片づけられない自分への理解
いらっしゃいませ。喫茶クロスロードへようこそ。
この音声配信は、音好きな人たちがふらっと集まり、みんなが友達になれる喫茶店をコンセプトに店員たちが気ままにゆるーく話してまいります。
9月9日、第62回の配信です。
今日もなっしーとそらやんでお届けしてまいります。
さて、今日なんかアフィリエイトブログのタイトルみたいな配信回だね。
いや、狙って書いてるでしょ。
片づけられない自分に悩んだらこれを読む。
でもさ、これもしそうやって悩んで検索してくれたリスナーさんにお届けできてたらちょっと運命感じるよね。よかった。
確かにね。なんか結構ポッドキャストでもさ、好きな本とか映画のタイトルを検索してポッドキャスト番組探してる人多いらしいから、片づけられない原作とかでスペースみたいなんで探してくれるかもしれない。
そんなことを期待した。今日の本はどんな本だい?
今日の本はですね、脳内科医、脳のお医者さんの加藤俊則先生という方がいらっしゃるんですけど、この方の部屋も頭もすっきりする片づけ脳っていう本を紹介したくって。
この加藤先生ってちょっと前に一生頭が良くなり続けるすごい脳の使い方っていう大人の勉強法に関する本が売れてて。
もし先生のことをご存知の方は、あの先生の本なら面白いかもって感じてもらえるかもしれないんですけど、その先生が片づけに焦点を当ててこの本を書いてて。
何を隠そう、私はこの本に5年くらい前に出会ったのかな?出てすぐ買ったんだけど、片づけがね、本当に苦手だったんだよね。めっちゃ溜めた。
めっちゃ溜めたね。
本当に苦手だったんだよね。なっしーはさ、なっしー片づけ得意でしょ?
いや、でももうじゃあ、超苦手ですっていうのはね。
いや、それ信じられないもん。
本当?本当?でもね、私結構仕事中の机は第三次だっていうことで、なんかめっちゃ笑われてたくらい。
そうなんだ。
だから、私がもし綺麗に見えてるとしたら、それは定期的にこれを片づけるっていう時間を組み込んで、綺麗に見せてるだけみたいな、どっかに押し込んでるだけの時もあるっていうのが実態。
なるほどね。苦手だけど、苦手だからこそ何とかしなきゃっていうふうに思っているっていう感じ?
そうです。はい。
私もそう、片づけめっちゃ苦手で、片づけ苦手だよねって周りに言われること多かったんだけど、だからって別にキラキラって言ったわけでは決してなくて、片づけできるようになりたいんですよ。
そうだね。なりたいよ。
だからいろいろ本を読んだり、ときめかないものは手放してみたり、無印とかに取りに行って収納グッズを揃えてみたり、結構長い間それなりに試行錯誤してたんですよ。
でも全然お片づけ上手になれなくて、しかも片づけられない自分へのストレスやばくない?
やばい。
自分のこと嫌いになっちゃうよね。
そう、なんか私ってダメじゃんみたいなシュンってなるやつ。
そうなの。この本にも書かれてるんだけど、片づいていない状態を自覚しているっていうのは、やっぱり脳にはものすごいストレスなんだって。
そうなんだ。
片づけられないことで悩むっていうのは、脳がなんとかしようっていうふうに思ってるってことで正常だし、やっぱ片づけられたほうが心身にはいい。それはそうだし。
そうだよね。私も散らかってるなーって思ってる状態で仕事するのすごいストレスだなとかさ。
そう。
家事とかもさ、いろいろ整理してから家事始めたいなみたいな。
そういうのは、やっぱり脳がそのストレスを感じてるから、じゃあとりあえず一旦片づけようってなるってことだよね。
そうそうそう。だからずっと片づけられてない。この台所は片づけられてない。片づけられてないっていうふうに、
頭の中のリソースがちょっとその片づけられていないっていうので、ちょっと含まれてる中で料理をしたり仕事をしたりしているっていうのはやっぱりパフォーマンス的にも良くないし、心にも良くない。
なるほど。
脳の特性と片づけ
そう。この本はその片づけ脳だから脳に関する本っていうところで、片づけに関する汎用的なファックを紹介するっていう感じで無印のこれを買えとかさ、そういうのではなくて。
ではなく、はい。
ではない、そうではなくって、あなたが片づけられない理由は脳の働きが原因で、脳を鍛えれば片づけられるようになるっていう、
目の前の散らかりをどうにかするってことじゃなくて、まず自分自身に目を向けようっていうところから始まってるんだよね。
でもさ、片づけと脳の働きに何の関係がみたいに私は最初思ったの。この本読んだ時に。
なしも実はこの本は未読で、今そらやんから聞くのが初耳なんですけど、全然繋がんない。
そうそうそうそう。
全然つかないよね。
加藤先生が脳の専門でない人のためにもわかりやすく脳のことをざっくりと解説してくださってるんですけど、脳っていろんなことしてるよねって。
考えたり、体を動かすとかにも脳必要だし、何かを記憶するとか、こうやっておしゃべりして情報を伝達するとか、逆に情報を受け取るとか、いろんな感情を表現するとか、脳ってすごいいろんな働きをしてるじゃん。
そう考えてみると結構いろんなことしてる。脳ってそれぞれいろんな働きをしてる時にそれぞれ使ってる脳の部分が違うんだって。なんとなくそれ聞いたり見たりしたことあるよね。
前頭腰が突発に動いてますみたいな、そういう感じで。
そうそう、その話その話。
で、加藤先生はそれを脳パンチっていう形で、この機能を使ってる時は脳のこのパンチが動いてますよみたいな感じで説明してくれてるんですね。
で、これこの片付け脳っていう本だけじゃなくて、他の加藤先生の脳に関する本でも同じ紹介の仕方をしてるんだけど、要は体を動かす時に働いてる脳の場所と考えてる時に使ってる脳の場所違うよっていう話なんだけど。
で、この脳パンチはもうめっちゃ細かく分けると200くらいになるらしいんだけど、200も分かれてると一般人は覚えられないので、分かりやすく8つまでに分けてくださっています。
だいぶ覚え切りましたね。
視覚系、理解系、運動系、思考系、記憶系、感情系、聴覚系、伝達系の8個になってるんだけど、これ全然覚えなくてもよくて、なんとなくやることで使ってる脳違うんだなみたいな。
で、生きていってそれぞれいろんな人生を送っていくと脳もいろんな成長を遂げていくんだけど、人それぞれ個性があるように脳にも個性が出てきて、やっぱ仕事の内容とかでも特定の脳パンチだけをめっちゃ使ったりとか、逆に特定の脳パンチだけ全然使えていないみたいなことはあるあるなんだって。
おしゃべりすることが多い仕事と、黙々と集中してことをなす仕事の人が同じ脳の働きをしてるとは確かに全然通って思えないし、それがさ10年20年積み重なったらさ、全然違う発展を遂げるっていうのは、なんとなくそうかもしれないって気持ちになりません?
今ちょっとつながってきました。
つながってきました。
だから我々は脳を使っているって言っても、日々やってることがそれぞれ違うから、刺激してる脳の場所が全然違うから、なんかすごい上手く使えてるところと上手く使えてないところがある。
我々が片付けられない理由は、この上手く使えてない機能がちょっと衰えつつある脳パンチが足を引っ張っているがゆえに片付けられないっていう、だそうです。
じゃあこう発達してないところというか、パワー不足な脳パンチっていうのが足枷になって片付けられてないんですよっていう話ってことだよね?
そうなの、そうなの。だからつまり片付けられない理由は、それぞれの人の脳の状態によって異なるから、片付けられない理由は人それぞれなんだよね。
だから言われてみればめっちゃ当たり前なんだけど、私これ読んだときに、いやそう、言われてみればめっちゃ当たり前じゃん。
人それぞれ。人生人それぞれ。脳も人それぞれ。
発達も違うから、片付け方法も違うんですよという。
でもこれを読んだときに、雷が落ちたような衝撃があって。
おー、いい衝撃だね。
私は自分は片付けのセンスみたいなものが知識がないからできないんだと思って、無印に駆け込んでみたり、みどりに駆け込んでみたり、
こういう片付けの方法がありますよみたいなことばっかり目を向けてたんだけど、
もちろんそれも大事なんだけど、そもそも自分自身にあった片付け解決術を選べてなければ、
いくら目の前に有効なツールがあったとしても、それはうまく機能しないよねっていう。
それは当たり前だよっていう。
なんかあれだね、自分の欠点が分かってないとそれを克服できないんだよみたいな、
っていうところが片付けにもあるってことだっていうことなんだよね。
そうなの。言われてみれば当たり前のことなんだけど、それがまさか片付けにもつながっていると考えない。
それで、いやーってなったんですよ。
そらやんは衝撃的な経験をし、で、そんなそらやんは?
例えば、その四角形のバンチって呼ばれてる場所、ミルに特化した脳の部分が弱いっていう人だと、
そもそも散らかっている状態に気づけてないとか、落ちているゴミに気づかないとか、
書類の山をこう机の隅に重ねてるんだけど、それを知覚できてないみたいな、
そういう弱さがあるから片付けられないみたいな。
あとは、覚えるっていう記憶系脳バンチがちょっと弱い人は、
その物の住所を覚えるのが苦手だから、出した物を元の場所に戻すのが苦手とか、
同じ物たくさん買っちゃって、それが部屋の散らかりになっちゃってるとか、
そういう感じで、いろんな脳バンチの機能が弱ってると、
こういうことできてないんじゃないですか?
ああいうことできてないんじゃないですか?みたいなチェックリストが本に書いてあるんだけど、
それを見てみると、私って片付けられない理由って、
つまり私にはこういう脳の癖があるからできない状態になっちゃってるんだっていう気づきがあるんですよね。
なるほどね。
まずあれだった、視覚系脳バンチとか、記憶系脳バンチっていう言葉からのイメージと、
実際にその人が弱い部分っていうのは、
でも違うから、これは実際に本を読んでみた方が面白そうだよね。
どういうことか。
そうそう、チェックリストがあるから。
例えば、理解系脳バンチが弱い人だと、
実践的な解決策
散らかっていてもどこから手をつけていいかわからない。
パソコン上のアイコンが無秩序に並んでいる。
物を捨てるのが苦手みたいな人は、
まさに私それだよ。
本当、理解系脳バンチが弱くて、状況を飲み込むとか、
そういう空間認知みたいなのが弱いと、
それが影響して片付けられなくなる。
わー、私理解系だー。
めちゃくちゃ面白いでしょ?
あとね、感情系脳バンチが弱い人。
片付けをしていても楽しいと思えないとか。
へー、でもそっか、そうだね。
あとは物を捨てるのが苦手。
これは感情系でもあるな。
片付けをやり始めてもすぐに気が変わるみたいな人は、
感情を司る脳の部分がちょっと足を引っ張ってる。
だから片付けられてない。
しらかりにつながってるみたいな。
っていう、片付けに関するあなたこういう悩み抱えてませんか?
それはつまりこのバンチが弱いかもしれません。
その足を引っ張って脳バンチを鍛える、
日常でできるちょっと簡単なトレーディングとか、
脳の特性に合わせた片付け方みたいなのを
ちょこっと紹介してください。
別に1個だけじゃなくて、
複数個の脳バンチが足を引っ張ってることっていうのは多分にあるから、
その中でも自分が取り組みそうなやつからやってみるみたいなのが
ちょっと楽しいと思うっていう。
私理解系だったな、きっと。
でも他のやつが関係してる可能性もあるんだもんね。
可能性もある。
これ読んだ中で私は一番弱くなってる部分が
運動系脳バンチだったんで、
だったってことにこのチェックリストを見て気づいた。
座り仕事が多い人とかに多いらしいんだけど、
例えば部屋のゴミ箱がいっぱいにならないと捨てないとか、
散らかっていてもすぐに体が動かないみたいな人は
動きが見るってなっている。
なんかちょっとそう言っちゃうとあれだけど。
なるほどね。
確かに私片付けたいって思ってたんだけど、
片づけのアプローチ
片付けるには時間がいっぱい必要だって勝手に多分思ってて。
なるほどね。
だから週に1回ドカッと片付けの時間みたいなのを作って
そこに全ての全エネルギーを注ぐみたいな感じになっちゃってて。
そうするとゴミ箱いっぱいにしたまま1週間みたいな感じになっちゃったんだけど、
それは多分完全に腰が重くなっている要因になっているから、
あってないからもう逆にもう半日で1回ぐらいで
こう片付けるみたいな。
だいぶ頻度上げたね。
机の上もお昼休憩だ片付けよう。
背筋だ片付けようとか。
ゴミを捨てたり片付けたりする頻度をとにかくめちゃくちゃ細かくして、
ふっかるになろう片付けふっかるになろうみたいな感じにして、
大掃除とかも年一まとめて一気にじゃなくて、
各所を定期的に小分けにやるみたいな。
台所の棚の中を掃除する日1時間とか。
今日は家の幅木って言って、壁と床の間の細い木あるじゃん。
あれだけを拭く。
そんなことしてるんだ。
そのワンタスクだけをする。
いつもするわけじゃないよ。
ワンタスクだけを。
それを積み重ねて年に1回1日かけて大掃除するっていうのじゃなくて、
365日からかけて何とか同じ水準を反没するみたいな。
でもなんかすごいね。ちゃんと苦手な部分に。
でもそしたら片付けられるようになった。
そりゃそうだよね。片付けてるんだもんね。
でもすごい、ちゃんとそれを自分の行動に。
てかすごい、そらやんが運動系が苦手っていうのも意外な感じはしたんだけど。
私も自分でも意外だった。
そうだよね。
本当にそれで片付けられるようになった。
そらやんが言えるようになったっていうのはやっぱり変化はすごいよね。
今まではすごい1回1回の片付けの重さがめっちゃ重かったんだよね。
カーッみたいな。すごい時間かけてやらなきゃいけないみたいな。
それを全部細切れにして、1日に1回とか1日1回とかにしたら、
戦う片付けの重さがちっちゃくなったから、
すごい気が楽になったし、
頻繁に片付けするようになると運動系ノーバンチが刺激をされたのか知らんが、
いいサイクルで回り始めるようになったっていうのがあって。
なるほど。
面白いでしょ。
面白い。
そんな風に自分、片付けについて考えたことなかったからさ。
ときめくかときめかないかを考えることじゃなかったんだ。
こんまり先生の本も私は読んだよ。読んでるし、
すごいいいこともいっぱい書いてあったっていう風に思ったんだけど、
その前段階として自分がこんまりメソッドをうまく使うために
必要なものが多分足りてなかった。
それは掃除復活力だったんだなっていうのがこの本でわかった。
なるほどね。
だからこの本を読んで、多分いろんな発見があると思うんだよねっていう。
意外と自分はここだったんだみたいな感じだったらね、
その引っ張ってるノーバンチをちょっと鍛えるというか、
レベルアップさせることで片付けがうまくいくようになるかもしれない。
そうそうそう。意識するだけでも多分全然違うと思うんだよね。
私はなんとなく片付けが苦手ですっていうよりは、
私はこれがちょっと苦手だから片付けがうまくいってないんだって思うとさ、
なんかちょっと違うじゃん。
やることが明確になってね。
そうそう。やることがちょっと明確になるとかさ。
この気づきはね、すごいよかったし、
この本の話できてよかったな。
よかったよ。
すごい好きで、
でもなかなか周りにあんまり激押ししたことがなかったからこの本。
でもそらやん的にはこう大改革のきっかけになった本で。
そうそうそう。大改革だったんだよ。
もう何度も言うけどその片付けはさ、やっぱ
ハックとかテクニックとか、
最近のいろんなグッズをこう、
まるで魔法のように使いこなす方々がいるじゃん。
整理集のアドバイザーみたいな感じね。
もちろんそういう人もすごいと思ってる。
すごいと思うし、やっぱそっちのその目の前のツールとかに
目が向きがちだったところに、
そのツールを使う前にお前にはまずやることがあんねっていう風に
教えてもらえたのがこの本だったから。
だから片付けられない理由は人それぞれなんて、
口にしてみたらそんな当たり前なんだけど、
本の重要性と気づき
片付けられない理由が人それぞれってみんな気づいてないんだよっていう。
そこね、そらやん的に一番こうね、言いたかったことはね。
今日めっちゃ言いたかったこと、めっちゃ面白くない?
いやー、いやーこの本おもしろいんだよ。
私ちょっと理解系はそうだから、ちょっとその本読んでやってみるよ。
うん、やってみて。
あとなんか家族にもね、きっと読ませてみるといいかもしれないね。
なんか自分はちょっと苦手でもさ、相手が得意ポイントがあったらさ、
保管しながらできるしさ、
なんであいつ片付けてくれないんだろうっていう風に思ってる理由が
ちょっとわかるかもしれなかったりするじゃん。
相手の欠点もわかるみたいな感じだよね、家族とか。
そうそうそうそう。
いやー、世の中には片付けでもこういう気づきがあるんだなぁ。
ねー。
どういう感じですかね、今日は。
そういう感じですね。
なんかこう、新しい気づきのある本で、
私がめっちゃ好きだったので、ぜひ読んでほしいなっていうのと、
自分では絶対に考えが思いつかなかったみたいなところに至れるのが、
やっぱ読書の良さだなっていうことをね、
久しぶりにこの本を開いて思い出しましたわ。
っていう、そんな感じです。
で、ちなみに来週は、
ちなみに来週、来週なんだっけ。
来週はね、なっしーがそろそろSF小説読書やりたくて、
その前段階として、まずまたひとりごとを言いますっていう感じです。
ひとりごとから始まるんだね。
はい、ひとりごとから始まります。
あのSF小説を、ひとりごとをどうしても語りたくて、
そこからやらせていただきたいと思っております。
なるほどね。
お楽しみに。
助翔があるわけだね。
助翔をね、まず助翔をしてから、
そらやんとSF小説盛り上がりをしたいと思ってます。
1章、第2章、どこまで続くかな。
いやー、いいね。SFやりたかったから。楽しみです。
秋のSF特集、お楽しみに。
はい、では本日はここまででトークテーマは終了ですが、
キサクロではいつでもお便りを大募集しています。
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本日はお越しいただきありがとうございました。またお待ちしております。