普段着着物スキーのたわごとラジヲ(
ごきげんよう、普段着着物スキーの椎名さんです。
みんな、こんにちは、たろちゃんだぜ。
毎週木曜日夕方5時更新、着物を通じて出会った2人が着物の話とか、そうでない話を、ああでもない、こうでもないと談義するトークプログラム。
着物を生業にしていない、ただの普段着着物スキーの2人がする、毒にも薬にもならない、ためにもならないヨダバナシ。
それが、普段着着物スキーのたわごとラジヲです。
イエーイ!
これさ、先週の話する?
まだ?
初っ端からする?
先週ね、いろいろあったんだよね。
じゃあタイトルコールしてからでいいか。
とりあえず今週、最近どうしてください。
じゃあいい?私から?
はい、どうぞどうぞ。
ちょっとね、思い出話にもなってしまって非常に恐縮なんですけど、
あの時、例えばあそこで働いてたからこの道よく通ったけど、最近全然通ってないなーみたいな道とかってあるじゃん。
みんなそれぞれさ。
タロちゃんにもありまして、
で、おったんはね、友達がそばさ食べに行かへんみたいになって、
行った時に、前勤めてた時に通ってた道を車で通ったんや。
で、そこにね、かつ屋さん。かつ丼とかかつ煮とかさ、とんかつ定食とかが入ってる建物の横通ったときに思い出したんですよ。
タロちゃんはそこの店に一回だけ行ったんだよね。
手直に店もやってなくて、そこがちょっとだけ遅くやってたか空いてたかはなんか忘れたんだけど、行った時に駐車場に車止めるじゃん。
タロちゃんよりちょっと前に店に入ろうとする人がいたんですよ。
で、私以外にも今から食べようとする人いるんだなと思ったらさ、
その人ね、オレンジ色のトレーナーに白っぽいクリーム色っぽいズボン履いてんの。
身長結構大きい人で、180センチぐらいあったかな。
が、かつ丼早く食べたいなって言ってたのよ、連れの女性に。
私はそれを見た瞬間に、この人ってもしかして実写版のジャイアン?って思った。
あれ?みたいな。大人になったジャイアンが愛知にいるってこと?って思って。
そのオレンジ色のトレーナーもあいまって、ジャイアンみが。
ジャイみがすごくて、あれ?みたいな。あれ?ご本人登場?って思って。
ちょっとそれを思い出したんだよね、道を通って。
タロちゃんは結構形から入るタイプだから、着物を始めた時もさ、着物着れないのに着物買ってから着物スタートしてるようなやつだから、
人のこと言えないんだけど、お前、かつ丼に対する清掃具合やべえなって思った。
かつ丼を食べるための清掃具合はジャイアンではないと思うよ。
えー、そうかな。てか最近のジャイアンってちゃんとかつ丼好き説ってあるのかな。
昔のさ、のぶよさんのさ、これのさ、僕ドラえもんの時のさ、ジャイアンってさ、かつ丼じゃん。
あーね。一粒ね、何回惜しいねん。
ほんとそう。
やばいな。
そう、というのが最近ドゥでしたので、近隣にお住まい、もしくはなんか遠くても行くぜっていう目線好きのどなたか、あなたか、そのあたかはいらっしゃればいいのに、でございました。
で、本日は本題というか着物談義に行く前に、一件お便りを読みたいと思います。
あんら、あんら、お願いします。
これね、結構前にいただいていて、実はね、これをね一通目にいただいてたのに、読んでなかったってやつなんですよ。
なるほどね。
これはね、なんでかというと、私が答え方を迷っていたからなんですけど。なので、遅ればせながら読ませていただきます。
はい。お願いします。
ラジオネームは、おりさんから。
はじめまして。関西在住。着物ミー、おりです。コロナ禍のおうち時間がきっかけで、普段着物を始めました。
普段着物を着る前に、浴衣だけの期間が10年くらいありました。
普段着物を始めてすぐの頃、しんなさんのブログをめっちゃ読んでいたので、お声が聞けて嬉しいです。
それに、自分の脳内に浮かぶ良しなことを代わりに言語化してくれたかな?と思うような内容ばかりで驚きでした。
私は身長が低めなこともあり、時々着物をお譲りしていただく機会があるので、増えすぎて手放そうか迷っています。
着物を着て歩いていると、着物を着るんやったら、うちにあるのもらってって言われませんか?
贅沢な悩みだけど、気をつけないと着物が着物を呼んで、買ってもなくても増えてしまいます。というお便りなんですけど。
はーい。おりさんありがとうございます。
ありがとうございます。そして、取り上げるのが遅くなってごめんなさい。
申し訳ございません。これは太郎ちゃんがみんなには見えないけど、裸で踊るから許して。
えーっと、見るの私かな?それ。
若干げんなり気味。
せっかくだからさ、ほら、椎名ちゃんの家の猫にも見てもらってさ。
あーん。遠慮してる。
あーん。残念。
遠慮深いからね。
そう、お下がり問題さ、これ結構聞くと思ってて。
へいへい。
で、例えばね、親戚からのお下がりとかでもさ、お母さん、おばあちゃん父方、おばあちゃん母方、おばさんとかいたとしたらさ、4人いるわけじゃんか。
そこからさ、2枚着物プラス帯1本ずつとか着てごらんなさい。
もう、タンスぱんぱんじゃん。
もうぱんぱんやん。
もうぱんぱんやん。
ゼロスタートの人やったらいいよ。ありがたいなーやんか。
そうそうそう。
我々のようなね、ぱんぱんにはね。
そう。
だから、さらなるぱんを読む。
そう、さらなるぱんぱんぱーにゅーみたいな感じで、全然前世みたいに言うんじゃないよ。
言うんじゃないよ。
言うんじゃないよ。ぱんぱんぱーにゅーになるわけよ。
はい。困ったな。
だから、これは結構困る人多いんじゃないかなと思っていて、むしろみんなどうしてるっていうのも聞きたいんだけどさ、
うんうん。
これさ、私はよ、着れない分量を持たないっていつも言ってるでしょ?
言ってるね。
だから、もらうときも自分が着るものしかもらわない、もしくは、本当に処分に困ってることってあるじゃん。
どうしていいかわかんないみたいな。
そうそうそうそう。
例えばさ、前私の友達のご両親が亡くなっちゃって、お母さんの着物を全部送ってもらったみたいな話とかで、
彼女は着てくれるところに行ければいいんだけど、自分では探せない。
そして、もういろんなものを処分しなきゃいけないから、自分がやるんだったら絶対捨てちゃうっていう状態だったわけよ。
だから、全部もらって、で、私がどうにもできなかったものは処分してくれても構わない。
どういうふうに、例えば私がそれをメール代わりで売ったりとかして、お金に変えても、私のものにしてもらってもいいし、
着るんだったら着てくれたらありがたいし、もしどこにも行けなくって、捨てちゃっても仕方がないしっていうのを、
こう、強引のもとでもらってるんだよね。
はいはい。
だけど、着るんだったらあげるけど、着ないんだったらあげないみたいなお下がりもあるんだよ。
あるね。ありそう。
タロちゃんはね、お下がり問題、非常にみんなには申し訳ないんだけどね、お下がりがないので、まず。
実家もみんな着ないし、周りもたまにいるんだけど、そんなまだもらったことないから、
結構、わりとね、みんなには冷たいけど、他人事で聞いてるんだけどさ。
実際問題としてあると思うんだよ。
大事に着てくれるんだったらあげたいなって思うけど、
まだ別に譲らなくてもいい本当はねっていう状態だったりとかしたら、
自分よりマシなところに行ってほしいだけであって、雑に扱ってほしいわけじゃないじゃん、元の持ち主だってもちろん。
もちろん。
っていう問題があるから、そこのそごが生まれないようにするのが第一なのと、
もらう側の感覚で言うならば、本当に自分が着たいものだけをもらうようにはしてるかな。
例えばここに10着の着物があるじゃろって言われて、10着全部もらうんじゃなくて、
これとこれと、あと帯はこれとこれ。
OK、あとの6枚はお疲れ!みたいな感じ。
なんかそうだね、そもそも着ないんだったらみたいな。
その残った6枚をどうするの?みたいな話は聞くかな。
例えばさ、うち実家にすごくたくさん着物があるから、
そうすると、まず一回私が全部見て、私が着るものをピックアップするんだよね。
残ったやつ、私がこれ着ないかなとか、私の友達もこれ譲れないかな、みたいなやつとか残してあるから、
それを両親の知り合いとかにいる人っていうのをやる。
それでも残ったものについては、私が販売するなり、自分のまとめ売りだろうと聞き取ってくれるところ、
少なくとも両親より今私は知ってるから、そういうふうにする。
例えばハンドメイドで素材として欲しいっていう人もいるかもしれないし、
みたいなところを当たるっていう約束をしてるんだよね。
何事もそうだけどさ、特に着物が好きな人から着物が好きな人へ渡るときは、
こういうミーティングというか、それこそさっき言ったそごがないようにするっていうのは大事ですな。
着物ってさ、やっぱり持ちがいいんだよね、証券でできているものとかって。
だからおいそれと処分するのももったいないかなって思ったりするし、
もうこの技術ってないなっていうものもあったりとかするから、もったいない気持ちはもちろんあるんだけど、
自分が不自由しない行き地みたいなのは超えないようにしておかないと、
すごく大好きなものに押しつぶされてつらくなっちゃうのってつらいじゃん。
何も言ってない。
つらいな。いやいやいやつらいよ、わかるよ。
好きなものなんだから嬉しい悩みだけに悩みたいじゃん。
どれ着よう、どれもナイスギーム、全部100点満点、でも今日はこれみたいな気持ちで行きたいじゃん。
なんかさ、もらったから着なきゃいけない、でも私はこれをどうやって扱っていいかわからない。
ずーっと嫌じゃん。
着物にも失礼だよね。
どの着物も素晴らしいし、どの着物もかわいいんだけど、やっぱりその似合う似合わないとかさ、
人には好み、好まないがあるわけでございますから。
幸せになってほしい。
着物にも、あげるって言った人にも、私にも幸せになってほしいじゃん。
せや、着物を作ったり、そうや、着物を作った人やデザインした人までももしかしたら幸せにしてしまうかもしれない。
そうそうそうそう。
と思ってるから、なんか割と主軸、自分が幸せかどうかみたいなのは考えながらもらうかなって思ってる。
なるほどね。
だから例えばね、遺品のやつ、遺品整理をしますみたいなので、
例えば親戚が集められて、欲しいもの持ってきなって言った時にさ、
あなたは着物着るんだから、残ったやつでいいでしょってなるのは違うと思ってる。
なんて、なんでも着るでしょみたいな感じに言われたりとかするのは、もうなんか地獄行きよ。
はい、本日の地獄行き特急列車発進、ぱーん。
すぐ地獄に送るからね。
そうそうそうそう。
っていう風に考えてるから、だから自分がもちろん着なくなったやつを友達にお譲りしたりとかしたものもあったりするんだけど、
そういうのとかも着てくれたら嬉しいけど、どういう風に処分されても構わないと思ってる。
最終的にはね、だってさ、これすごい可愛いと思って着たけどどうにも合わせられなくて、
3回ぐらい頑張って着たんだけど、ちょっと手が伸びなくなっちゃったんだよなってなった時に、
もらいもんだからなって思ってほしくない。
それはもうあなたのものとして扱ってほしいと思ってるから、
そこら辺はなんかこう、お互い、さっきも言ったけど、
相互がないように噛み合わせてから、あげますもらいますっていうのは、
どのシーンでもやりたいなーって私は思ってる。
なんかね、たろちゃんはね、ゆったちゃんをお譲りしてもらったことがあんまりないって。
うん。
あれはあんだよ。小物とかはあんだよね。
うんうんうんうん。
ほいで、なんか1回ね、たろちゃんの親友のお母さんがね、着物たろちゃん着るんだったら、
うちみんな身内着ないから、よかったらもらってくれない?って言ってくれたの。
うんうん。
すごい嬉しかったんだけどさ、たろちゃんの親友さ、身長163、4ぐらいあるし、
お母さんも165、6ぐらいあるわけよ。
もらったとてよ。
そうね。
だからお母さんには、ちょっと今日から毎日2リットル牛乳飲むんで、ちょっと待ってもらっていいですか?って言ったらめっちゃ笑った。
え、待って、今から伸びる気?
じゃああれじゃない?
同じことやりたい。
今年、仕立ててありますしぼりがちょっと長いやつはいけるんじゃない?
あー、なるほどね。
うん。
まあだからさ、まあ帯とかね、それこそたろちゃんのシャンソンのお客さんに帯回りのものとかはいただいた。
うんうんうん。帯締めとかそういうのね。
そうそうそうそう。ただね、まあなんか霧の箱に入っててね、
あげるあげるって言われたからめちゃくちゃカジュアルな気持ちで言ったけど、めちゃくちゃ使ってないじゃんみたいな。
あれさ、ちょっとさ、着物だけじゃないんだけどさ、
そのお下がりってさ、自分が使わないから使ってくれる人にあげて、ありがとう、ウィンウィンみたいな感じじゃんか。
うんうん。
あれもらった方ってさ、お礼とかするのかな?
えー、まあたろちゃんは、そのお客さんにもらったのは、なんかお客さんになんかこう物を返すのもなーと思って、
ありがとうございますーって、会うたびには言って。
うんうんうん。
ね、なんかあれ、私もさ、親族とかさ、とても親しい友人とかなんだよね。
むしろその友人については、ありがとう協力してくれていい生理みたいな感じだったから。
あー。
というかその子とはちょっと関係性が、ほぼ親戚みたいな付き合いしてるから。
だからほぼ親戚みたいな人からしかもらったことがないんだよね。
むしろ下手な親戚より多分仲。
あーもう全然、全然そうよ。だからそうね、あんまりそういうの感覚としてないんだけどさ、
原価は高いけど、原価っていうか買った時の値段は高いんだろうけど、
自分が着ないから譲ってるわけでしょ。そういう時のお礼って、おいくらぐらいが妥当なんですか?
えー。
現生で返すってこと?
貸し寄り2000円でいいのか、結構いい焼肉をおごるべきなのかみたいな話。
あー。
なるほど、じゃあ近くに住んでたらうまい飯でも一緒に食いに行くかな。
そこも含めて誰か教えて。
ほんまやん。お譲られマスター、カモン!
お譲られマスター、カモンよほんと。
で、またおりさんのお手紙に全く役に立ってない私たちなのであった。
ほんとだよ、ごめんなさいおりさん。でも私はなんか参法用紙でウィンウィンでいられることを意識しています。
そして、自分のもとに着たものについては、一旦これあんまり着れないかも、ちょっと失敗したかなって思っても、一旦すっごい努力する。
し、なんかその努力してるときに、思ってたより私これ似合うくない?みたいな、ハローニューワールドできることもあるので。
いいじゃん。
そう、それをね、目指してやったりとかはするかな。
私多分すごく小っちゃいサイズのソボンヌだから、そのソボンヌの着物を着たいがためにヨーミックスとかちょっと上手になったりとかしたもんね。
素晴らしい。
だからそういう風にチャレンジはするかな。
いいですね。
はい、というところで。
そうやって、なんか自分の思った通りのこと以外がね、自分に新たな成長をもたらすのじゃよ。
ねえ、あーちょっと肌寒くなってきたな。
あいつが着れるじゃない!って言って、そいつを引っ張り出してくるじゃん。
そっからコーディネート組んだりとかもするし、
うん。
なんかあとは、行く場所とかで決めるかな。
それこそ先日、紫の名船にブーツとかお帽子とかかぶって、シャンソンのライブに行ったんですけど先輩の。
うんうん。
フランスの国のお花、コンカ。
うん。
バラなので、菊の紫色の名船にするか、バラの紫色の名船にするか悩んで結果バラにしました。
うんうんうんうん。
そういう選び方もするかな。
するね、するよね。
わかる。
するする。
なんかさ、いわゆるさ、推しカツしてる人とかはさ、推しカラーのなんか着たりとかするのかね、やっぱり。
だって太郎ちゃんあれだもの、やっぱり自分の好きな、これまたあの婦女主の話になるんですけど、
はい。
BLのずっと好きなカップルがいて、赤色が似合う人ってか赤っぽい人と青っぽい人の。
はいはいはいはい。
テーマカラー。
はいはい。
だから赤っぽい着物と青が例えば1枚になってる長着を着て、帯は2人とも共通で黒い衣装というか制服を着てらっしゃるから、じゃあ黒にしてとかそういうのはやる、やっぱり。
ちなみにさ、要は太郎ちゃんの中では推しカラーなわけでしょ、それが。
はいはい。
それでどこ行くの?
それで、これがね、全然別に誰に合うでもない、私がただ推しに、なんかさあるじゃん、読書しててもさ、ちょっと今谷崎純一郎ブームが来てるなとか、
あの人の文章ちょっと読みたいなみたいな時に波があるじゃん。
そういう波が私にやってきた時に、って思いながら来てる。
なるほどね。ごめんね、私ね、そのね、反応がすごい、私はさ画面を見ながら喋ってるからね、表情も相まってめっちゃ面白くて笑っちゃったんだけどごめんね。
いいよ。でもね、あれかな、なんかそのもう連載もね終わってるから、太郎ちゃんのその好きな漫画のキャラクターが出る漫画はね。
だからまあ仕方がないから、本当はねイベントとかあったらそれで来ていきたいんだけど、そういうのが今のところないから、もう思ってるときに。
なるほどね。自分の中のテンションが高まってるときにそれをチョイスするみたいな感じね。
そうそうそうそう。
そういう時ってさ、同じコーディネートする?
しないね。どっかは絶対変える。
ああ、そうだよね。なんかちょっとどっか変えたくなるよね。
もちろんね、あの時上手くいった。去年の今頃あれ着たけど本当上手くいったなみたいなさ、思い出に浸ってさ何回噛み締めても上手いコーディネートってあるじゃん。
はいはいはい、ありますね。
でもさ、丸100同じやるとさ、なんかすごいさ、生きてるうちにさ、そんな着物を着る回数もやっぱりさ、限られるわけじゃん。それはご飯も同じだしさ、睡眠の回数も同じだからさ。
だからこそさ、違うコーディネートで生きて生きてーのよ。
わかるわー。
洋服やったらさ、正直さ、あーもういつものさ、ズボンとで、いつもあのジャケット着るとなんかいい感じだからピアスもあれでいいかみたいな同じようでいいか、どうせなんかそのAさんに会った時にその格好したけどBさんに会う時にもその格好でいいやとか思うじゃん。
はいはいはいはい。
着物で絶対そんなこと思わねーもんなー。
着物はなんだろうね、着物とデートしてんのかなあれって。なんだろうね、どういう気持ちだろう。私もなんかちょっとだけでもいいから変えたいんだよね。
私も変えたい。
もしかしたらそれは私たちがパンパーニュの民だからあれもこれも使いたいみたいなのがあんのかな。いやーどうなんだろう。
でもそれこそあれじゃない、新たな出会いが欲しいんじゃないですか。新たな弾を投げて、この弾はいつも投げてるけど投げ方を変えるというかさ。
そうだね。
カーブ効かす。
そうだね。なんかさ、そういえばさ、よく着物雑誌とかでこういうコーディネートどうですかみたいなやつが出てる時ってさ、長着と帯だけが置かれてたりとかするの。
うんうんうん。
でさ、でもさ、そこからさプラスしてさ、帯上げがあったり帯締めがあったり帯留めがあったり半衿があったり、タビがあってゾーリがあって、でもう小物がまさらにあってみたいな感じでしょ。
ってなるとさ、それだけでは何もわからんのよみたいな感じになったりせん。
あー、する。
あんなに入れる色をどうせいっちゅうねんみたいな感じにならん。
そこを知りたいんや。ぶっちゃけな。
ぶっちゃけね、そう。
すっごいわからんさ、例えば謎々があるとするやん。
うん。
長着と帯を置かれてる状態でこれがヒントですとか言われてもさ、違うねん、もっと、もうちょっとさ、みたいな。そこまでは。
そうなんだよな。いやでも、なんか昔ね、七尾の企画かなんかで、七尾っていうあの着物雑誌の中で、同じ着物同じ帯で、いろんな人さん、スタイリストさんが、どの帯上げ帯締めであなたならこうでしますかっていう企画をやってたことがあったんだよね。
いやー、かゆいとこに手が届きすぎてますね、七尾さん。
ほんとね。もうマジ孫の手かなって思うぐらいさ、かゆいところに手が届くんだけどさ。
ほんまやで。
ああいう企画もうちょっとやってほしい。
これちょっと脱線するんだけど、それこそさ、最近の着物雑誌って着物アンとか着物姫さんとかいろいろあるじゃん。
うん。
読むの楽しいじゃん。
うん。
え、え、かわいい。私もこういうの欲しいと思うんだけどさ、まあ着物雑誌のスタイリスト私物の多さよ。
だってしょうがないじゃん。着物基本的に一点もねえもん。
そうやね、洋服の雑誌とかだったらどこにでも売ってるとかさ、これはこれ、これはどこで売ってるとかさ。
もうそれにつけてもスタイリスト私物の多さよって思ってる。
まあでもそこは諦めよう。
たとえばさ、この半衿はスタイリストさんが自分で染めましたとか言われたら、ああそらもうかなわんでって思うやん。
この世のどこかにもう一枚二枚はあるかもしれないけど、それはもう手に入れることができないんだみたいな。
そうね。
つらい。
そんなんばっかりじゃん。いやでもそれはさ、私SNS見てても思うよ。わあそれかわいいでも多分もうどこにもないみたいな。
だから現代物のいいところはさ、いっぱいあるから必ず自分でも手に入るんだけど、良くないところは誰かと被るところじゃん。
そうね。
あえてテンスを上げるな、良くないところを上げるな。いやー難しいっすね。
なんで聞いたの?と。
なんだこのおじよよと。
我がおじながらなんだこいつと思うじゃん。
で、せっかくおじさんが作ってくれるって言うから、じゃあはいいただきますって言うけど。
まあね、たろちゃんのおじさんの作るカルピス薄いのよ。
ケチとかじゃないのよ、別におじさん。
すごい良い人だし、めちゃくちゃなんていうの、そんな人じゃないんだけど。
おじさんの中で美味しいカルピスは薄いカルピスなんだよ。
へー。
だからいつもシャバいカルピスばっか飲んでたせいで、普通の市販のカルピス飲んで、わーめっちゃ濃いじゃんみたいになった。
飲めんくなったのに、すっごいやだね、ほんとにもう。
慣れて怖いね。
もうほんとに、みんな洗脳されるなよ、抗えよ。
何年か前だと思うけどさ、濃いカルピスみたいなの商品として発売されたじゃん。
たろちゃんもあれ食べるじゃん、全然。
頼らないです、ごめんね、話脱線して。
たろちゃんには薄々で。
でもさ、薄いカルピスをお願いします。
でもさ、お洋服のファッション系の人が、ユーチューバーの人が、コカ・コーラのカラーリングでコーディネートとか、ポカリスエットとか、
お酒のチューハイのデザインを洋服でやるとこう、みたいなのをやってたから、そういうのを企画でやると面白いかもね。
でも私、そういえば今年、クリームソーダを飲みに行くみたいな時とかがあって、
旅するクリームソーダって知ってる?
知ってるよ。
あれの店に食べに行くぐらいには私は好きなんだが、あそこのクリームソーダが。
それが、今年の夏にマルゼンとコラボしたんだよ、本屋さんの。
でさ、高円寺まで食べに行くぐらい好きな旅する喫茶のクリームソーダかける、私の大好きな本のマルゼン、行くじゃん。
っていうので行ったんだけど、その時、3種類ぐらい文豪の作品に寄せてみたいな感じだったんだけど、
私はその時に行ける、全飛行機あったんだけどさ、私が行った時は、無労再生のクリームソーダを飲むって決めてたから、
その時のカラーに寄せた格好で行ったりとかするよね、こうカラーリング。
あー、いいね。
そういうのやるよね、やっぱね。
やるやる。
なんかさ、誰にも別にさ、そりゃもう見てよ、見てさ、あ!ミルキーだ!とかっていうコーディネートも絶対可愛いと思うの、
だけど、実際私ミルキーの柄の布持ってるから、半衿にして持ってるんだけど、
でも、なんとなく私はミルキーの色をね、春に着たいなって思ってるから、実はまだ着てません、一回も。
あ、わかる。なんかさ、さっきさ、たるちゃんが言ってたさ、夏の間に合わせを買ったからすぐ着るみたいなこと言ってたけどさ、
私さ、春着たらいいのにって思って8月ぐらいに買った合わせとか、なんかずっとタンスにあったりとかする。
ね。なんか目合うじゃん、タンスとか開けたらさ、なんか、え、私いつになったら出れるんですか?
申し訳ございません、あのー、私の中であなた様は、あのー、春に着ようという意思がありまして、
あの、ちょうどあなた様に似合う半衿もあって、そいつも同じように待機してるので、
あの、何卒、何卒ご容赦のほどよろしくお願いしますって着物に言ってるよ。
わかる。言ってるよ、私も。これ、待って待って、待って待って、今さ、あの、着物に話しかけている2人だけど、
これ、変人2人が喋ってる状態になって、これを聞いてる着物の民たちが、
え、私そんな気持ち悪いことしないけどって思ってたらどうしよう。
えー、でも絶対着物民、自分の着物に名前つけてるやついると思うんだけど。
つけるつける、絶対つける。絶対じゃないけど。
そう、勝手にさ、自分でさ、なんか、この長着は何々、この帯は何々って、あだ名つけるじゃん。
つけてる。私、アメリカの歯磨き子って呼んでる子とかいる。
アメリカの歯磨き子。辛そうだね。
あの、白と水色とピンクのストライプの伊勢モメンなんだけど。
あー、1回のグリップめっちゃたくさん出るやつ。
そうそうそうそう。ギャーって出るやつ。
口が大きいからね、向こうの人は。
そうそうそうそう。何の話だよ。
え、でもみんなのさ、そのさ、だからなんていうの、私のこれ、あだ名はこれこれ、みたいなさ、知りたいよ。
絶対あると思ってる。
私もあるし、みんなでその話しようよ。
すごいなんか薄い座談会なんだけど、そういうの楽しいよね。
えー、いいじゃん。
コーデの話に戻るんだけど、黒い帯を巻くと、なんか負けた気になるんだよね。
洋服でいうところの、とりあえずジーパンにしたみたいな感じになるの。
あー、なるほどね。はいはいはいはい。
もちろんね、あの、デニムの着物を安直に選ぶっていう、たらちゃんの癖があるんだけど、実は冬場に。
理由があって、中にいっぱい着ても着やすいっていうのと、あと、もっぱらどこに飲みに行ったってデニムはなんせ洗えますから。
でさ、またさ、なんか、飲食店ってさ、冬になるとさ、そんなにね、なんかみんな寒いからさ、空気の流れがさ、悪い時もあったのよ、コロナとかじゃない時とかさ。
黙々でさ、タバコと酒とおっさんの匂い。そんな店行くなよって感じなんだけどね。
だから、簡単にデニムを選んでしまうっていうのもあるんだけど、なんかね、黒い帯、特にアンティークのコーディネートするときに黒い帯巻くと、
すっごい負けた気になるからね、なるべく最終手段までは巻かないっていう。
あー、なるほどね。
別にね、その黒い帯のことすごい好きなんだよ。タルちゃん黒い帯3個ぐらい持ってるから、あの名古屋帯。
それは巻くときもあるんだけど、本当にこれを巻きたいと思って、君がドラフト1位だと思いながら巻くときあるんだけど、
でもさ、なんか、えーもうなんか分からなくなってきたからこれでいいやみたいなんでね、その帯を選びたくないのよ。
あ、そう。黒い帯っていうのは字が黒いだけであって、模様はなんか入ってるってこと?
あー、まあ刺繍とかあるやつもあるし、なんかそんな感じかな。
なるほどね。
ごめんね、タルちゃんの変なこだわりの話して。ごめん。
あのー、そういえばさ、このトークが始まったらこの話しようって言ってたんだけどさ、
それはそのマイブームの話の回とかでも喋ってたりとかするんだけど、帽子と合わせてレトロな感じとかアンティークな感じみたいなの着たいなって思ったりしてたから、
そっちに行こうと思うと、なんかしっくりこなくって、さっきも言ったけど帯の枚数が少ないから、帯を足せばいいのか。
いやでもなんかそういう問題でもない気がするし、これは私の顔色に似合わんし、みたいなので右往左往していたのね。
いたね。
そう、なんだが、なんでこれを脱却思想、まだしてるとは言い切れないんだけど、思想だなって思ってるかっていうと、
新しいアイテムとかを手に入れた時に、手持ちのやつをちょっとだけ入れる。全部新しくするんじゃなくて。
っていう風にすると、ちょっとずつ色が混ざるようにベクトルを変えやすい感じがするっていうか。
馴染んでくるみたいな。
そうそうそうそう。なんか全部全部アンティーク寄りにしちゃうと、なんかやっぱりコテコテな感じがまだ私にはしっくりこなくって、
それはなんか、そのコーディネートが全く私に似合わないというよりも、しっくりこない感じになるんだよね、なんとなく。
しっくりこないね。
そうそう。でさ、この着慣れるとか、しっくりくるとか、こなれるとかっていうのってさ、私着てる回数だと思ってるの。
着物もさ、最初着始めた時ってさ、なんか着られてる感じ、自分が着てるじゃなくて、着られてる感じみたいになったりするしさ、
あと私は飲食業にいるから、スーツを着たりとかする業界ではないんだよね、現場にいる限り。本社とかになるとちょっと話が変わるけど。
っていう人たちの結婚式に行くと、みんなスーツ普段着付けてないのに、冷蔵してると、なんとなくね、こう、なんだろう、七五三感が出ちゃうというか、
着せられてるよ、みたいな感じになるわけよ。で、それがサラリーマンでいつもスーツ着てる人たちって、そういう冷蔵した時もちゃんと綺麗に決まるんだよね。
わかるわかるわかる。
あと水泳をずっとやってる子って、プール開きの時からもう水着が様になってるみたいな。
あー。
夏の間かけてみんな水着が似合うようになっていくのに、なんとなくあんな薄い布ですらあるわけよ。
そうだね。
だから着てる回数とか、体に馴染んでるとかっていうのが、しっくりくるとか、見慣れるとかっていうことなんじゃないかなと思ってるから、
私は多分アンティーク着物に今ちょっと寄っていこうとしてるんだけど、まだ着慣れてなくって、私も目も慣れてなくって、
だから今ひとつスランプだわって思ってたんだと思うんだけど、
これも元々使ってる、さっき太郎ちゃんは黒い帯使ったら負けた気がするみたいなこと言ってたんだけど、
その自分の中のアンパイをちょっとだけ入れてあげる。
あー。
この半衣のやつだと私結構似合ってんだよなとか、この帯だったら何でも受け入れてくれるんだよなとか、
っていう風にしていくと、割とちょっとずつ自分が見慣れていって、
時間はかかるかもしれないけど、完全アンティークみたいなのが着れる日が来るんじゃないかなって、うすら思って。
おー、楽しみにしてるよ。
でもさ、これさ、話聞いてて、ちょっと一個思ったのが、
着物ってさ、どうしても同じ、長着も帯もさ、帯は多少種類あるにしても、
だいたい着終わった後の姿ってさ、よっぽどヨーミックスとかしてない限りって同じじゃない?
うん、形がね。
そうそうそう。だからちょっと見落としてたのかもしれないんだけど、これ化粧の話にしたらさ、
全部新しく買ったコスメで今日化粧しろって、すっごい難しくなる。
そうそうそうそうそうそう、すごい良い例えよそれ。
良い例えでしょ。
うん。
女の子は分かんねーからごめんよ、このラジオ聞いてる女の子、すまぬやで。
でも女の子はね、それーって思うと思うんだけど、
え、だってこの下地がまずどれぐらいのカバー力があるかも分からないし、
そもそもお前いつもここに居やがってよ、ニキビの跡!みたいなやつもさ、
ひと塗りで消えるのか、それでも消えないのか、油が出てきた時の様子とかさ、
分かんない。ファンデーションも分かんない。眉ペンも分かんない。裸で海外旅行するのかぐらいの不安だよ。
分かる分かる分かる。確かにそうだね。
でしょ?
うんうん。
だからいつもの化粧に、今日この前買った新しいリップでもつけてみようかなとかさ、
うんうん。
今日はハイライトだけちょっと新しくしてみよう。
あ、ちょっとこれ割と結構テカテカするなとかさ、それぐらいがちょうどいいじゃん。
確かにそうだわ。だから私の今うっすら自分のアイテムとか定番アイテムと組み合わせて、
いい感じに慣らしていってるのは、これ正解なんじゃない?
正解。
エポック。
エポック。
エコップ。
エコップ。
エポック。
エポック。
でさ、私はさ、このエポックというか着物を着始めた時の色合わせとか、
まあ私本が大好きだから、とっても本で見るわけですね。
なんて言ったってね、身の回りに普段着着物好きなんか居やしませんでしたから、私が始めた頃。
SNSもやっとりませんでしたから、私が始めた頃。
だから何を参考にしたらいいか分からない。
そんな時は私はいつも本屋へゴーっていう感じですぐね本に頼っちゃうんだけど、
一番参考にした本をここで言っておこう。
お願いします。
着物番長2。
あ、2だんだ。1じゃないんだね。
1じゃないんだよ。着物番長2の方がね、コーディネートむちゃくちゃ役に立つんだわ。
どういうものが役に立った?シーナちゃん的に。
あのね、色合わせのことをすごく描かれていて、
彩度を合わせるとか、明度を合わせるとか、
対極の色を持ってきた時にこんな感じになるっていうのが、
ちゃんとイラストで全身で描かれていて、
それがさっき言った着物と帯だけとかじゃなくて、
ちゃんと帯揚げとかイラストで描かれてるから、
帯揚げとか半衣類とかまで描かれてるわけよ。
だからもちろん、それを読んだ時にそこに出てきているメーカーだったりとかっていうのを調べたりとか、
私たちが今こないだインディペンデント着物周りでお話したようなメーカーとかがいっぱい出てくるんだけど、
それも見るけど、その初心者着物好きの時にさ、
一発で何万もするものを何十個も揃えられないからさ、不合じゃないからさ。
なんだけど、この色味だったらどうやら合格点らしいっていうのが分かるんだよね、見てると。
じゃあ今私はこの着物でなんとなくうまくいかないなって思ってるから、
それをこのイメージで着たいんだったらこの色のやつから探してみようとかっていう風に、
すごい参考にさせていただいたのよ。
おーいいね。
これ私にとってはね、いまだにバイブルだし、
先週先々週ぐらいとかに、わー私マジで着物コーデスランプなんじゃけどって思ってた時は、
あんまり本棚から持ってきて見たりとかするし、
新しい季節が来た時とかにもう一回見たりとかするんだよね。
去年こうだったけど、今年どうしようかなーみたいな。
大好きな本なのよ。
まさにホーリーバイボーだね。
そう。だからぜひ。
ぜひっていうのもあれですけど。
ちょっと私も呼んでみようかな。
ぜひぜひ。私個人的には2の方が好きだけど、1も面白いよ、もちろん。
たろちゃんね、だいたいね、2がおすすめって言われてもね、1から買うから。
1の方は季節ごとのイベントに合わせたコーディネートとか、そういうのが書かれてたりとかするから、すごいね。
結構じゃあ、防寒とか。
防寒はね、2の方が書かれてたかな。
1月はこういうコーディネート、2月は節分に合わせてこういう感じとか、そういうのが書かれてたりとかする。
面白いです。
たろちゃんさ、あんまコーディネート悩んだことないかも。
マジ?
天才神々の遊びみたいなこと?
違う違う違う。
ここでみんなに誤解しないでほしいんだけど、ファッショニストじゃないからね、たろちゃん。
たろちゃんだって、まだまだ初心者だと思ってるし、自分のこと普段着物好きだと思ってんの。
なんて言えばいいのかな、その日のコーデを悩むっていうのは、要するに目線にお帽子被ってって言ってたんですけど、
実はその日、本当は順はそうでいこうと思ったの。
言って先輩のライブだから、ちゃんとしていこうと思ったの。
新しい半衿があるから、これだけは絶対使おうって決めたんだけど、雨が降ってきて、急遽ブーツにしなきゃいけなかった。
でも全部コーディネート変えるのは嫌だな、特に半衿をもう一回外すのは嫌なのよ。
嫌だね。
もう嫌じゃん、それは。
だから、私はこうしようと思って、着付けを変えてブーツにして、小物をガラッと変えたら上手くいく感じで、そういう悩みは持つの、その瞬間、瞬間。
でもニッチもサッチも、ブルドック何にも決まらない、みたいなのはあんまない。
そうなんだ、なんかあれだね、全然違う。
私は着てる回数は多いんだけどさ、あれもしたい、これもしたい、全部したい、みたいな感じになるんだけど、
次着たいコーディネートがさ、バラバラ浮かんだりとかさ、あ、来月あの着物着たいなとかさ、それこそさっきのさ、あ、春が来たからあれ着ようとかさ、あるじゃない。
ちょっとお願いしよう。
えっと、一応セオリーはあるけどさ、その大きいものから決めるみたいなセオリーあるけどさ、
私たちはわりとこうシチュエーションだったり、あそこに行くからみたいなのをベースに決めちゃうねん。
あー、そうね。
でも私結構、頭の中でイメージしたやつを、さてっていう、切るぞっていうタイミングとかで選ぶ、
並べたりとかして、で、なんかすっごいこれ完璧って思ってたのに、
一回決めたのに、やっぱりあっちの方がーって変えたりとかするのやめたい、ほんとに。
あー、わかる。
でもさ、これでさ、バッチリ、ほんとに私ってマジで最高って思いながらさ、切るじゃん。
途中からさ、感じるときにあれ、なんか起きたのと違くない?
あ、私それあんまりないんだわ。
あ、ほんと?
うん。
私はあるの。で、でも一回最後までやりきってからにしようと思ってやりきるじゃん。
うん。
ほんとにダメなときもあるの。
うん。
家に入れる時間があと10分しかないとかだったら、むせびないでその日はコーディネート載せないの。
SNSにはあげないのね。
あー、私割と結構それでいいと思ってるというか、一回決めたしみたいなのとか、
気に入らない、あっちの方が良かったなって思うんだったら、今度そのコーディネートしようって思ったりとかするかも。
あー、一回寝かせるみたいなの?
そうそうそうそう。
基本的に自分のことセンスがないと思ってるから、いろんな組み合わせしようと思ってるから、
じゃあ実際全身写真撮って、あーこれ今一つだったなって思うこと自体を、
まあそんなもんだろう私なんて、みたいな感じでスンって受け入れてるかもしれないんだけど。
タロちゃんって自分に対して求めるレベルが高いってこと?
そうよ、だから私ならもっといけるわみたいな、そういう。
いや、そんなもうさらなる高みへプルスウルトラですよ。
そういうことよ、だから。
でもね、あれなんだよね、タロちゃんお姉ちゃんがいるんだけど、うちのお姉ちゃんすごいおしゃれなの。
タロちゃんちっちゃい時から何を自分で選んで着ても、
まあお母さんが最初から服を決め続けて、そのまま小学校から中学校に行っちゃうから、
中高の遊び着の洋服は自分で選んでたんだけど、
何着ても何か組み合わせるとだいたい姉に、はっ、だっさって言われて。
へー。
ほんとに何でも下手くそなの、ほんとに。
すごいね。
今でも言われる、何そのメイク。
へー。
なんかあれだよね、タロちゃん家ってさ、お母さんもお姉ちゃんもさ、見た目に対するさ、
プライオリティが高いじゃん。
高い。
うちさ、見た目に対するプライオリティがめちゃ低い家だったからさ、
なんかおしゃれをしようとしてることに対してどちらかというと批判的だったりとかする。
そんな見た目にばっかり気遣っても中身が伴わないと意味がないみたいな感じの家だったから、
ちょっと別だね、ベクトルがね。
そうだね、全然違うね。
もう暗い話になるからやめようこの話。
ダメダメ。
ダメダメ。こういう会はこういう会として儲ける。
そうだね。
でもね、コーディネートをしてるときがね、楽しい時間ではあるよね。
わかる。
コーディネートしてるときってさ、なんて言うんだろう、ワクワク感がすごいよね。
ただね、スランプに陥っていたちょっと前の私がね、恐れおののいていたことが一つあって、それだけ最後に言ってもいいでしょうか。
はい、どうぞ。
新しいアイテム買いそうになるよね。
いや、あのね、わかる。スランプに陥ると、本当に新しいものも欲しくなって、常に新しいものは欲しいんだけど、
落ち込んだ自分に何かいいものあげたくなるんだけど、
いいのよ、物の数がちゃんと均衡が取れてて、非常に風通しの良いタンスを持っている方はぜひともそうしてくれてもいいんだけど、
じゃあここは一つ新しいウェーブでも吹かせるかなっていうのが一つの手だと思うんだけど、
我々はパンパニュだから、そんなことをしたら最も悪いよ。
そうなのよ。
まあ、最も悪いとは言わんけど。
まあね、一個二個だったら別にいいと思うの。
うんうん、もちろん。
さあ、莫大買いそうになるのよ、スランプに陥ってるとき、全特価買おうぐらいの感じで、
すごいお気に入り、お気に入り、お気に入りってすごいヤフオクとかでお気に入りボタン押しちゃったりとかするのよ。
わかる。
だからあまり買うポチポチポチってなる前に打破しそうで良かったなってめっちゃ安心してる。
非常に良かった。
本当に心の底が良かった。
良かった。
でもポチしまくったし、那さんもちょっと見たかった。
いやーよー。
いやー、イエーイ、ポチパンパニュ、イエーイって言いたかった。
いやー、ギリギリセーフだった。
ギリギリでいつも生きていたいからさ、私たちは。
まあね、ただちなみに全然買わなかったわけではなくて。
おー、なんかお迎えした?
お迎えはして、最初に話した名船店に行った帰りに大塚にあるキモノハズキさんに行って、
すいません、私今スランプに陥っておりまして、
多分私帯が足りないと思うので帯選びに付き合っていただけないでしょうかって言って、
散々ね、付き合ってもらって帯を買いました。
えー、それでもきっと協力していただいて迎えた帯?
はい。
いい運じになるの。
そう、だからすごいさ、写真とかも一緒に見てもらってさ、
これ合うじゃん、これ合うじゃん、これじゃないですか?みたいな。
こっちの方がいけますかね?とか言って、すごいね、一緒に選んでもらったの。
だからね、スランプに陥った時は、そういう一緒に選んでくれるお店で選ぶっていうのもありだよって、
すぐね、買い物に行かせようとする。
あれ、しーなちゃん実は日本の着物経済を回すために送られたスパイか何か。