メディアレポの収録

【敬和キャンパスレポ】 この番組は、新発田市富塚にある
敬和学園大学の大学生が、大学に関わるイベントや人、新発田のことなどをテーマにお届けします。
【敬和キャンパスレポ】は、実践するリベラルアーツ 敬和学園大学の提供でお送りします。
皆さん、こんばんは。この番組は、敬和学園大学から大学のことや新発田、新潟のことを伝える30分番組です。
今日の進行は、国際文化学科3年の木村さきなと、

国際文化学科3年の宮地晴夏です。どうぞよろしくお願いします。

今日は、お隣のメディアレポというシリーズ8回目の収録です。

木村さん、これまでの放送で担当したものありますか?

担当した回はないんですけど、

そうですよね。なのに、私、ノート記事を見たら、一番上のヘッダーが私たちの写真です。
そうですよね。私も担当したことがないんです。

ちょっと謎ですよね。先生なんて。

適当すぎますよね。本当に。

やってくれましたね。

聞いたものはありますか?

今日聞いてきたんですけど、新潟産業大学さんの放送部の、大学の放送部の放送をちょっと聞いてきました。

どんな感じでしたか?

やっぱり放送部としてやってるっていうのもあって、本格的だなっていう。

そうですね。

そうです。というわけで、今日は新潟のウェブメディアからセナポンというニュースサイトを運営されている
ウィズアップの藤田亮さんをお招きしました。どうぞよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

木村さん、セナポン収録前にご覧になって気になる記事ありましたか?

気になる記事ですか。いくつか見てきたんですけど、
古町散歩っていう記事が目に留まりました。古町の古着屋さんとか、昔ながらの喫茶店を紹介してる記事がありまして、
私もちょっと古町はあんまり行ったことがないので、今度行ってみたいなって思いました。
宮地さんは何かありますか?

私は気になった記事は、飲む人飲まない人も楽しめるノンアルが豊富な新潟市のお店という投稿が気になりました。

この記事にも書かれてるんですけど、私も普段ずっと車を運転してて、
友達とご飯も行くんですけど、ほとんど飲まない食事が多いんで、

こんなにノンアル豊富なお店があるんだっていうのを初めて知って、行ってみたいなって思いました。

多分ライターの子も本当に全く同じ悩みとかがあって、やっぱり今飲めない子も増えてますし、
実際新潟は車社会なんで、やっぱり誰かしら飲まなかったりするんで、
このノンアルが充実してるところを特集したらどうかっていうのでネタが出た記事ですね。
セナポンのウェブメディア

記事の中身について詳しくは後ほど伺うことにしまして、では私木村から藤田さんのプロフィールをご紹介します。
藤田亮さんは長岡市のご出身で、長岡高校から新潟大学を経て2008年より株式会社ウィズアップに勤務されています。
現在は営業部のご所属で、顧客対応、マネジメント、広報、新規事業立案などをされています。
具体的には企業や団体、大学関連のパンフレットやリーフレット、ポスター、
ウェブサイトや動画など様々な情報発信のお手伝いをしています。

とのことです。

今日ご紹介するセナポンは、新潟の暮らしをもっと楽しんでもらうためのメディアとして、2021年より運営をスタートされています。

セナポンって何ですか?

セナポンは本当に背中をポンと押すっていうところから、セナポンっていう風に名前を付けさせています。

なるほど。
イントネーションはよく、セナポンですか、セナポンですかって言われるんですけど、どっちでもいいです。
好きなように。
好きなように、呼びやすいように言ってもらえれば。

仕事については、ウィザップの旧社名が新高速印刷株式会社っていって、もちろん名前の通り印刷物をメインとしている会社です。
今でも印刷物がほとんどの売り上げを占めているんですけど、
その中で、県は学園大学さんとかのような新潟県内の大学関連の印刷物とか、

あとは県庁とか市役所って言われる官公庁で作るものとか、

印刷物がない会社ってあまりないので、本当にいろんな企業さんと付き合わせてもらって、いろんな情報発信のお手伝いをしているという会社です。

なるほど。
では次に、藤田さんご自身についてなのですが、地元長岡から新潟市内で大学、社会人と過ごされてみて感じたギャップなどはありますか?

やっぱり新潟市の方が都会なんで、私実際お家も新潟市に建てちゃったんで、長岡を捨てたみてはある。

そこまではっきりと。

だから新潟市の方がやっぱり住むのにはいいのかなっていう。
東京ほど都会は好きじゃないので、人がたくさんいますし、だから新潟市ぐらいが一番いいかなって思ってます。
長岡市も本当に嫌いではないんですけど、やっぱり新潟市の方がいいなって思っちゃいました。

さきなさんも長岡市出身ですね。

そうなんですよ。長岡出身で、私も高校まで長岡だったので。

2人は高校までの間、新潟市内にはどれくらい遊びに来たりとかしてたんですか?

18年間で私たぶん2、3回だと思うんですよ。
ほとんど行ってないです。親戚の家に行くとか。

方言とか普段おじいちゃん家やおばあちゃん家行ってますか?

方言も出ないですよね。

私、おじいちゃんおばあちゃんは結構方言がよく出てきます。

ガーガーとか。

ガーガーは何ですか?どういう意味ですか?

難しいね。そう言われると。

そういガーって聞きません?

そういガー?

なんて言われたかな?私、妻が宮城なんで。
それは言わないとかはたまに言われるんですけど。
ほぼほぼガーは使ってないですよ。

ガーは使わない。

高野不動産のCMは知ってますか?

ああ、そういガー。聞いたことはある。
でもやっぱり新潟の人って全体的に標準語に近いですよね。

そう思ってたいんですけどね。実際に東京の人からどう感じるのかわからないです。

確かに。

でもあんまり言われたことはないです。

ないです。

でも私小さい時はあれですよ。ずっとマジナンギーって言ってました。熱とか出た時。

ナンギーは標準語じゃないですか?

いや、ナンギーは新潟弁。

ナンギーはでも使い…言わないくなったか。

マジ、マジってつけてマジナンギーって。

マジナンギー、私はよく使ってました。

ヨロットとか。

ヨロット。
ヨロットで気づかれます。県外の人から。

使うんですか?ヨロット。

たまに出ちゃうことがあってヨロットは使う。
ここでもギャップが。

それでは、ウィザップさんのお仕事は情報発信に関する一見すると華やかで私たち大学生が憧れることをされているように拝見しました。
もともとは印刷業の会社だったところ、そこから今のような業態になってきたのかと思いますが、
これまでの経緯とセナポンというウェブメディアが生まれてきた背景について教えていただけますか?
もともとは印刷業というお話があったんですけど、今でも印刷業がメインの会社。
皆さん知っている通り紙ってどんどん減っていっていますよね。

多分新聞とかも読んでないと思います。雑誌とか漫画とかもやっぱりアプリで見れちゃうような時代なんで、紙自体は市場としては下がっていく。
中で私たちが作っている印刷物も基本的にはどんどん減っていくものなんですね。

会社として存続していくたびにいろんなことをしていかなくちゃいけない。

印刷物も情報発信の一つというふうに考えると、今だとSNSもそうですし、

うちがやっているセナポンというウェブメディアもそうですし、

あとは大学とかだと動画作ったりとかいろんな広報の手段があったりして、
そういったところにうちも幅を広げてお客様がしたいこと、したい情報発信をお手伝いをするというふうに徐々にやり方が変わってきている。
ただやっぱり印刷物が圧倒的にまだまだ多いので、今発展途上中という感じですかね。

なるほど。

セナポンというウェブメディアは本当にそういった経緯があって、
印刷会社ってお客さんの情報発信の手伝いはするんですけど、自分たちの情報発信ってほとんどしないんですよ。
それってあんまり説得力ないじゃないですか。

自分たちはSNSやってないけどお客さんにSNSを教えるって、ちょっと矛盾してる感じがあると思うんですけど、
そういった感覚が私にもあって、やっぱり自分たちで実際情報発信をして、

ノウハウを得て成功した失敗したっていうノウハウをお客さんに提供してっていうのをやりたくて始めたっていうのがあります。

あとはやっぱり若い子たちにとってあんまり未来が明るいニュースって最近ないなっていうのがあったりして、
そういう子たちでも楽しめるお店だったり、そういったものを発信していけたらなっていうので、
本当に若い子たちだけのチームで始めたメディアではあります。

そうなんですね。

お届けした曲はイクタリラ・レンズでした。
さて、今日のきえいわキャンパスレポは、
今日はお隣メディアレポ8回目として株式会社ウィズアップさんで、
セナポンというニュースサイトを運営されている藤田亮さんにおいでいただいてお話を伺っています。
後半もどうぞよろしくお願いします。
記事の作成と選定

セナポンは、新潟の暮らしをもっと楽しんでもらうためのメディアとして、

食べる、遊ぶ、暮らす、働くという4つのカテゴリーで記事を作られています。
それぞれの分野の中でどのような話題を切り出して企画され、
どんな形で記事化されているのかお話し可能な範囲で伺いたいと思います。

記事の作り方としては、ネタ会議みたいなやつがあって、

ライター各自に大体月に5本ずつぐらいネタを持ってきてもらうんですよ。
それを全部テーブルの上にあげて、1個ずつ聞いていくんですね。
自分が書きたいと思うネタ、何でそのネタを書きたいと思ったのかとか、
その辺りを聞いていって、例えばさっきあったノンワル特集とかが記事のネタとして出た時に、
私もそのお店を知りたかった、その情報を知りたかった、というのが盛り上がるネタがその会議ごとにあったりするんです。
じゃあこれは記事化しましょうね。そういった風に記事のネタは決めています。
もちろんみんな好きなものが違って、カフェが好きな子がいたり、ラーメンが好きな子がいたり、

どうしてもちょっと食べるに酔っちゃったりするんですけど、そういったものとかで、

例えば月に1本ラーメンの記事にしようねとか、そういったのも決めたりはしてるという感じです。

それはどれくらいのネタが出てきて、実際記事化しようって決まるのはどれくらい決まってるんですか?

あんまり決まってないです。本当にじゃあ8月にしようねとか、それこそ来年にしようねとかっていうのもあるし、
決まってないけど4分の1とか5分の1は記事にされると思います。もちろんボツもあります。
それ誰も読みたくないよねとか。この情報を知りたいとか。

結構シビアなんですか?

全然シビアじゃないです。何か読みたい記事ありますか?

読みたい記事?

知りたいなと思う情報とか。

私はかき氷。新潟のかき氷が、もう今ずっと調べてます。

例えばかき氷とかだと、たぶん小町さんとか、いろんなメディアでも特集されてたりすると、
でもそれ小町さんでしっかり書いてあるから、セナポンでやる必要はないよねとかっていう風なボツになり方もある。
なるほど、なるほど。
そのあたりは、あくまで自分たちの情報内でしかないから。

この情報ってあんまり新潟市内で見ないよねとかっていう情報をなるべくピックアップして、

少しニッチ。だけど知りたい。さっきのノーマルとかがまさにそうだったりするんだけど、

あんまり見ないなっていう情報をなるべく出したいなという風に思ってます。

なるほど。
それはその記事化が決まったら、どのように作成されていくんですか?

会議内でその記事の担当者をまず決めます。

記事の担当者が決まったら本人が、ノーマルだったらたぶん飲みに行って、写真撮ってというところもあるし、

そのお店がインスタとかやってたらインスタの画像をちょっと載せて、
こういうお店ですみたいな紹介の仕方になったりという感じですね。

なるほど。

ウェブメディアの運営においては、SNSとの連携が重要なのだと思うのですが、
いろいろなサービスが今ある中で、セナポンさんはツイッターを選択されているようにお見受けしました。
それはどのような狙いがあるのでしょうか?
セナポンとは

セナポンってあまりキラキラしたメディアではなくてですね。

どちらかというと…キラキラ見えます?

名前からもう…

あんまり高級じゃないんですけど、目線を高くはしたくなくて、
どちらかというと学生さんとかと同じ目線で、このお店おいしいとか、

このぐらいの金額感なら行ってみようみたいなお店とかを選びたいなと思っていて。
ツイッターを選んだというのは、SNS担当している子がツイッターの方が得意だって言ったから。
なるほど。
インスタよりもツイッター。

インスタもあるんですけど、まだちょっと運用途中というか運用し始めみたいなところがあって、
得意な人がいたらもちろんやりたいなと思うメディアではあるんですけど、

ツイッターが得意な人がいたからそっちで発信してるっていうところがありますね。

なるほど。

あとウィズアップの会社としてツイッターは結構ずっと前からやってたりして、
そういったノウハウがあったっていうのもツイッターやってたっていう理由ですかね。
インスタはちょっとね、私はほぼやってないんですけど、
ほぼやってないんですけど、やっぱり割と若い女性がやってる方面のメディアっていうイメージがあって。
親和性は高いんですけどね。

TikTokはもっと。

TikTokは個人的にはやりたいです。

めちゃくちゃやりたい。

新潟グルメみたいなアカウントも最近増えてますし、
やっぱりあれを撮影しに行って編集するのは労力がかかるんで、

そこの人員がいればやりたいぐらいの感じ。

やるべきだと思います。

やるべきだと思ってます。
編集体制と苦労

実は今回インタビューをお願いする際に、編集体制が変わったということで、
更新頻度が落ちているというお話もありました。
ウェブサイトを更新し続ける必要性と、
それで成果を出し続けることの難しさということなのかなと思います。

差し支えない範囲でどのようなご苦労があるのか教えていただけますか。

そうですね。編集体制は、

例えばウィズアップのメンバー5人と、
あとは外部ライターの方でセナポンって構成されてたりするんですけど、
例えば外部ライターは皆さんみたいな学生さんとかもいらっしゃるんですね。
で、就職して新潟離れるとか、
そういったのもあると外部ライターが1人減っちゃって、
サイクル回してたところに穴ができちゃったりとかっていうのもありますし、
もちろん今のセナポン自体が若いメンバーが多かったりするので、
ライフスタイルの変化とか、
やっぱり定職が結構当たり前の時代になってきているので、
やっぱり他の会社に移るという子がいたり、
こういうメディアとかをやっているとどうしても感度が高い子が圧倒的に多いので、

いろんな刺激をもらうとやっぱりステップアップしたりとかっていう子もいたりして、

固定のメンバーというのはなかなか作りづらかったりするのが1つ。
あとは本業の方をどうしても基本的に優先になっているので、
そこが忙しくなってくるとなかなか生地がかけなかったり。

そのセナポンのメンバーの人もちゃんと本業として別のお仕事があるってことですね。

例えばデザインしている子、それこそ印刷機を動かしている子、
私みたいに顧客営業で回っているとか企画を作っているとか、

そういったいろんな仕事をやりながら、空いた時間って言ったら変ですけど、

その一部の時間をセナポンに当てているみたいなところがあったりするので、
そういったところはやっぱり優先度としてはセナポン自体が下がっちゃうところがあったりしますね。
あとは実際はセナポンで売り上げっていうのは基本的には上がってない状態ではあるので、
広告をつけたりアフィリエイトしたりみたいなことはないので、
やっぱりそこに関してはどうしても売り上げのある本業の方を優先になってしまうという現状はあります。

学生時代にこういうことをもっと頑張った方がいいといったアドバイスがあればお願いできればと思いますが、いかがでしょうか。

すでにこのラジオをやっているということ自体ですごいメディアをやっているなと思うんですけど、
やっぱり今先ほど言われたTikTokとかTwitter、あとはInstagram、スレッツは皆さんもう始めたんですか?
セナポンのメディア戦略

始めました。

結局そういうクラブハウスもそうですよね。

そうですよね。結局広がりそうで広がらないメディアっていうのもあったりするので、
でも始まったらいろいろ試してみるっていうのはまず学生さんとしては重要だと思いますし、
こうやって今コンテンツ制作されているじゃないですか、
それは実際自分自身でTikTokでやってみてもいいと思いますし、
あと個人的には文章を作るっていうことは結構みんな敬遠しがちな分野であったりすると思うんで、

そこを今のうちから力をつけていったりすると、

就職した後とかいろんなところで役に立つ能力になるんじゃないかなっていうのは感じています。
実際私が今勉強したい部分、一番。

そうなんですね。

ライティング能力。TikTok作るのもライティング能力が必要だと思うんで。

短くまとめるんですか。

そうそうそうそう。
だからその文章を作る力っていうのは結構重要になってくるのかなと思っています。

今日のK-WAキャンパスレポはお隣メディアレポ8回目として、
株式会社VizAppさんでセナポンというニュースサイトを運営されている藤田亮さんにおいでいただいてお話を伺いました。
どうもありがとうございました。

ありがとうございました。

さてエンディングです。

すいません、そういえば思い出したんですけど、
食文化の違いで長岡と新潟はイタリアンが違いがありますよね。

確かにみかづきフレンド問題ね。

そうです。え、なんですかフレンドって。
フレンド、新潟みかづきじゃないですか。
え、なんですかフレンドって。

みかづきは知ってるの?

知ってます。

え、なんですか。

逆にみかづきは長岡にはありますよね。

いや、ないです。
みかづきはないんですよ。

みかづきですよ。

あのイタリアンの。
でも絶対にね、フレンドの方がおいしいよ。

私もそう思います。

味の違いはよくわかんないんだけど。
フレンドの方が絶対においしい。

よくわかんないけど、フレンドが絶対に。

食べたらわかる。

でも味は、

説明はできないんですけど。

でもフレンドの方がいいよ。

圧倒的かもしれない。

わかんないのに。

フレンド初めて知ったんですか。

初めて知りました。

聞いたこともなかった、今まで。

どういうメニューがあるんですか。

ソフトクリームと、
イタリアン。

みかづきではなくて。

ではなくてフレンド。
フレンドなんですね。
餃子も。

餃子?

フレンドは餃子もあります。

イタリアンじゃないですよ、餃子は。

コンボっていうのがあるんですね。

コンボメニューっていうのがあって、

餃子とイタリアンのセットがあるんですよ。

コンボ。

コンボメニューって。

食べたくなりました?

フレンド。
よくわかんないですけど、とりあえず行ってみたいと思います。

長岡に行ったらあるんですよね。

ちゃんと店舗もありますからね、別で。

はい、わかりました。

じゃあ行きます、フレンド。

では今日の放送はこの辺で。
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今日の敬和キャンパスレポ、終了の時間です。
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