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r_takaishi
僕はYouTubeとかね、動画で見たことがあって、一度行きたいなと思ってるんですけど。
やっぱり本州とかだとない、あまりないですよね。
juneboku
そうですよね。
r_takaishi
あまりどころが存在しないんじゃないかという、きっそらしいですね。
juneboku
僕は行ったね、戸勝は本当に戸勝平野とかあるんで、平地なんです。平地がすごい広がってるエリアで。
松本市はもう完全に盆地なんですよね。
だからある程度まで行ったらもう山の坂道が現れ始めるから、遠くには山が見えるって感じなんだよね。
r_takaishi
どっち向いても地平線の間に山があって。
juneboku
そうそう。戸勝平野は地の果てまで地平が見えるって感じ。
すごいな。
松本市と帯広戸勝あたりの違いに気づいた。それを通じて北海道すごいなって思いましたね。
r_takaishi
なるほどね。いいですね。
juneboku
面白かった。いろいろ住んだら新たな視点が手に入るだろうと期待して今の暮らしをしてるんですけども、まさにそれが炸裂したなと思って面白かったです。
r_takaishi
これはいいですね。さらに今後も引っ越していくと、また違った視点で北海道を見れるだろうから楽しみですね。
juneboku
またね、みんなが知ってるようなことを言いにくるかも、僕が。よろしくお願いします。
それめちゃくちゃ面白い。
続いてお知らせと言いますか、皆さんに嬉しい話を共有します。
TBSポッドキャストの文化系トークラジオライフという働き者ラジオという番組がありまして、
その中で第16回このポッドキャストが好き。
工藤文子さんという方がご自身のこのポッドキャスト聞いてるよってこんなところが面白いポイントだよっていうのを紹介してる中で気まぐれFMも上げていただいて大変ありがたいなと思いました。
r_takaishi
ありがとうございます。
juneboku
その中でですね、スポティファイにおすすめポッドキャストたちの中でもこのエピソードから聞き始めるといいよっていうのを集めたプレイリストが公開されていて、そこに気まぐれFMのハンガーの回も並んで並べていただいて、ハンガーの回選べたんだなと思って。面白かったですね。
r_takaishi
このプレイリストいいですね。
juneboku
いいです。いつだ?187か。ポッドキャスティングハックスの回で推しエピソード集めたフィードを作るみたいな話あったじゃないですか。
r_takaishi
しました。
juneboku
これの現代版はスポティファイのプレイリストだってことが分かって。
そうそう。
なるほどって思いました。
r_takaishi
このプレイリスト見た瞬間にあれ?似たような話したなって思いましたからね。
juneboku
確かにあの時僕権利とか大丈夫かって言ったけど、確か別にスポティファイに配信されてるポッドキャスト番組の自分の好きなエピソード集めてプレイリストにするのはすごい合法っぽくていいなと思いましたね。
r_takaishi
いいですよね。
juneboku
そしてこの工藤文子さんね、キマグレフのディスコードサーバーに来てくださったんですけど、僕と聞いてる番組が多分すごい被ってるなと思って。
近い感じの島にいるなって思いましたね。
r_takaishi
こういうのあるとやっぱ面白いですよね。
juneboku
面白いですね。
自分がTBSポッドキャスト、TBSポッドキャストがどういう加算になってるか僕は分かってないですけど、まさかTBSポッドキャストに関した番組の中でキマグレフM紹介されると思ってなかったんで面白ビックリですね。
r_takaishi
すごい、いろんなことがありますね。
juneboku
キマグレFMを好んで聞いてくれてる方の他の番組もたくさん紹介されてるんで、ぜひキマグレFMのリスナーの皆さんにはこれチェックしてみてほしいなと思ってます。
r_takaishi
概要欄にURLを載せておきますので、ぜひ見てみてください。
juneboku
今回は僕が持ってきた話をします。
話し終わってみてからタイトルをつけようと思ってるんで、ちょっと今からこれこれの話をしますと明確に示すことが難しいんでゆるーっと話し始めますね。
僕は昨年末で会社を退職したので、今年割とフラフラと過ごしてるんですよ。
1週間決まった過ごし方ってなくて、その週その週で全然違う過ごし方しているんですけども、松本市に引っ越してきた年ってこともあって、結構いろんな新しい知り合いができたりもしてるんですね。
松本市内のコワーキングスペースとか行くと、そこで知り合いにまた別の人紹介してもらったりとか、僕も軽く自己紹介させてもらったりすると、
結構ね、僕がソフトウェアの仕事してまして、自己紹介するとソフトウェアに関する相談を受ける機会がちょいちょいあるんですね。
今ね、ソフトウェア全く無関係の事業っていうのも少なくなってきてるでしょうから、
なんとなくソフトウェア詳しい人に目の前にいるんだったらちょっと話聞いてもらおうかなと思う人は結構多いみたいですね。
でね、いろんな現場のいろんな立場の人のいろんな相談を受けてる中で思ったことがあるので、
今日はそういう話を高井さんに聞いてもらいながら深めていけるといいかなと思います。
r_takaishi
面白そう。
juneboku
はい。ソフトウェアエンジニアっぽい話をたまにはしとこうかなと。
あんまりしないからね、普段ね。
確かに。
じゃあ続きを話します。
平成から令和にかけて僕は日本で暮らしているわけですが、
デジタル化とかね、デジタルトランスフォーメーションDXみたいな流れはあるんだなというのは確かに感じています。
で、その中でたまにね、ちょいちょい見えるかな。
日本人はITリテラシーが低いとか、ITリテラシーないからDXなかなか進めるの難しいみたいな言説を目にする機会もそんな珍しくないかなと感じています。
結構日本ではこういうの進めていくの難しいみたいなね、主張はちょいちょい目にするかなと思ってるんですよ。
ところで少なくとも僕が見聞きしてる範囲では、リテラシーはそんなに問題ないんじゃないかなって感じることも多いんですよ。
r_takaishi
それは今松本で関わっていて、特にソフトウェア企業ではない人とか、そういう人のことですかね。
juneboku
そうですね。その人たちの話聞いてても、例えば組織でスラック導入されましたってなったときに、
ああもう全然ダメでスラックわかりません、ギブアップみたいな人は早々いなくて、別にスラック導入されたら、
あ、チャンネルっていうのがあって、ここに発言して、スレッドっていうのはこのコード、コ階層みたいなやつで、
あ、なんかこうやったらスタンプみたいに絵文字つけれるんだなみたいなことは、別にそこでつまずく人は早々いないなという感触ですね。
僕は接してない中でね、本当にインターネットも全然使ってないとこだと、ITリテラシーみたいなところにネックになるケースはきっとあるんでしょうけれども、
さっきともね、なんかDXやってくれみたいな文脈の中において、僕が相談を受けるような範囲だと、そんなにリテラシーは問題ない。
juneboku
識字率もすごく高い国ですしね。なんかこう説明書とかヘルプを読んだり、ちょっと半日でも使えば、
何かソフトウェアを使うっていうことに関してはそんなにそんなにネックになってないんじゃないかなというのが僕の裸にですね。
一方で、じゃあDXすごい勢いよく進んでるかっていうとそうでもないと思っていて、
どちらかというと、ITリテラシーみたいなところじゃなくて、自分たちの仕事のワークフロー設計をやる人が少ないっていうのがネックなんじゃないかなって思うんですよね。
さっきのスラックの例で言うと、スラックでチャンネルに入って発言したり、メンション来て返事したりとかはできるんだけれども、
スラックワークフローをすごい使いこなして自分たちの作業を効率化してる人ってなると、一気に個数が減るなっていう感じですね。
なんか本当にチャットツールとしてのスラックは使ってるんだけど、スラックワークフローっていうのがそもそもそういう機能があって、
そうすると例えば平日毎朝決まった時間に自動でコンピューターにスラック上何か投稿させるっていうのができたりするんですけども、
それをこれ使ったら自分たちの作業減って楽になるじゃんみたいな視点を持ってソフトウェアと付き合えてる人ってなると、
もう一気に10分の1以下になるんじゃないかなっていう感じがしてます。
r_takaishi
なるほどね。
juneboku
だから実はワークフロー設計とかソフトの使い方わかっても、じゃあこういうシーンではどれを使うのがベストなんだっけとか、
それを考えて組み立てて実践していくところがネックになってんじゃないかなと感じてますね、最近ね。
それでどうですか。高石さんは多分ソフトウェア割とがっつり使ってる企業をこれまでキャリアとしていくつか所属されてきたと思うんですけども、
どうですか、高石さんの肌感だとどうですかね。
そうですね。僕がこれまで所属してきたのは本当にソフトウェアを書いて、それで送っていくみたいな会社しかないので、
r_takaishi
ソフトウェアを使ってワークフロー作るっていうのが割と当たり前な環境ですよね。
juneboku
そうだと思いますよ。でね、僕が高石さんと一緒に働いてたGMO Pebaboっていう会社があるんですけども、
ああいう会社だと一番そういうの得意なのはソフトエンジニアだとは思うんですよね、トークの場合ね。
で、そのソフトエンジニアたちがワーワーやってるのを見て、こうやんのねってなってもう全職種に活用が広まってる感じ。
そういうところってどんどん効率化が進むなと思っていて、でもその雰囲気がないところだと、なかなかデジタルツールは使ってるんだけど、
手作業は依然としてすごく多くあって、やっぱりそこがネックなんだろうなと思ってますね。
r_takaishi
確かにエンジニアじゃないバックオフィスにいる人とか、スラックのリマインダー機能を使って毎朝の連絡を楽にするみたいなのは見てきましたね。
juneboku
そうそうそう。そういうのってやってる例を見れば別にできるようになるんですよね。
だからこれってスキル、さっきワークの設計をできる人が少ないって言い方をしなくて、やる人が少ないって言い方をしたんですけど、
できるって意味はできると思うんですよ、別にそういうのがあれば。その視点があるかどうかっていうのが結構大きな分かれ目になっていて、
社会全体に別にソフトエンジニアを職業にしなくても、そういう観点を持ってる人が増えると、今後労働人口減ってくる中でも、
多くのことをコンピューターに任せて、ここはコンピューターに任せるの難しいよねっていう部分を人間たちがやって、
うまく業務を回せる社会になるんじゃないかなっていうのを最近考えてますね。
r_takaishi
なるほど。
juneboku
なんで、これを考えを広めるにあたっては、何かいいネーミングっていうかいいフレーズとかがあったほうがいいと思って、
今日喋りながらそれを探してるところであるんですけど、まだ見つかってなくてですね。一応いろいろ考えたことがあるので、この先順番に話していきますね。
はい。
ソフトウェアの活用って、中学校の授業の技術課程ってあるじゃないですか。
ありますね。
r_takaishi
それでいうと、技術のほうに分類されそうな雰囲気があるなと。
確かに技術っぽい、技術だし。
juneboku
そうですね。ソフトウェアテクノロジーとかいったりするからね。ビッグテックとかいったりもするから。
技術の話であることは別にそれは間違いじゃないと思うんだけど、一方で僕が言ってることって、もうちょっと家庭科っぽい文脈でソフトウェアをしっかり活用しようって話なんですよ。
だから、着てる服がちょっとほつれたらそれを縫って直すとかね。
あるいは家庭科で習うもの最たる例としたら料理みたいのがあって、料理するときに料理スムーズにやれるように調理道具の配置とかって考えるわけじゃないですか、誰しもが料理する人であれば。
ここにお玉あるとスムーズだなとか、逆にこっちに一緒に使うものがバラバラのところにあるから何往復もする羽目になるなとかあったら、ちょっと配置変えるかとかって工夫して効率化するじゃないですか。
r_takaishi
そうですね。
juneboku
それって家庭内のことではあるけど、別に仕事でやってることとそう変わんなくて。
で、僕がここで今日話してることって、なんかそういう話なんですよ。
家の中の道具の配置を工夫するとか、ちょっと整理するとか、組み直すとかっていう、それぐらいのことを言ってるんですよ。
そんな中で日々繰り返し発生する作業をコンピューターに任せたりとか、Aが終わったら次にBをやらせるみたいなことを組んでいけると、普通に家の模様替えするみたいな感じで、カジュアルにソフトウェアを活用する人が増えると、今より望ましい状態に近づくんじゃないかなと思ってるっていうことです。
r_takaishi
なるほど。
juneboku
あとこれに関してちょっとヒントを探しているところなんですが、一個見つけたのは台湾のデジタル担当大臣、オードリー・タンさん。
オードリー・タンさんは国のIT施策を進めるときに、リテラシーっていう言葉じゃなくて、コンピテンスとかコンピテンシーっていう言葉を使って、実際にはデジタルコンピテンスとかメディアコンピテンスっていうものを、そういう言葉を使って施策とかを考えてるみたいなんですよ。
一応調べたんだけど、リテラシーもコンピテンシーも日本人にとっては外来語であんまり馴染みが、あんまり日常に使う言葉じゃないから、リテラシーとコンピテンシーの違いを明確にするの結構難しいなと思ったんだけれども、
タンさんが言ってるのは、リテラシーっていうのは、利用者が受け手であることを前提としていて、コンピテンシーのほうは作り手であるっていうことを意味してる。そういう使い分けをタンさんはしてるそうなんですね。
これは結構僕が考える上ではすごくいいヒントだなと思いました。ソフトウェアをただこれ使ってくださいって言われて、使い方理解して使うんじゃなくて、自分の作業とかチームの日々の営みがあって、そこにどう当てはめるとか、どうそれを組み合わせて組み上げるかっていうのを考えるっていう意味では、
人間が先で、ソフトウェアはあくまで道具で、それをどう使うかは使い手に多く裁量がありますよっていう意味で、リテラシーとコンピテンシーっていうセリフはなかなかいいなと思いましたね。
r_takaishi
となると、これここまでの話だと、リテラシーがある人は結構多いが、コンピテンシーがある人というのが少ない場所が多いんじゃないかっていう感じですかね。