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Vol.366 歴史と記憶を未来へ――映画『佐渡、もうひとつの世界遺産』を特集 20261009
2026-10-09 31:15

Vol.366 歴史と記憶を未来へ――映画『佐渡、もうひとつの世界遺産』を特集 20261009

今晩10/9の 敬和キャンパスレポ は、敬和祭で上映会が開催される映画『佐渡、もうひとつの世界遺産』を特集。

ゲストに、敬和学園大学 卒業生の榎並摂子さんにお越しいただきました!

【映画『佐渡、もう一つの世界遺産』とは】

2024年の佐渡金山における世界文化遺産登録の陰で覆い隠されつつある、朝鮮人強制労働をはじめとする歴史の記録や問題意識。

そして、佐渡に関わる人々が重ねてきた歴史や記憶を未来へ継承しようと向き合い、取り組む方々の姿を丁寧に追ったドキュメンタリー作品です。

予告はこちらから👇

https://youtu.be/dwpycEQcLKU?si=-_TwoqCmvgYUHM1G

放送では、上映会に込められた思いをはじめ、映画の中でも描かれている榎並さんのお父様の人生やエピソード、そして取材を受け、この作品に関わることになった経緯についてたっぷりお話ししていただきました。

また、今回取り上げた映画は、敬和祭で特別上映&トークセッションが開催されます。

・日時: 10月24日(土)〜

・場所: 敬和学園大学

上映後には、ゲストの榎並摂子さんも登壇予定です。貴重な機会となりますので、ぜひお越しください!

【敬和祭 特別イベント】映画『佐渡 もうひとつの世界遺産』上映会&トークセッション開催のお知らせ(10/24) | 敬和学園大学 新潟県新発田市にあるリベラルアーツ大学 https://www.keiwa-c.ac.jp/post-124686/

申し込みはこちらから👇

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScbq1Z8-wUkh7DPAcVZPk-lxd6MjabvmILmng8Byyj6IQRh4A/viewform

今晩21時から エフエムしばた で放送!ウェブからもお聴きいただけます📱➡️https://shibaradi769.com


MCは宇佐見、進藤。



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サマリー

敬和祭で上映されるドキュメンタリー映画『佐渡 もう一つの世界遺産』について、敬和学園大学卒業生の榎並節子さんらが作品の背景と上映会への思いを語ります。映画は、佐渡金山で戦時中に働いた朝鮮人労働者の歴史や、その記憶を受け継いできた人々、1990年代の日韓市民交流を描いています。深澤監督は榎並さんの父への取材をきっかけに、記録映像を作品へ発展させました。榎並さんは、在日二世として差別や事故による障害を経験し、社会問題や学習会に関わった父の人生と、韓国訪問の経緯を振り返ります。父の遺品整理では、捨てられかけた資料から佐渡金山に関する貴重な史料が見つかり、家族の記憶が歴史的発見につながりました。10月24日の上映会では、卒業生の作品、映画本編、深澤監督や榎並さんらのトークセッションが予定されています。

『佐渡 もう一つの世界遺産』上映会の企画
宇佐見優奈
敬和キャンパスレポ。この番組は、新発田市富塚にある敬和学園大学の大学生が、大学に関わるイベントや人、柴田のことなどをテーマにお届けします。
敬和キャンパスレポは、実践するリベラルアーツ、敬和学園大学の提供でお送りします。
皆さん、こんばんは。この番組は、敬和学園大学から大学のことや新発田、新潟のことを伝える30分番組です。
進藤奈緒子
今日の進行は、国際文化学科4年の宇佐見優奈と、国際文化学科3年の進藤菜緒子です。どうぞよろしくお願いします。
今日は敬和祭で上映予定の佐渡に関する映画が話題なのですが、佐渡は宇佐見さんの地元ですよね。
宇佐見優奈
はい、そうです。
進藤奈緒子
最近も行ったみたいで。
宇佐見優奈
はい、取材で。映像制作の取材で、先生とMCの丸山さんとが、江口くん、みんなで行ってきました。
新潟さんは敬和祭の実行委員長ですね。
進藤奈緒子
そうですね、実行委員長をやらせてもらっているので、2人ともこの映画にはちょっと関係あるというか、そうですね、ありますね。
2026年の敬和祭では10月24日、25日の2日間開催されますが、
今日は10月24日土曜日の10時半から開催される映画、佐渡 もう一つの世界遺産上映会について取り上げます。
進藤奈緒子
今日のゲストは、佐渡を取り上げたドキュメンタリー映画にも登場し、
この日上映会の後、トークセッションにも登壇予定の敬和学園大学卒業生榎並節子さんにおいでいただきました。
どうぞよろしくお願いします。
宇佐見優奈
よろしくお願いします。
また番組ご意見版でもある情報メディアコースの一戸信哉先生にもご参加いただきます。
どうぞよろしくお願いします。
一戸信哉
よろしくお願いします。
榎並さん何期かって調べてなかったんですけど、何期生なんですか?
榎並摂子
第1期生です。
一戸信哉
おー、なんか多分事務局とかに何人かいますかね。
榎並摂子
そうですね。
一戸信哉
だから皆さんがお世話になっている職員の皆さん、実は榎並さんと同期も。
榎並摂子
そうですね。
映画が描く朝鮮人労働者の歴史と日韓交流
宇佐見優奈
ではこの映画の概要と、どのようにして敬和学園大学での上映会になっていったのか、経緯を説明していただけますか。
一戸信哉
この映画は1回6月に新潟市内でシネウィンドというところで、1日だけ上映会があってですね。
そこに私も行ったんですよね。
その時に監督の深澤さんもいらっしゃったんですけど、榎並さんも登壇されて、いろいろ話していくうちに榎並さんは敬和学園大学を卒業されているということと、
あと今回同時に上映するんですけど、うちの卒業生、皆さんの先輩が作った作品もあるので、
じゃあそれを学園祭で上映しようかみたいな、そういう話になっていくんですけど、ちょっと概要は榎並さん説明してもらえますか。
榎並摂子
はい、ざっくり言うと、茶道鉱山で戦時中に働いた朝鮮人労働者の歴史とその記憶を受け継いできた人々を描いた映画です。
なるほど。宇佐見さんはわかりますか。
一戸信哉
私は先輩の作品について取材していたので、なんとなく記憶はあります。
そうですね。茶道協会とかに行って、愛川の協会をしたり、あとその寮ですよね。
榎並摂子
相愛寮。
一戸信哉
相愛寮のところの跡も回ったりして。
宇佐見優奈
ツアーみたいに案内してもらいましたよね。
一戸信哉
そうですよね。ぐるぐる回って、ここが水地場で。
宇佐見優奈
ここがトイレだったんですね。
榎並摂子
跨いで座りました?
宇佐見優奈
雨降った後とかなんかですごいぬかるんでて。
一戸信哉
ぬかってたよね。でも入って行ったよね。
宇佐見優奈
入って行った人はいました。
一戸信哉
入って行った人はいました。ちょっと危なかった。
私は行かなかった。
一戸信哉
映画は、深澤さんの映画はもっと踏み込んでいっていて、
私たちがインタビューしている中で聞いたんですけど、
佐渡で働いていた朝鮮人の人たちは、今ほぼ亡くなっていますが、
90年代はまだご存命の方が韓国にいて、韓国の人たちのところに茶道の人たちが訪ねていくんですが、
その訪ねていった時の映像も挿入されているので、生の声も入っているし、
茶道の側の人もいろいろ記憶、その当時もっといろんなご存命の方がいて、
一戸信哉
その方が喋っているのもあるし、
それからその時行った方で今ご存命の方にもいろいろお話を聞いてということなので、
私たちが大学生たちでこの間数年前に行った時よりも、
いろんな素材を総合的に組み合わせているので、
実際当時何があったのかということはかなり見えてくるような作品だと思いますね。
榎並摂子
私が一番素敵だなと思ったことは、
深澤監督が最初は記録としてインタビュー、私の父のインタビューに来られて、
映画を作っているつもりではなかったと。
榎並摂子
それが自分が調べていくうちに、
一人一人こうやって関わってこられた方たちの話を伺っていくうちに、
それが映像作品として積み上がっていった感じで、
佐渡金山の世界遺産の登録をめぐって、今いろいろ議論されていたりする、
榎並摂子
それを背景に歴史を対立としてではなく、
ツイートと市民たちが行っていた平和交流、その部分に光を当てたいということで、
もう一つの、というタイトル、佐渡、もう一つの世界遺産という名前にしたそうで、
視点を変えてね、すごくアートの作品なので、
榎並摂子
何か謝れとか、悪いことをしたとか、そういうことではなくて、
全部私たちがそれを知らないことを学んでいったりすることが大事なんじゃないの?って
交流していた市民たちの交流っていうこと自体がもう世界遺産になるんじゃないかということで、
お話しされていたのがとても印象的で、日韓の平和交流の歩みを静かに問いかけたいということでした。
一戸信哉
そうですね。その交流している90年代に訪ねていって、
いろいろ話を聞きに行っているメンバーがいろいろ出てくるんですけど、
大学生メンバーは、林道夫さんというですね、住職の方 数年前に亡くなられているんですけど、
道夫さんのことをいろいろ聞いていたんですが、いろんな人が行っていたっていうのは何となく聞いていたんですが、
そこでいろんな市議会議員の活動が、いろんな活動をされている方がいて、
何人かいらっしゃる中に金山共有さんという江南さんのお父さんが出てくるんですね。
それで江南さんが映画に登場することになるんですけど。
榎並さんと深澤監督の出会い
榎並摂子
そうですね。この岡沢さんとの出会いは最初本当に不思議な方だったので、
佐渡の南の方にあるニカラという独立系の書店はご存知ですかね。
一戸信哉
今回行かなかったんですね。
榎並摂子
ちょっと遠いですね。
一戸信哉
江口くんが行こうとしていたハモチですね。
ハモチの本屋さん?
榎並摂子
本屋とドーナツ屋さんは旦那様がされていて。
一戸信哉
隣り合ってですか?
そうですね。ほぼ隣り。
一戸信哉
その本屋の方が関わりがあったのかな?
榎並摂子
そうですね。私とやりとりがあったので、
彼女から江南さんに、節子さんに会いたいという方が今目の前にいらっしゃるんですけれど、
おつなぎしてもよろしいですか?
でもすごく嫌な思いをしたら、ちゃんと私に言ってくださいねっていう。
岡沢なる人が現れて。
榎並摂子
現れて。ちょっと怪しい人じゃないかなと思いつつ、でも真剣に会いたいと。
私の父の仲間たちの小杉さんとかのところに、東内さんって方のところに最初深沢さん行かれたんですけど、
そのおじさんから節ちゃんに連絡行くより、
雪野さん、その本屋さんを知ってるんだったら、
女性から連絡が行った方がなんか節ちゃんも安心なんじゃないの?っていうことでそうなったことは後で聞きました。
その配慮。
確かにでも、父の友人から連絡が来ると、え?って一歩。
行ったかもしれないので。
宇佐見優奈
詐欺の可能性もある。
榎並摂子
そこまでは。
進藤奈緒子
私も小さい頃から知ってる方だったんだけど、
榎並摂子
だけど、なんだろうね、なんか固く思うじゃない。
差別問題とか、なんなんだろう。
でも、そこがやんわりとワンクッション入ったことで入りやすかったし、流れとしてすごく面白かったです。
そう来たか。
宇佐見優奈
では前半はここまでです。
進藤奈緒子
敬和キャンパスレポ
今日の敬和キャンパスレポは、10月24日土曜日の10時30分から開催される映画
佐渡もうひとつの世界遺産上映会について、
このドキュメンタリー映画に登場する、
敬和学園大学卒業生、えなみ節子さんにおいでいただいてお話を伺っています。
後半もどうぞよろしくお願いします。
父の人生と韓国へのルーツ
進藤奈緒子
佐渡の朝鮮人労働者の問題は、
佐渡金山の世界遺産認定の際に問題となりましたが、
えなみさんは以前から興味を持たれてたんですか。
榎並摂子
全く知らずに。
そういった問題があることは知っていたけれど、
父が関わっていたこととか、そこに興味を持って勉強することは全く知っていなかった。
一戸信哉
大学時代にそういう問題に触れる。
大学時代はまだそんなに話題になってなかったかもしれないけど。
一戸信哉
でもまあ、ありましたよね。
その年に、ちょうど91年入学なんですけど、
一戸信哉
その年、父が韓国に行ったと思うんですけど、
なんか言っとるなっていうレベル。
宇佐見優奈
先ほども少しお話しに出たんですけど、
えなみさんのお父さんの人生についても辿っているこの作品ですが、
取材に協力されるようになった経緯はどのようなものだったんでしょうか。
榎並摂子
そうですね。まず、深澤さんという方が、
監督が瀬戸さんに会いたいと言っているんですけれど、という連絡を
佐渡にあるニカラさんという独立系書店の店主の
ユキノさんというとても素敵な方なんですけど、
彼女から連絡をいただいてはーっとなって、
榎並摂子
ユキノさんは面白かったんですけど、
もしすごく嫌な思いをしたら、私に言ってくださいねっていう前置きをして紹介をしてくださって、
榎並摂子
でもそこで安心できたというか、そうだなと思って。
お会いしたら、深澤さん自身とても素敵な方で、
私はもう大ファンになって、
まず私のインタビューを取ったりして、
父もちょうどその頃ミトリ期間に入っていたのが、
毎日オイルマッサージに通っているうちに血液の循環が良くなったのか、
どんどん足のむくみが取れたり、
ミトリちょっとやめようかなってお医者様が言うぐらい元気になりまして、
ミトリ今日明日ですって言われてから3ヶ月。
そうなんです。
みなさん看護師さんたちもマッサージすごいねって、オイルの力。
それで私も毎日通ってもいいっていうことになったので、
父のマッサージに通わせていただいている中で、
そこにくっついていって、お父様にちょっとお話聞いてもいいですかっていう流れで。
一戸信哉
深澤さんが?
榎並摂子
カメラを持って。
多分これじゃないですか。
榎並摂子
こっちですよ。
一戸信哉
小さいGoProみたいな持ってらっしゃいましたよね。
こういうのを持って入ってきて撮ってた。
榎並摂子
そうですね。父は認知症も始まっていたので、
結構あんまり記憶がまばらなことが多かったんですけど、
深澤さんのその引き出し方というか話しかけ方、
榎並摂子
とっても上手なんだと思うんですけど、
不思議なくらいたくさんお話をして、
で、あの映像ができたんですね。
私の父はちょっと不思議なところがあって、
人見知りではないんですけど、
結構相手の気持ちを感じ取る力がすごくある人なので、
多分深澤さんのにじみ出る何か、
いい人だっていう何かが感じ取れたのかなと思ってました。
一戸信哉
積極的に話し始めたんですね。
榎並摂子
そうなんです。
一戸信哉
お父さんは、
指揮会議員をされてたんでしょうね。
韓国に行かれた時は。
榎並摂子
そうですね。
一戸信哉
ずっと佐渡で暮らしていらして、
ネタバレなのかもしれないけど、
でもルーツを探っていくと、
おじいさんが朝鮮半島から。
榎並摂子
そうですね。
おじいちゃんがテグから来て、
牛を売ってね、来たそうです。
一戸信哉
韓国で牛を売って、
榎並摂子
そのお金で日本に渡ってきた。
おじいさんは日本に何しに来ようと思ったかってわかってるんですか?
当時、植民地だったと思うんですけど、
その頃、日本に行って人稼ぎしようっていうことも多かったと思われるし、
榎並摂子
あと、これ後から私も聞いた知識なんですけど、
日本の政府が朝鮮の人たちの土地を奪ってしまったから、
タガヤス農家が亡くなって、
仕事を求めて日本にっていう話もあるんだよって聞いて、
私はびっくりしました。
その経緯だったかどうかはわからない?
榎並摂子
わからないです。
一戸信哉
いろんな経緯で日本に渡りたかった、渡らざるを得なかった、
そこはいろいろあっただろうと。
榎並摂子
家族を養うためにって聞きましたね。
日本でおばあさんに出会って、
宇佐見優奈
おばあさんは里で過ごしてた?
榎並摂子
おばあさんは里の人ですね。
竹細工をしたり、当時里竹がね、竹加工を編んだりして。
一戸信哉
里の中でもどの辺だったんですか?
榎並摂子
窓町というところなんです。
旧窓町で、窓御霊とか。
一戸信哉
行きました?この間。
雨降ってて行くの?
宇佐見優奈
喋りながら行かなかった。
一戸信哉
駐車場まで行って、駅が見ました。
榎並摂子
凄すぎて無理だって。
一戸信哉
その窓ですか?
榎並摂子
そうですね。
そこで、おばあちゃんの父親は山節をしていたそうです。
山節?
山節。
混合院というお堂があって、
木とお祈りしたりとか、薬草をせんじたりしたのか、
私の知識ではよくわからないんですけど。
一戸信哉
里ではよくある話ですか?山節。
宇佐見優奈
山節自体初めて。
榎並摂子
父が小さい頃、お堂に入ると、
シャクがあったりホラ貝があったりして、
怖かったってよく言っていたので。
宇佐見優奈
もって厳しい修行でしたね。
一戸信哉
そうです。
なるほど。
お父さんの教諭さんは、
政治家の家庭に育って政治家になった人ではないということですね。
榎並摂子
全くですね。
どちらかというと、
朝鮮人というか、在日の二世として生まれ育って、
なかなかつらい幼少期。
大変だったそうで、いじめられたりとか、せつなかったそうなんですけど、
そこから25歳で足を失う事故に遭うので、
また障害者としての差別みたいなものも多分感じていたようで、
榎並摂子
それが社会問題に目が向いたとか、
いろいろマルクスを学んでみたりとか、
みんなで若い人たちを我が家に集めて、
みんなで読書会、勉強会をしたり、
榎並摂子
朝起きると知らないお兄ちゃんたちがいっぱいいるっていう。
ちょっと怖い。
榎並摂子
楽しかったですよ。
一人っ子だったので、大きいお兄ちゃんがいっぱいできて、
みんながおんぶしてくれたりね。
一戸信哉
その韓国に行くというのが、この映画の中では一つのポイントになるんだと思うんですけど、
その時は50巻にはいらっしゃらなかったということですか?
榎並摂子
ちょうど競馬学園の第一期生の時、1年目の時だったと思うんですよね。
父が韓国に行くんだって、いいねって。
旅行に行くんだと思っていて。
NHKとかBSNまで出てくるような、
その頃はみなさん応援してくださってたそうで、
一大イベントというか。
一戸信哉
そのグループが韓国に行った時の様子はNHKが取材して放送しているはずですよね。
その当時はそういう出来事があったっていうのは、
今ほど語りにくい状態ではなくて、わりと普通に報道もされてた。
榎並摂子
大切なこととして、みなさん応援してくださる方たちもたくさんいらっしゃったし、
映像には金山の館長さんも、ゴールデンサートの方も出たりとか。
一戸信哉
だからもう90何年とかなんで、もう30年。
宇佐見優奈
見ているわけがないというか、私たちが。
榎並摂子
いません。
一戸信哉
みなさんいない時代に放送されています。
そういう情報も今回映画の中では大体盛り込まれていて、
当時どういうことがあって、世の中ではどういうものとして扱われていたかみたいなのも分かる。
進藤奈緒子
一戸先生はこの映画をシネウィンドの上映会で見たそうですが、どんな映画でしたか?
一戸信哉
いらっしゃっている方は、私が一番最年少じゃないけど、
でも私ぐらいより上の方が多かったかな。
みなさんの世代は、大学生で上映会に関わっている県立大と国際上大の学生がいたかな。
その学生たちはいましたけど、見に来ている人はもう大体私より上ぐらいの人が多かったですが、
一戸信哉
福田さんの、さっき榎並さんもおっしゃいましたけど、
概要を読むと、政治的にデリゲートな問題にグイグイ入っていく内容に見えるけど、
中身はそうでもないですよね。もうちょっとなんていうか。
榎並摂子
そうですね。だから多分私も警戒しなかったというか、
これがもし、徴用工問題についてどう思いますか?みたいな入り方だったら、
ちょっと私はわかりませんってシャッター閉めたと思うんですけど、
でもそうじゃなくて、彼が知りたいのは、当時の人たちがどんな暮らしをしたか。
例えばその佐渡近山で働いていた方たちの生活がどうだったかとか、
その後、親戚の方がまだ神奈川に生きていらっしゃる、その人に会ってみたいとか、
矢原木の歌を受け継いでる、井山さんという方に会いたい。
これ韓国語に訳して歌おうと思うんですけど、英語に訳した人はおるけど、韓国語もいいねって。
すべてが今生きている方たちと、当時の歴史をつないでいくような、紡いでいるような感覚になったんですよね。
父の記録から見つかった歴史資料
榎並摂子
だから私自身、こんなお話するのは恥ずかしいですけど、
父が佐渡の家をゴミ屋敷にしてしまって、大変だったんですよ。
本当に後で写真をお見せしますけど、今その記事も書いていて、
映画をきっかけに繋がった、あの日シネウインドで6月14日にシェア会をした後、
集まった仲間たちで、この間フィールドワーク行ったりもして、その時に冊子を作ろうってなって、
今10月24日に合わせて持ってこれるようにしたいねってなってます。
でもゴミ屋敷の話してもいいですか?
本当に私腹を立ててたんです。10年かけて掃除して、もう全然父として進まない。
最初の初日なんか、お父さんを新潟に呼び寄せて、新潟で介護をし始めたんですけど、
榎並摂子
その後私だけ佐渡に通いつつ、よしって手に取った袋の中から小バイゴワーって出てきて、
キャーって叫びながら、私ずっとこれをするのかなって。
宇佐見優奈
本当のゴミですか?それとも本人からは大切だけど周りから見ればゴミみたいな?
一戸信哉
本人は大切なものですよ。
榎並摂子
それもね、もちろん書類が好きだから大切な書類もあるんだけど、
買い物してきて、ビニール袋に入ったままのお豆腐とかエビフライとかを、
そのまま3年くらい放置されてたりしたので、いろんなものが一緒に積んでたというか。
本当に冷蔵庫、お父さん電気をガチャッと切っちゃったので、
業者さんが開けて、あ、お嬢さんは見ないほうがいいです。
ナウシカの世界になってるんでって言われたぐらいすごかったらしいんですけど、
この父の集める癖、いろんなものを取っておいたりコピーしたりメモしたり、
その癖のおかげで、最終的に私、本当に怒りながら片付けて、
榎並摂子
業者さんに全捨てお願いして、全部捨てるって決めた時に、
3日間かけたんですけど、その業者さんは、この箱3つだけちょっと気になるんで、
やっぱり持ってかないでください。私がゴミ屋さんに持っていくので、
これはもう今日は置いといてくださいって言って、もうそれで作業を終了していただいて、
その後開いたら、茶道協会の三村博士から、
節子さん、どうしても探していただきたい資料があります。
榎並摂子
1ページと2ページ目がなくなっているものがあって、それを何とか見つけてくださいって。
でも無理でしょって思っていたその資料が出てきて、
コピーマーだから、コピー大好きで、きちんとそれをしかも何重にもくるんで、ビニールと。
だから悪くなってないんですよ。紙自体綺麗で、他の方のところにあった資料は全部ちょっと悪い状態にもなってたそうなので、
榎並摂子
本当に皆さん喜んでくださって、一緒にやってこられた。歴史的発見です。
宇佐見優奈
この3つの箱だけ何かなって思った理由とかあったんですか?保管と見た目は一緒なんですか?
榎並摂子
そうですよね。不思議なんですよね。何となくだったのかな。あんまり何も見た感じは一緒だし。
宇佐見優奈
テープで何か貼ってあったとかそういう意味じゃなくて。
榎並摂子
お父さんのそのゴミ屋敷がゴミじゃなかったっていうことを私の腹に落ちたというか。
お父さんのおかげできっとこれからまた何か大切な調査がまた始まるのかなって思ったり。
大嫌いが、お父さん偉いね。
本当に変わった瞬間でした。
敬和祭での上映とトークセッション
宇佐見優奈
では最後に、上映会のプログラムと参加方法についてお案内ください。
一戸信哉
10月24日、競馬祭初日ですね。初日の頭に持ってきました。
いろんなイベントと調整して、あんまり他のイベントとは性質が違うので、
いいかなと思ったんですけど、なるべくずらして朝から10時半。
一戸信哉
先ほど言ってたお客さんの想定される年齢層を考えると早くても大丈夫かなと。
10時半からスタートにして、あんまりお昼を大きくまたがないようにと思ったんですが1時半まで。
映像上映としては先に私たちの先輩の神杉さんが作った作品が20分弱ですかね。
それを流してから、佐渡もう一つの世界さんというのを流して、休憩を挟んでトークセッションで
深澤監督に来ていただいて、それからえなみさんと、あと小杉ひよりさんが作った卒業生。
3人に来ていただいて、少し話してみようと。
なので監督が来ていただけるのはすごくありがたい。貴重なお話を聞けますし、
たぶんそこに小杉ひよりさんが入るというのも初なので、3人でどんな話ができるかというのもちょっと面白いかなと思います。
一戸信哉
というので3時間ありますけど、おいでいただければと思います。入場無料なので。
旧Rコードとかこれからあちこち配りますので、旧Rコード入れていただけると、えなみさん200人来るっていう。
200人来たら今S21なんですけど、いっぱい来るので、31限界放に入れるので。
宇佐見優奈
まだ31は天いてるんですか?
天いてます。緊張。
一戸信哉
旧Rコードがすごい反響があったらS31にします。
あと当日今作っている冊子も届く予定です。
榎並摂子
そうですね。
一戸信哉
お楽しみにしてください。
進藤奈緒子
行きたい。
一戸信哉
サイン会とかはちょっと分かりません。
榎並摂子
引き締まってる。
練習しとかないと。
宇佐見優奈
今日の敬和キャンパスレポは、10月24日土曜日の10時半から開催される映画、
佐渡 もう一つの世界遺産上映会について、
このドキュメンタリー映画に登場する、
宇佐見優奈
敬和学園大学卒業生、えなみ節子さんにおいでいただいてお話を伺いました。
皆さんどうぞ10月24日の敬和祭にお越しください。
では今日の放送はこの辺で。
敬和キャンパスレポは、X、note、Instagram、YouTubeなどで番組情報を発信しています。
宇佐見優奈
番組名、敬和キャンパスレポで検索して、フォロー、チャンネル登録よろしくお願いします。
今日の敬和キャンパスレポ、終了の時間です。
皆さんお休みなさい。
敬和キャンパスレポは、新潟で始める、
新しい国際教養、敬和学園大学の提供でお送りしました。
31:15

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