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2024-05-03 01:59

『正義への責任』アイリス・マリオン・ヤング、岩波現代文庫

今朝の #虎に翼 「例えるならばきれいなお水が湧き出ている場所というか…きれいなお水を正しい場所に導かなきゃいけない」が憲法記念日に放送されたので、女性の正義論をオススメします。

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こんにちは、マルジナリア書店の小林えみです。
今日のオススメ本は、『正義への責任』アイリス・マリオン・ヤング、で、岩波現代文庫から出ています。
今日は憲法記念日なので、何か憲法関連の本を取り上げようかと思ったんですけれども、
今朝、また虎に翼を見ていて、主人公の虎ちゃんが法律を守るということについて、綺麗な湧き水を守るようなことというような表現をされたんですね。
ちょっと言い回し、うろ覚えで喋っているので違うかもしれないんですけれども、すごくその表現が響きまして、
実際、法律だとか憲法だとかで何を守ろうとしているのかというと、私たちが一緒に生きていく上で大事にしていくものをどうやって一緒に大事にしていくかということなんだと思うんですね。
そこに、例えば人権だとか、いろいろな守るべきものというのが細かく名付けをされているなというふうに思います。
これも、正義への責任ということで、過去から現在に至る構造的、歴史的不正義の責任を引き受け、政治を変革する可能性を問うということで、
政治の上で、正義というものにどういうふうに責任というものがあるのか、それを取るべきなのかということで書かれた正義論なんですね。
これをちょっと今日とかはお勧めしたいなと思って選びました。
正義への責任、アイリス・マリオン・ヤング・岩波現代文庫から出ています。
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