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2024-05-02 04:51

『ヴァロディミル・ゼレンスキー』

作品社

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みなさんこんにちは、マルジナリア書店の小林えみです。
今日は、昨日の雨が上がって快晴です。また少し暑くなりそうなので、水分補給など気をつけてお過ごしください。
今日のオススメ本は、ゴロデミル・ゼレンスキー、喜劇役者から司令官になった男。
著者がギャラガー・フェンウィックで、小澤和幸さん役です。作品社から官公になっています。
今日これを取り上げようと思ったのは、私はNHKのワールドニュースという番組を必ず見て、
世界の中でどういう報道がされているのか、というのをチェックするようにしているんですけれども、
その中の一つで、ロシア軍がウクライナから強奪したものを並べたりして、
これはナチスの遺産だという言い方をして、だからそれを倒している我々が正しいんだというような主張するキャンペーンの展示みたいなことをしているというニュースをやっていたんですね。
そこの文脈みたいなものが、ちょっとよくわからなかったんですね。
第二次世界大戦時のロシアのドイツとの関わりだとか、ロシアにおいても行われたユダヤ人の虐殺のことであるだとか、
多少知っている部分がゼロではないんですけれども、今現在それがどういったことになっているのかということが、頭に引っかかったのが一つ。
そしてこの本は、実はずっと前に読んでいたんですけれども、思い出したのが、この本の中に、ちょっとお待ちくださいね。
書立てで、他者としてのユダヤ人という章が第4章としてありまして、ゼレンスキーさんはユダヤの系統の方なんですね。
この本文中にもはっきりと、ゼレンスキーが大統領に就任した2019年5月からその年の8月まで、
ウクライナはイスライルを除けば、ユダヤ人が大統領と首相を務める世界で唯一の国であったことも間違いない。
これもうっすら覚えていたんですけども、今まで少し忘れていて、今ガザーの侵攻のこととしても、イスラエル、ユダヤの問題ということが、世界で関心事になっていますよね。
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その中で、ロシアの侵攻というのも、どちらかというとやはりガザーのことにニュースが集中しがちではあるんですけれども、続いている中で、
ウクライナも必死に抵抗を続けている。そのリーダーシップをゼレンスキーさんが取っているということで、
やっぱりここが日本の報道だと見えない部分なんですけれども、非常に関係性としては複雑でしょうし、正直ガザーの方に注目が集まることで、
ウクライナの支援というものが、やはり弱まった部分ということは否めないですし、そうした中でおそらく非常に大変な舵取りをされていらっしゃると思います。
ここで何が正しいかどうかという判断をするものではないんですけれども、やはりその判断を個々が考えを持つにしても、世界のニュースに関して本当に私たちは、
情報が十分にないなあということを、このことからもとても痛感しました。おすすめなのはそのNHKのワールドニュースはぜひ皆さんにもご覧いただきたいなと思うんですけれども、
時々はこうしたやっぱり書籍でまとまった背景みたいなものを知るのはとても重要なことではないでしょうか。
今日のおすすめ本は、ゴロデミル・ジェレンスキー、喜劇役者から司令官になった男、ギャラガーフェンウィック・小澤和幸さんの役で、作品社から刊行されています。
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