1. 栗林健太郎の音声
  2. 第8話 Webサイトを作ること
2022-03-29 07:10

第8話 Webサイトを作ること

2017年は、日本におけるTwitterブームの開始からちょうど10年。短いテキストを思いついたその場で投稿できる便利さもいいけど、そろそろまとまりのあるコンテンツを提供するWebサイトがくるね、というお話。

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サマリー

今年もあけましておめでとうございます。2017年は、ウェブサイトに整理されたコンテンツを作ることを考えています。また、Twitterの流行から10年が経ち、ネット上のコンテンツも変わってきています。

目次

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
と書いてですね、前々回のエピソードがちょうど1年前で、そこで抱負とか述べちゃってるんで、この1年間何をやっていたんだという感じですね。
2016年は、結局年頭に述べた報告と採用目的ラップしか配信がなかったんで、ぶっちゃけポッドキャストに完全に飽きて放置していたと、そういうことになりますね。
先日ですね、サイトジェネレーターを作りまして、ソーシという名前を付けました。マクランソーシとかのソーシですね。
これ、辞書を引くとですね、巻物に対して紙を重ねて糸で閉じたもの、閉じ本なんて書かれてたりします。
これは巻物とは違って、紙の束を製本したものですよということですね。
ちなみにですね、今僕の手元には辞書というものがほとんどないんですけど、さっきの引用はジャパンダレッジというサービスを使って調べました。
このサービスはですね、1620円からの月額で辞書や辞典などいろんなリファレンス本を引けるというものなんですけど、これめちゃめちゃ便利ですね。
例えば、日本大百科全書とか海底新版世界大百科辞典などの百科辞典とか、デジタル大辞典とか日本国語大辞典などの国語辞典、辞通とか全文全訳古語辞典などの各種辞典、小学館ランダムハウス英和大辞典第二版などの英和辞典、
ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、中国語、韓国語版のポケットプログレッシブ辞典などのリファレンスが収録されているほか、会社式号とか、見出すみたいな情報源、さらには東洋文庫が読めるどころか全文検索もできるなんていうですね、盛りだくさんのコンテンツが用意されているすごいサービスなんですね。
エキペディアサーフィンを始めると時間があっという間に吹っ飛んでしまうという知識ジャンキーの人々、僕もそうですけど、にとってはさらに危険な状況になるということになってしまいます。
そんなジャパン・ナレッジの宣伝をさておきですね、枕草子の草子という言葉が使われている歌詞を見てみるとこんなことが書かれているわけです。
この草子は目に見え心に思うことを人やはみんずると思いてつれつれなる悟いのほどにかけあつめたるをあいなく人のためびんなき言い過ごしなどしつべきところどころもあれば気を隠したりと思うを涙せきあえずこそになりにけれ。
これをざっくり訳してみると、この本は見たり思ったりしたことをよもや他の人が見ることはあるまいと思って田舎暮らしの暇にあかせて書き集めたのをあいにく他の人には不都合で言い過ぎなこともあるので隠しておいておこうと思っていたのがついつい漏れてしまったものであるといったところでしょうね。
今で言うと、人知れずあれこれブログに書いていたらですね、内容が面白くて話題を読んで広まってしまったそんなところでしょう。
枕野草子は、もとはといえば中宮帝史から授かったたくさんの紙をどう使おうかと思案した結果ですね、清少納言がその最期間髪ぶりを書きつけたものということになるわけですが、
僕もまた彼女の才能からは程遠いものの、何かしら気軽にあれこれ書いてまとめるための基盤をですね、まずは作りたいなと思って草子というツールを作ったのでした。
話がすごく脱線したんですが、そのツールの話をしていたんですね。
せっかくツールを作ったので、それを使ってこのアンチポップFMのサイトを作り直したんですけれども、これはもともとはJekyllっていうRuby製のツールで作っていてですね、別に不満があったわけでもないんですけど、
走行しているうちに新しいエピソードを収録しなければという気持ちになってですね、今こうやってお話をしているわけです。
そもそもその草子というツールを作った動機なんですけど、去年ですね、講師に渡って4つぐらいサイトジェネレーターを使ってサイトを作ったりしてたんで、もうそうなったらですね、もうツールごと自分の使い勝手のいいものをですね、作ったほうがいいんじゃないのということになったわけですね。
あとは草子ってPHP7を使って書いたんですけど、PHP7を使って何か作ってみたかったなっていうのもあったりしました。
Twitterブームから10年
ところでですね、Twitterが日本で流行しだしてから、今年2017年でちょうど10年になります。
Twitter自体のリリースっていうのは2006年なんで、10年というと去年なんですけど、日本人の間でブームになり始めたのが2007年の4月頃だったと記憶しています。
それ以降ですね、かつてなら発信されなかったような細々としたことがネットに乗るようになったっていう良さはあったと思うんですけど、ブログはともかくですね、コンテンツが整然とまとまったいわゆるウェブサイトみたいなものは全然作られなくなってしまったように思います。
思いますとか言ってますけど、自分自身にしてからがですね、Twitterばっかりやってるわけですよね。
それはそれで言っちゃいいし、便利でもあるんですけど、10年経過してみた今ですね、改めてあるトピックについて整理されたコンテンツを提供する、そんなウェブサイトを作ってみたいなという気持ちもなっています。
雑多な発信っていうよりは、ワントピックにまつわるコンテンツが整然と並ぶようなウェブサイト、そんなものですね。
というわけで、2017年はきっとウェブサイトが来ますねということで、おしまいです。ではでは。
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