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2017-02-14

第6回 人生は思い通りに行かないもの?

サッカーがなかなか点を取れない仕組みになっているように、人生もまた思い通りに行かない仕組みになっています。思い通りに行かないとき、私たちはどう考えれば良いのでしょうか。

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kitagawa@kiqtas.jp



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北川八郎 人生を変える出会い
こんにちは、早川洋平です。
北川八郎 人生を変える出会い、今日は第6回をお届けします。
北川先生、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、今日は第6回ということなんですけれども、
人生、生まれた意味ということで、先週お聞きしましたが、
その中で、先生、使命という話もありました。
特にこの使命というのは、人からありがとうと言われる、人からですね、
その中から見つけられるものだという話もあったんですけれども、
今日はその続きということで、先生、どんなお話をしていきましょうか。
それで、やっぱりもう一つは、人生は思い通りに行かないということはどうですかね。
そうですね。人生は思い通りに行かない。
というのは、もう、ある意味決まっているものは、
どういうものなんですかね、人生で。
なんかね、この神というもの、もしもあるなら、
サッカーと一緒だと思うんですよね。
なかなか点が入らないような仕組みを作っていると思うんですよ。
なるほど。ゴールが入らない。
だから、サッカーは面白いと思うんですよね。
1点入ったら最高ですよね。
だから、なかなか入らない。
あれ見てて、同じ仕組み、同じというか、思想的にですよ。
作っていると思いますね。
思い通りに行かないということが、
すごい神の仕組みだと思いますね。
確かに。
だから、この人生は面白いというかね。
それから、特にもう一つ必要なことは、
やっぱり努力が必要。練習とか努力が必要であるというね。
自分の能力、使命を見つけるためには、やっぱり努力が必要。
勉強だけではなくて、運動する能力や文章を書く能力や、
体力をつけることや、こんな風にしゃべる知識をつけることや、
絵でも何でもいい、音楽でも何でもいいと思うんですけども、
どんなことでもいいんですけども、努力は必ず。
スキル、技術を上げるという意味もありますからね。
もう一つは、そこには法則を学んだ人は、
素晴らしく伸びていくということですよね。
法則。
だから、サッカーと一緒で、ルールの法則で、
ここにはこんなチャンスが来るという法則を、
頭にたたき込んだ人ほど、
一番ツボのところに待ってたりとかする、
点数を入れる人は、そういう直感と言いますかね。
確かに、ルールを知らないと、そもそもゲームに出れないですよね、サッカー。
この人生には、かなり厳しいルールを神は設けてますよね。
人生は思い通りにいかないということ、今、努力と法則とありましたけど、
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昔から賛否両論ある言葉がありますよね、先生。
努力は必ず報われる、という言葉がありますけど、
先生、これどう捉えていますか。
僕は本当だと思いますね。
本当。
すべて返ってきますね。
やったことは、いい努力も悪しき努力も、
必ず伏線というか、伏流というか、
どこかで必ず蘇ってきますね。
だから、私だけではなくて、私も含めて、早川さんもそうだけども、
小学校、中学校、やっぱり、
高校や大学の時にやったことが、
あの時は何にも意味がないと思ったけれど、
ああ、ここに繋がるんだ、というのが、
かなりたくさん出てくるんですよね。
後から分かるんですね。
後から分かるんですよ。
だから、やっとけばいい。
寝て暮らすのではなくて、
そういう意味では、努力というものは、
必ず、昔の人も同じことを言っているけど、
私も同じことを言いたいですね。
必ず努力は、あなたを裏切らないというのは、
本当だと思いますね。
ちょっと粘って、せせこましくて恐縮なんですが、
必ずというのは、
今世とはでも限らないということですか?
そうですね。
今世で報われたいんですけど、俗人としては。
今世ではいかないこともありますよね。
来世との結びつきとかいうのもあるしですね。
今世が駄目なら、来世があるさと、
私自身は思ってますけどね。
全然おっしゃってますよね、先生。
今世があれば、死ぬこともかすりきつくね。
今世があれば、
来世駄目なら、来世駄目なら、来世もあるさ、
焦らないというかね。
焦らない。
その代わり、歩むと言うと、字と一緒ですよ。
歩むというのは、中国人が考え出した、
素晴らしい考え方だと思いますけど、
歩むというのは、止まること少なきですよね。
そうか。止まるのが少ない。ちょっとずつだけど。
ということは逆に、時々止まんなさいと言って、
とも言えるってことですね。
サボってもいいよ。でも、ずっと続けるのは、
それを二つ合わさると、歩むっていう、
続ける、歩み続けるってことなのかな。
一緒だと思うんですよね。
だから、中国人も、昔の人もよく知ってて、
それを意味した言葉を、歩むっていうのに、
入れたんじゃないかなって感じますね。
同じような思想を、私感じますね。
止まること少なく。
でも、という時、休みなさいと。
ずっと歩くと疲れるよ。
時々サボってもいいんだよ。
でもまた、立ち上がると、歩むことに繋がるよ。
先生、先週のお話の中で、
我欲というか、それと意欲の違いなんかもありましたけど、
今回、努力っていうところで、
これ聞いてる方の中では、努力家と自負される方も、
たくさんいると思うんですけど、
うーん、
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努力と思ってるけど、実は勘違いみたいなことってありますかね。
あります。あるでしょうね。
例えば、どういうことですかね。
それはね、やっぱ、個人的な自分の、
ちょっといやらしい、欲望といいますか、
有名になりたいとか、お金を得たいとかいう努力は、
ねじれた努力を生んでしまうんですね。
人のもの、人のチャンスを奪ったりとか、
ちょっといやらしい、接待の仕方をしたりとか、
自分を卑屈にしながらやっていくっていう努力が、
結ぶつくかもわかりませんけれども、
やましく、やましさのない努力、
やましさのない努力、そういうふうにしてる人は、
殺そうとしてると思うんですよ。
うん。
なんか、自分がやましくない時は、
自分がなんか、節字が伸びてて、殺そうとしてますよね。
そう。
私が、そういう感じは、自分自身で。
なんか、自分がやましくなったり、なんかいやらしい時は、
なんか、ちょっと卑屈になってるけれども、
やましさのない自分、
若い時の自分は、なんか殺そうとしてましたね。
うん。
そういう意味では、それって、
動機の純粋性って、先生がおっしゃってることに繋がるんですよね。
そうですね。繋がるんですよね。
だから、そういうことを、そういう人生のルールと言いますかね、
あの、使命とか、あらゆるものにはルールがあるから、
それを、できる限り先人とか、それを知ってる方とか、
自分のグルーと言いますかね、師匠とか、大先輩とか、尊敬する人、
人を見つけるというですね、友人とか、両親とか、それからグルーと言いますかね、
本当の人生の師匠さんに出会う方は、今世のチャンスだと思いますね。
友人、両親、グルー、そのお師匠さんってことですけど、
それをね、どうやって見つけたらいいんですか?
あるでしょうね。
あるでしょうね。
でも、友達から紹介されることもあるけど、
たくさん本を読んだり、
たくさん本を読んだり、
この方向に行きたいなと思っていると、不思議と導きがあったり、
チャンスを与えられたりとかあるから、心配しなくてって思うんですね。
だから、そこに必要なのはやっぱり、使命と志と言いますかね。
志。
昔の言葉でちょっと古いけれども、志っていうのはとても、
日本人が持っている大切な心だと思いますね。先人が教えてくれた。
志を持って生きるっていう。
志っていうと、分かったよ。
ちょっと難しいですけどね。
先生なりにどういう解釈なんですか?
自分の仕事を通して、多くの人々に救いとか、
喜びを与えるっていうことができると言いますかね。
仕事とか、会社を通してとか、経営活動を通して、
お金は汚いものでなくて、経営活動を通して、会社を通して、
多くの人たちに喜びや生き甲斐や勇気を与えるっていうことは、
僕、すごくいいことと思いますね。病気を治すこととか、
立ち上がる力をチャンスを与えるとかいう、この放送もそうだと思うんですね。
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だからそれが与えられるっていうことは、志の一つだと思いますね。
そうか。
冒頭にあった人生は思い通りにいかない、思う通りにいかないってことですけど、
これは、実際そうは言っても、その場になると、今先生がおっしゃってたような、
教えだった努力があると、どういう心境になるんですかね。
でも、やっぱり喜びもあるし、悲しみもあるし、苦悩もありますよね。
やっぱりそう、あるんですね。
だからやっぱり若い時、30代、40代までやっぱり苦しみと苦悩があった方が、
やっぱり、やっぱりいいですね。やっぱり苦悩と人を傷つける。
だから30代の苦悩、40代の初めの苦悩っていうのは、
なんか大きな役に立ちますね。人生の後半で、まあ50代以降に、
はい。
よくなればいいぐらいで、いいんじゃないですかね。
これ面白いですよね。僕まさに、今36で先生おっしゃってたところに、
なんかいろんな意味ですごいわかるんですけど、なんか年齢的なものってやっぱあるんですよね。
ありますね。やっぱり体が若いし、なんか本当に、例えば走っても、あれもしたい、これもしたいんだ、
やっぱ若い時は、あれもこれもしたいんですよね。そしたら、衝突していきますよね、人と。
そこでやっぱ、あ、これ良くないんだとか。
うん。
で、何かしら喜びをあてると、すごく相手がいい笑顔で返してくれたら、
あ、このことが僕は目指してたんじゃないかなとか気が付くのがやっぱ30代、40代ですね。
勢いのある時ですね。
はい。
まあ自分がこう、女性にもらいたい、お金が欲しい、いい車に乗りたい、有名になりたい、大きな家に住みたい、
綺麗な女性を持ちたい、かっこいい人と付き合いたいとか思うのはやっぱ30代、40代だと思いますね。
40代の初めまで、僕それでいいと思います。
いいんですね、その時は。
うん、でもそこでね、大事なのは、こう、使命に気付くと、それがすごい虚しいってことに気付くんですよ。
ああ。
そういうものに価値を置くことが、なんか恥ずかしいじゃないか。
うん。
もっとこう、崇高なものとか、もっとなんか、もっと人の喜びに繋がる、このせっかく生まれた人生、
なんか人の喜びに繋げることないかなとか言われたり、やってる人を見るってことが大事だと思いますね。
うん。
そうしたら、なんか胸を打たれるからね。
うん。
遊び回るのではなくて、なんかそういう人たちのグループに出会うチャンスがあればいいなと思いますけどね。
うん。
やっぱりね、先生もおっしゃってますし、僕もいろんな方、インタビューしていく中で、皆さんおっしゃってるのは、やっぱり、常々、誰と出会うかとか、
そうですね。
誰と、言い方が適切かなんて、やっぱり誰と付き合うかというか。
旅と一緒よね。
うん。
同じ景色を見ても、ほんと誰とその景色を見るかとかいうのも、すごい旅さん、旅の印象が変わってきますね。
そうなんですよね。
うん。
そこを日々実感しているんですけどね。
だから、人生も、誰と同じ時間、人生っていうのは、こう、時を食べる生き方ですね。時を食べる、費やすっていうかね。
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うん。
だから、誰と同じ、この時を費やしていくのかっていうことになってくる。
そうか。
まあ、男とか女とか、夫婦とか意味じゃなくて、友達ですね。
うん。
平常な時間でも、誰と、あの、どの時間を共有しながら生きていくのかっていうのが、この人生の面白さでもあり、こう、
うん。
思い通りに行かない、行く、その楽しさを教えてくれるのも、この人生を歩く友っていうかね、共に歩く人が見つかればいいね、と思いますね。
そうか、そうか。
理想ですね。
そうですね。そう考えると、まあ、人生は思う通りに行かないっていう冒頭のフレーズだけを見ると、ね、うって思った方もいるかもしれないですけど、まあ、トータルで見れば別に悪いことじゃないと。
うん。
だから、僕、人生で思い通り、人生は思い通りに行かないっていうのは、もう確かだから、嘆くなって。
うん。
だから、だから、こう、楽しんだ、努力しようと。
うん。
サッカーと一緒で、簡単に手が、点が入ったら面白くないじゃないか。
そうですね。
様々な葛藤やぶつかり合いや、苦しみや失敗があって、なんか、1点入った時の喜びが大きいように、神が作ってくれてると思いますね。
うん。
そして、最後まで諦めずに走ってれば。
そうそう。
ロスタイムにね、逆転勝ちすることもありますよね。
僕は、どんべの理論って言ってるんですよね。
どんべの理論。
うん。最後までとにかく走り切れっていうかね、どべでもいいから、こう、転んでもいいから。
歩くでもいいんですよね。今日の話でいくと。
そうですね。歩み続ける。
人生は思い通りに行かなくても、ということですね。
ねえ。
はい。
はい。
ということで、お届けしてきました。人生を変える出会い。
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ということで、今日は第6回でした。北川先生、ありがとうございました。

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