推し活の脳科学的効果
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボ、ナビゲーターの岡田です。
推し活セラピーシリーズ第2話となる今夜は、先日出版したKindle書籍、
推し活は最高のセラピーだった脳科学で読み解くオタ活メンタル術の内容を
スタンドFM番外編として特別にお届けいたします。
今回は特に推し活が私たちの脳や心にどんな魔法をかけてくれるのか、脳科学の視点から深く掘り下げていきましょう。
第1話では、好きという純粋な感情が心と体に心地良さという名のビタミンをもたらすお話をしました。
単なる気晴らしに止まらない推し活の見過ごされがちな素晴らしい健康効果についてでしたね。
現代社会を健やかに生き抜くための心のサバイバルツールとしての推し活の必然性についても触れました。
さて、では具体的に推し活をしているとき、私たちの脳の中では一体何が起こっているのでしょうか。
なぜ推しを思うと元気になったり、幸せを感じたりするのでしょうか。
その秘密を解き明かす鍵が脳内で働くハッピーホルモンと呼ばれる物質たちです。
推し活はこれらのハッピーホルモンをバランスよく分泌させ、私たちの心と体に様々な良い影響をもたらしてくれるのです。
代表的なハッピーホルモンとしてドーパミン、セロトニン、そしてオキシトシンがあります。
これらのホルモンが推し活のどんな瞬間に分泌され、どんな良い影響をもたらすのか少し見ていきましょう。
まずドーパミン、これは目標達成や快感に関わるホルモンです。
推しのライブチケットが当たった、欲しかったグッズを手に入れた、そんな喜びや達成感を感じたときに脳の報酬系で分泌され、
私たちに強い快感や意欲、集中力を与えてくれます。
推しの新しい情報に触れたときのワクワク感もドーパミンの仕事、まるで日々の生活に瞬間的なエネルギーをブーストしてくれるパワフルな存在です。
次にセロトニン、こちらは精神的な安定や安心感に関わるホルモン、幸せホルモンとも呼ばれます。
推しの歌声をじっくり聴いて癒されるなぁと感じたり、推しの写真を見て穏やかな気持ちになったり、こうした心地よい満足感はセロトニンが関わっています。
規則正しい推し活のルーティンは生活にリズムを生み出し、日光浴や適度な運動を取り入れた推し活はセロトニンの分泌をさらに促すと言われています。
ドーパミンが胴のハッピーホルモンなら、セロトニンは性のハッピーホルモンとして私たちの心の安定を支えてくれます。
最後にオキシトシン、愛情ホルモンや絆ホルモンとも呼ばれるオキシトシンは、人との信頼関係やつながりに関わります。
共通の隙を持つオシトモとの交流はまさにこのオキシトシンのシャワーを浴びるようなもの。
共感しあったり励ましあったりすることで、安心感や所属感が深まり、孤独感を和らげていきます。
直接会えなくてもSNS上で温かいやりとりでも分泌が促されると考えられています。
さらに面白いのは、想像だけでも効果があるという脳内VRテクです。
忙しくて時間がなくても推しのライブの感動を鮮明に思い出したり、理想のシチュエーションを想像したりすることで脳はそれに反応し、ハッピーホルモンの分泌を流すことがあるというのです。
まるで脳の中に推しの世界を再現して心の栄養をチャージするような感覚ですね。
このようにして推し活は単なる娯楽の枠を越え、脳科学的な視点から見ても私たちの心身に多くのポジティブな影響を与える素晴らしい力を持っています。
推し活の健康への理解
ストレス軽減、自己肯定感の向上、社会との繋がり、そして日々の活力。
これらすべてをあなたの好きという純粋な気持ちが支え育んでくれるのです。
今回お話した内容はKindle書籍版、推し活は最高のセラピーだった脳科学で読み解くおたかつメンタル術の一部を抜粋し再構成したものです。
この本では推し活が脳にどのような変化をもたらし、メンタルに良い影響を与えるのかを脳科学の視点からさらに深く解説しています。
あなたのなぜを解き明かし、より深い健康への理解を促す筆座となるでしょう。
この推し活セラピーシリーズが、あなたの推し活ライフをより豊かにし、心身ともに健康な毎日を送るための一助となれば幸いです。
本日もご視聴ありがとうございました。ぜひチャンネル登録といいねをお願いいたします。
健康に関する疑問や質問はコメント欄にお気軽にお書きください。
皆様の健康な毎日を応援しています。ナビゲーター岡田でした。