動物の生き方から学ぶ
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボ、ナビゲーターの岡田です。
今日は、動物の生き方に見る今ここの智恵、というテーマでお話をしていきます。
私たち人間は、過去を悔やみ、未来を案じるという独特の思考を持っています。
これは、学び、計画し、想像するための素晴らしい能力です。
しかし、心や体が疲れてしまう原因の多くも、この思考の働きすぎにあります。
一方、動物たちは、今この瞬間に完全に来ています。
日向で眠る猫は、明日のことを考えていませんし、犬が喜びを表現するとき、そこに計算やためらいはありません。
彼らは、瞬間ごとの体験に、ただ全力で関わっています。
人間も、もともとは自然の一部として生きてきましたが、社会やテクノロジーの発達により、
今にいることよりも、次にどうするかを考える時間が増えてきました。
その結果、体がここにあるのに、心がいない状態になりがちです。
では、どうすれば、私たちも動物のように、今ここに戻ることができるのでしょうか。
そのヒントは、彼らのシンプルな行動の中にあります。
例えば、犬の散歩。犬は同じ道を歩いていても、毎回新しい匂いを嗅ぎ、風の音や鳥の声に敏感に反応します。
彼らにとって、世界はいつも新鮮な体験として現れています。
一方の私たちは、スマホを見たり、考え事をしながら歩き、気づけば目的地に着いていた、ということが少なくありません。
動物たちは、今この瞬間に起こっていることを、五感を通して味わっています。
そこには、昨日はこうだった、次はこうしよう、という思考の介入がありません。
ただ、風を感じ、音を聞き、匂いを吸い込み、その体験そのものを生きているのです。
私たちがそれを見習う第一歩は、感じることを取り戻すことです。
朝、外に出た時の空気の冷たさ、コーヒーを口に含んだ瞬間の香り、
それらをほんの数秒でもいいので、思考を止めて感じるだけで心は今に戻ってきます。
動物たちはまた、手放すことも自然にやっています。
猫が木から落ちてもすぐに体を振って次の行動へ移ります。
犬は叱られても数分後にはもう尻尾を振って寄ってきます。
過去を引きずらずに、すぐにリセットして次に向かう。
これはもう心を軽く保つための大きな知恵です。
私たちはどうしても、あの時の失敗や誰かの言葉を抱え込みがちです。
今を感じる重要性
けれど、自然界には止まったものはありません。
どんな痛みも風の流れや水のようにやがて変化していく、
その自然の法則を動物たちは本能的に知っているのだと思います。
例えば森のシカは警戒しつつも、危険が過ぎれば再び穏やかに草を摘みます。
その切り替える力はまるで呼吸のように自然です。
もし何かに息詰まりを感じたら、深呼吸をしてみてください。
一度息を吐き切ることで、心と体は今にリセットされます。
これは思考から感覚へのスイッチです。
動物の今ここの知恵から学べるもう一つのことは、
全体の中で生きる感覚です。
鳥は季節の風を感じて渡り、魚は潮の流れによって移動します。
それは自分の都合ではなく、大きな自然の流れに身を委ねている生き方です。
人生もまた自然の一部だとしたら、そこには流れや巡りがあって当然です。
うまくいかない時期もその流れの一部として受け入れと、心がふっと軽くなります。
私と知人に犬と一緒に暮らしている人がいます。
彼女は毎日の散歩を通して、犬が先生だと言っていました。
なぜなら犬はただ歩くだけなのに、毎回が楽しそうだからです。
何かを得ようとせず、ただ今を感じることの豊かさ。
私たちは目的や成果ばかりに意識を向けすぎ、そして今を味わう力を鈍らしているのかもしれません。
つまり、今ここに戻るとは、原点に変えること、自然界のリズムと再び調和すること、そして今自分が生きているという実感を取り戻すことです。
動物たちは言葉を持たないけれども、その存在そのものが語っています。
未来はまだ来ていない。過去はすでに去った。だから今を生きるしかない。
もしあなたが心のどこかで焦りや不安を感じているなら、今日一日だけでも動物のように今に戻る練習をしてみてください。
スマホを置いて空を見上げてみる。足元の草の上に目を向ける。ただそれだけで心は驚くほど落ち着きを取り戻します。
人間ももともとは自然の一部です。
考える力は素晴らしいけれども、時々感じる力を取り戻すことが、心と体のバランスを整えます。
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動物たちがそうであるように、あなたが今夜も安心と呼吸で眠りにつき、心穏やかな今を生きられますように。ナビゲーター岡田でした。