安さを求める社会の変化
はい、こんにちは、清鷹です。今日はですね、ちょっと重たいテーマなんですけども、
安さを求めることの代償という、そういうお話をしてみたいと思います。
何かと言うと、外国人のですね、労働者の話なんですよね。
ちょうどですね、この3月の初めの方でですね、4日間、東京に行ってたんですよ。
結構びっくりしたのはですね、飲食店でですね、外国人の従業員さんを見かけないところが全然なかったということなんですよね。
確かにですね、コンビニなんかでは、この田舎でもよく見かけるんですけど、
飲食店でですね、どこともでですね、外国人さんがおられたっていうところなんですよね。
これはですね、僕たちが長年安さをですね、求めてきた結果なんだろうなというふうに思うんですよね。
100円ショップだったりとか、激安の店とか、安売りのスーパーとか、この30年ですか、デフレの中で安いのがもう当たり前っていうような社会になってきたわけなんですけども、
その安さの裏側っていうところで起きていることがこの現実なのかなというふうに思いますね。
コストを圧縮しようということで企業が努力をしたと、そこで一番その大きい部分というのは人件費なわけですよね。
だからそれを抑えるということで、結果として日本人自身もですね、賃金が上がらない。
この給料とか時給では働きたくないなっていう、そういう感じになってきたわけなんですよね。
そこに入ってきてですね、その嫌がる日本人の代わりに従事してくださっているのは外国人の方々っていう、そういう構図におそらくなっているんだと思うんですけど、
最近もですね、このニュースでですね、外国人が1割になるよっていう、それが2050年頃に到来する可能性があるみたいな、そういうニュースがありましたよね。
今で在留後の外国人が377万人、去年より36万人も増えているっていう話で、
これが政府の予測の2倍以上のペースということらしいんですよね。
そんな形で安さの代償という部分でですね、外国人労働者に頼っている部分っていうのはかなりあるわけなんですけど、
そういう業界に関してはですね、特に人手不足、人手不足っていう話になるんですよね。
でもそれは人手が足りてないっていうわけではなくてですね、もうちょっと厳密に言うと、
その賃金、その時給で働いてくれる人手が不足しているっていうだけのことなんですよね。
例えば飲食店なんかでも時給3000円出したら、結構な募集が来るんじゃないかな、集まるんじゃないかなと、応募が集まるんじゃないかなというふうに思うんですよね。
でもそんなことしてたら店が成り立たないということで、結局そこに芝生せが来てるっていうことなんですよね。
ニュースで出てたのはですね、外国人1割次第っていう部分で報道されてた中ではですね、
地方自治体の方が三大都市圏よりも、地方自治体というか三大自治圏よりも地方の方がですね、結構大変なんだということみたいなんですよね。
海外の政府とか大学と地方自治体が協定を結んで人材を送ってもらおうという、そういう動きが加速してるっていうことなんですよね。
まあ僕が住んでる田舎なんかではですね、そこまでのなんか顕著な動きは目に見えてないですけど、
まあでも確かにね、もう5年ぐらい前から工場の労働者の方っていうのは、この地域はベトナム人の人が多くてですね、
工場まで自転車でですね、ずらーっとこう通勤する、そういう姿を見ることがあるわけなんですけど、
まあどっちにしてもその安さの部分でですね、外国人の方に頼らざるを得ないっていうところがあって、
まあそれがもう一時しのぎじゃなくって、もう社会のその構造の中に組み込まれてしまってる、そういう状況になってるんだろうなというふうに思うんですよね。
これについてはですね、コンビニも飲食店もそうですけど、いつも僕モヤモヤしてるんですよね。
安い労働力として外国人を使うっていう構図なんですけど、でも一方で釈然としないんですけど、
まあでもそれで安さを享受してるわけなんですよね。賃金あげたらコスト上がるし物価も上がるっていうことで、
安くて当たり前にって思ってる部分、まあ今は確かにね、原材料が高くなって物価が上がってるっていう要素はあるんですけども、
そこのバランスというのかですね、トレードオフというのかっていうところがですね、非常にモヤモヤするんですよね。
海外、ヨーロッパなんかでも移民の問題が政治問題化してってですね、そういうのを見てると結構不安にもなりますよね。
異質なものへの漠然とした不安っていうのもありますし、日本人がどんどん減っていくっていうところになってですね、
相対的に外国人が増えていくっていうことになればですね、アイデンティティとか文化とかそういう部分はどうなっていくのかなというふうに思うんですよね。
でも人口減ってけばですね、日本人減ってけば経済も立ち行かなくなるし、社会保障も立ち行かなくなるしっていうようなところでですね、
本当に悩ましい。そこがモヤモヤした部分なんかなと思うんですよね。
今日はですね、明確にスパッと答えが出せるわけではないんですけど、このモヤモヤ感っていうところをですね、常に持ってるんだよなという、そこをちょっとお話をしたかったんですよね。
未来への不安
綺麗ごとじゃ済まなくなってきててですね、こういう便利で安いものに囲まれた状況っていうのがですね、誰かの犠牲、何かの犠牲の上に成り立っているかもしれないというところのモヤモヤ感ですよね。
そんな中で、現実として外国人1割時代っていうのは着実に近づいてきているわけで、この不都合な真実というのかですね、一人一人がですね、モヤモヤとしながらもですね、向き合っていかんとはあかんのかなというふうに思ったりしているという、結論が出ないそんなお話でございました。
はい、ということでですね、今日はですね、安さを求めることの代償ということで、外国人1割時代の不都合な真実というようなテーマでお話をしてみましたけどもですね、これはもう本当に、すぐには解決もできないですし、自分一人でも解決できるものでもないですし、
というところでですね、引き続き、何ができるのかどうするのがいいのかというのをですね、一人一人向き合っていく課題かなというふうに思っています。はい、それではまたですね、今日はこれぐらいにしたい。次回お見にかかりたいと思います。さよなら。