1. ゆいなわさんの「聞く人」ラジオ
  2. Vol.35 おかもファーム代表・..
2023-11-05 43:10

Vol.35 おかもファーム代表・岡本高憲さんに聞く「農業から教えてもらった」

今回はおかもファーム代表・岡本高憲さんにお話しを伺いました。
30歳を前に、農業をやりたい!と思ったことから、それまでの仕事を辞め、農業の道へ。そのきっかけから、現在に至るお話しを伺います。
おかもファーム:⁠http://www.okamo-farm.com/
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6513739a0bc9d6e1d690bae1
00:03
ゆいなわさんの聞く人ラジオ
みなさんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
今回は、おかもファーム代表・岡本高憲さんにお話を伺いました。
小中学校の同級生で、現在は千葉県立山市で野菜作りをされている岡本さん。
30歳の前に農業をやりたいと思ったことから仕事を辞める、農業の道へ。
そのきっかけから、現在に至るお話を伺います。
岡本さん、他に聞きたいのは、農業の話を聞きたいなと。
そうだよ、そうだよ。
やっぱり、もともとは公務員だったという。
そうだね、公務員。農政省に勤めた。
それは普通に学校を卒業して、試験を受けて、公務員試験を。
そうそう、公務員試験を受けて、公務員を。
高校を卒業して、公務員になるための専門。
公務員試験を受ける前に、学校がある。公務員試験を受けたい人が行く学校。
そこの学校に2年行って、それから公務員になって。
結構、公務員としての経歴はあるんですか?
10年やった。
でもそれをやろうと思えばやれたんですね。
公務員をね、そのままね。ずっとやっててもよかった。
だけど辞めたんですね。何か辞めようと。
何で公務員だったかというと、やっぱり安定とか、積極的に安定してるとか。
給料はいいっていうと、どうかわかんないけど、
安定してるとか、親が安心するって、そういう生き方だったんだよね。
公務員をやれば親が喜ぶかなとか、自分も特にやりたいことがなかったし、
とりあえず公務員でも安定してるし、いいかなと。
そういう感じだったんだけど、公務員やってた10年目に、
なんかすごい農業がやりたくなったっていうことがあって。
それは何で言ったの?
それは、あれ、宇田春男っていうのを田んぼを手伝った。
あれはやってたんだ。
農業ではないけども、家の田んぼをやってて、そこをちょっと手伝わせてもらった。
そこでやったときに、すげーこれなんか面白そうっていう。
03:02
これ手法取りできたらすごい面白いんじゃない?っていう。
そこでやりたいことって自分がなかったのが、ここに見つかったみたいな。
あったんだ。
それ30前ぐらい?
29。
あーなるほどね。これだと。
あとずいぶん公務員でやってて、
それって面白くないでしょ、彼のためにただやってるだけで、
このまま行っててもいいのかなって確か思いはあって。
ただ、そこで一緒に働いてる人とか、仕事とかでも悪い気はしてなくて、
すごいいい感じで来てたんだけど、
やっぱり一番初めにやりたいで始めた仕事でもないし、
どうなったらやりたい仕事で、
今までは安定とかお金とかいうふうな立ち感で生きてたけど、
そういう生き方じゃないんだ、これからはみたいな。
自分のやりたいことをやって、お金が少ないとしても、
自分のやりたいことをやって満足した人生の方が、
自分は幸せだっていうふうにそこで気づいたっていう。
あーなるほどね。
29の時でそれを感じたんで。
そこででもさ、やるかやらないかっていうところはあるだろうけど、
やるんだよね。
やる、そう。
一歩A、A行って。
ほとんどができない人だと思ってて、
やりたいことを見つかったとしても、
ほとんどがやっぱりどうしてもリスクを考えるから。
お金がないままでどおりないよなってことが。
安定は当然無くなるし。
新しいことをやるっていうことはね、
またいろいろ失敗もあったりとかあるし、
ほとんどができない人がいるけども、
自分のやりたいことをやって、
例えばいつ死んだとしても、
自分のやりたい満足した人生だったって知りたいっていう。
だって人なんてね、いつ交通事故に遭うかも分からないし、
安定って言ったって、いつ病気になって死ぬかも分からないし。
確かに。
だったら自分のやりたいことをやって、
死んでたほうがいい人生じゃないのっていう風なのを、
気づいてそこから始めた。
そっちの道に。
じゃあ辞めて、どうするんですか?
辞めて、全然技術が分からないから、
農家でもないし、素人でもないし、
やっぱりこれはどっかで学ばないといけないなっていうので、
高知県に戸差自然塾っていう、
有機農業を学ぶための学校が、
ちょうど自分が公務員を辞める年にできたわけ。
なるほど。
そういう学校があるんだったら、ちょっと行ってみようって言って、
06:03
戸差自然塾に1年行って、自分は1期生なんだけど、
そこで1年学んで立山に帰ってきたというような。
そうなんだね。高知は縁とかそういうのがあったわけでもなく、
学校があるってことだから行ったっていう。
学校があるっていうのは分かって。
それで行ったってことなんだ。
じゃあ1年住んで、学校行って、
そこでもう農業の基礎というか、全学んで、
1年でも帰ってくるんだ。
帰ってくる。
じゃあ30ぐらいだ。
30だね。
そこから立山で農業だ。
でも何もないでしょ。
何もない。
そこはどうするの?
でもやっぱり立山で生まれ育ったから、
立山は恩返しじゃないけど、立山でやりたいなっていう。
そうね、思いがね。
そうそう、思いがあって。
別に嫌だからどこか別のとこに行ったわけじゃないし、
仕事がね、たまたま公務員というか、
違うところでやる仕事だったから、
違う県に行ったけど、
でも別に立山は嫌いじゃないし好きだし、
そんだったら立山で農業やりたいなっていうのを、
公務員辞めるときに思って、
で、高知に行ったときに、
卒業するまでには畑見つけとかないといけないなと思ってて、
はいはい、立山でね。
高知に行って、そこの夏休みに帰ってきて、
で、実はここの畑、
今いるとこ?
今ここが第一号の畑。
あ、そうなんだ。
あ、すごいそれ。
で、夏休みのときに、
なんかこの辺、
根本って同級生で、
名前は?
で、それはヤンマーに勤めてて、
ヤンマーってそういう農業機械とか、
農業のそういういろいろ扱ってるんで、
で、どっか畑空いてるとこないかなって聞いてたら、
この辺があるよ。
誰もやってないとこあったよっていうのを聞いて、
で、自分でこの畑誰ですかってこの辺の家の人に聞いて、
で、実はこの奥の方に人が持ち主で、
その人に、ここの畑今どういう状況ですかって言ったら、
草が出ないように耕してるだけだよっていうのを聞いたんで、
これからこういうもんなんですけど、
4月に帰ってきて、
もうやりたいんですけど、
ここって貸してもらえることできますかって言ったら、
あ、いいよって言うので、
すごい。
そっからここの畑借りてやるようになって。
はー、じゃあもうほんと自分で。
そう、全部で。
当然最初は友達から聞いていきながら繋がってって、
で、この辺聞き回って、
あ、いらっしゃったって言って、
交渉して、
そうそう、
全部で交渉して。
ここはその一号って大事な場所だよね。
大事な場所、結構ここ大事な場所。
なるほど。
で、そこから地道さんが他の人を紹介してくれたりして、
09:00
他の畑も借りられるようになって、
どんどん広がっていったというような。
そっかそっか。
今じゃあ畑は何箇所もあるって感じ?
実はこの隣もそうで、
あ、ここから違う人の畑で、
そっちもそうで、
ちょっと向こうの後ろの側もそうで、
全部で6箇所。
6箇所?
6箇所ぐらいあるのかな?
このぐらいの種類。
へー。
あ、そう。
そこで野菜を年間で50種類ぐらい。
50種類?
だいたいね、50種類ぐらい作ってて、
それをセット野菜?
あー、はいはいはい。
5種類とか10種類とかのセットで自分で作って、
お任せセットなんだけど、
それを自分でお届けしたりとか、
宅急便を使ったりとか。
でも主に立山市内のお客さんが多いかな。
あ、そうなんだ。
そっか。
じゃあそのオカモファームっていうその名前でやってて、
そこのお野菜ですってことでセットで。
セットで。
それもでもさ、最初からそれになったわけじゃなくて、
1個ずつ畑を作って育て始め、
まず例えば1種類、2種類とかそういう。
1個1個でしょ。
一歩一歩。
一歩一歩。
だってそれでもう15、6、7、8年。
そうだね、そうだね。
縦なもんね。
時々そうだね。
どんな感じですか、そういうのって。
僕は全くわかんないけど、自分で1個ずつ作って。
やっぱ野菜っていう取れるものがあるじゃないですか。
やっぱり、今わかんないもん、いっぱい育ってるから、
そこは嬉しかったりもするでしょ、育てて。
嬉しい嬉しい、できた。
できたっていう、おいしく育ったりとか、
時にやっぱりちょっと大変だった時もあるじゃないですか。
その辺で、中入に直結するのかなんのかとかもいろいろある中で、
畑を増やしていってっていうのは、なんかすごいことですよね。
なんかね、自分でもやっててよくできたなと思うけど、ここまで。
よくやってきたなと思うけど、
でもね、公務員を辞める時に、なんか変な自信があって。
今までこういう人生、まだ辞める時だから、
29年くらいの人生しかないけど、
それまでにすごい良い人ばっかりと出会ってきたなと思ってて。
自分と会わない人とか、人生で。
当然何人かいたけど、全体的に考えると、
すごいそういう場面場面で、いろいろ助けてもらってきたなっていうのもあって、
自分のその生き方が。
だから何を多分やったとしても、また誰か助けてくれる人がいるんじゃないかとか。
なるほど、そういうことか。
生き方としても、あんまりキツキツ生きないで、
12:01
程々に生きるっていうのが何だろうね。
無理してギューッとかっていう。
頑張って生きるみたいなのじゃなくて、
例えば仕事とかでも、必死に頑張ってやるとかじゃないんで、
程々に肩の力を抜いて仕事をするみたいな。
農業っていうとすごいバリバリやって、
ありますね、そういう感じの。
そういうイメージが、産経とかってキツいとか。
そういうイメージが昔からあって。
親とかも、何で農業なんかとかね、
やっぱりあんまりいいイメージが前に下がったんだけど、
でも何かそういう、そんなに必死にやらなくても、
それは必死にやればやるほど収入には繋がるんだろうけども、
やったらやった分みたいな。
ただそんなにやらなくても、何とか人生、
生まれるんじゃないかっていう楽天的なところがちょっとあって。
自分にはあって。
自分にはあって。
だから辞めるときも、そんなに不安じゃなかったっていうか、
まあ何とかなるでしょうみたいな。
そしたらずっとやってたら何とかなっちゃったみたいな。
ああ、そうですか。
それは、何かいいお話ですよね。
あったね。
ああ、そう。
で、ちょっとうちの、さっき節野菜ってお話しましたけども、
うちの野菜を摂るためには、
一回畑に来て、どんな栽培をしてるとか、
畑がどういうところで作ってるとか、
それを一回見てもらって、聞いてもらわないと、
買えないの?
買えないってこと、システムになってて。
なってるっていうか、したってこと?
そう、した。
そうなんだ。
それは初めからそういう風にしてて。
もうそういうコンセプトで、僕のじゃあ野菜は、
まずそうやって見ていただいた上で買っていただきますみたいな。
ちゃんとオカモファームを知って分かってもらった上で、
一緒にやりましょうって。
だから生産者としての自分も、誰がお客さんなのか知りたいみたいな。
見えるってことか。
見えるっていう。
ああ、そういうことか。
最近でよくね、顔の見える野菜とかね、よく言ったりしますけど、
それはほら、よくスーパーとかで黒に。
ありますね、顔が描いてる。
はい、あるある、わかるわかる。
あれって、別にただ顔か顔の写真が貼ってあるんだけど、
まさに本当にただ普通に顔が見えるだけで、
その人の性格とか、
そこまで見えないのね。
そこまで全く見えないし。
なるほど。
だからもう、その人の性格から、何から、畑から、
見てもらった上で、信じてもらった上で、
お互いこう、やりましょうっていう、
契約しましょうみたいな感じのやり方を、
ずっと初めからやってて。
初めからって言うとその、
週の下時から。
ああ、そうなんだ。
30過ぎてからぐらいから。
じゃあずっとそういうお客さんが一緒に。
15:00
そう、少しずつ、少しずつこう。
へえ。
やり方が毎週とか各週とか月一とか、
そういうので勝手に届くみたいな。
毎週何曜日に野菜が欲しいって言われれば、
それに合わせてやって。
それに合わせて。
じゃあ月曜日に届くんだ。
オカモファームの野菜が届く。
勝手に月曜日に届くみたいな。
へえ。
毎週欲しいっていう人がいれば勝手に届く。
なるほどね。
じゃあそれはそれぞれお客さんに合わせて、
カスタマイズしてやってるってこと?
そうそう。
だから毎週だったら各週。
各週だったりとか。
各週の人が今多いのかな。
例えば各週で2000円とか。
はいはいはい。
毎週3000円とか。
なるほどね。
中にはお客さんの紹介で、
ちょっと顔はよくは見えない人もいるんだけど、
9割以上は見えてる。
誰に届けてるかわかってるっていう。
それはすごいな。
だからメールで、
例えばこれこれこういうもので野菜欲しいんだけどって言われても、
まずは1回畑に来て。
そっか。
じゃあ手のあるとお仕事として、
当然農業という直接畑を面倒見るみたいなこともあるけど、
とはまた別に人と会うとか、
メールのやり取りというか、
そういうシステム的なこととかをやってるってことね。
そっちの仕事も結構あるよね。
そっちもある。
全部一人でやってんの?
そう。
今は奥さんと2人でやってる。
でも10年以上は一人でやってたから。
そっか。
でもそれは試行錯誤しながらそのシステムを作り上げてて、
最初にそのイメージがあったからそれはそれだけど、
それをよりよくやるように。
そうそう。
だから初めはどうしても1回畑に来ないといけないし、
ちょっとなかなかお客さんも増えないなっていうね。
まず人ハードルあるからね。
だからどうしてもそういう時はお客さんいなかったんで、
初めは直売所に出したりとか、
直売所に自分の作った野菜の袋にシールを貼って、
もし買ってくれた人が気になれば連絡されてるとかそこに書いてあるんで、
連絡してきてくれたりとかいうのもあったりとか。
そういうのでお客さんになってくれた人もいたりとか。
今はほとんど直売所とか出してないんで、
マルシェとかあればマルシェに行くみたいな。
ほとんど今はそういうお任せセット野菜をお届けするみたいな。
それで十分お客さんとしてもちょうどよくいらっしゃっていただく。
もっと増えたらいいなみたいなところはあるけど。
増えたら増えたら今度野菜をいっぱい作らないといけないし、
バランス取っていかないといけない。
生活と仕事とのバランスが非常に難しくて、
畑が増えれば増えるほど管理もいっぱいするし、
そっちに抱える時間が増えちゃうし、
奥さんと二人とは言えども、その二人のキャパシティを超えていってしまう。
だからあんまり収入を求めていっぱいやりすぎると、
18:04
生活の方のバランスが崩れるから、
じゃあそこはちょうどいいの?
ちょうどいいのを色々試行錯誤しながら数えてみたいな。
今はそれがいい状態?
今はこのぐらいやってもこのぐらいかなっていうところは、
大体今ぐらいの広さかなと言われてはいるけどね。
例えば選択肢としては、もっと広げて人を雇おうぜみたいなことも考え得るわけでしょ?
そこは、いつやるやらない別として、
やろうと思えばやることもできるかもしれない。
できるかもしれない。
もっと中に入って、システム屋さんみたいな、分かんないけど経営側に入って、
いっぱい人を雇って、畑もという方法も無きにしよう。
あとは自分の程よさをどうとっていくか。
やり方としては一応、仕組みはなんとなくあるわけだから。
雇ってやるのもそうなんだけど、
自分がバンバンやりたいみたいな。
農業をやりたくて。
そうだよね、もともと。
自分が汗、水垂らしてやってっていう方が気持ちがいいっていう。
そりゃそうだよね。自分の目に届く。
誰か一緒に働いてくれても、いろいろできることが増えるんだけど、
今度はそっちの人に気持ちもある程度気をかけてあげないと、
こっちも気遣いしちゃうというか、そういうとこもあるかもしれない。
それもあるよね。
そんだったらバンバン自分がやりたい。
やれる範囲でやっちゃった方が、そりゃそうだよね。
それはやりながら考えながら見つけてきた感じ。
よくあるけどね、もっと人入れてもっとやったらみたいなのもよく言われるけど、
やっぱりね、バランスが非常に難しいとか、
収入だけじゃないなっていうのもあって、
生活、お金の豊かさじゃなくて気持ちの豊かさっていう部分が違ってきちゃうと、
何のために。
おっしゃる通り。
お金のために何かやってるけど、何かやってるな俺、いいのかなみたいな。
そうそう。
お金稼いでいろんなことがお金で解決できるっていうか、
そういう選択肢が増えるんだけども、
お金に縛られちゃうっていうか、
あんなにバンバンお金貯めたとしても、
いつどうなるかもね、さっきも言ったようにわからないし、
ただお金ってないといけないものだから、
欲張りすぎちゃいけないだっていう。
ただそこの塩梅が。
どうしても人間って欲深いから、
あれしたいこれしたいってどうしても出てくる。
それ自分で気づけるもん。
21:01
こういう能力をやってると、気づけてくるっていうか、
欲を捨てるっていうか。
自然に近いからなのかな。
だいぶそういう面では考え方が変わってきたし、
やっぱり公務員の時はお金お金みたいなお金をもっと貯金してっていう考えだったのが、
やっぱり農業を自分で始めてみると、
そうじゃないなっていうのが、
気づけてきたっていうか。
それはなかなかすごいな。
ある程度お金は稼がないといけないんだけど、
ただこうやってれば自然にうまく、
いいバランスで整ってくるんじゃないかという。
そうだよね。
変だ。
いやいや、もうそろそろだと思う。
ただ単なる気持ちを持ってやってる。
はいはいはい。
そうか、じゃあ何かやってれば自然とバランスも何となく取れていくのかなみたいな。
へー、そっかそっか。
で、あとうちの特徴的な農業の仕方っていうのが、
肥料も入れてないっていう。
農学もかけてないし、肥料も入れてない。
いわゆるなんていうか。
いろんな言い方があって、
自然栽培とか言い方があったりとか、
有機農業って言い方があったり。
なんだろう、
なんかそういうのじゃなくて、
無農薬で無肥料栽培って勝手に自分で言ってる。
自然栽培とか言っちゃうと、
自然栽培ってマルチって。
マルチはわかんない。
あ、この黒い。
ビールみたいな。
そうそう、これは草をなるべく出ないように。
これで抑えて、
で、日が入らないと草も伸びてこないから、
だから植えてないところからは草が。
ただあれをやってないと、
あっちこっちから草が出てきちゃうから、
なるべく草を出ないようにこういうのを敷いてるわけだけど、
そういうのをやってると、
自然栽培とは言わないっていう人も中にはいるし。
そういうことか、それは自然じゃないぞっていう。
そう。
だからね、そういう定義をしちゃうと、
反応する人がいたりとかして。
そうなんだ、なるほど。
だからね、あんまりこう、
なんとか栽培とか言わないように、
無農薬で無肥料でやってますっていうような言い方をしていて。
そっかそっか。
そうなるとやっぱり本当に。
だから月の力だけで。
そういうことだよね。
そう。ただ、そう。
土の力ね。
土の力もやっぱり変わってくる。
変わってきてると思う。
そうだよね。
あとはこう微生物が増えてきてるとか。
とかだよね。
それを本当に自然の話だから。
え、土見たりするの?
見るっていうかなんか。
そう。前は土食べたりしてた。
土は食べる。
食べるんだ。
ちょっとこの土どうなんだろうってちょっと食べたりしてた。
一番初め、今はもうそんなことじゃないけど。
食べるとなんか分かるもんな。
なんかね、味がほら、
24:00
えっと、なんていうのかな。
そんなにこう、
味がついてないとかなんていうのかな。
野菜とかもそうだけど、
なんかあんまりこう、
なんかね、肥料いっぱい入れてると
野菜も肥料のなんか味がするみたいな。
肥料の甘さみたいな。
あ、そう。
自然な野菜の味っていうのと、
肥料的な味っていうのが
なんかちょっとあったりとかして。
土もなんか入れてたりすると、
そっちの味に
感じるんじゃないかっていうのが
前からあったから。
それはもう素人の人は全く分からないレベル感。
分からないけど。
まず土だと食べられない。
食べない。
土を食べるってことは
なかなかしないですけど。
でも土食べたりしながら、
こういうことかなっていうのを思いながら。
へぇー。
あとなんかね、
なんとなくいろんな
微生物もいるだろうし、
土を食べるって感じる方がいいんじゃないかなって
勝手に思ってる。
でも前は、
例えばリンジン抜いても、
このまんま、
土ついたまま食べてたり。
結構今でも土はついたまま食べる。
あぁ、そう。
でも前は野菜を食べるっていうよりも
そのまま土を取って食べてたり。
そっかそっかそっか。
そうか。
そうなんだね。
ちょっと普通の人とは
違うやり方をしてるんだけど。
そっか。でもそれでもちゃんとね、
お客さんが満足してくれて
リピートして買ってくれるってことですから。
そうね。
だから一番初めは
畑見に来てもらって、
お互い信頼関係を
構築して
やってるから、
それがずっと続けて
続けてくれてる
秘訣かなーなんて勝手に思ってる。
そうだと思いますよ。
だって嫌だったらみんな離れていっちゃうでしょ。
ちゃんとね、ずっと
買ってくれてるってことは満足されて
また買ってくれるってことですから。
それは嬉しいね。
嬉しいことですよ。
ずっと、
始めて5,6年
ずっと取ってくれてる人がいるから。
それは本当に。
その人がもうカムファームで
ほんとにほんとに。
そういうもんだよね。
ああ、めっちゃそれは。
こういうやり方をすると
安定感がある。
売れたら売れないじゃないか。
もう完全に
その人のところに届ける。
だからその分はね、
お金になるっていうか。
届けるのもする?
届けるのも。ただ立山市内と鴨川までは
自分で届けていて。
じゃあある時になったら
回って
皆さんのところに運ぶみたいな。
火曜日と金曜日が
そういう日にしてて。
自分で回る日に。
そう思うと
27:01
いろんなことやってるね。
まあまあ、自分で配達もしてるし。
鴨川まで行って帰ってきて
結構かかるよね。
お客さんのところ回ると2時間ぐらいは。
それに当たるんですね。
当たるからね。
それは今10何年やってきての
今のスタイルで
また5年ぐらい経ったら
ちょっと違う形になってきてるかもしれないし。
そしたらそしたら
またお話を聞いてみたい気がしますね。
なかなか修理的には伸びないよ。
なかなか伸びないけど
気持ちはやっぱりどんどん上がってるって言うの?
気持ちはどんどん上がる。
めっちゃいいそれ。
どうしてもやっぱ我々ぐらいの年齢になってくると
もうある程度
例えばJASARA今とかやってる中でも
ベテランみたいになってくるでしょ。
ちょっと体力的にも落ちてきて
ちょっともうなんか疲れちゃってさ
みたいな感じのことになりうるじゃん。
上がっていくっていうのは
ちょっとなりづらいかもしれない。
っていうところで
今オッカーは上がっていくっていう。
上がっていってる。
見て思ったかもしれないけど
若須で飲んだ時より
10キロぐらい痩せてる。
あ、そんな感じがしたの。
健康的に。
それはなんで通過?
ちょっと食事を変えたりとか
今玄米食を
結構してて
玄米食にしたら
弁通とかも
あと
腹持ちが
良くなって
そんなに食べなくて良くなって
あと結構
体力が持つようになったとか
あと
玄米食だけじゃなくて
1日2食だけ
それはずっと結構前からやったんだけど
1日2食にしたら
その2食は結構
前は食べちゃってたけど
玄米にしてからそんなに
そこも食べなくなったりとか
そうしたら自然とやって
実は中学生の頃の体重になって
中学生なんじゃないの?
あ、そう
だからすごい今
体力的にも
普通だったらどんどん歳いけば
体力的に増してくるんだけど
実はすごい体力的に
充実してて
めっちゃいいじゃん
歳を負うごとに
実はすごい良くなってる
それ60歳になったら大変なことになる
それは素晴らしいですね
普段の生活で
それができてる
例えばジム行くとか
走るとかそういうようなことじゃなくて
自然と
農業やってるから
今の時期も暑いし
自然と汗かくし
体を動かして
ちゃんとご飯
2食かもしれないけどちゃんと食べて寝て
今までもそうなんだけど
今までは
夏に一気に痩せて
冬に戻る
30:01
っていうパターンが多かった
冬も戻らなくて
玄米にしてから
そういうことか
オカモファーム健康
みたいな感じで新しいビジネスが
そうそう
そういうものって
いいね
会うの久しぶりじゃないですか
なんかちょっと印象的にも
元気層もそうだし
健康層みたいな
そういうものをパッて感じるものがあったので
そうなのかなっていうのは
声の張りとかさ
元気さみたいなのが出るじゃん
そうですか
素晴らしい
これからも
お金ってなってたら
そういう気持ちにも
なってないかなと
ちょっと欲に固まってる
欲深い感じに
ってなってるかもしれないけど
どうやらそうではない
野菜作ってるから
食べるものに関しては
そんな困ってない
自分の作ったものを食べればいい
野菜しか作ってないんで
お米買ったりとか
よく
お魚食べないと
買うけども
野菜にお金
かかんないし
そこに結構お金って
かかると思って
自分の育てた野菜を
自分でいただいてるわけですから
なんも
そんなに経費的にも
お金もかからないっていう
当然ガソリン代
今ガソリン代高いけど
ガソリン代とか種代とかもあるけど
でもね
そんなに
何かを買うっていうお金が
そんなに
世間の人よりはかかんない
食べるもの作ってるからね
そりゃそうだよね
なるほど
そう思うと30になって
農業に飛び込んでから
それいい選択だった
今は
世間的な
感じでも
例えばイオンとかでも
自分は
有機野菜
的な
有機野菜を作ってるわけだけど
そういうような
オーガニック消費
イオンでもすごい出てきてて
そっかそういう流れもあるわけだ
流れが
この世の中の流れが
そういう商品を見てみる
スーパーとか行って見てみると
すごい増えていて
そうだよね
やってるから余計そういうのが
アンテナが張るというか
全然違う始めた頃
全くそういう商品ないのに
今すごい出てる
俺に追いついてきたぞぐらい
アンソー
あらそれもまた
そう思うと
欲深くなろうと思えば
33:00
なれる可能性もある
いろいろ見える
この先楽しいことが
自然にあるんだけど
やろうと思えばそういう方向もあるし
いろんなつながりで
そうですか
地道にコスコスやってきたことが
少しずつ
いい流れになってきてるかなと
少しは感じてるけど
そういうことですね
めっちゃいい話
ちょっとびっくりしちゃいます
ただね
自分のやりたいことをずっとやってきただけ
そう言えるのは
なかなかない
なかなかですよ
やりたいことをただやってきたっていうので
増えてるし
幸せ健康にもなってるっていうのは
なかなか
言えないのかな
なんとかね
生活はギリギリだけど
ギリギリな生活を楽しむ
そんなに貯金とかできてないけど
そこは
それはそれで
一か八かみたいな
生活を考えながら
生きていくみたいな
言ったら
お子さんもちょっとね
生まれてまだちっちゃいけど
それがまた嬉しい話じゃないですか
もうなんも言わない
よくね
子供が生まれると
子供にこれだけお金を
よくいろんな人いるんだけど
そんな先の話を
されても
よくわかんないよね
そうなの
1年ぐらいとか
結局大学のためには
いくら貯めてないととか
でもその子が大学行くなんて
その子が親が決めるわけじゃなくて
その子が決めるわけじゃないですか
おっしゃる通り
その子が別にそれを選択しなかったら
今まで来た
貯めてきたお金
他のものに使えるんでしょうけど
もしそこで
すごい頑張ってお金貯めないといけないって
思ってきた
思って働いてきてバリバリ働いてきた人の
時間ってもう戻らないじゃないですか
そうなんです
本当そうです
おっしゃる通り
時間とそれの分のお金と
もっと近い段階で
有効に使っていくことはできるだろうし
そうなんです
すごい貯め込まなくても
かけがえのない今の時間しかないわけですから
そうなんです
子供が小さい時ってやっぱり
あっという間に大きくなってくるので
今は
自分で言うのもないですけど
めちゃくちゃ子供と関わってるわけなんですよ
0歳の時から
めちゃくちゃ関わってて
自営業だから
めちゃくちゃ関われるっていうのはあるし
おっぱい以外は
何でもやってきて
ご飯作りとかもやってきて
36:00
結構自信持ってるんで
子育てに関して
やってきたっていう
いいと思います
一般の会社で勤めてたら
どうしても会社の時間があるから
そうです
じゃあ奥さんに任せてみたいな話になっちゃう
そうじゃなくて
逆に奥さんの方
ご飯食べに行ってきたら
見てるかな
とか言うの結構やってきたし
子供と接する時間もね
人生を見ていれば
どのくらい関われるかって
仕事行っちゃったらそんなに関われない
土道しか関われない
人が多分多い
そうじゃない
結構自分の中では
相当やってきたと思ってる
そうだと思います
ここでお話聞いててさ
これ今畑にいて
テントが建てついて
そのテントにお子さんが
今いないけど午前中はいたんでね
言ったら仕事もしながら
テントを見てるみたいな形になるんだもんね
一緒にいるっていう時間だから
子供にとってみたらそれは当たり前
なのかもしれないけど
なかなかそれはそういう当たり前を気づけるか
気づけないもんですから
保育園に今ちょうど
入ってるけれども
1歳ちょっとまでは
ずっと畑で見てて
保育園に入れないで
本当にその辺の
畑に転がして
ずっとそういう感じでやってたんですよ
子供だってそれは当たり前だと平気だもんね
普通だよね
そして勝手にその土とか自分で食べてるわけ
ああそうか
親父がやってることやってるわけ
土結構食べてて
それでも別に大丈夫
でまたそういう無肥料で物は良くだから
あそっかそっか
食べても大丈夫っていう自分の中で
自分も食べてるしね
でやっぱりこう
いろんな生物もいるし
なんか
土食べるって結構健康にいいんじゃないかっていう
だから自分も食べてたみたいなのもあったから
子供もいいんじゃないかなっていう
いろんな
そんな野菜キーがいい
そうかそうか
はいはい
初めからそういう風に
転がしながら見てたみたいな感じだけど
大きくなるのがまた楽しみな
でも大きくなるのも
大きくなるのもならないでほしい
今のままでいてほしいみたいな
そうねそうね
それは思うかもしれないけど
だからまあ
そういう時間をね
ともにずっと過ごしてきたっていう
感じどころ
みんな
会社に勤めとしたら
育児休業取った方がいいよって思って
思って
育児休業取って
39:00
一緒の時間を作ってあげる
すごいすごい思う
今社会制度的にだんだん整ってきつつあるけど
まだまだやっぱり
でも取れるなら取った方がいいし
何年?1年?
とかあるよね
よくほら1ヶ月2ヶ月取っただけで
もう復帰する人とかいると思うんだけど
そんな1ヶ月2ヶ月
子供と関わっただけで
全然分かんないよってこっちは思って
ずっと一緒にいると
海外のことよく知らないけど
なんとなくイメージだと
海外の人って
もっとこう
ファミリーで動くっていうか
家族を大事にするっていう
イメージがあるんだけど
なんとなく日本人って
仕事仕事ってイメージがあって
もっと子供に関わるように
社会的になっていけば
また変わるんじゃないのかなーって
子育てして思ったりします
いやいやいや
ありがとうございます
特に野菜を育ててると
やっぱり
自分の子供じゃないけど
育てをしているような
そうか
野菜それぞれが
自分の子供みたいな風にも思えてくる
思えてきて
あんまり甘やかしすぎると
弱い野菜になっちゃったり
そうか
厳しくみたいなこととか
うちは厳しい育て方はしてるんだけど
そういう肥料もいらないし
自分で欲しいものは
取れみたいな
どっかに栄養あるだろみたいな
そうか
子供も勝手に
そんな厳しくじゃないけど
なんとかなるでしょうみたいな
いろいろ話しちゃうと
家がコミンカなんだけど
コミンカって結構段差がいっぱい
いろいろあって
昔ながらだから
ここの段差は
たぶん一般の人は
危険だと思って
手を出しちゃうような
段差だなみたいな
あるわけコミンカって
でもそこはあえて
出さないで勝手に落ちるんだけど
それはもうそれだもんね
自分でも
自分で勝手に落ちて
向くって
立ち上がったりするし
そうやっていくうちに
転ばなくなって
段差も覚えて
そういうのが子育てにしてる
そっかそっか
そう思うと他の中で
その辺が一貫してる
繋がってるんだ
野菜育てるのもそうだし
子供育てるのもそうだし
甘やかしすぎずに
ほっとくみたいなところ
公務員だったら
そういう育て方はしてないな
手を出しちゃうとかね
危険危険で何でも手を出しちゃって
42:00
予知予知みたいな
そうだね
そういうふうに
農業をやりだして
考え方が変わった
今までの考えは
ちょっと違うかな
っていうのを農業から教えてもらった
自然から教えてもらった
なるほど
本当に良かった
いやーもうちょっと
いやーめっちゃいい話
そういうことですね
素晴らしい
今回お話を伺った場所
そこは岡本さんが
農業を始めて最初に
借りた畑でした
その畑は彼の思いが
たくさん詰まった場所であり
そんな場所で色々なお話を伺うことができて
とてもありがたい
時間だったのです
岡本さんありがとうございました
それではまた次回
指縄さんの聞く人ラジオで
お会いしましょう
43:10

コメント

スクロール