2023-06-19 11:46

#6 NYCでやってたショー映像を見た話

Joshua JayのSix Impossible Thingsの感想音声です。ネタバレ控えめにしていますが演目について言及しているのでご注意。結論、おすすめ。だけどImmersiveではない気がする。
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奇術積読宣言 ON AIR
どうも、奇術愛好家のしゅうたです。
このポッドキャストは、手品が好きすぎて、本を死ぬほど積んでいる私しゅうたが、手品を趣味とする愛好家向けに、飲み会で話すようなヨタ話をするポッドキャストです。
東京の端っこの方からお送りしております。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
前回は、自分が久々にマジックショーをしたというお話をさせていただいたんですけれども、今回はショーの感想をしゃべりたいなと思います。
なんか、ショーとかレクチャーに参加した感想とかを、このポッドキャストでしゃべるっていうのは、結構いいなと思いました。
ノートでもね、文字で書いていくことになるんですけれども、やっぱりそのライブで見たものとか、映像で見たものは、興奮高まっているうちにですね、言葉で話すといいかななんていうのを持って、ポッドキャストのテーマにしていきたいなと、今後思っております。
相変わらず一人でしゃべっていくわけなんですけれども、今回は何を選ぶかというとですね、ジョシア・Jの6 Impossible Thingsですね。
これ何かというとですね、バニシングインクから、ジョシア・Jの会社ですね、彼がやった、ニューヨークでやっていたショーの映像が販売されています。
ショーの映像だけは25ドル。デラックスエディションって解説とか、ライティングだとか、演劇というか、ショーの構成とか、ショーの裏側を見せるみたいなところも含めると、確か100ドルを超えている、そんなセットだったと思います。
私はショーの映像だけのですね、安い方というか、映像だけ見たということでやりました。
6 Impossible Thingsは、これウェブサイト、ぜひバニシングインクのご覧いただければと思うんですけれども、非常にですね、4K映像でめっちゃ綺麗に収録されていて、
ネットフリックスレベルみたいなことをね、彼らも自分たちで言ってるわけですけども、めっちゃ映像綺麗でして、本当に特に見ている分にはストレスもなくですね、見れました。
どうやらかなり好評だったようで、もともと予定していたものから延長して、さらにニューヨークで演じて、みたいな感じで、全部で240回くらいショーをやったと。ニューヨークのローアイストサイトですね。
マンハッタンの南東の方ですか、でやったという、そんなショーだということです。
詳しくはこれも本当にウェブサイトというか、バニシングインクの商品ページを見ていただくとですね、どんなショーなのかというのが簡単に書いてあります。
これ1回のショーにお客さん実は20人しかいれないということで、非常に少人数のショーになっていて、あとですね、本当にイマーシブ、イマーシブってよく最近流行りであるんですけど、
イマーシブだと言ってますね。日本語的に発音するとイマーシブ型のショーというか、イマーシブ演劇とか、どっぷり浸かるみたいな意味ですね。
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演者とか見てる人っていうところの垣根がなくて、自分自身もその中の一人になるとか、黒子になるみたいなものがイマーシブという定義というかですね、イマーシブのざっくりとしたイメージだと思っています。
すごい有名なもので言えばニューヨークのスリープノーモアという演劇がありまして、これ本当に面白くてですね、僕もニューヨーク滞在中に2回も見に行ってしまったんですけれども、スリープノーモアっていうものはホテル全部が劇場ですと。
別にそれはステージがあってとかではなくて、部屋の中をですね、見に行った人が歩いていると、急にその部屋の中で男女がちょっと演技をしてたりだとか、あとはその演者に小部屋に連れ込まれて、服引っ張られて、そこで演者がモノローグを喋っている様子を見せられるとかですね。
本当にこう、自分自身もその中のホテルの壁の前に立つんですけれども、自分もその中にガッツリ入った、その世界にガッツリ入った状態で演劇を見ることができるというのがスリープノーモアです。
ぜひですね、皆さん興味があれば行ってみてほしいんですけれども、厳密に言うとですね、この6 Impossible Thingsはイマーシブではなかったなと思います。確かにその舞台、一段高くなっているステージとか舞台ってものはない。複数の部屋とかフロアに、フロアは分かれてないのかな?あれは分かんない。複数部屋があってですね、マジシャンとお客さんが部屋を移動しながらですね、魔術を見ていくという感じです。
本当に床でマジックをしたりだとか、ジョシア・Jが座って床でマジックをして、周りにですね、囲まれたりとか、お客さんが囲んでそれを見たりだとかということで、ステージっぽいものがないという意味では確かにイマーシブっぽさはあるんですけれども、全然それは違うものだなと思いました。
個人的にはですね、ジョシア・J、マジックは僕はすごい好きなんですけれども、この演技の中でめっちゃ臭いセリフとか、なんか嘘っぽい演出とか、嘘じゃない演出もいっぱいあるんですけど、なんかちょっとあんまりそこは好みではないんですが、非常に1時間くらいの映像ではあるんですけども楽しめて、かつマジックもめちゃめちゃ不思議で、ちょっとメンタル寄りの現象が多いんですけれども、
とても満足度あるショーでした。
映像の他にですね、彼、ポッドキャストとかでそれこそ舞台の裏側、話してたりだとか、YouTubeでもインタビューとかがあって、いくつか聞いてみたんですけど、どうやら演じてるトリックはそのショーの中で結構都度変わっていると、全員に見せるもので微妙に変わってきたというところもあるみたいで、
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今回そのバリシングインクの映像っていうのは、ある回の映像だということみたいですね。
ちなみに最後のマジックはこのショーにおける、お客さんが出口に行くときに1人ずつ小部屋に連れ込んで、全員違うマジックを超クロスアップのマジックを見せるという、そんなスタイルになっていて、それはめっちゃおしゃれだなと思いました。
出るときにね、最後すごいパーソナルな距離感でマジックを見れるっていうのはとてもいいかなと思います。
あともちろん会場もシアターを使っているわけではなくて、いわゆる家を改装して、複数の部屋、キッチンとか、もともとキッチンだったところをちょっと改装してマジックをするシーンもありますし、場所もどうやらこれのためにわざわざ借りてやったということで、めっちゃ気合が入ったショーだなと思います。
で、マジックそのものについてもちょっと言及するとですね、チョップカップをやるんですよ。女子味映画。
インタビュー聞いてたら、チョップカップで最後のオチに使うものがですね、スタッフの不手際によってそこになくて、めっちゃ焦ったみたいな、そんな裏話もポーズゲストに喋ってたんですけど、ちょっと僕はこのチョップカップは非常に陳腐だなと思いました。
マジックそのもの、チョップカップ単体で見ると、全然それ自体は非常にスタンダードのチョップカップをやっていて、なんですけど、クライマックスで前のトリックで使ったものが出てきたりとかっていう、非常によくある伏線回収みたいな構成になっていて、
これは私がね、あんまりこういうびっくり箱的な現象が好きではない、得意ではないというところもあるんですけれども、なんかジョシュアJの割に少し短絡的なのかなとは思いました。
ただまぁ、それは本当、最後の直前、最後の1個前のトリックで、他のトリックとの関連性を作るっていうためにやっていたものだと思うので、それはもう実際生で見てたら、「うわっ、さっき見たやつだ!」とか、「うわっ、さっき見たあれが出てきた!」っていうことでめちゃめちゃ受けると思いますので、これはもう本当好みの問題ですね。
ただやっぱりその方がもうめっちゃ不思議ですね。やっぱりトロジャンデックっていう売りネタをやってましたけど、あれやっぱりすごい不思議ですね。
どういう現象かというのは、ぜひこれを調べていただければと思うんですけれども、メンタル寄りが多かったっていう話をした通りで、本当に不思議でした。不思議の度合いがめちゃめちゃ高いのが、何発もドンドンドンってくる感じですね。
っていう中でチョップカップがポンってくるので、ちょっとすごい違和感があるんですけど、それ多分映像で見てるからで、実際生で見てるとマジックごとに部屋が変わってとか、ジョシア・Jの語り口も全然変わるので、そこは違和感なく、同じ演奏をやってるんだけどオムニバス形式のマジックを見ている感覚に多分なるはずなので、そこはね、生で見ると全然印象違うんだろうなと思いました。
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結構これ生で見に行きたかったですね。コロナ禍でやっていたショーということで、とても残念です。
映像も割と、これはもう今回公開する用の映像なので、結構割とカットされてたり、あと角度がすごいマジシャンにとって都合のいい角度から撮影されてたりしてるんで、会場の全体の雰囲気とか、実際のマジックの他のお客さんがどう見えてるかみたいのはわかりにくいんですけれども、それはね、やっぱり生で体験した、ライブで体験した人の特権だということで、いいなと思います。
ジョシュアJは私もアメリカのコンベンションとかで何度か演技を見てますけれども、本当にまずめっちゃマッチョだし、奥さんとても綺麗な方で、語り口もですね、すごくまろやかで聞き心地のいい演技をして、マジックもすごい不思議なことをするし、レクチャーもまず上手だし、すごいマジシャンだなと思います。
若い時から活動していて、もう多分30後半とかですかね、だとは思うんですけど、ずっとその業界のトップにいるというか、しかもなんならこういうバニッシングインクっていう会社を経営して、もう世界最大のマジックショップであることはもう間違いないと思うので、そんな経営の手腕もあるのかと思うとですね、僕も一応ちょっと経営者の端っくれなので、すげえなと思います。
マジックもちゃんとやれて、自分もね、パフォーマーとしてちゃんとやってるし、会社も経営して、マジックも軌道を乗っけてるっていうのは本当にすげえなと思います。本当に尊敬しかないですね。
ということで、シックス・インポッシブル・ティングスとジョシュア・ジェインに関する話でした。またこんな感じでですね、ショーの感想とかを言いたいと思います。
言い忘れてたんですけど、結構25ドルという価格は全然安いと思います。すごくシックス・インポッシブル・ティングスは見る価値ある映像です。自分でマジックショーをやる人にとってもすごく参考になると思いますし、ただの見るものとして、1時間のショーとして見るというのもすごくいいと思います。
ちなみにバレッシングインクはおそらくまたブラックフライデーとか秋ぐらいにダウンロード製品半額セールとかやりますので、半額の時に買うと12.5ドルということでもっと安くなるとは思うんですが、そういった時に買うとですね、まとめて買うといいんじゃないかななんて思っております。
ということでまた皆さんですね、ぜひどこかでお会いしましょう。さよなら。
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