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スピーカー 1
カランコローン、いらっしゃいませ。喫茶クロスロードへようこそ。
この音声配信は、音好きな人たちがふらっと集まる喫茶店をコンセプトに、店員3人組がゆるーく話してまいります。
ふと一息つきたい時に聞いてくださいね。
スピーカー 2
2月19日、第34回の配信です。
2月のテーマは、スイート&ビター。
本読み始めるとさ、なんか、おーこれ止まんないってはまっちゃうスイートな本もあるけど、
んーこれは今の私には手に負えないぞみたいな、なんかビターな本もないですか?
今日は、自分にとって読みやすい本とはどんな本なんだろうかっていう問いを、
自分の頭で考える読書、という荒木ひろゆきさんの本を参照しつつ考えてみたいと思います。
そらやんは読みやすい本、読みにくい本ってどんなものがある?
スピーカー 1
そうだね、この読みやすさ、読みにくさは人にやりきりかなっていうふうに思うんだけど、
私は読みやすい本は、文章にリズムが感じられる本って、すごいこれで伝わってるのかどうかわかんないけど、
なんだろう、苦闘点の置き方とか、リズム感のある文章を書く人がたまにいらっしゃるんですよね。
それはすごいどんどん読み進めていけちゃうかなっていうのと、
あとは本の構造、論理構造とか本の構造がはっきりしている本とかは、
今はここは結論を述べている箇所なんだなとか、ここは読者への問いかけなんだなとか、
ここは事例紹介なんだなみたいなのがわかりやすくなっている本とかは、
頭の中で考えをまとめやすいから、読んでて疲れないというか、読みやすいなって思うかな。
スピーカー 2
リズム感ってどんな感じなの?
スピーカー 1
なんだろうね、これについてはそれだけで一本丸々話せそうな感じも、
これ言語化できてるわけじゃなくて、まだ感覚的で、まだ言語化もできてないんだけど、
面白いね、その話もいいと思う。
読みにくい本だよね。読みにくい本は、
読みにくい本は、登場人物が一気にたくさん出てくるかつみんな似た名前ってタイプの小説が、
結構昔から苦手、誰が誰だかわかんなくなっちゃうっていうところが結構苦手で、
それが理由で歴史小説は昔から苦手意識があったんだけど、
最近はやっと知識がついてきたから、楽しめるようになってきているかなって。
それでもファンタジー系の、完全にフィクションで世界設定もすごいしっかりしててっていう作品大好きなんだけど、
登場人物が一気に出てくる瞬間にちょっと苦戦する時とかあって、悔しいって気持ちになる。
スピーカー 2
悔しいなんだね。
スピーカー 1
悔しい。絶対面白いのに、私はこの名前でとんざしようとしているってなっちゃう。
スピーカー 2
あー、その気持ちもわかる。
私、英語名とかが苦手で、慣れてない名前だからひも付けにくくって、なんかわかんなくなっちゃう。
私はですね、毎月読書会してるから、なんか読書会の課題本になると、
課題本になると、なんかこの部分話したいなとか、本読みながら思って楽しくなって、
なんかそういうのは読みやすいかなとか思って読んでる。
スピーカー 1
もう先にアウトプットが見えてるとっていう感じなのかね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。これ次の本にも出てくるんだけど、ちょっと本の紹介、本題の本の紹介したいんだけど、
この自分の頭で考える読書という本なんですが、サブタイトルに、変化の時代に道が開かれる本の読み方ってついてて、
How toといえばHow toなんだけど、筆者自身は、これがこう言ったからってそんなに真似しなくてよくって、
本の読み方って自由だよっていうことを大前提として言ってくれてる本で、
そんな上でこんな風に読むと楽しいよねとか、こういう風に読むといいんじゃないみたいなことを書いてくれている本です。
スピーカー 1
なるほど。
私、今回何について話すみたいな時に、読みにくい読みやすいの話しようよってなった時に、
ゆうこりんが本を一冊持ってきたのが結構驚きというか、
この本を持ってきた理由みたいなのをめっちゃ聞きたいなって、なんかすごい面白そうだなって思ったし、
すごい聞きたいなって思ってたんだよね。
スピーカー 2
そうそう、なんかこうテーマ与えられるとさ、頭の中で思考がぐるぐる回って楽しくなるんだけど、
そんな時にふと、なんか本をカテゴライズしてた本あったなと思って、この本引っ張り出してきて、
ぶっちゃけ本の内容結構忘れちゃってたんだけど、なんか振り返って読むと、
そのカテゴライズも、このカテゴライズの中で私はこれが読みやすいぞとか思ったりしたから、これも話したかったし、
この本の言ってることって、なんか我らキサクロが言ってるみたいな、なんか本って構えず楽しく読もうぜみたいなことが通定してたから、
これは紹介したいなと思って持ってまいりました。
スピーカー 1
なるほどね、こうその読みにくい、読みやすい本の話をしようってなった時に、ゆうこりんの中で本の本が浮かんだってことだよね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
話をするわけじゃん今日。
本の本が浮かんで、でも確かにその読み方みたいな、自分の本の読み方、みんなの本の読み方っていうのは、
読みにくさ、読みやすさについて深掘りする一つの切り口にはなるもんね。いいね。
スピーカー 2
じゃあ、この本に載ってるカテゴリーを紹介したいんだけど、
この本のどんな本を選ぶのかっていう3つのカテゴリーから考えたいと思ってます。
スピーカー 1
この本は、どんな本を選ぶのかっていう章があるってこと。
本の本で、
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
自分の頭で考える読書っていうことだから、本の読み方について書いてる本で、
で、その中にどんな本を選ぶのかっていう章がある。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
なんか、この本の読み方っていう章があったり、
なんか、読書の病を治癒しようっていう章もあってさ。
スピーカー 1
読書の病。
スピーカー 2
そうそうそう。
つんどくはプレッシャーを感じるものじゃないよ、と。
読書って楽しいものなのに、悩みの種にしちゃダメだよ、みたいな。
いや、むしろ、つんどくの背拍子から浴びるエネルギー。
つんどくってポジティブなものなんだよ、とか。
最初から最後まで全部読み切るべしという考え方捨てようぜ、とか。
ね、なんか、きさくろのこのメンバーも、つんどく会もやったけど、
つんどくポジティブ派だよね、私たち、たぶん。
スピーカー 1
いや、もう私、一切の罪悪感感じてないから、みんな罪悪感感じないほうがいいよ、まじで。
私のこと思い出して、私が一番たぶんつんどくしてるから、たぶん、そこらへんの人より。
みんな私のこと思い出して、大丈夫だよ。
スピーカー 2
いいね。つんどくいっぱいいい。
つんどくいっぱいいい。
スピーカー 1
なるほどね、そういう、いろんな章があるんだね。
スピーカー 2
そうそうそう、なんか本を楽しめるいろんな話があって、
で、なんか最後に、本は読まれても読まれるな、みたいなことを言った人の言葉が紹介されてて、
スピーカー 2
なんか酒は飲んでも飲まれるなみたいだね、とか言ってるんだけど、
なんか本を超うのみにするんじゃなくて、ここでタイトルにつながるんだけど、
自分の頭で考えて読もうね、みたいなので、しめられてる、こんな本です。
はい、じゃあ、きょう話したいのは、どんな本を選ぶのか、という本の選び方の章で、
筆者は、たいていの本には、問いに対する答えが存在しています、と言い切ってます。
で、その切り口から、3つのカテゴリーに分けてて、
問いの発見、答えの発見、基地のリマインド
スピーカー 2
問いの発見、答えの発見、基地のリマインド、の3つです。
で、1つ目の問いの発見っていうのは、自分が考えても見なかった問いについて書いてある本。
例えば、知るとは何かって、
普通に知ってるとか知らないとか、言葉で出てくるけど、
その知るっていうものをどんどん突き詰めると、どんなことなんだろう、みたいな。
哲学的な問いね。
普段、あまり考えることのない問いについて、深掘りしている本のことを言ってます。
2つ目の答えの発見は、自分がこれまで問いとして立てていたものに対して、
新たな答えを与えてくれる本のことを言ってます。
で、3つ目は、基地のリマインド、すでに知っていることのリマインドで、
すでにある問いに対して、すでにある答えをリマインドする本のことで、
例えば、分かっていながらできないことを思い出して、重要性を再確認するような本のことを言っていました。
スピーカー 1
世の中にあるあらゆる本を、この3つのカテゴリーに分けることができるよ、みたいな感じなんだね。
分けられるんじゃないかな、みたいな感じなんだ。
うん、確かに。
スピーカー 2
大抵はって、時に違うやつもあるけど、とは書いてたけど、
自分の頭で考える読書
スピーカー 2
大抵は問いと答えがあるから、この3つのものに分けられるんじゃないのかなって言ってました。
で、筆者はこの3つを人生のフェーズに応じてバランスよく読んでいくことを推奨してるんだけど、
筆者はこのカテゴリーだと、答えの発見カテゴリーが読み出したらはまるなって思って。
スピーカー 1
そもそも、この3つをバランスよく読んでいくことを推奨しているのは、なんで?
スピーカー 2
バランスよくって言うと、ちょっと違うかもしれないって気がしてきた。ごめん。
人生のフェーズに合わせたらっていうので、何か始める時とかは、
始めることに対しての問いに対して答えを教えてくれるようなことをやるから、答えの発見カテゴリーがいいんじゃないか。
で、あとは変化に備える時に、問いの発見の本を読んで、今すぐには役に立たないかもしれないけど、
哲学的なこととか深く考えておくことで、未知なものに出会った時に考える切り口とか、教養が深まってる状態になっとけるのかな。
あとは、記事のリマインドは、え、自分このままでいいんだっけ?みたいな時に、
いや、そうそう、そのままでいいんだよっていう、こうリマインドしてくれるような本が背中を押してくれるんじゃないのかって言ってた。
スピーカー 1
なるほどね。
例えば、シンプルな例だと、とある資格を取りますみたいな目標が一つ人生の中であったとして、
その資格を取るための必要なものを学べる本みたいなのが、答えの発見みたいな感じで。
でもその資格を取るためには、例えば1年間とか勉強しなきゃいけないかなって時に、
毎日ちゃんと勉強しなくちゃいけないのは誰でもわかってるんだけど、毎日勉強することって結構大変じゃん。
で、そういう時に習慣術とかさ、自分をポジティブにっていうのがその人の記事のリマインドになって、
かつ、その資格が取れたとて、その資格が実はもう数十年後にはもう使えない資格という資格っていうか、
もう何だろう、捨たれてしまう技術だったりとか、割とそういうことってよくあると思ってて、
じゃあその次に、この資格を取った次に何に備えておけばいいのかみたいなことを考える時に、
問いの発見カテゴリーっぽい本を読もうみたいな、そういう感じで読み進めていくと、
自分の目的と読書の方向性が合ってくるよっていう感じってことかな。
本の選び方
スピーカー 2
おー、そらやん、めっちゃわかりやすい。
ありがとう、そうだよね、そういうことだと思う。
この本は、どう解釈するも自由だよだから、それも正解で。
スピーカー 1
そう思うとあれだね、今自分が読んでる本が何カテゴリーに入ってるかみたいなのを感じるのいいね。
でも別にあれだよね、その世の中にあるあらゆる本がその3つのカテゴリーに属するんじゃない?みたいなことをおっしゃってくださってるけど、
別にそれがどれに当てはまるかは人それぞれっていう感じ?
ある人にとっては問いの発見になるものが、別の人にとっては答えの発見カテゴリーに入るっていうことはあるんじゃないかなとか思ってて、
それは自由ってこと?
スピーカー 2
そうだよね、そうだよね、もちろんそうだと思う。
そこがまた面白いよね、本ってって思った、それ聞きながら。
スピーカー 1
なるほどね、自由でいいんだ。
スピーカー 2
この本はその本と出会う人によっていろんな色に染まるというか、そういう本の奥深さっていうものがあるなって、
そらやんのその感想を聞いて思った。
スピーカー 1
なんかさ例えば、なんか気象学者の人からしたら、その天候とか地理的なものって普通に身近なものというか、
その答えの発見ないしは基地のリマインドになる本が多いんだろうなって思って、
その気象学者にとっての天候とか地理とか、なんかそういう自然に関する本って、
でも私って全然気象学者でもなんでもないから、
なるほどこの地球環境にはこういうところも課題とかこういう問題とかこういうトピックもあるんだみたいなところの気づきって、
またそれも問いの発見の一つだなぁとか思って、
そうすると全然立ち位置違うなぁって思ってさ、
でもそれがその自分で気づけるのがいいといいんだろうなみたいな。
今私はどのカテゴリーの本を今受け取ったんだろうって自分で自覚できてると、
自分の向き合いたい、人生に進んでいきたい目的みたいなものと読書をうまくフィットさせたいという欲求があるのであれば、
なんかそういう立ち位置確認みたいなのはいいなっていうふうに、いいんじゃないかなっていうふうに思ったなっていう。
スピーカー 2
激しく同意。そうだね。
本を読んで、今の自分の立ち位置を知るとか、そういうことができるね、なんかね。
スピーカー 1
でもなんかね、私は、私自身は人生の方向性と読書をそんなにマッチしてなくてもいいかなって思うタイプで、
全然その否定はしないんだけど、大海原にコンパスも持たずに大海原に漕ぎ出す読書というものも結構楽しいっていうか、
そこでどこに行き着くかわからないけど、いろいろ読んでみたら、ある日突然めっちゃくちゃ面白い本に出会うみたいなのもあるから、
それもありだよみたいな。コンパスを持つことも大事なんだけど、そのコンパスを海に放り投げても結構読書面白いよっていうのは思う部分があるね。
スピーカー 2
なんかそらやんって感じ。
スピーカー 1
あ、そう、そうかね。
スピーカー 2
読書の大海原を、こうね、すごい楽しそうに泳いでるそらやんの絵が浮かんだよ。
スピーカー 1
これはそんなに刺さんなかったな。でも刺さんなかったってことがわかってよかったな。次行こうみたいな。その繰り返しっていうか。
今度はこっちに行ってみようかなみたいな。
スピーカー 2
コンパスを持って本を選ぶっていうより、本を選んだ結果、あ、自分って今こういう状態なんだっていうのが振り返れる。
スピーカー 1
あ、そうだね。確かに確かに。
でもなんかそうだね、この本が読みたいけどなんか読めないんだよなっていう状態になった時に、このカテゴリー、問いの発見、答えの発見、基地のリマインドに立ち返ってみましょうみたいなのはありがたいよね。
それがこう、読みやすさにつながっていくとめっちゃいいよね、それはね。
スピーカー 2
あ、そうだね。あるある、私なんかめっちゃ楽しかった本を読んだ後に、次選ぶのに、なんかこれを超えたいって思いすぎて、逆に選べないみたいな。
スピーカー 1
そうなんだ。なるほど。
カテゴリーの活用
スピーカー 2
そんな時に、このカテゴリー思い出してみて、今のフェーズはこれかなって選ぶのもありかなって思ってきた。
読書、自分なりの楽しみ方で本を読むのが一番ですね。
来週は、とびっきりのスイートということで、世に星の数ほどある小説の中でも恋愛小説というジャンルについて話したい。
そして、リスナーの皆さんにもおすすめの恋愛小説を聞いてみようと思っております。
ぜひお楽しみに。
スピーカー 1
じゃあ、最後に、ちょっと今日もお便りが届いてるので紹介してもいいかな?
実は結構たくさん届いていて、なかなかまだ紹介しきれていなくてすみませんって感じなんですけど、一個ずつやってまいりますのでよろしくお願いします。
では、今日はね、ラジオネーム、これさ、魚の魚類さんで読み方あってますか?
魚の魚類さん、魚の魚類さんだったらどうしよう。
魚の魚類さんだと思ってお便りいただきました。読ませていただきます。
みなさんはじめまして。
年末年始から聞き始めたものです。私は職業柄、もっぱら技術賞やビジネス賞を読んでいます。
トーク27回でソラヤンさんがライトついてますか?という本を紹介されていましたね。
またセットでイシューからはじめよも紹介されていました。
ちょうどその頃私もイシューからはじめよを読み終わったところでした。
すごい本だなと思った一方で難しく私の頭ではうまく咀嚼しきれていませんでした。
ソラヤンさんのお話を聞いてライトついてますか?を読めば理解の助けになるかもしれないと思ってこの本も読んでみることにしました。
と思ったらもう持っていたので読み直してみたいと思います。
持っていた2冊に新しいつながりを見出せたことに新鮮さを感じました。
ありがとうございました。めっちゃ嬉しいな。
本好きと聞くと小説をよく読む人を連想するのですが、私のように小説を読まない人でも身近な回でした。
今後も配信楽しみにしています。それでは。
ありがとうございます。
そうだね。あ、そう、イシューからはじめよはやっぱね、難しいよね。
イシューからはじめよをみんなで読む回は普通にしたいね。
スピーカー 2
うん、したい。
スピーカー 1
じゃあみんなでイシューからはじめよを難しいねとか言いながら読み読みする回をそのうちやりたいね。
はい、ではここまででトークテーマは終了ですが、キッサクロではいつでもお便りを大募集しています。
トークのご感想や本にまつわるお悩みなどをぜひご投稿ください。
ポッドキャストやノートにお便り投稿フォームのリンクをご用意しておりますので、そちらからご投稿いただけると嬉しいです。
今後もキッサクロスロードは、毎週月曜日と木曜日夜21時よりゆるゆる営業していきます。
はい、本日はお越しいただきありがとうございました。またお待ちしております。
ばいばーい。