奥さんの鞄のエピソード
Goroman
結構やばいエピソードがあって、鞄が3つぐらいあったときに、
うちの奥さんが、「この鞄いらないよね?」って言って、「うん。」って言ったんですよね。
そしたらその中にスマホと13万円ぐらいのインスタ360の1インチのやつとか全部入ってて、
そのまま捨てられて消えたっていう。
中村優子
中見ないで奥さんも捨てちゃったの?
Goroman
たぶん。たぶんもう使ってないでしょって言って、「うん。」って言っちゃったのが悪いんですけど。
だから鞄は1個にして、しないとそうやってどっか置いていっちゃうし、忘れ物がまじでやばいので。
いしたにまさき
また鞄をなくしたら次は僕が手配します。
いつでも言ってください。
Ryota Matsuzaki
GOROmanさんが使う鞄は売れそうですね。
中村優子
ねえ。仲間がみんな欲しそうですもんね。
いしたにまさき
いやでもそれは本当にそうですよ。
鞄の使い方について
いしたにまさき
鞄は変えると基本的にダメですよね。
中村優子
何個もあるとそうですよね。
Ryota Matsuzaki
とっかえひっかえ使うもんじゃないと。
いしたにまさき
特に実は僕のひらくPCバッグシリーズってADHD界隈にめちゃくちゃ売れてるんですけど、
理由が簡単で、開くと全部見えるんですよ。
だから全部見えるから、なんかないと気づくんですよ。
あれ?なんかいつもと違う。
Goroman
そうそうそう。
いしたにまさき
だからやっぱね、基本的な大枠のポケットってのは、大きいのが1個ドンって、それが全部見えるっていうのが理想的。
Goroman
確かに。
いしたにまさき
そうなんです。
手の長さより深いカバンはダメっていうね。
要するにそうすると下にものは入っちゃうから。
中村優子
私の息子の(カバンの)底からいろんなものが出てくるようになった。パンとか。
Ryota Matsuzaki
だいたいバックパックの一番下には変なものがね、くしゃくしゃになった紙とかがありますね。
中村優子
お宝ならいいんですけどね。大抵もうひどいものしか出てこない。
Ryota Matsuzaki
大抵大事なものとかがくしゃくしゃになってたりしますよね。
中村優子
そうですそうです。
Goroman
今、カバンがあるから見るとこんな感じですね。
鞄の中身の整理
Ryota Matsuzaki
なんかいろいろ入ってる。
中村優子
それスーツケースってことですか?
Ryota Matsuzaki
リュックかな?
リュックですよね。
いしたにまさき
リュックですよね。
大きいリュックですね。
Ryota Matsuzaki
現物見たことありますけど巨大な、なんでも入っちゃいそうなものに本当になんでも入れてるみたいな。
中村優子
とりあえず。
Ryota Matsuzaki
もはや何が入ってるかご本人にしかわからないのではないかって。
Goroman
なんで。こうなっちゃうんです。
逆にこのカオスから何かがもう一回生まれるのかもしれないですけど。
Ryota Matsuzaki
今はオシロスコープは入ってない。
Goroman
オシロスコープは今回持ってきて、大学生の子にあげました。
その伝説のオシロ。
Ryota Matsuzaki
伝説のオシロ。
Goroman
新しいの買ったんで。
古くて愛用してたやつはもう使わないから、静岡大学の学生にあげました。
弟子みたいな子がいるんで。リスマンって名前。リスマンくん。
浜松キャンバスで。
彼の大学の前まで行って、はいって手渡ししてあげるっていう。
買うと7、8万するから。
いしたにまさき
そうそう。そんなに安いもんじゃないですからね、オシロってね。
Goroman
ピンキリで、リゴルっていう中国の会社がめちゃめちゃ高機能のやつを安く出すようになって、
昔は計測機器なんで2、30万したし、ブラウン管だったんでめちゃくちゃ重くてでかかったんですけど、
僕は高校のときは自習で使ったのはとんでもなくでかくて、
どんどん液晶になって薄型になって、デザインもかっこよくなってきて。
いしたにまさき
僕は昔音響の仕事をしてたんで、調整卓の上には昔は必ずオシロスコープを置いちゃってたんですけど。
Goroman
そうですよね、波形見るの大事ですからね。
アナログのオシロですよね。今はデジタルなったんで。
本当にベクタースキャンの、、、
いしたにまさき
なんかおかしいことがあったらその時点ですぐに気づく。
Goroman
そうそうそう。すげえ便利なんで。
いしたにまさき
僕は全く見てなかったですけどね。
Ryota Matsuzaki
GOROmanさん、この前ハンダゴテも買われてませんでした?
Goroman
ハンダゴテありますよ。今持ってますよ。
Ryota Matsuzaki
今も?なんかすごいデジタルというか。
Goroman
PDで、パワーデリバリーで20Vで動くんで、モバイルバッテリーで使います。
すごい良いですよね。
いしたにまさき
あの辺もどんどん進化してますよね。
Goroman
しかも1℃単位で温度設定できるんで。
中村優子
1℃単位?必要なものを1℃単位で設定するんですか。
Goroman
めちゃめちゃ大事ですよ。
強すぎると基板にダメージがいくんで。
電子工作とか用途によってコテ先と温度が。
温度調整機能っていって温調って言うんですけど、温調付きハンダゴテで。
モバイルバッテリーで動くので、アンカーとかのPDバッテリー使えばハンダゴテがどこでも使える。
これすごい重要で、海外行ったときにハンダゴテってだいたい使えなくなるんですよ。
なんでかって言うと電圧が違うから。
日本は100ボルトなんですけど、中国は220ボルトだったりするんで、コテが死ぬんですよ。
PDのモバイルバッテリーだと電圧は一定なので。そうなんですよ。
海外行って何かトラブって直さなきゃってときに、こういうポータブルハンダゴテすごいいいんですよね。
普通の人は持たないと思いますけど、僕は結構ないと心配なので、電子工作する人なので。
Ryota Matsuzaki
確かに海外出張でハンダゴテ使わなきゃいけないっていうシーンがなかなか。
Goroman
いや全然ありますよ。
この前も中国の深セン出張してて、まさにそういうの持ってたからプレゼンがすぐできたんですよ。直して。
それがで生まれたのがKANTAN Playですよ。
Kibidangoさんで種になってるやつですけど、KANTAN Play Coreの元は、僕が電卓を魔改造して作ったやつなんで。
Ryota Matsuzaki
やってましたもんね、そういえば。あれですか。
Goroman
あれが深センのときにM5Stackの社長にまた凸って行って、
僕がジミーっていうCEOに凸って、20分話したらよしって言って製品化が決まりましたね。
ジミーも過集中するタイプで、3日後にプロトっぽいのはできてて、
僕が深センにいる間に動きそうなのができるっていう。
2ヶ月後にクラファンのページができるっていう。なんかめちゃくちゃです。
8月に深セン出張して、10月にクラファンがスタートするみたいな。
めちゃくちゃ早くないですか。
ありますあります。プロトタイプあります。
「カンタンプレイ」で検索すれば、種のページ出てきます。
それもだからKibidangoでやろうになって、次のネタももうすぐ発表になると思うんですけど。
いしたにまさき
一個ネタバラシをすると、KANTAN Playのゆーいちさんいるじゃないですか。
今Vixionが展示会とか行くと持ってくフラッグの旗みたいなやつあるじゃないですか。
Ryota Matsuzaki
ビヨーンて伸びるやつ。
いしたにまさき
で、あれを作ってるのが、HappyPrinters(ハッピープリンター)の堀江さんって言うんですけど、
ゆーいちさんと同級生なんですよ。
Ryota Matsuzaki
Evernoteエヴァンジリストだった。
いしたにまさき
そう。ゆーいちさんが最初にインスタコード相談したのは堀江さんなんですよ。
Goroman
えー面白いですね。
いしたにまさき
堀江さんはいろんなソフトウェアビジネス見てるから、
ハードウェアのベンチャーは危険だと。
非常に真っ当なアドバイスをして。
Goroman
やめたほうがいいよと。
いしたにまさき
そう、やめたほうがいいよって話をしたんだけども、
やっぱりゆーいちさんはやりたいからって言って始めて、
結果堀江さんが俺には見る目がなかったって落ち込んで。
Ryota Matsuzaki
でも結果的にはいい話ですね。
いしたにまさき
はいはい。
中村優子
これGOROmanさんが会社で触ってたギターではない。
Goroman
あれあれあれ。あれがインスタコード。
あれ僕はクラファンで買ったんですよ、GREENFUNDINGのほうですけどね。
KibidangoとGREENFUNDINGでやってて、
たしかグリファンさんで僕はインスタコードを支援して届いて、
これ面白いって言って、作った人に凸りに行ったんですよ、例によって。
ゆーいさんに展示会でとっつって話してサインもらって、仲良くなって、
すごい飲み仲間みたいになって、
ゆーいちさんが、ここビジネスどうしようってときに僕と飲んでて、
ARMみたいにしましょうよって言って、IPだけ売って儲けましょうみたいな話をして、
それでそうだねって言って、もう製造業やりたくないよってなって、
二度と楽器は作らないって言って、
もうハードは一生やらないとか言って、
大変だーとか言って、ぐちってたのに。またやることになりました、ハードを。
いしたにまさき
そうですよね。あれ、おかしいなと思いましたもんね。
Goroman
もう絶対やらないってツイッターにいっぱい書いてて。
もうメーカーは嫌だって。
毎回8,000万も借金するの嫌だみたいなのがいっぱい書いてあって。
Ryota Matsuzaki
大変な話ですよね。
Goroman
一人社長で。
だって製造するには先に発注しないといけないから、
数千万の金が必要で、銀行から毎回数千万を借りてみたいな。
そんなのが嫌だって。
権利を売って、僕はお金が入ればいいんだみたいなことを言ってました、そのときは。
じゃあARMのビジネスモデルでファブレスにしましょうよって言って。
知的財産だけ?
それこそインスタコードのシステムめっちゃいいから、知財で稼げたらいいじゃないですかって言って、
あ、そうですねって言って。
で、僕と一緒にKANTAN Playっていうののホームページ、
ネット上で弾けるっていうのを作ったんですよね、一緒に。
それだとアプリインストールせずに、ブラウザだけで動くので、
iPhoneでもAndroidでもiPadでもMacでもWindowsでも弾けるんですよ。
https://kantan-play.com/
そのプログラムを僕が書いて、Godotエンジンっていうので作って、
で、そのきっかけでカンタンプレイコアが、ハードウェアバージョンがまたできていくっていう面白い話であります。
Ryota Matsuzaki
素晴らしい。
Goroman
うん。だからめちゃめちゃプロジェクト立ち上げちゃった。
立ち上げの好きなんで。
いしたにまさき
いやーでもね、もうハードウェアやらないって聞いてたのに。
Goroman
でしょ。僕にもずっと言ってましたよ。
絶対もうやだって。こんなつらい思いしたことないです。
本当に毎回借金だし。
で、もうやらないって言って、飲みながらグチってたのに、またやってますね。
またやるとは思わなかった。みたいなことを言ってましたけど。
でも楽しそうでした。
いしたにまさき
まあね、結局そこにつきますけどね。
Ryota Matsuzaki
あとやっぱりパートナーも大事なんですかね。M5Stackみたいなところを組めると。
Goroman
そうですね。それが意気投合したってのがでかいですね。
だから良かったです。いい組み合わせだと思う。
で、結構すごいチームが組めたので、僕の中でも。
アベンジャーズって呼んでますけど、M5アベンジャーズみたいな7人ぐらいのチームが組めたんで。
Ryota Matsuzaki
これまでの話に出てこない人でもう一人やる。高須さんがやっぱりね。
Goroman
高須さん、そうそう。スイッチサイエンスの高須さんも入ってるんですよ、そのチームに。
僕と高須さんって本当また10年前なんですけど、当時チームラボに高須さんがいて、
ミクミク握手を作った高須さんが僕にとつってきたんですよ。
逆パターンですけど。
来週はじまるDCエキスポ、デジタルコンテンツエキスポで僕がミクミク握手を展示したら、
高須さんが凸ってきて、会社に来て、仲良くなって、いろんなイベントとか一緒にやるようになって。
で、そっから10年前に。
高須さんもやばいっすね、あの人も。
高須さん当時チームラボだったんだけど、もうつらい、辞めるみたいなのを一緒に飲んでて、
M5Stackのマーケティング
Goroman
いろいろ自分の役割があって、もう辞めたらいいじゃないですかって言ったら辞めて、
なんか自由人みたいになって、今はスイッチサイエンスで働いてますけど。
スイッチサイエンスの大ヒットがM5なんですよね。
M5Stackって今も100何人ぐらいの会社なんですけど、当時一人だったんですよ。
ジミーっていうCEOしかいなくて。
インキュベーションセンターみたいなの入ってたんですよ、HAXっていう。
ハードウェアアクセラレーターのHAXにジミーがいて、
で、僕と高須さんでHAX遊びに行って、ジミーと仲良くなってたんですね。
なので本当にジミーが一人の頃から高須さんが応援してて、M5スタックを。
スイッチサイエンスと契約して、国内全部スイッチサイエンスが卸してるんで、
だからスイッチサイエンスの売り上げたぶん高須さんがめちゃめちゃ作ってるはずなんで。
僕はその過程全部見てきてるんで、高須さんがまさにチームラボ時代から今のスイッチサイエンスに入ってジョインしてみたいな。
M5stackの成り立ち
Goroman
まさにインスタフォードを作ったジェネシスとかも。
いしたにまさき
結局人のご縁というか、出会いというか、それにつきますもんね、本当に。
Goroman
本当そうです。本当に冒頭に戻ると、浅田さん、浅田会長のおかげで僕は金入って上京して、
コンビニバイトを脱却できたみたいな。
時給650円で13時間働いてましたからね。地獄でしたからね。それを抜けられたし。
いしたにまさき
なんか今高須さんの話聞いてて思い出したのが、僕のひらくPCバックって一昔前アメリカのEvernoteっていうところでアメリカで売ってたんですよ。
元をたどっていくと、当時の社長のフィルが僕らのカバンを気に入ってくれて、毎日使ってて。
僕らの知らないところで、Evernoteが物販をやるっていう計画が進んでて、「じゃあカバンどうするんだ?」みたいな話になるわけですよ、当然。
いくつか選ばれた中で、一つがコートエシエルっていう当時流行ってたリュックで、もう一個が我々のカバンで。
なんでって話になったら、「いや、だって俺毎日使ってるからさ。」っていうすごい明朗な答えが出てきて。
で、死ぬほど笑ったのが、要は最初にフィルが使い出してから、Evernote版が出るまでに1年くらいかかっているんですよ、なんだかんだで。
要するに、どうやって売るかっていうEvernote側の問題のほうが大きかったから。
で、その1年間の間、Evernote社員はフィルにカバンを自慢され続けてるんですよ。
これはね、アメリカで売ってねえんだぜみたいな話で、日本でないと買えないんだぜみたいな話を1年間くらい聞かされ続けていて。
で、Evernoteマーケットは当時のEvernoteのカンファレンスの初日に発表があって、
で、今日からもうカンファレンス会場で売りますっていう話が出てたんですよ。
で、実はその前の日に、Evernote社員オールに対して、
売り切れたら困るから社員は買うなっていうメールが出てたんですよ。
で、さあスタートしますって言ったら、社員超売り場に行って、社員バカバカ買ってて。
なんでなんであんなことになってんのっていう話を読み解いていったら、
みんな1年間ステイっていう状態だったから、我慢できるかバカ野郎っていう。
Ryota Matsuzaki
いい話ですね。
いしたにまさき
で、その後僕は買ってくれた人たちに、なんで買ってくれたのみたいな話を聞きたいから、
カンファレンスの会場で話するんですよ。半分くらい社員なんですよ。
だから表に出せないんですよ、その話。
Ryota Matsuzaki
関係者だから。
いしたにまさき
関係者じゃんお前みたいな。
僕はウェブディレクターでねっていう話をしたから、いい相手がいたと思って、よくよく話聞いてみたら、Evernoteのウェブディレクター。
お前ふざけんなよ。
買うなって言われてるはずだろみたいな。
だからやっぱ使ってる人が依頼してくれる、声かけてくれる、
その頃は僕らは、最初言われたときは、まさかEvernoteがそんな大きな、いろんな商品を扱うなんてことは当然知らないんで。
個々で話を全員してますからね。
で、蓋開けてみたら、わーみたいになってて。
ほんと途中でね、うるさいから断ろうかぐらいの勢いだったんですけど、せっかくのご縁だからつって最後までやってよかったなって。
Ryota Matsuzaki
そういうコラボアイテムいいですね。
なんかすごい意外な組み合わせですけど、Evernoteとバッグとか。
いしたにまさき
そうそうそうそう。
Ryota Matsuzaki
フィル・リビンの日本好きは確かにめっちゃ有名ですけどね、金継とかね、造詣が深かったりとか。
いしたにまさき
フィルは何がおかしいって、家で日本食作るときにかつお節自分で削る人ですからね。
Ryota Matsuzaki
いまどき日本でもいないですかね、なかなかね。
いしたにまさき
日本でもなかなかいないですよね。
そうそうそうそう。
いやー、まあまあみなさんもって言い方もなんですけど、んーって思ったらやっぱり凸るに限るっていうね。
Ryota Matsuzaki
なんかでもそれほんとに大事ですよね。
Goroman
凸る力がね、凸る力が。
Ryota Matsuzaki
私もそういうことね、前回話したKickstarterのご縁も結局創業者に凸ってますんで。
いしたにまさき
そうだ、そういえばそうだった。
だいたい今ね、1時間ぐらいそろそろ経とうかっていうとこなんですけども、
Goroman
GOROmanさんはまだ移動中ですか。
いしたにまさき
あ、聞こえないな。
Ryota Matsuzaki
信号が弱々しいです。
Goroman
聞こえますか。
いしたにまさき
あ、大丈夫です。
Goroman
そろそろ家に着くんで、僕のほうはちょっと終了になりそうなんですけど大丈夫ですか。
いしたにまさき
家に着くから終了ってどういうことなんですか。
Goroman
要は家に着いて奥さんの前でずっと喋ってるとちょっと怒られそうな。
気分が悪くなりそうな、、、
あなた何してんのみたいな。
中村優子
仲良しですもんね、ほんと。
いしたにまさき
じゃあ家に着くまで続けましょうか。
Goroman
つまりあと8分いけます。
Ryota Matsuzaki
あと8分いける。家に着くまでがポッドキャストです。
Goroman
修学旅行です。
中村優子
何が起きるかわかんないですから、この8分で。
いしたにまさき
やめてください。
Goroman
あと8分で、事故ってね。
うちの母親がちょうど事故って。
自動運転車で。
いしたにまさき
運転してる人は別の人です。
Goroman
そうです。運転は土田さんです。
Ryota Matsuzaki
土田さんとのツイッターのやりとりが面白かったですね。
Goroman
はい。たぶんやりとりだいぶ面白いと思いますよ。
僕と土田さんっていう、ツイッターだとRMAなんちゃらって人が、
ここ3日間一緒にずっと旅行してたんで、
たぶんやりとり見るとだいぶ笑えると思います。
Ryota Matsuzaki
やりとり見てたら本当に漫才みたいな感じ。
Goroman
そうそう、漫才みたいな。
いしたにまさき
いいですよね。
津のうなぎがうまいって言われたらとりあえず津に行くっていうね。
Goroman
そうそう。だからこれも凸る力ですよね。
書いてくれた人は、浜名湖のうなぎを見て、津もぜひ食べてみてくださいって書いてる。
普通だったら社交辞令で、今度行ってみますねって書くじゃないですか。
じゃあ今から行きますって書いちゃって。
津に行けば遠くなるんですよ、要は。
いしたにまさき
そうですよね。
Goroman
行きたいのは京丹後だから、なんで南に逆に行くんだみたいな。
結局遅刻するんですけど。
遅刻したら、相手も遅刻してて何も問題なかったっていう。
やべえ、一時間遅れるって言ってたら、全員遅刻したから何も問題なくて。
Ryota Matsuzaki
ちょうどよかったんですね。
Goroman
そう。普通だったら鰻なんか月一回食えばいいんだから、明日も行きますって言わないと思うんですけど、
よし、津のうなぎもぜひっていっぱい書いてあったから、
じゃあ今から行きますって書いちゃった。
別に美味くねえし、みたいな。
中村優子
お口には合わなかったんだね。
Goroman
津の強みがなくなってる
美味くなくはないですけど、浜名湖のが美味かったですね。
いしたにまさき
カルチャーが違うんでね。
Goroman
あとその前におにぎりコンビニで食っちゃったから、普通にお腹いっぱいだったもんね。
Ryota Matsuzaki
それはちょっと冷静な比較ではないってことですね。
Goroman
バイアスがかかってる。
フェアじゃないですからね。
Ryota Matsuzaki
おにぎりバイアス。
Goroman
普通におにぎり食べて。
でもね、土田さんと僕の感想は、浜名湖のほうがうまかったねっていう。
ご飯の炊き方が、浜名湖のうなぎのお店はよくて、絶妙だったんですけど。
中村優子
うなぎじゃなくてご飯も(笑)
Goroman
津のほうが安い。
あとめっちゃ並んでました。
だって11時開店なのに。
Ryota Matsuzaki
多いんですか、ご飯の量は。
Goroman
ご飯は、津のほうはめっちゃ多いですね。
うな丼も食べたんですけど、もうボリューミーですよ。
小でもお腹いっぱい。
浜名湖のほうは高いですね。
2000円ぐらいで一切れ。
で、ご飯も少なめ。
だからボリュームとかコスパは津のほうが絶対いいですよ。
好みの問題だと思うんですね、あとは。
僕は結局豊橋生まれなんで、
隣の浜名湖のうなぎのほうが食べ慣れてるからおいしいって感じましたけどね。
Ryota Matsuzaki
貴重な8分間だったのに、うなぎの話をしてしまった。
Goroman
あと4分ある、あと4分ある。
中村優子
うなぎの投稿見たいけど、いっぱい投稿されすぎててもうどこにあるか探せない。
Goroman
あと何かありますか。聞くべきこととか。
あと4分もありますよ。240秒もあるんで。
いしたにまさき
僕は結構聞いちゃいました。ゆうこさんは何してるんですか。
中村優子
どこ引っ張ればいいのかわからなくて。
Goroman
何でも大丈夫ですけど。
中村優子
何聞こうかなー。そう言われると迷いますね。
でも4分で聞き終われるかな。
GOROmanさんが一番びっくりしたガジェットって何なのかなとか。
Goroman
一番びっくりですか。
中村優子
驚きっていう観点だけで。
パームパイロットとスマートフォンの源流
Goroman
でもPalm Pilot(パームパイロット)かもしれないですね。
Palm、パーム。USロボティクスのパームが一番人生で。
これは世界変わるって思ったかな、パームパイロット。
後のiPhoneとかにつながってるはずだったんですけど。
Ryota Matsuzaki
そうですね。
Goroman
ニュートンとかAppleのPDAみたいな。
ニュートン、パームとか、あの辺の流れがないと、iPhoneに、パームはホットシンクとかあったから。
ビームとホットシンク、はい。
Ryota Matsuzaki
なんか一般化に失敗したのをパームが成功させたみたいな。
Goroman
うん、ビジネスの世界では。
結局消えてったけど、ソニーCLIEまでつながってたし、間違いなくスマートフォンの元祖だと思うんですよね。
源流。
ポンではなくてどーんみたいな。
だから手のひらパームトップコンピューティングって概念とか、手のひらでコンピューターが動くみたいな流れがあったから。
いしたにまさき
パームも最後はほとんど身内の中もぐちゃぐちゃになっちゃって。
パームだって最後のやつは普通に携帯電話搭載しているやつもできてたんで。
そこまでは行ってたんで。本当にスマホの寸前までは行ってたんで。
Goroman
ジェフ・ホーキンス自体はハンドスプリング社でVisorやっちゃったから、この辺もうバラバラになっちゃったかなって。
あれがまとまってたら、パームが世界を取ってた世界線があったかもしれないですね。アップルじゃなくて。
いしたにまさき
それはあったと思いますね。
2年ぐらい前に当時のことをパームのメンバーが振り返るドキュメンタリー出てましたよね。
Goroman
うん。
いしたにまさき
メインになったジェフは、もともと研究者が自分の好きな研究をするためにITベンチャーをやってお金儲けしたいっていう人だったから、
パームのあとすぐ研究者に戻っちゃったので、彼は。
Goroman
そうそう。ニューラルネットワークで脳科学とかの神だから、もともと。
ゴロマンさんの登場
Goroman
その資金調達のためにハードを作ったようなものですもんね。
グラフィティとか。
まさにそうです。あのひと筆書きは完全にニューラルネットワークのアルゴリズムだから。
Ryota Matsuzaki
懐かしい。
Goroman
考える脳、考えるコンピューター。
いしたにまさき
去年結構売れた「1000の脳」っていう本が日本でも翻訳本が出てますんで、素晴らしいですよ。
脳の研究者としても本当に一級品の人なので。
Goroman
そうそう。だからディープラーニングが出て、なんか彼からしてみればほれみたことかって感じしますよね。ジェフから見て。
いしたにまさき
そうそうそうそう。
Goroman
もうだってとっくになったから。
いしたにまさき
「1000の脳」を読んでると、いわゆる生成AIの話が出てきたときに、はいはいはいはい、知ってるやつ。
Goroman
本当に。ジェフ・ホーキンスが未来予測しすぎてたみたいな感じしますよね。
じゃあ着いたんで、そろそろ僕は抜けますが、いいですか。
いしたにまさき
事故もなく到着して。
Ryota Matsuzaki
道中楽しかったですね。
Goroman
はい。ではここで僕は失礼するので、なんか終了のものあればよろしくお願いします。
中村優子
消さないでくださいね。音声アップロードしないといけないので。
あれ?違う?
Goroman
何すればいいの?
いしたにまさき
止めると多分画面にアップローディングっていう画面が出てるはずなので。
Goroman
アップローディングすればいいですか?
いしたにまさき
そう、それがねフィニッシュになるまでは。
中村優子
それまではアップロードを消さないように。
Goroman
それは大丈夫です。
大事なこと聞いてよかった。
じゃあ、ではではこちらで。
いしたにまさき
はい、ありがとうございました。
Goroman
アップロードします。
はい、失礼します。
中村優子
いやーすごかった。
Ryota Matsuzaki
いやー面白かったですね。
いしたにまさき
いや本当ね、今回はねどうしようかなと思ってたんですけど、
これは多分ね車中をつないでしまった方がきっと面白くなるんじゃないかと思って。
Ryota Matsuzaki
最高でした。
中村優子
そうですね、3日間も一緒にいた人だからね。
私たちと話してても、いいだろうと。
いしたにまさき
そうそう、今更もう話すことないですからね。3日も一緒にいたらね。
Ryota Matsuzaki
600キロね、なかなか日本で600キロ走ってない。
いしたにまさき
だいたい帰ってくる時が運転してたって一番眠いからね。
Ryota Matsuzaki
ちょうどいいかもしれないですね。
あれ聞こえてるかどうかわからないですけど。
中村優子
いやー楽しかった。
いやーでも本当またGOROmanさんが入ったらいつものお二人プラスお一人専門家がいるから、
なんか結構検索してました、私裏で。
Ryota Matsuzaki
なんかこうこれって説明しないとなーみたいな感じで。
中村優子
聞いてる人はね、みんなお好きな人だから全然。
いやー面白かった。
Ryota Matsuzaki
楽しかったですね。
中村優子
楽しい。
Ryota Matsuzaki
でも本当にあの昔からやってるけれども今につながってるので、
なんかそこにこうなんか、
昔言っててさーみたいな話だけで終わんないところが面白いですよね。
昔話だけで終わっちゃうことってありがちですけど、
そうするとやっぱりつまんないというか。
中村優子
昔は良かったみたいな話言っててもしょうがないので。
Ryota Matsuzaki
昔のあれがあるから今のこれがあるんですとか、
昔あれがあったから今は生成AIの話聞いても当たり前だよねみたいな話とか。
いしたにまさき
ちなみについでだから余談をしちゃうと、
さっき話してたニュートンあるじゃないですか。
ニュートンもそのいわゆる文字認識、
ペンで書いたやつをアルファベットに変換するっていう仕組みを持ってたんですけど、
それを考えた人がアレックスっていうEvernoteの副社長だったアレックスってやつがいるんですけど、
それのお父さんなんです。
だからニュートンの成功がなければ実はEvernoteも生まれてないんです。
だからやっぱりシリコンバレーのああいう世界も実は人と人とのつながりで、
ニュートンとのつながり
いしたにまさき
当然何かを作るためにはお金が必要なので、
どこから調達してきて何を作らせてみたいなところっていうのも実はほとんど人の縁でつながってるんですよね。
だからちょっと僕の話を若干入れておくと、
さっき言ったEvernoteのカバンの話のあれで、
まあ確かに言われてみればそうだよねっていうのは、
当時Evernoteっていわゆるユニコーン企業と呼ばれていて、
アメリカのシリコンバレーのユニコーン企業に何とか日本側からアプローチをしたいって、
いろんな人たちがいろんなアプローチをしてたわけですよ。
その中の答えが、カバンだとは誰も思わないよねっていう。
中村優子
テックじゃないっていう。
いしたにまさき
だから今も当時もいわゆるウェブサービスの会社なので基本は、
その会社が物販をやるっていうことが基本的にありえないんですよね。
そのときは当時の社長のフィルの考えって、
ユーザーに対して価値のあるものを届けたいって、
実際Evernoteマーケット自体はすごく成功してたモデルだったので、
いろいろあってフィルが辞めることになってみたいのがあって、
継続はしなかったですけど、
やってる間は売上的には非常に良かったので、
いろいろありますよね、本当に。
こっちもね、カバン作ってたらシリコンバレーの会社から声がかかると思って、
カバン作ってないんですからね。
だから、そういう意味では僕らもある意味、
凸の精神みたいなのはあるといえばありますよね。
声かけられたときに、よくわかんないから、
無理ですとは言わずに、じゃあやりますっていう。
Ryota Matsuzaki
いいですよね。
中村優子
これもそうですね、この番組も。
いしたにまさき
なんか綺麗にまとめましたね。
さすがです。
中村優子
第5回も、またでもGOROmanさん来てほしいですね。
ゲスト呼ぶのもいいですね、たまに。
Ryota Matsuzaki
ゲストは楽しいですね。
いしたにまさき
毎回GOROmanさんに頼るわけにはいかないですからね。
中村優子
そうそう、毎回GOROmanさんになったらまたそれはそれでね、
みんな聞いてる人疲れちゃうから。
そんな感じがいいと思います。
いしたにまさき
そう、いろいろKibidangoで動いてるプロジェクトもあるし。
Ryota Matsuzaki
そうですね、いろいろ。
中村優子
来月なら、今仕込んでいるアレは言えるんですか?
Ryota Matsuzaki
もう全然言えます。
いしたにまさき
多分言えると思います。
僕もまだ実物を見たわけでもないですけど。
Ryota Matsuzaki
そうですね、たぶん近々ご案内がいくと思いますので。
Goroman
いしたにさんは、DCEXPOにはいかれるんでしたっけ?
いしたにまさき
いかないですね(実は結局行った)。
Ryota Matsuzaki
また別の機会で。
いしたにまさき
じゃあとりあえず今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
じゃあ最後、あれ?
締めっていつも言ってた。
中村優子
言ってましたっけ?
何かわかんなくなるな。
Ryota Matsuzaki
毎回そこ、あれですよね、わかんなくなりますね。
いしたにまさき
何でもいいです、テキトーで。
中村優子
Kibidangoは10周年でした。
第4回はGOROmanさんにご登場いただきました。
皆さんまた次回もぜひお楽しみにしていてください。