レンタルなんもしない人の紹介
カランコローン、いらっしゃいませ。喫茶クロスロードへようこそ。
本好きが集まり、みんなが友達になれる音声配信キサクロ。
8月4日、第107回の配信です。
本日は、おはぎなっしーの2名で配信いたします。よろしくお願いします。
今回紹介したい本は、レンタルなんもしない人というサービスをはじめますという作品です。
これは好きなんです、本当に。パチパチ。
この本、ちょっと特殊な本で、人間一人分の存在を貸し出しますよっていうサービスをしている男性が書いたエッセイ本なのね。
人間一人分の存在貸し出すってことは、要するに人間のレンタル業ってことなんだけど、
今まであった人間のレンタル業って、なじみあるというか聞いたことあるものだと、
レンタル彼女とかレンタル彼氏とかそういうのだと、なんかあったねっていうのでイメージが湧くかなって思うんだけど、
このレンタルなんもしない人は、自分を貸し出すけど何もしないですよっていうのを仕事にしてて。
その唯一無二すぎるサービスが一時期超話題になって、その話題が大きくなって連続ドラマ化されるほど注目を集めたんですよ、この人。
連続ドラマ化もされてたのね。まじか。
そう、されてた。で、みんなからはレンタルさんっていう愛称で親しまれてるんだけど、
ナッシーってこのレンタルなんもしない人っていう存在って知ってた?
レンタルなんもしない人っていうワードを知ってたから、たぶんテレビかネットニュースとか何かで見たんだろうなって思うんだけど、
それぐらいの記憶しかなくって、ワードとしては認識してるけど、全然どんな人なのかわかんないっていうような状態かな。
でも、リスナーの人もきっとそういう人いると思うので、そういう人たちと一緒に今日はどんな人なのか聞いていきたいと思います。
確かにレンタルなんもしない人って聞いたことあったり、文字の羅列としては見たことあるかもしれないけど、結局なんなんっていう人の方が多いと思ってて、
イメージって正直全然わかないと思うの。
この本では実際に受けた依頼の詳細とか、レンタルさんが何もしない人間レンタル業を通して自分が思ったことが書かれてて、
このノンフィクション本としても結構面白いのよ。
この配信会では、実際にあったレンタルさんの利用例やレンタルさん自身が感じたことに触れつつ、
このおはぎが強く印象に残ったポイントを紹介していけたらなと思います。
依頼の内容と心理
わかりました。
でもさ、改めて確認なんだけど、レンタルさんは別に、例えばお仕事の案内とかでよくある、
私はこういうことをしますとか、そういうことは全然広告売ってなくて、
特に何もしない人として、私を貸し出しますよっていうふうにしてるんだよね。
そうそう、自分の存在だけを貸し出すから、何かやってとかはできないし、
荷物を持つとかもできないし、ただ一緒にいますよっていう、そこにいるだけですよっていう。
なんかもうそれが、何だろう、仕事として成り立つというかさ、
そういう人で今成り立ってるっていうのがさ、私たちの普段の常識からは考えられないというかさ、
どういうこと?って確かにやっぱりなるから、すごく面白そうだなと思って、
じゃあこれからワクワクして聞きたいと思います。
じゃあそれでは早速始めていきたいと思います。
で、改めて繰り返しの改めての紹介になるんだけど、
このレンタル何もしない人、通称レンタルさんという男性は、
基本何もしない、ただ一人分の人間の存在、自分自身を貸し出すっていうサービスをしてます。
何もしないの範囲ってレンタルさんの再配によるんだけど、
NGなのが、買い物代行とか、荷物を持ってほしいとか、そういうのはもうダメ。
で、OKなのは、質問した時に返答してくれるとかっていうすごく簡単な受け答えとか、
ご飯一緒に食べてほしいとかっていうのはOK。
なので、生きる上での食べるとか寝るとか、呼吸するとか、そういうのは大丈夫だけど、
それ以外の本当に仕事っぽい仕事みたいなのは本当にダメ。
で、依頼料がレンタル業だから依頼料がかかるんだけど、
この本が出版された時の依頼料は、レンタルさんの交通費と飲食代のみ。
だから、人間一人を貸し出す代金としては結構お手頃価格っていうのもあって、当時結構バズったんですよね。
で、ここから本の内容に入っていくんだけど、実際にあった依頼で多いのは、
一人で入りにくい店に付き合ってほしいとか、花見の場所取りできてほしいとか、話をとにかく聞いてほしいとか、
シンプルなものが多いんだけど、でもここでは紹介しきれないユニークな、超変わった依頼とかもめっちゃあって、
これすごいなって思ったのがね、離婚をすることになって離婚届を提出するから一緒に来てほしいっていう依頼が実際にあったの。
っていうのも、一人で淡々と手続きから提出までするのはしんどい。
それだったら誰かに見届けてほしいなっていう気持ちもあったのと、
この先、この日のことを思い返した時に、少し変わった思い出として残してみたいと思ったからですって依頼理由には書いてあって、
離婚届を提出する時に全然知らない人を呼ぶのかと思って、すげーと思って、
これがフィクションじゃないんだもんなーって、実際にあった依頼なんだもんなーって本を読んでて思うと、
人生いろいろあるなーと思って。
でも、ちょっとつらい思い出を少し面白くしたかったっていう気持ちはわからないでもないなって私は今聞いてて思って、
絶対つらくなるじゃん、きっといろんなことがあってのそういう場面だと思うんだけど、
でもなんかそこにちょっと笑える要素があったらさ、
レンタルさんのもしかして名前も覚えてないかもしれないけど知らない人ついてきてもらったなっていうのは、
忘れない場面だろうから逆に良かったのかなーって、今想像してて思ったけどなー。
確かに。離婚しちゃったことはもう変えられない事実だけど、それを思い返した時に、
でも全然知らない男の人がついてきたんだよなーって。
ついてきたというか自分が呼んだんだけどついてきてくれたんだよなーって思うと、
ちょっと明るい兆しが入ってくるような気がして、
ありかもしれない。ありって言っちゃうとあれかもしれないけど。
面白いなって思ったのそう、これは。
面白いって言っちゃいけないんだけどさ。
ちょっと筋を戻すんだけど、
この本の中でシンプルな依頼の中で、
これ微笑ましいなーってちょっとニコニコしちゃったのが、
一緒にクリームソーダを飲んでほしいっていう依頼があって、
この依頼は男性の方の依頼なんだけど、
喫茶店で男1人がクリームソーダを飲むのは注文しづらいみたいでさ、
常々クリームソーダ飲みたいなーって思った中での依頼だし。
可愛いな。
可愛いよね。
これ読んだ時に、
人間1人分の存在が必要だというお手本的な依頼だと思って、
すごい腑に落ちたというか、
これだ!みたいな。使い方これなんだ!みたいな。
取扱説明書の例を見たような感じをして、
ストーンって落ちて納得感があったのと、
確かに1人で入りにくい店とか注文しにくいメニューって確かにあるよねって思ったりもして。
そうねー。
今結構お一人様はさ、
割と認知されてさ、
女性1人のラーメンとかもさ、そんなにびっくりされなくなったけどさ、
まだ学生の時とか社会人になりたての時はさ、
1人でラーメン屋行くのとかもちょっと勇気いったもんね。
確かに。で、この本読んでてさ、
ユニークで面白いなーって思った依頼がもう1個あって、
その依頼の1つが、
横浜マラソンに出るのでゴールで待っていてほしいっていう依頼なのよ。
依頼の詳細としては、
マラソンに参加するんですけど仕事が忙しくて全然トレーニングができていませんと。
制限時間以内にゴールできるかも怪しいんですけど、
モチベーション維持のためにあなたに依頼をしたいですってことで、
レンタルさんはゴールでその依頼者を待ってたらしいのよ。
で、結果は見事制限時間内に依頼者がゴールの方に来て、
42.195キロ走り切ったわけよ。
感想おめでとう。
で、その依頼の後、レンタルさんは自分の中で、
どうして依頼者はこのレンタル何もしない人っていう人にゴールで待っててほしかったのかなーって自分の中で考察をするんだけど、
例えば身近な人にゴールで待っててくれってお願いをもししちゃってたら、
依頼者自身に甘えが出るんじゃないかな。
そういうのを危惧してレンタル何もしない人レンタルさんにお願いしたんじゃないかなっていうことを書いてたって。
知ってる人が待ってたら、
いやーごめんごめんやっぱ感想無理だったわーみたいな。
仕事忙しかったしさーみたいな。
そういう弱みと弱みところというか、気持ちのブレみたいなのが出てきちゃうんじゃないかなっていうのを考察してて、
自分とこういう関係がある人に待ってもらうのと、そうでない人、ここで言うとレンタルさんが待っているのは、
多分走っている時の心理的に違いがあるんじゃないかなっていう含みも持たせててさ。
そこを読んでて、確かにレンタルさんみたいな一度きりの他人の関係プラス自分のゴールを待っててくれる人がいるっていうのは、
モチベーションアップの使い方としてはだいぶ上手な使い方だなと思って感心したんだよね。
いやーでもなんか確かに知らない人に、でもゴールで待っててくださいって言ったらゴールしないわけにいかないだろうなっていうのは、
その気持ち想像できるなって思って。
いやーでも身内が待ってた方が嬉しいような気もするなっていう気持ちもなしは少しあるんだけど、
なんかそこでプレッシャーの方を取った依頼者さんはやっぱりマラソンの感想を優先したかったんだろうなって思ったかな。
そういった部分で一人分の人間の存在っていう価値が出てきてて、
可愛い依頼の事例
初めピンとこなかったんだけど読んでて、一人分の人間の価値みたいな存在とはって思ったけど、
こういうことかみたいな少しずつわかってくるレンタル何もしない人というサービスがどういうものかっていうのが。
他にも親近感がある依頼がね、鉄棒の練習を見守ってほしいっていうこれまたちょっと可愛らしい依頼なんだけど、
依頼者は小学校の先生になったばかりの男性の方で、体育で苦手な鉄棒を教えるのに結構苦労してるらしくて、
自習練もしたいけど、学校では他の先生の目もあるし、かといって公園で一人の大人が黙々と鉄棒をするのもちょっとなと思ったらしくてレンタルさん依頼して。
確かに一人だとしにくいことがもう一人見守りっていう形で存在してくれたら気持ちがいくらか楽になるなというか、
行動しやすくなるよねっていうのが感覚として確かにわかるかもと思って。
いるだけでちょっと自分がやらなきゃいけないことというか練習だったりとかを見てくれるだけでもちょっとピリッとした緊張感があって、
これはいい依頼だなってシンプルに思った。
そのマラソンの人と鉄棒の人って結構モチベーションの維持というか、モチベーションを上げるためにレンタルさんに依頼したっていうのが結構ポイントかなって思うんだけどさ、
私その見守りっていうところも割とあるなと思ってて、
もし私がこのレンタルさん頼むとしたら、公園に私の娘たち2人を連れて行くときに一緒についてきてほしいって依頼をするなって思ってて、
その心としては、結構子供たちも自分たちで遊びたい時間があるわけよ。
一緒に遊ぼうじゃなくて、見守ってるだけの時間みたいな。
でも見守ってるだけの時間のときに、一人でそれを見守ってるのって、
なんだろうな、なんかちょっと手持ちぶさたというか、私何してるんだろうなって思う瞬間があって、
そこにもしもう一人見守ってる人がいたら、今こういう時間なんだなって逆に思えるっていうか、
なんかそういう部分もあるなって思って、もちろんモチベーションの維持で存在が必要っていうのもあるけど、
見守っているときに一緒にいてくれる人がいるのもありがたいなっていう気持ちもあったよっていうナッシーの感想かな。
存在給の概念
なるほどね、なるほど、確かに。
ここまではレンタルさんの受けた実際の依頼の話をしてきたんだけど、
こっからはレンタルさんがなんでこの仕事をしようと思ったのかっていうきっかけにも触れていきたいかなって思ってて、
この本の後半にレンタルさんが何にもしない人間のレンタル業をするにあたってのきっかけを結構語ってくれてて、
その中でもおはぎがより印象深いなと思ったきっかけが3つあったから、
その3つをちょっと紹介していきたいなって思います。
1つ目はレンタルさんが存在給という概念に触れたこと。
存在給っていう漢字は、存在は数の存在の漢字を使ってて、給は給料の給。
これってある心理カウンセラーが提唱している概念で、
その概念っていうのが存在しているだけで給料はもらえる。
何もしない人にも価値があるっていう趣旨を主張したものなのね。
レンタルさんは当時は半信半疑になりながらも面白い考え方だなって思ったらしくて、
その概念が時間をかけて根を下ろして今のサービスを形作ったらしいのよ。
存在給っていう概念知らなくてさ。
そうね。私も今初めて聞いたよ。
でもいい概念だなと思って。存在しているだけでいいですよっていう。
すごい、その言葉自体が結構あったかい言葉だよね。
存在しているだけでいいですよっていう言葉とそういう気持ちが給料になったのか。
給料になったらっていうとなんかちょっと変だけど、
でもなんかちょっとそういうふうに位置づけて存在給っていうのをレンタルさんのサービスの基本概念としたんだよね。
社会的な背景
そうそう。
2つ目が赤ちゃんの存在なんだけど、レンタルさんって実はご結婚されててお子さんはいるのよ。
そうなんだ。
そうなんですよ。
自分の赤ちゃんが生まれて赤ちゃんを見た時にみんな赤ちゃんみたいに振る舞っても生きていけたらいいのにって思ったらしくて。
もちろんこういう考えは成人する前に捨てておかないといけない考えであることに触れてはいるんだけど本人も。
でも赤ちゃんって笑ってる時も怒ってる時も何してても可愛いし自分のやりたいことを自由にやってる。
その様子を見てて自分だけじゃなくてみんなが自由に生きても平気な世の中になればいいのにっていう思想が漠然と僕の中にあるっていうことを本の中で語っててさ。
こんなこと言うと一部の人にはそんな子供っぽいこと言ってって怒られちゃうかもしれないんだけどさ。
かく言う私も自由に生きても平気な世の中だったらなーってちらっと思ったこともあったからさここちょっと共感したんだよね。
なるほどね。いやなんかその成人になる前に捨てなきゃいけないっていう風に思うっていうのがまあまあでも確かに世の中そうなってるのかもしれないなっていうか。
相手の期待する役割に応えるのがまあ世の中がうまく回っていく仕組みみたいになっているところはあるよなって思ったからまあその意見も一部そうだなと私も思いつつ。
でもさ、なんかその自分のやりたいことでみんなが生活できたらハッピーだよねって気持ちはやっぱりみんな少なからず持ってて、私も別におはぎさんがそのちらりと思ったっていうところに共感するし。
なんか聞いてて、なんだろうな怒られるとかではなくみんながそうだったらいいのになって思ったところをレンタルさんもその自分のサービスのまた一つの要素として加えたっていうことだよね。
そうそうそうそうそうですそうです。
最後3つ目がレンタルさんのご家族のことなんだけどレンタルさんってお姉さんがいたのね。
でもお姉さんの就職活動の時にお姉さんを思うような結果が出なかったらしくてさ、でそれが積み重なって心を病んで自ら命を絶ってしまった過去があるのよ。
レンタルさんは当時学生だったんだけどさ、その就職活動を通じてお姉さんの価値が少しずつ世の中の圧力に乗って削られていくようなそんな印象を感じてて、
お姉さんがどんどん弱っていく姿を見て社会全体に良い印象を持てなかったんだって。
レンタルさん自身にとってお姉さんっていう存在はただ存在しているだけで価値があったのに就職活動とか世間に合わせようとすることへのストレスで人が亡くなってしまうことがあるんだったら
僕は何もしなくていいってこの本の中では語ってるんだよね。
なんか今の話が一番ストンと踏み落ちたというか、なんとなく今までの萩さんからのこの本の紹介を受けていて、
レンタルさんは固くなり何もしないっていうのをある意味すごい意思を持ってやっているなって思ったんだけど、
そこには多分そういう過去からの気持ちというかね。
だから絶対に何もしないぞっていう心意気みたいなのがあったなって思って。
うーん、そっか。
でもそれで一つのサービスを作り上げたのはやっぱりすごいことだよね。
そうなんだよね。
他にもさ、きっかけと言えるものはこの本の中でたくさん書かれてるんだけど、
何もしないことへの憧れだったりとか、社会とか世間的なものに合わせることのストレスについてすごく書かれてるよね。
ここからは私の感想なんだけど、いい大人が何もしないを選択するのって世の中からのバッシングがめちゃめちゃすごいと思う。
私もそう思う。
でもそれでも自分の欲求に素直になってしたいこと、ここで言うと何もしないことがしたいっていうその気持ちをどう形にしようか考えて形にしていくっていう姿勢というか、
後ろ向きなような前向きさというか、それってすごいなって思ってて。
今だと自由に生きる象徴の一つとしてYouTuberだったりとか、SNSのインフルエンサーだったりがあると思うんだけど、
レンタルさんはレンタルさんで、自分だけしかサービスを提供していない、そのレンタル何もしない人っていうのを構築して、
未だにそのサービスが続いているのがめちゃめちゃすごいと思ってて。
私とか普通に生活してて、もう何もしたくないとかって普通に思うから、奇跡の人みたいに思う時があって。
憧れとはまた違うんだけどさ、ちょっとキラキラして見える時があるんだよね。
何もしたくないという気持ちというか、そういうのを具現化してくれてる人だもんね。
やっぱさ、社会に出てさ、仕事してさ、その仕事もすごく嫌なわけじゃないけど、やっぱりふと何もしたくないなとか思う時って、
私はってさ、そういう時にでも何もしないことで生きて生きてる人がいるんだよなって思うと、すごいなって。
ね、おはぎさんがこの人にすごく憧れてるの。
でもわかるなって思うのはさ、とはいえさ、やっぱり人って人と関わりながら生きていくものだし、
何もしないのを貫くってのは結構難しいと思うんだよね。
というか私だったら多分途中で、いやもう何もしないのはできないってなりそうだなって思って。
他の人にもちろん何かを言われたりとか、他の人が何かをやってるのに影響を受けて、やっぱり何かしたいと思っちゃうかもしれないっていう気持ちがあるから、
きっと何もしないを貫くのも結構大変だなって思うから、
なんかでもそれはさ、多分今までの自分のサービスを始めたいと思ったきっかけとかそういうのも合わさって、
今それをまだ貫いているっていうのがやっぱりすごいかっこいいなって思ったし、
そういう意味でおはぎさんが惹かれるのもすごくわかるなって思ったよ。
いやーよかったーみたいになって。
やられないと思った。ナッシーの理解を得られないと思った。
いやーね、ちょっとドキドキしてたんだよね。
っていうのもさ、この本を紹介した理由があって今回。
本ってさ、技術的なものの至難所だったりとかさ、生活を豊かにするための知恵だったりとかさ、
そういう何かをしてきたことが詰まったさ、情報の本ってすごく多いと思ってて、
っていうか本のほとんどがそうだと思ってるんだけど。
そうだね。
でさ、本屋行くとさ、並んでるやつざっと見るとさ、時間の有効な使い方とかさ、
お金を効率よく増やす方法とかさ、作者がしてきた壮大な反省みたいなさ、
そういう本がさ、すごく目に入ってくるの。
そういうの見てるとさ、自分も何か成し遂げないといけないのかなとかさ、
効率よく行動しないといけないのかなとか、そういう脅迫概念じゃないけどさ、
そういうのに襲われそうになることがあってさ、
決してそんなことはないんだけど、そういう本だったり、
そういうすごい人たちがいっぱい世の中にはいるから、
そういうのをたくさん見ていくと、自分に息苦しさを感じちゃうというか、
世の中に息苦しさを感じてるのか、そう思ってしまう自分に息苦しさを感じてるのかわかんないんだけど、
いっぱいいっぱいになっちゃう時があるのよ。
でも、このレンタルなんもしない人の本は、
レンタルなんもしない人の価値
何にも縛られない人のことが書かれてて、
読むとちょっと元気になるんだよね。
大事だね。読むとちょっと元気になる。
ちょっと元気になるの。
レンタルなんもしない人の本で、大人こそ自由に生きていいんじゃないかっていう風に書かれてるんだけど、
自由に生きる選択肢があったとして、
自分に何もしないっていう選択肢を選んだとしても、
この本はその何もしないを取った、
その選択を肯定してくれる貴重な本だと思う。
いい紹介だね。
日々生活してると目まぐるしかったりするじゃん。
仕事だったりとか、時間とか、いろんなものに追われてさ。
テレビとか本とか読むとさ、若くして成功を収めたなんとかとかさ、
そういうのをさ、見ていくとさ、わーってなっちゃったりするからさ、
仕事とか勉強とか、日々の生活にちょっと息苦しさを感じる人にね、
読んでみてほしいんだよね、この本。
って思って今日持ってきたんです、これ。万字して。
ねー、すごい。おはぎさんの熱量すごかったもんね。
この本本当にいいんだよ、みたいなさ。
おお、そうなのかっていうテンションで今日迎えてしまったんだけど、
なんかその気持ちをナッシーは結構受け止めているつもりではあって、
本当嬉しい、よかった。
なんかさ、この本のレンタルなんもしない人はさ、
何もしないでもその一人一人分が価値があるっていうことをさ、
証明した人でもあるわけじゃん、レンタルさんは。
だってそれだけ依頼が来るってことはさ、
このサービスが世の中に受け入れられてるってことだからさ、
それはさ、すごい人は一人存在していいんだよっていう温かいメッセージでもあるし、
逆に人一人分の重みってこれだけあるんだよっていうさ、
世の中への問いでもあると思ってて。
この一連の話の中で、何もしないっていうことの価値とかたちいちみたいなのが、
私の中ではちょっと変わったなっていう気はしてて、
なんかそれを自分のサービスで証明できたっていうのは、
やっぱりすごいことなんだろうなって改めて思いました。
活動の背景と影響
レンタルなんもしない人さ、活動して7周年らしいの。
7周年?まじか。
だからね、もしこの配信でレンタルなんもしない人の活動に興味持った人は、
今回の本も読んでほしいけど、
主にSNSのX、昔でいうツイッターで活動をしているので、
レンタルなんもしない人で検索をかけてみてほしい。
本には載ってない依頼レポートとかが結構あって、
それ読むことができるから、
本ちょっと重たいなって思う人がいたら、
ツイッターで読めるんで、ぜひ読んでみてください。
7周年か、すごいな。
7年間そのサービスを続けてるんだもんね。
実はさ、レンタルなんもしない人にさ、
こんだけ熱情ある理由が1個あってさ、
レンタルなんもしない人、私依頼したことがあって。
依頼人ってこと?
そう、依頼人だった。
どんな依頼したの?
実はね、本に載ってるから、読んでみんな。
まじか、おはぎさんの依頼内容本に載ってるらしいですよ、みなさん。
これはもう、
トラッシュを我前、我前もう本当に読むよ、たぶん。
載ってるのは、レンタルなんもしない人の1冊目になるのかな。
レンタルなんもしない人のなんもしなかった話っていう本があって、
それが依頼の内容をギュッとまとめた内容なんだけど、
それに載ってます。
だそうです、みなさん。
はい。
ぜひ読んでみましょう。
なに、最後に、最後にぶっ飛んでくるじゃん、ちょっと。
ちょっと言おうか迷ったけど、
ここまで前のめりに聞いてくれたし、実はと思って。
どれがおはぎさんか想像するの楽しそうだな。
どれですかっていうお便りとかでも全然送ってくれたら、
お答えしますので。
答え合わせしてくれるらしいので、みなさんぜひお便りください。
はい、じゃあおはぎさん来週は、
はい、次回予告です。
8月といえばお盆ということで、配信は2週間お休みになります。
次回配信は8月25日月曜日になります。
ここまででトークテーマは終了ですが、
キサクロではいつでもお便りを大募集しています。
トークのご感想や本にまつわるお悩みなどをぜひご投稿ください。
ポッドキャストやノートにお便り投稿フォームのリンクをご用意しておりますので、
そちらからご投函いただけると嬉しいです。
暑い時期ですが、みなさま体調にお気をつけて、
またキサクロでお会いしましょう。