれたんですね。
これって本当に一言ではなくて、巻き込まれなければいいということでもないんですけれども、
今私たちが本当に平和な生活をしていて、
例えばアイドルをしていたりだとか、おいしいものを食べたり、
おしゃれをしたりできるのはやっぱり平和だからなんですよね。
そういう私たちの生活を壊さない、他の誰かの生活を壊さない、
そういう発想がまず大事なんじゃないかなと思います。
それでまずこちら沖縄戦の真相という本を選びました。
だから本当に沖縄という地が日本にとっても特別な、
特殊な被害を負っている地域であるということは、
いつも忘れずにいたいなと思っています。
次が子どもと一緒に読める絵本ということで、
ちいちゃんのかげおくり、あまんきみこさく、上野のりこさんが絵を描かれています。
これも私の世代、40代ぐらいの方なんかは、
学校とか幼稚園で読んだという方も多いかもしれないです。
本当に戦争って、人を選ばず、こういう小さな子も巻き込まれていく話なんですね。
勇ましい、本当に戦う最前線だけの話ではないので、
こういったことなどをみんなで家族など、
小さな子、近所のお子さんたちなんかとも一緒に話ができるといいなと思っています。
文庫はですね、そこから少し離れておすすめはですね、
東京裁判の全貌ということで、
その戦争が終わった後ですね、
指導者は戦争責任を課されたりとかっていうことがあるんですけれども、
失われた命のやっぱり責任をそれで取れるかというと、
その抜下から終わりではやっぱりないと思うんですね。
とはいえ、どういうふうにその戦争というものが集結して、
それを総括されたのかということも改めて知ることができるといいのではないでしょうか。
というわけで、今日の看板のおすすめ本3冊は、
大田政秀が説く沖縄戦の真相、絵本が千井ちゃんの影送り、
文庫が東京裁判の裁判の真相、
平和な生活の重要性
絵本が千井ちゃんの影送り、文庫が東京裁判の全貌でした。
皆さんも今日もよく食べてよく寝て健やかにお過ごしください。
そしてその健やかに過ごせる平和な日と生活というものをまた考えていただければと思います。
それではまた。