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ゆいなわさんの聞く人ラジオ 皆さんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
今回はワークショップデザイナー・冨田直子さんにお話を伺いました。 人類のこと、未来のことを考えるという思いを持ち、企業中心のワークショップをデザインするというお仕事をされている冨田さん。
現在は千葉県立山市に移住され、新たな生活を始められています。 まずはそこに至った経緯から伺っていきます。
移住されてきたということですよね。 もともとお仕事は東京でされていた。
どんなお仕事をしていたんですか? 今も変わらずその仕事をしているんですけど、
企業さん中心にワークショップを提供するということでやってきていて、
でもそもそもというか、いきなりそもそもの話をしても大丈夫ですか?
ちっちゃい頃からなんでか、人類このままで大丈夫だろうか? みたいなのがいつも大きな問いとしてあって、
それプラス自分の欲望もいつもいろいろ渦巻いていて、何をしようか? みたいなのをずっと考え続けていたというのがベースにあって、
欲張りなんですよね、いろんな意味で。 本質的なこととか本当にやりたいことは何だろうとか、そんなのをずっと探してきたりしている中で、
最初会社員?それを見つけるために行って、そこからいろいろ考えたり感じたりして、今からちょうどその19年前か、
このウィル・ウィンドという小さな会社を立ち上げて、そこで人類についてとか、答えはわからないけどみんなで考える場なら作れるんじゃないか?
ということで、考える場ということでワークショップを作ってきたというのがあって、それをみんなと考える企業研修とか、未来を考える研修とか、地域を考える研修とか、
ということをずっとやってきたというのがあります。
じゃあ19年前にこちらの会社を立ち上げる、ワークショップとかでやっていくっていう、その前って何をしていたんですか?
外資系中心なんですけど、コンサル的なことをいろんな会社で知ってきて、でもそれも人へに本当にやりたいことを見つけるため。
ああ、そっか。富田さんとしてはその先を見据えながらというか、そのためにやってきたみたいな。
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その中でワークショップみたいなところを見出していく感じなんですかね?
はい、その企業の中で所属してて、社内コンサルとか外に対しても、お客様にちょっと研修っぽいワークショップを提供することもあったりして、その辺のノウハウは若干あったという部分もあります。
でも一番最初にそれをみんなで考える、場を作れたらっていうふうに、今ちょっとわかりやすくはしょって喋ったこともあるんですけど、
とにかくどうやったら、どう生きていったらいいかとか、みんなで真剣に考えられるだろうっていうのを考えて、一番最初にこのウィル・ウィンドっていう、
ウィルが思いで、ウィンドが風で、思いを風に乗せて未来に届けるっていうつもりで、そのロゴもありました。
黄金の大地とか、青い海とか、緑の森っていうので、後世に守り伝えたいものを、19年前に入れたんですけど、何をしたらいいかっていうのがわかると思って、最初は、
あ、そうだ、未来のことを本気で考えられないのって、過去とのつながりの中のことも、ちゃんと意識できてないからなんじゃないのかなって思って、
一番身近な家族誌、ファミリーヒストリーみたいなことを作ろう、手伝い、みたいなところから、実は始めたっていうのが、1ヶ月前になるんです。
ああ、そうなんですね。事業としてという感じ、家族誌を作っていく、どなたかの。
そうです。
それをやっててた?
今は名残でというか、企業様の写真のお仕事もちょっとあったりするんですけど、
なので、おじいちゃんおばあちゃんのところに、例えば、そのおじいちゃんおばあちゃんの話を聞くと、結構容易に150年前とかに遡ったりすると、
教科書で習ってた、戦争にしてもそうですけど、そういうことって、自分ごとなんだっていうのが身近なので来るかなって思って、
それを、150年前が自分ごとだったら、150年先も自分ごとになるかなっていう思いがあって、最初それをして。
そういう意味では、本当に自分がサボリマンで、欲望にまみれてるし、いろんなのだけど、ちょっとだけ自分を立地するつもりでも、
ウィル・ウィンドーを立ち上げた日を8月15日っていう日にして、ちゃんとこの未来を思って亡くなってた方たちに恥ずかしくない世界を作りたいなっていう思いはあって、
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初めて、最初の授業はそんな、授業というか、お仕事はそんなことをしてました。
じゃあ結構いろんな方にお会いして、家族誌を作っていくみたいなことをしてきたってことですよね。
そうですね。
具体的にどうするんですか?どうやるというか。
だいたいご依頼いただくのがご家族が多くて、それこそご両親とかごじちょばっちゃんとかのお話を、中途半端な遺産を残すより、
そこに話を残した方が、それこそつながっていく。別にお金の話では全然ないんですけど、
そんな気持ちで依頼いただく方が多かったりして、家族から聞きたいことを集めて、
そういうことですね。
私が代わりに聞いて、書いて本という形に、データの形にしたりして、私がするとか、映像に撮るということもしてたり。
なるほど、なるほど。それを19年前から。
そうですね。
そうなると、時間はそれなりに経って、やっぱりやり方がちょっとずつ変わっていったりとか、やりながら試行錯誤したりとか、やっぱりある。
そう、試行錯誤したり、自分の思いはいろいろとあれど、本当に強みとか得意なこととかは何だろうみたいなのを探しながら、
テーマはずっと、そもそも過去というよりも未来、これからどういうふうに生きていったらいいのかみたいなところだったので、
そこから徐々に企業研修とかのお話を、別のルートからいただいたりしたことから、
そっちのワークショップとかをデザインしていったり、提供していったりしていく中で、こっちの方が得意かもなんで、
そういうので少しずつ家族総額が減っていったりしたという部分はありますけど、
自分の根底の中で流れているものは、一つ。
じゃあその一つの形が、やり方を変えながら、
そのワークショップ自体はどうやるというと、いろいろあるでしょうけど、企業に合わせてとかもあるでしょうから、どんな感じなんですかね。
今まで、今正直結構、今というか、7、8年ぐらい前、2015年にSDGsというのが出てきて、
それまでの時には、みんなで未来を考えていこうとか、未来新聞っていう手法を持ってらっしゃる方と一緒にやったりして、
新規事業を考えたりするようなワークショップっていうのを、未来づくりをしていこう、地域の未来づくりをしていこう、みたいなワークショップを企業さんからの依頼でやらせていただいていたりして、
そうですね。例えば、ずっとゼロックスさんとお仕事をさせていただいて、その時なんかは、ゼロックスさんが東野の方で震災の後、いろいろなボランティアをしていく中で、
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東野未来づくりカレッジっていうのを作られて、地域の方たちと一緒に、あと東京からの企業の人たちを呼んで、みんなで未来を構想していくみたいなのを、3ヶ月のプログラムとか、そういうのを企画して提供していた。
そうなんですね。そうなると結構、当たり前ですけど、未知のことじゃないですか。そこを作り上げていく、プロジェクトを作っていく、みたいな感じのことをしていく。
どうやるっていうのが変な質問ですけど、もちろん富田さん自身がお持ちのものを持ってしてやるんでしょうけど、そこで未開のところ、未知のところに行くと思うので、それどうやってやるんですかね。
えっと、もうそれこそ、例えば一つの例で、東野で言ったときには、まず未来新聞っていう、あるプログラムが作られている方がいて、未来のことを過去形で書くっていうことに私は惚れ込んで、
あ、面白い。
で、その、いい意味で騙すというか、で、そこでワクワクすることを書いていったら、本当に実現していくみたいなのがあって、これは企業研修に使えるんじゃないかっていうふうに思って、それはまだ、当時はその未来新聞っていう形で存在してただけだと思うんですけど、
それを発案された方に、これってこういうプログラムになりませんかね、みたいなことで、一緒に作り上げていったっていう部分はあったり、それでいろんな企業さんにそういったものをご提供していったんですけど、今度、ゼロックスさんが東野っていう地域っていうところを巻き込んでっていうことになって、それを長期間でもうちょっとできないかみたいなご相談があったときに、
例えばゼロックスさんは地域のいろいろなつながりの方を持っていらっしゃったから、じゃあそういう方と、あとじゃあ東京からの企業でそういうことにご興味があるところにもお声掛けをしてって、結局、あの1回のプログラムで3、50人ぐらい?とか地元の人とか学生とかも混ざってすごく楽しかったんですけど、
なので、自分一人の力でなんていうのはとんでもなくて、みなさんとのそういうコラボで、繋げていって、巻き込んでいってみたいな形でみなさんが揃って、えーすごい、なるほど、じゃあそこのみなさんを繋げていったりとか、じゃあここはこうしてみよう、こうしてみよう、お話ししたりとか、で作り上げていく感じ。
それはね、3、4年ぐらい続いて、3ヶ月ぐらいのプログラムがすごく知り合いも増えて、今第2のふるさとは東野みたいな感じになってますけど。
そうか、それはその時は、じゃあ普通に東京にお住まいで、東野に行って、みたいな感じでやって、立山はその時は特に何?
立山は全然、縁も床も、学生時代に1回デートできたかなぐらい。
えー、じゃあその東野にお仕事されて、その他にもいろいろお仕事はされていると思うんですけど、立山っていうのはそれは何でなんですか?
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何でなんでしょうというのが一番、自然、新宿生まれまず新宿育ちです。
あーそうなんですね。
はいはいはい。
なので、そして虫も嫌いで。
虫も嫌い、はい。
でも自然にだけは憧れて、大学時代は山登りのサークル入ったりとか、スキーとかそういうのは大好きで、東京にいてもなるべく緑が見える公園の近くに住むとか、そういう憧れみたいなのがあった。
あとキャンプ大好きとか、でも虫が嫌いなつもり、自分でエセナチュラリストとか言ってたんですけど、なんちゃってなんですよね。
でもそれはずっと思いがあって、自然からいつも学んでたっていうのはすごかった。
ちっちゃい頃からわからないことあると木に聞いたり、その海に寄せては返し波に聞いたりっていうので、そこからいつも答えをもらってたっていうのがずっとあって、
だからいつかそういうところで住みたいなっていうのはなんとなくぼやっとはあり、
あと途中から特に、このワークショップの中でも2015年にSDGsっていうのが採択されて、
出てきた時にそれまでずっと人類が自分の中ではテーマだったんですけど、ちょっとそういうと惹かれちゃうじゃないですか。
テーマがすごく大きすぎて。
なので未来ぐらいにしてたんですよ。
企業さんと対峙する時にも一緒に未来づくりをしましょうみたいな。
自分の中ではテーマとしては人類があるけど、それはあまり出さずに未来ぐらいに抑えてたんですけど、
SDGs出てきたらこれ人類共通のテーマじゃないですか。
これはやっと人類についてみんなと語れると思って、すごく嬉しくなって、
そのワークショップのファシリテーターの資格を取ったりして、みんなでゲームしながらSDGsの本質を考えていくっていう、
それこそバッジだけじゃなくて、
一番は多分世界はすべてつながってて、自分が起点だっていうことが一番の本質だろうなって思ってるんですけど、
そんなことを企業さんとしたり、自分も知らなかったいろんなことをSDGsの発信しなきゃいけないので、
調べたりいろいろしていったら、本当にいろんな、今都会に暮らしているけれど、いろんな実験が支度になってですね。
実験。
人としてどう自然の中で人類として暮らしていくかみたいな、そこからすべての出発点はあるはずだし、
もっと自然から学べることいっぱいあるはずだし、
マンション暮らしだったこともあって、その時、両親の介護をずっと10年ぐらい、介護というか側にいて見てるっていうだけでしたけど、
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とかもあったので動けなかった期間も結構あったんですけど、その思いがいろいろ積み重なっていって、
母が亡くなったタイミング、母は今から3年前かな、亡くなったタイミングで、父もいましたけど、ちょっと2拠点の場所みたいなので、
ちょっと動きやすくなったかなって言って、でも眼内の欲張りがあるので、そんなすぐは見つけられないと思っていて、
一生ぐらいかけて全国旅しながら、ここだっていう場所を見つけるのかなと思って、遊び半分で、まだ父もいるしね、そんな遠くにいけない。
なんとなくこう見てたら、急に2ヶ月後ぐらいになんか、ここだみたいな。
早いですね。
世界は繋がっていて、自分がその起点にあるという本質。
人としてどう自然の中で暮らしていくかということの実験をしたいという思い。
そしてお話は、立山に移住された時のことについて伺っていきます。
ここ来ました、ここ来ました。
立山に来て。
最初、結構近くの、まず住んでたマンションが地区53年とかで、私と同い年みたいな、当時は51年みたいな感じだったんで、
ひびとかが入ってたんですよね。
体芯のものとかの診断とかもされてなかったりして、
私が生まれた年に両親が結婚して買ったマンションがあったので、
それが結構怖かったんですよ、何が起こるかみたいな。
で、妹も大都会で、それこそ新宿区に住んでるので、
何かあった時のための避難場所みたいな。
避難場所ということですね。
鉄地も比較的来れるかなっていうことも考えてて、ちょっと周りを。
でも最初はわからなかったんで、ちょっと取り出の方とか、
ちょっとまずその辺に行ったら行けないし、そこから全国を見て、
そっかそっかそっか。
二拠点という意味ではかとか思ってるのが、
ちょっとずつ範囲が千葉の方なんか南下してきたりして、
次の不動産の物件見たらこれかなみたいな、
そんなのがいくつか。
週末の楽しみで、本当に決めるとはあんまり思わずに。
行ってみてみたいな。
で、学生依頼ぐらいに立山に来て、
その立山の海一望の物件が一つあったので、
その高台にあって、ここかなみたいな。
見たら欲しくなってくる。
リアルになってきて。
で、すごい調べ始めたりして、
でもなんとなく気になって、
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耐震補強、耐震の部分のインスペクションとかを受けたりしようかなとか、
最後の決め手にかけてた部分があって、
それは多分心の何かの感覚。
なんか行くと耳が痛くなるとかね。
感覚的なものですよね。
感覚的なもので、
その傍らでこの不動産が出てて、
そっちはこれの5倍ぐらいの大きさのところだったりしたんですけど、
SDGsのいろいろ学んでると、
断熱をもっとちゃんとして、
エネルギー効率のいい用とか、
その回収とか全部いろいろ考えると、
ものすごい金額になる可能性もあったりして、
シンプルに暮らしたいと思いもあったので、
なんかここにあるのが気になってた、その不動産。
2人とも気になってて、見に来てみたと。
そしたら井戸しかないと。水道もない。
そうなんですね。
このポツンと一軒家感。
ちょっと周りには見えるけど、
ちょっと周りから離れてるという。
山の中に1人本当のポツンと一軒家に行けるほどじゃない。
まだ都会しか持ってない。
なので、なんかその塩梅。
塩梅的にも、
そしてこの場所に、
ちょっとこっそりまだ買う前にここに来て、
そこの犬橋のところにちょっと座って、
海をちょっと見たり、足プラプラしながら、
そのなんか体の感覚で嫌な感じはしないとか、
あと災害防災のこともすごく考えてたんで、
そのどこにしようかっていうときに、
この富士山が噴火したときに、
灰が飛んでこないところ地図で見たりとか、
いろいろ知ってたのになぜかって津波のことも、
もちろん気になったりするので、
海から700メートル、
土地の高さは14メートルではあるんですけど、
その防災マップで、
何回トラフをさらに超える、
千年に一度の津波のレベルでも、
うちの前で止まるみたいな、
確認したりして、
いい感じしかしないよね、
人知れっていうか、
行っちゃうみたいな、
再建築負荷で、
この道が、
すごすぎるのだと、
向こうとの確定が、
裏の森との確定ができてないとかっていうのもあったので、
すごくお手頃で、
めちゃくちゃお手頃だったので、
これはいろんな実験をするのに、
実験っていうことがあったんですよね、
うってつけなんじゃないかと、
回収するにしても、
お金に限度が小さければ、
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5倍のお家を回収するのとは全然違うだろうし、
っていうのもあって、
えいっと、
えいっと来ちゃったみたいな、
そういうことですね、
最初の出会いもあって、
来てみて、
体で感じるというか、
実際に気を感じて、
これはっていう、
えいがなかなかありますけどね、
でも行ったんですよね、
それをさせてくれる何かが、
富士山がすごい素敵だったとか、
そういうのを、
富士山がこんなにこっちから見えるとは思いもしなくて、
そうですよね、
それにも驚いたし、
でもそうですね、
そんなんで、
よくえいってしましたよね、
新宿からね、
もうずっと新宿に生まれ育って、
っていう生活が体に染み付いているわけじゃないですか、
最後、漁師のことで中野坂を得たところにいましたけど、
ほぼ新宿から駅一つ二つじゃないですか、
っていうのもあって、
決断としては大分大きな決断ではあると思いますけど、
でも確かに実験って言うと、
いいなって思いますね、
まだ父もいたので、
二拠点って思えば、
行ったり来たりすればっていう感じですね、
実際ここに、
今も二拠点でやられている、
でもここもこっち、
そういう意味では、
ここに来て、
2022年に来たんですけど、
2022年の8月に、
こっちに来たんですけど、
2022年の12月に父が亡くなりまして、
そういう意味でもね、
いろんなここにいると奇跡みたいなことが起こって、
母はその前の年に亡くなってて、
10月に亡くなってるんですけど、
遊び半分で、
まだ母亡くなってすぐなのにみたいな時に、
ちょっとでも自由になる時間もあったりして、
週末にいろいろ見てた。
ただもう2月ぐらいに見つけて、
2022年の。
4月にはここを契約したんですけど、
4月の27日だったかな。
そしたらヤシロさんから、
ご紹介いただいた大工さんの契約の日に、
娘さんが生まれるとかね、
2週間も早く生まれるとか、
その日にここで打ち合わせしようと思ってたのに、
そういうめでたいことが起こる。
そっかそっか、偶然は偶然ですけどね。
偶然ですけど、起こるとか、
母の10月6日の命日のその日に、
父がなんか、
母の命日、
1年歳って神道なので、
うち1年歳って言うんですけど、
1年歳は立山でやろうかって父が
こう言ってくれて、
初めてその時まで、
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じゃあ片付けなきゃみたいなので、
来てくれたんですけど、
その時に初めてこの電気自動車、
これも実験の一つで、
東京行った時は車なかったので、
電気自動車を買ったんですけど、
半年以上待たされての納品、
納車の日が、
その10月6日の母の命日というかの日で、
それを新車で東京で受け取って、
そのまま父を復活して、
ここでその1年歳ができたとか、
なんかね、
多分母が車を乗りたかったんだなとかね、
それを2年経ってホッとしたのか、
そこまでは父元気だったんですけど、
その1ヶ月もたったのうちに、
なんかこう違和感を感じて、
結局、
肺がんを調べた時には末期で、
12月に結局、
細胞の検査をしようと思った時に、
その段階から単位ができない状態になって、
でも12月24日のクリスマスイブに、
母が大好きだったので、
きっとそのデートをしに、
パッと行っちゃったりとか、
ああ、そうなんですね。
なんかね、
ここで1年差を終えて、
1回見に来てくれて、
母の写真も持ってここに、
遺骨も持って来てくれて、
一緒に墓に入りたいって言ったので、
それを最後にやって、
そういう色んな奇跡がいっぱい、
ここで起こるんですよ。
それは、
そうですね、
実際に起きるとワーワーってなるような、
いろんなことが重なり合っている、
この場所っていうことですよね。
そっか。
だから多分呼ばれたんだなっていうか、
それしかうまく言えないんですけど。
ああ、でも、
のぞくかかりました。
そっか。
なるほど。
そっか、じゃあそんな場所に、
それからまた今、
時間はちょっと経って、
ちょっと新しい試みをしながら、
という段階というか、段階。
そうですね。
最初に買った時に、
その家人と一緒に
言ってたのが、
この感覚なんだろうねっていうか、
思ったりもしながら、
私たちもこの年で、
この年って私も
50代前半で、
あれですけど、
SDGとかやってることも含めて、
この場所をいつか神様に
返せるような場所に
したいねっていう気持ちで、
ここでいろんな実験してみない?
っていうのが、
そもそも人類として、
SDGよりももっと人類として
という感じがあるんですけど、
でも、
資本主義とかいろんなの
全部否定してるわけじゃなくて、
きっともっとアップデートして
いけるところがあるはずっていうのが、
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自分の希望としてあるので、
最先端のものもいろいろ
使ってみたいし、
本当に土に帰る、
基本は全部自然から来てるものだと
思ってますけど、
そういういろんな実験を
ここでするっていうことで
ここに来たので、
まず来て、
例えばパーマカルチャー
とか、高木さんも
おっしゃってたパーマカルチャーとか、
そういうのにもすごく興味がありましたし、
それ以外にも先端の技術とかも
いろんな興味がありましたし、
たまたまヤシロさんから
ご紹介いただいた大工の
ヤシロさんっていう方が、
パーマカルチャーデザイナーという資格も
持っていらっしゃる方だったので、
独立したばっかりの方だったので、
そういう話もいろいろできる方だったので、
それもまたすごい
ご縁の一つで、なかなか
探そうと思っても
そうですね、巡り合えない感じがしますよね
でもそこが繋がりになる
繋がりにもなって、
その方から来た時に、
1年ぐらい
風がどう吹くかとか、
雪がどう入るかとか、
この場所を改築すぐするとか
見た方がいいですよ
って言っていただいて、
そうだなって
すごく思って、
いかに夕日が綺麗で、
こっちからの冬の風が
どれだけ強いかとか、
季節ごとで違いますもんね
こっちに、
南側にドアがありますけど、
この西からの風を受けて、
なかなか強風の時に
家に出入りできない
そうか、そういうこともありますよね
はい、であと、
物はやっぱり全部相当寂るなって
いうことも含めて、
こっちの東側に全部置かなきゃ
いけない
なとか、
あと、その前に
生物多様性の先生に
いろいろ教えていただいている
なんですけど、
私、
コロナになった時に、
いろんな興味もあったから、
種まきを始めたんですよね
都会にいながら、
まず自分の食べ物を
自分で作ったこともない
人類としてどうだろう、
みたいなのがありますよね
なので、種まきを始めて、
そんなグループも作ったりしたんですけど、
それまでもうちょっと広いところで
やってみたいと思いも、
生物多様性につながりとして
ありますけど、そんなことをやってみたり、
生物多様性の先生にも
教えていただいたりとかって、
ここに来て最初は、
畑すればいいかなって思ったんですよ
広いのって
だけど、
それで本当にいいのかなとか、
神様に返すとか、
でもそもそもこんなところ、
新宿生まれ新宿育つのに、
いきなりどうしたらいいかも
わからないし、
多分、うねの向きとか
いろいろあるんでしょうけど、
いろんな自然の
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コースとかそういうのも
習ったりもしたりしてたんですけど、
だからいざ来たら、さてどうするか
ってわかんなくて、
その生物多様性の先生が
よかったら見るわよって
言ってくださったんで、
じゃあ来てくださいとお願いして、
そこから、この庭、
この場所をどういう風にするかっていうワークショップ
その生物多様性と庭作り
っていうワークショップを、
私が聞くだけじゃもったいないから、
そういうことを知りたい人、
に声を掛けようと思って、
それを始めて、
その1回目とか、
感動でしたね。
まずここを見たときに、
私が知っている限りのね、
例えばこの暴走半島、
有機してできてきたとか、
この平沢浦からの砂がすごい地域だとか、
元ここは田んぼだったとか、
言うことも、
伝えることは伝えられましたけど、
まずここを見たときに、
向こうから足がワーッと来て、
少しずつこっちの庭の中にも、
足が来てるわよね。
ここは元々田んぼだったとしたら、
もしかしたら、
湿地に戻りたいのかもしれないよ、
っていう、
畑とかしか
頭にいなかったところに、
そういう見方があるのか、
みたいな。
で、
こっちは土手になってるけど、
崩れてきやすい場所だから、
もしそうだとしたら、
それを
留めるのに、
例えば柳とかをすると、
それは横に根を張って、
ちゃんとしてくれるかどうか、
井戸がこっちにあるんだとしたら、
井戸の脇には昔から大木があるもので、
それは根が下からの水を吸い上げて、
循環していくから、
そういうものを植えた方がいいかもしれないわよとか、
今までなかった。
すごいぞ。
もうその先生が、
言うと、
この庭にそういうものが立ち上がっていく、
みたいな。
なんかそういう
瞬間というか、
時間をみんなと共有して、
で、その上で、
向こうの方にビオトープを作ってみよう、
みたいな。この辺がぐじぐじしてるから、
どうだろう、みたいな。
ここはいい場所よ、
とか言ってくださったり、
まず最初にここのシガラって、
後でお見せしても全然あれなんですけど、
作っていきましょうとか、
そもそも、
全然、途中まで聞いても
分かってなかったんですけど、
そもそも水の動きが、
全ての生物多様性を決めていく、
みたいな、水の動きの複雑さ、
つまり命は水がなきゃいけなくて、
だけどそれを、
早めの動きが好きな植物も、
ゆっくりな部分も、
複雑に動くことで、
そこに住める様々な、
違う種類の生物や、
その生き物、植物っていうのが出てくるから、
それを多様にしていくことが、
生物多様性につながるんだ、
っていう教えをいただいたり、
で、そう思った時に、
あとここに、
33:01
だからいかに水を保湿して、
溜めていくか、みたいな。
で、その池を作った時も、
あの、
ビオトープの作り方とかって、
本を見ると、
だいたい防水シートを敷くみたいなのしか、
出てこなかったりするんですけど、
その先生の場合は、
ある程度ちょっと水っぽくなったら、
そこに杭を打っていって、
下からの層にも達したりして、
水が循環、動くようになっていく。
そしたらここで綺麗な池が、
あり続けるには、
こっちの庭の保水力を高めていくことが、
大事みたいな。
で、それによって、
いろんな生き物が来るし、
水辺はほんとに、鳥が空から飛んできた時に、
水面のキラキラで、
どこにあるかが分かるから、
いろんな鳥が来るわよって言って、
来るんですよ。
来るんですね。
こんなちっちゃな池に、
カモが来たりして、
で、あとは、
アオサギが立てたりとか、
ヒジが来て、階段のステップを使って、
水飲んだりとか、
すごい。
もう大感動なんですよ。
それをちょっとしただけ。
人間にも、
自然を破壊するだけじゃなくて、
私たちも動物の一つとして、
生き方、
共にある在り方っていうのが、
あるのかもしれないみたいな、
ことを今まさに模索。
大感模索中、
実際その中にいる状態ですよね。
それすごい。
ふと見たら、
いるとかする感じですよね。
何気ないときに、
もうカメラ持ってこっから、
飛び立たないようにとか、
彼が見てたときなんか、
上から2匹のカモが飛んできて、
カモが飛んでる。
え、え、え、宇宙、宇宙の宇宙に降りた!
みたいな。
私はそのときちょっとまだ、
朝布団にいて、だけども、
慌てて飛び出て、
写真撮ったりしてみたいな。
初めての、
例えば水辺を作るときって、
そうおっしゃられていただいて、
ちょっとやってみようかなってやって、
わかんないじゃないですか、さっきどうなるか。
実際こうやってみたところが、
出来ましたって言っても、
本当にそれが現実としてやってくると、
なんか、
今は無駄しちゃったよ。
出来た次の日に小さな騒がにが。
この辺だって当たり前かもしれないんですけど、
そうなんですね。
都会人には全然、
来たとか、
今はイモリが、
最初カップルだと思って、
今6匹ぐらいが入られて、
イモリが上がったり下がったりして、
でもそのうちに、
見たことない虫がいるとか、
これはコマツモムシっていうやつ、
棒フラ食べてくれるやつ、来たとか、
連れて行ったら絶対目高とか、
入れちゃダメよっていうか、
何のための生物多様性なのかというか、
そこにいるものが本当に来てこその
ビオトープだったりするので、
毎日池覗きに行って、
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えー、それすっごい楽しいですね。
こんな楽しいとは。
虫は本当は最初は。
虫嫌い。
見る分には。
雲が、巨大な雲が
こういうところだと言うと、
小巨大見たことない足高雲。
それが他の雲、
他の虫を食べてるのを目撃すると、
誰を応援したらいいのか。
誰を応援して。
虫の概念が変わってくるみたいな。
すごいですね。
そういうね、
ミラクルの毎日を、
今まで多分人生で、
一番私は学んでる。
そんな中で、
ここもっと快適にとか、
もともとマドリーズオタクなので、
家が大好きなんですよ。
100、
百何十パターンぐらいの
マドリーズ作りして、
あれだったんですけど、
それをちゃんと持続可能に
スクラッパーのビルドじゃないものに
していくにはとか、
長持ちする家にするにはとか、
パーマカルチャーっていうのも
もちろん学びましたけど、
もう一方で、
省エネ建築診断士っていうのも
取ってみたりして、
ドイツ型の環境を考えた
パッシブデザイン、
ちゃんと光、太陽の熱と、
風の動きとっていう、
受け身のデザインを、
自然の力をできるだけ使ったもので、
自分がここでかける、
例えばエアコンでも、
他の熱源でも、
エネルギー効率を最小限にする形で
暮らしていく方法っていうのだったり、
湿度の考え方とか、
蓄熱の仕方とかっていうのも
興味があって、
去年学んだりとか。
そっか。
いや、なんか、
本当にやりたいこといっぱいですね。
もう大変な。
そうですね。
実験もいろんなことが
頭の中にあるでしょうし、
やれることも限界があるじゃないですか。
時間も限られているので、
そこを一つずつやっている感じ。
そうです。
すごい、それ。
えいってやらなかったら、
なってないですもんね。
そうなんですよね。
めくるめく日々が、
あそこからの決断によって、
続いている感じです。
なんか、
いろいろあるでしょうけど、
例えば、じゃあ1個これ、
今あげるとしたら、
これってあったりしますか?
1個って難しいと思うんですけど。
少なくとも今、
この感動というか、
毎日で、
これをみんなと考える場が作りたいって、
もともと言ったのがビルビンドだったんで、
それをこの場で、
一緒にできるかなと思って、
そういう場をここに、
今作ろうとして、
いろんな、
欲望にもまみれた、
いろんな葛藤とかを、
調べたこととかを、
発信をしてるんですね。
フェイスブックレベルなんで、
39:00
もっと広くしなきゃいけないんですけど、
なかなか時間もなくて。
今今回、
そんなことを考えられる、
あっちは宿泊小屋。
だから、
友達が来たら、
ちょっと泊まれるように、
エアビーとか、
いろんな人たちとワークショップをする、
大場に、
そもそもしたいなと思って、
彼がコーヒーがすっごい、
得意だったりするから、
ミニカフェ、
これだけちっちゃいところに、
人が住んで寝て、
カフェもしようっていう、
欲張り満載の。
素敵です素敵です。
それはなんか、
僕が聞いてて、
わくわくするような話ですね。
ありがとうございます。
この中の仕組みも、
すごい面白いことにしようと思って、
マドリーゾータグが今、
スイカを発揮しているところなんですけど、
自分で言うのもなんですけど、
ちょっと、
今、全スクールみたいな、
瞑想と対話の中で、
本当に自分がやりたいことを見つけていく、
みたいなこともしているので、
ちょっと瞑想ができるコーナーとかも、
この中に何席か、
小さいところにそんな仕掛けをね、
作ろうとして、忍者意識みたいに、
ぐるっと、
回れるようにするから、
くるくる、いろんなこと、
この中もくるくる回るし、
今ちょっとこの間、作ったトイレもね、
実はすごい、
すごい語りたいけど、
あんまり語ろうとする時間、
とかも、やっぱり循環?
人類としてのこの土地で、
いろんなものを回していく、みたいなのを考えて、
今一時的に決まっているので、
これ言うと、
言っても言わなくてもいいんだけど、
くるくるっていうね、
くるくる回る、
人が来てもいいし、
でもいろんな命も来るじゃないですか、
嫌いで来るし、
なるほど、なるほど、
みたいな、
田んぼの中の、
コーヒー専門店くるくるなのか、
田んぼの中の小さいお家のくるくるなのか、
ちょっとまだわからないですけど、
くるくるっていうワードは、
なるほど、
それはもう導かれてきている感じはするので、
きっとその、くるくるかな、
そっか、
面白いことばっかり、
なんでしょうね、
ご縁なのか、
きっかけなのか、
富田さんが動き出した、
行動し始めたことによって、
いろんなものが、
循環、またし始める、
富田さん自身がお持ちであるテーマ、
に対してのご自身の行動、
ここの場所に来た、
動き始めた、
みたいなのが、
めくるめくっていう感じの、
私たちにくるくる、
それも回っているのかもしれないです。
また聞きに来たいですね。
時間経ってから、
聞きに来たら、
今度こうなっているんですよ、
ということは、
また思いがけないことが起こってくるでしょう。
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多分そうだと思います。
この家とかもね、
6月の8日と9日、
ここの壁とかだけ、
壁と床と天井、
解体するワークショップも、
したいと思っていて。
それもあるんですよね。
もともとワークショップっていうものを、
お持ちでいらっしゃるから、
それもつなげちゃって、
ただ解体してもいいじゃないですか。
じゃなくて、それもワークショップにしちゃおう、
みたいな。
自分一人の学びじゃもったいない。
それでお声掛けして、
わーっていう体験を通して、
学んでいって。
いろいろな巡り合わせに導かれ、
実際に立山での日々を送りながら、
その住まい、
場所が持つ力を日々体感することで、
ミラクルな毎日を過ごし、
今までの人生で一番学んでいる。
そしてみんなで、
未来を考える場を作りたい、
とのことでした。
富田さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
それではまた次回、
ユイナワさんのキクヒトラジオでお会いしましょう。