【HSS型HSP】天才HSPの音楽ノート、パートナーティーのきらてんです。
この番組は、きらてんのApple Musicに保存してある約10万曲を、敏感すぎるHSPならではの観点で曲解説を行っています。
HSPは、一周回って超天才だという歓声をフルオープンして、世界一前向きにHSPと非HSPの橋渡しを行っています。
ということで、今日もガンガン橋渡しを行っていきたいというところです。
橋渡しということに、前回からフォーカスしちゃいますけど、
結構、非HSPだもんね、みたいに話してたら、
ちょっとごめん、そこまで言われたらHSPかも、みたいになるケースって多いんですよ。
別にHSPになって、みたいなことも思ってないですし、
その機質に気づいた方がいいよとも思ってないんですよ、僕は。
ないんですけど、自分はHSPなんかちゃうよっていうマインドから、
あれ、それ言われたら俺もそうかもって思う。
この心は何かというと、
HSPとか機質とかっていうのを正しくわかってきているっていうことだと思うんです。
結果、どっちでもいいんです。
HSP、機質でもそうじゃなくても。
そういうわかっていないのに、自分の価値観を押し付けるっていう世の中が悲しいなと思うので、
やはり自分はどの機質であれ、いろんな人がいるよ、世の中には。
っていうことを気づくだけでも、もっともっとフェアな情報のトレードができると思う。
あれが悪い、これが悪いとか、これだけがいい、みたいなんじゃなくてね。
そういう感じ方をする人がいるから、
ここのストーリーは成り立つんだっていうことをお互いに思い合えば、本当に戦争はなくなるはず。
また別のファクターもちろんありますけれども、
マインドだけで言うと、そういう人たちが増えることによって、
少なくとも世界が救えるという大きい規模ではなくて、
次の世代にはいいバトンを当たせるんじゃないですか。
なので私たち大人、おそらくこの番組は大人の人が聞いてくれているだろうという前提ですけれども、
私たち大人がそこをしっかりと理解した上で、
たまたまわかりやすいのがこのHSPという機質だけなだけで、
いろんな人がいるよということをしっかりと分かり合うような、そんな世の中にしていきましょう。
私、キラテンはその手段として音楽を活用させてもらっているということですので、
この番組でも音楽というパワーすごいぜというふうなところを通して、
HSPの理解を深めていきたいと思います。
ちょっと大それたオープニングトークをしちゃいましたけれども、
今日お届けする曲であんまり難しいことを考えるなみたいな雰囲気にオチをつけたいなと思っております。
それでは今回ご紹介した曲はこの曲です。
ジギー・フィーリング・サティスパイドになった?皆さんの頭の中では。
ジギーというバンドをしているけどフィーリング・サティスパイド、そんな知らんわという人がほとんどかなと思います。
もし皆さんの頭の中で再生されたのであれば、それはおそらく私と同じ世代のバンドマンじゃないですかね。
なってくれてる人いたらめちゃめちゃ嬉しいんで、
あ、俺知ってるよこの曲とかね。
今曲紹介された後俺の脳内でなったでイントロみたいに感じた人はぜひ知らせてください。
コメントでもいいですしLINEとかでもつながっていただいてお知らせしてもらったらすごく嬉しいです。
ではそんなジギーのフィーリング・サティスパイド、おそらく皆さんご存知の方が少ないだろうという前提のもと、
またWikipediaにお知らせを借りまして、この曲の背景をお届けしていきたいと思います。
ただ、フィーリング・サティスパイドってこんな曲ですっていう曲自体のWikipediaはなかったので、
それが収録されているアルバムのところからのご紹介から掘り下げていきたいと思います。
ではフィーリング・サティスパイド、ジギーの曲なんですけども、
そのアルバムが収録されているのは何かと言いますと、ソレイケロックンロールバンドというタイトルのアルバムなんです。
またこのタイトルが活きじゃないですか。
ジギーっていうバンドはね、おそらく皆さんグロリアっていうドラマに作られた曲がお茶の間に浸透しているので、
流れちゃいます?知ってる曲って。
あのイメージが強いと思うんですけども、ジャンルで言うとね、
バッド・ボーイズ・ロックと呼ばれている、その辺の悪い奴らが有名になっちゃったみたいな音楽のムーブメントがあったんですよね。
特にアメリカなんかで多かったんですけども、ハノイ・ロックス、ガンズ&ローゼス、
モトリー・クルーとか有名なところで。
そういう流れの中で、それを日本でもやっちゃった人たちがジギーなんです。
もうバッド・ボーイズなんですよ。本質は別ですよ。
メンバーさんの人間性じゃなくて、音楽の姿勢としてはバッド・ボーイズ・ロックなので、
そういうバッド・ボーイズ・ロックは大体西洋のエッセンスを持っている人が多い、持ち込んだ人が多いので、
アルバムタイトルもそれになぞられたアルファベットでグッと行くみたいなのが多いイメージじゃないですか。
洋楽のエッセンスをもじって、少なくともカタカナぐらいにして、
基本は英語スペルでアルファベットタイトルをつけがちなんですけど、
このジギーのソレユケですよ。ソレユケはロックンロールバンドなんです。
ソレユケはひらがなです。ソレユケにロックンロールバンド、これはアルファベットですけど、
なかなかないですよね。ちょっと愉快とかコミックさもあるようなタイトルですから、
そこにジギーという方たちの粋な部分というか、実際ソレユケはロックンロールバンドって書いていて、
再生ボタンを押したらガンガンのバッド・ボーイズ・ロックが流れるというギャップなんかも狙われたのかなと思います。
ご興味のある方はこのアルバム自体もまず聴いていただいても損がないかなと思います。
そんなソレユケロックンロールバンドというのがジギーの1枚目のミニアルバムです。
初のアルバムになります。そこに今回ご紹介するフィーリングサイズファイトという曲が収録されています。
このソレユケロックンロールバンドのジャケットに大きなガのイラストが書かれているんですよ。
超じゃなくてガなんですよ。これはガの派手でドクドクしいというイメージが当時のバンドイメージと合致しているためである。
ガのロゴマークはその後ジギーの作品で何度か登場するようになるって書かれてますから。
超っていうキラキラしたものに形がちょっと近いじゃないですか。ガって近いけれどもやはり超ではないんだと。
ドクドクしさとか荒々しさ。優しいだけじゃない柔らかいだけじゃない。
しっかりと人間の本質の部分っていうのも盛り込むっていうのに対してはバッド・ボーイズ・ロックというこれで行こうぜっていうのとガが一致されたんでしょうね。
メジャーデビュー後の1989年にこのそれ行けロックンロールバンドっていうのは再録音されてます。
収録楽曲を並びに曲順はインディーズ版と同様である。
ちなみにインディーズ版はLP限定発売。レコードなんですよ。これ持ってる人とかいったら今だいぶ落ち着いてるんじゃないですか。
僕は全然レコードの時には恥ずかしながら存じ上げなくて、1989年に再録音されたCDの方からこれを知りました。
そんなそれ行けロックンロールバンド。そっちはその3曲目にあるフィーリング・サリスファイトというものです。
実際ねアルバム自体は4曲構成なので聴きやすいと思いますから、この1989年という時代背景とともにアルバム4曲ごと聴いてもらうっていうのが一番いいかなと。
その中で3曲目に位置しているこのフィーリング・サリスファイトぜひぜひ聴いてみてください。
ではなぜこの曲をキラテンが選んだかというとですね、先ほどお伝えしましたようにアルバムの中でも3曲目というところの位置づけなんで、
ちょうどねバラード前のピーク盛り上がりっていうのをアルバムの中でも演出している曲なんですよ。
ちなみにジギーっていうのはアルバムの最後は大体バラードで締めるという構成が多いんですね。
僕もそのスタイルは結局ずっと好きで、何度かこの番組でもお伝えしたように僕は一つのアーティストをアルバム単位で聴くことが好きなんですね。
シングルだけでそのバンドを解釈したくないというか、バンドが本当に似たことってなんだろうっていうのはやっぱりアルバムを聴かないと自分の中でも咀嚼できないという記述がずっとあったので、子供の時から。
だからあんまりシングルというものを買わずに、それが入ったアルバムごとグッと聴いて、全曲を通して聴いて、シングルになった曲が何曲目に入っているからここの部分でこういうことを言いたいんだろうなみたいな妄想をするのが好きなんですけど、
今回もバラードを最後に持ってくるというジギーの特性に対してのその一個手前の曲ですからこの盛り上がりがあるんです。
結果僕も最後バラードで締めるという構成がすごく好きで、自分でアルバムを作るときはバラードしてましたね。
ベタって言うほどでもないんですけども、収まりが良かったのでジギーにはそこは共感しているところです。
当時コピーバンドとしてジギーの曲っていうのは本当に何曲もやりましたし、王道の曲っていうのがさっきのグロリア、それからアイムゲッティングブルーっていうのも人気でした。
そんな2曲っていうのはもうそれこそ数千回を超えるぐらい演奏しましたよ当時。
僕はドラマーなんですけどね、当時ドラマーとして叩きましたね。千回なんかもう余裕で超えてるぐらいの回数叩いてると思います。
そんなメガヒット曲がある中でこのFeeling Satisfiedっていうのはなかなかセットリストには選ばれにくかったんですよ。
マニアックと僕は思ってないんですけども、お茶の間臨機的にはマニアックだったんでしょうね。
なので人前で演奏するというよりは個人練習でこの曲をガンガン叩いてたと。
Bad Boys Rockっていうのは当時そんなまだ知らなかったですけども、今カテゴライズするいろんなものをわかった上で、
あの時に僕は個人練習でこの曲を叩いてた時に、Bad Boys Rockってジャンルがどうこうじゃなくて、
自分があそこの曲を通して表現している時と自分の今持っている何か世の中に対しての怒りとか、
この満たされないとか、そういったものに対してこういう発散方法、こういう表現方法っていうのがあるんだなと。
合法的ですもんね。演奏するってことによってそのパワーを分散するっていうのは。
そういったいろんな感性っていうのももらったなと思いましたから、
何か皆さんのHSPという感性を持っている皆さんの中でもあるはずなんですよ。
私はこれをしている時にいろんな思いを思い出したものがグッと発散されるとか、生存されるとか、
あるいは過去にそういうことがあったとか、そんなんもこれをきっかけにまた思い出していただいたり、
もう一回掘り起こしてもらったりするのも嬉しいなと思ったので選ばせていただきました。
ではそんなフィーリングサルファイドのエピソードがいくつかありましてご紹介させてもらいますと、
このソレイキ・ロクノール・バンドっていう4曲は本当にずっと人気なんですよね、ファンの中では。
お茶の間ではなくて。
それから2014年にベストバン、プラチナ級のベストバンみたいなのが、
ジギの人気曲っていうのをどんと集めた14曲15曲ぐらい入ってるアルバムだったと思いますけど、
それが発売されたんですけど、その中にこの4曲とも入ってるんですよね。
大体ベストバンって歴代のアルバムの中の何曲かをピックアップしてシングルも入れてって構成じゃないですか。
アルバム全曲入る、たとえミニアルバムといえどもアルバム全部入るってなかなかないなっていうところも含めると、
やはりファンの愛があるなという曲なんですよ、このフィーリング・サディスファイトも。
なので当時の私はどうしてもバンド演奏もしたかったんですね、個人練習だけじゃなくて。
みんなでこれやろうよと。
俺はめっちゃ好きやしみんなも好きでしょ。
じゃあやろうやろうって言って1回だけ採用されたことがあるんです。
そこまでキラテンが言うんやったらやろうかと言っていただいて、練習曲の課題曲に選んでもらって、
じゃあ今日練習ですって言ってスタジオ入って、練習してきた?してきた?
じゃあ演奏しようよって言ってやってみたんですよね。
じゃあみんなの顔が曇り出したというか、曲自体は好きなんですよみんな。
自分で演奏したら、手応えゼロ的なクエスチョンがポコポコ浮いてきてるんですよね。
ギターリストとかベースのベーシストの顔を見てたら、全然面白そうじゃないんですよ。
大好きなこの曲できた?みたいな感性でやってるのは僕だけやったんですよね。
あー手応えないねって。これしゃーないなーって言って。
バンドではよくあることです。やってみて決めようみたいな段階で、やってみて実際ちょっと手応えなかった。
決して曲の魅力がないってわけじゃなくて、何か自分たちの良さがこの表現方法ではどっちも魅力が半減以下してしまうという風なところだったんで、
お蔵入りになったんです。人前で演奏することがなかった。
ただその練習だけでは、練習の時だけでも、あの一瞬だけでも今でもよく覚えてるんですけど、
それくらい短い時間にもかからず覚えてるっていうくらいこの曲好きなんですけど、
その練習の時に、ここの部分ってこうやで?みたいなリズムの再確認をメンバーでしてたんです。
僕は当時ドラマーだったから、ドラマーとして、ここってこうやからね、こういう一斉の音出そうねっていう時に、
全然伝わらなかった箇所があったんです。え、何言ってんの?ぐらいに言われたんですよね。
これが後で紹介します。HSPの皆さんのシェアのところでも伝えさせてもらいたいんですけど、
その何言うても伝わらへんみたいなことも同時に今思えてて、それはこうですっていうのは後で言いますけども、
もうちょっと平たく解説すると、要は僕らバンドマン、当時高校生とかのバンドマンって譜面を読めない奴らだらけなんですよ。
音楽の学典と呼ばれてる、音楽の授業で出てくる譜面があるでしょ。
1小節で8分音符で4分音符で、ドレミファソラシドみたいなのが読めない奴らがやってるんですよ、バンドを。
どうやってやってんの?ってなったら、基本耳です。耳で聴いたものを再現する。
ただそれでは時間がかかりすぎるからっていうので、タブ譜って呼ばれてる独特のバンドマン用に作られた譜面があるんですね。
またそれはタブ譜で皆さん調べといてください。
そういう学典じゃない形で演奏するから、今みたいに、ここの部分こうやれって説明しても伝わらないんですよ。みんな楽譜読めないから。
そういうコミュニケーションの限界ってあるなと思った。
音楽なんて理論じゃないんだよ、みたいな感性でやってる我々の一つの限界地点もここの曲で感じましたね。
いかんな、いかんまでは思ってないんですけど、今でも感性自体は好きですけど、
その学典を通して楽譜で共通言語で話す人たちのスピードには敵わないなというふうな説も覚えたのがこの曲でした。
では、そんなFeeling Satisfied、本当にいい曲というか爽快感もある。
僕がいいよって言ってる意味がわかってくれるような曲ですので、ぜひ聴いてもらいたいんですけど、
その聴いてもらった時にこういうことをしてちょうだいっていうのが最後、HSPの皆さんとシェアしたいところなんですね。
前提でお伝えすると、ギターサウンドが鳴ってますから、エレキギターの音嫌いっていう人はまず聴かないでおいてください。
このシェアもしなくても大丈夫です。お題もクリアしなくても大丈夫です。
ロック結構いいよっていうHSPの方はぜひ聴いていただきたいという前提で、
まずイントロのフレーズを覚えてください。
というのを覚えていただいて、後ほど紹介するHSP音楽の音っていう名前のSpotifyのプレイリストがこの番組と連動してありますから、
そこにちゃんとプレイリストに入ってます。Feeling Satisfied、調べてもらったら。
その曲をまずイントロ聴いて、イントロのフレーズ、なるほど、なるほどと覚えて。
覚えたら最後のアウトロまで飛んでほしいんです。
もちろん曲全部聴いていただくのもいいんですけど、そのイントロのフレーズが鮮明なままアウトロ飛んでください。
曲が終わりましたというときにまた同じフレーズを最後にやるんですけど、最後のフレーズの節回しの1回目だけちょっと特殊なリズムを取ってます。
そこを感じていただきたいんですよ。
これはいつもお伝えしている音楽的な理論の正しさとかを読み取るんじゃなくて、違和感っていうのを感じてほしいんですよ、HSPの方に。
感じてほしいって偉そうですけど、多分何も言わなくても感じると思います。
あれ、イントロの時にこうやってたのに、アウトロの時ってなんか違うことしてるな。
どう違うかはもういいです。そこは音楽好きな人がのめり込む部分なんで。
なんか違うことしてるっていうことだけを皆さんのHSPならではのセンスとして大事にしていただきたいんです。
していただきたいというか、それが財産なんですよね。
それぐらい繊細なところまで僕たちの感覚っていうのは行き届くんですよ。
今回たまたま音楽っていう手段でお伝えしてますけど、普段目につくところとか人への優しさとかっていうのも、僕たちHSPっていうのはそういう観点で、あれさっきと違うとか、
これはこうした理由があるんだね、じゃあその理由を教えてっていうふうにちゃんと聞けるんですよ。
インサイドの部分まで入っていけるのが僕たちHSPの財産なんですね。
違うからダメとか前と同じようにしなきゃいけないじゃなくて、違うなら違う理由っていうのをちゃんと聞き込んでお互いに理解を深めていって、