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2021-10-29 19:37

#20 仕事と家庭のバランス問題〜作品への影響について/D.白川 東一&D.上原 桂

【内容】忙しい人の家族と過ごす時間の作り方/朝に家族と過ごす派/夜に家族と過ごす派/家族に認めてもらいたい/仕事も家庭も影響しあっている/人の行動を見てキャッチする目があるか

【ゲスト】白川 東一/代表取締役副社長 兼 ディレクター
     上原 桂/ディレクター

【出演】 山内 香里/アシスタントディレクター                            
     泥谷 清美/広報

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00:04
はい、始まりました。ケイシャのしゃべり場。この番組は、映像制作会社KOO-KIのメンバーが日々感じているおもろいを語り合い発信するトーク番組です。
私、KOO-KIアシスタントディレクターの今内と、
KOO-KI Co.,Ltd.のヒージャーです。
そして、ゲストは前回に引き続き、
しらかと
上原です。
はい、よろしくお願いします。
前回、かなり盛り上がって、個人的にはすごく楽しく、ディスカッションみたいな感じになって、面白かったなと思いました。
今回はですね、ちょっと緩めに進めていこうかなと思っておりまして、
しらかわさんも、上原さんも、ご家庭があってお子さんがいらっしゃるんですけども、
2人ともね、結構出張が多かったりとか、
やっぱこういう映像制作っていう職業柄、
家族と過ごす時間の作り方って、かなり繊細に意識されてると思うんですよね。
家族に対するこだわりだとか、気遣いだとか、
なんか大切にされていることみたいなことがあれば、ちょっと改めて聞いていきたいなと思うんですけども。
はい、そんな良いこと出ないよ。
マイルールね。
仕事してる家族不幸ではあるもんね。
そうですよね。
頭が上がらないっていう、ただただね。
でも上原さんは、できるだけ朝ごはんは子どもたちと撮るみたいな話を、雑談とかで聞いたことあるんですけど。
子どもらの朝飯を朝いるときは作ってる。
下が小6で、上が今高1なんで。
家出るタイミングも2人とも違うから、起きるタイミングも違うし、
それに合わせて、おのおの作ってほら食え。
変えたりするんですか?
何を?
好みによって。
大概ね、目玉焼き出しておけば大丈夫。
そのとき奥様はどうされてるんですか?
朝が弱いんで、仕事切り前に寝たいんで、
そうすると子どもの方が先起きない、間に合わないから。
で、俺がいるときは朝やるわっていう。
出張でいないときもあるから、そうしたら全部やらなあかんから。
息子の弁当もひっくるめてなってくるから、おれるときだけは。
お弁当も作ってるんですか?
作ったりもする。
すごい。
すごいよ、それは。
あれはね、女子でもね、なかなかひと苦労ですよ。
大概、茶色いよ。
茶色いお弁当が一番健康なんですよ。
そうなの?
そうそうそう。
なんかね、よく弁当を毎日ブログに写真にあげるやつ。
あんな見栄えで、お前すんのって話だから。
キャラで見とったね。
確かに。
冷食冷食よ、もう。
分かる、絶対ある。
準備してもらえるだけありがたいですよ。
結構朝方まで作業しても、
上原さんも帰るんすか?みたいな。
って言ってたら、今から帰って子どもたちと朝飯食って、
03:02
ちょっと紙にとるかな?みたいな。
作ってから寝るんすか?
とか、そのまま出張行くわ、みたいな。
すごーい。
上原さんマジっすか?みたいな。
そこは弱音吐かないんすか?奥さん。
普段やってもらってることを、ただ単に俺が忙しいだけで、
すごい扱いされるのも、そう。
不良が学校来るだけで褒められるやつ。
俺たちはいつも来てるのに、みたいな。
あいつが学校来るだけで褒められるなんて、みたいなやつ。
そういうこと?
すごい扱いされるのもちょっと。
なかなかできないよね。
まあ、いろんな人の気持ちがわかるっすよね。
家の人は家の人で、やっぱ思うところあるだろうし。
その分、夜遅いし。
出張は続いて全然家に帰ってこない時もあるし。
そのギャップはあるから。
それでね、家族思いって言われるのも、
いやいや、もともとが家族不幸なことをし続けてるから。
朝食のほかに何かこだわってというか、
家族サービスみたいな、ここ頑張らないと、みたいな感じでやってることってあるんですか?
家族サービスって言葉がある時点で、ちょっとおかしな話で。
サービス業じゃないし。
時間取れるところは作んないとね。
けどなかなかこの職業はできないよね。
せめて週末だけではなんとか休み。
昔は多分フルで働いてたから土日関係なく。
フリーの時とかですか?
結婚する前もそうやし、結婚してからもそうやし、子供とかもそれを続けて。
やっぱり歪みが出てくるから、これはいかん。
土日だけはなんとか確保しよう。
土日は別件の仕事がある程にするとか。
そうすると土日は違う仕事が入ってるんでっていうことにしちゃったり。
いろんなトライはしながらやってるけども。
歪みっていうのは?
嫁さんも子供もほったらかして、俺は忙しいからガンガンやってる。
怒られたんですか?奥さん。
怒られますし、不満もあるし、家の中もなんか良くない雰囲気があるし。
っていうのがあるんで、なるべく、つっても多分普通の一般会社に勤めてるお父さんよりは時間を取れてないからやっぱり。
奥さんだけじゃなくて、お子さんとも結構、家族会議的なじゃないけど、結構真剣なトーンで話し合ったりとかってしたことあるんですか?
そこまで真剣に話し合ってないから。
まあけどね、嫁さんの、うちの家内の。
そう、嫁さんって言ったら、家内だった方がいいんだけどね。
それをやっぱりね、しんどいのはわかるし。
家内は家で子供たちの世話をするもんだろうにしちゃっても。
そりゃそれはしんどいしね。
なんで、まあけど、時間的にはできてない時間の方がいいから、できる時だけしかできてないし。
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なんでそれをできてる体で、どやとはよう言わんわなっていう、今でもね。
それですごい言われたら、逆にこっちが、やれてない時間の方が長いし。
上原さんの奥様、プロデューサーされてたんですよね。
そうね。
だからやっぱりちょっと仕事に理解がある。
理解もあるだけに、そんなにやらずとも、ちゃんと切り上げできんやっていうのもあるし。
知ってるだけに。
そうですね。ある程度、ブラックボックスになってたら、なんかこう、めちゃめちゃ大変なんだなって思うかもしれないけど、
いや、言うて、今この作業してるっていうことは、結構こういう感じなんじゃないの?みたいな感じで、内情が。
わりとわかるところもあるから、嘘がつけないって感じじゃないですか。わかんないけど。
嘘はよくないよね。
嘘はない。
なので、工程は言ってるし、これぐらいの時間にちゃんと収めて作らなあかんし、と向こうも言ってくるし、
けど俺々はやっぱり、深く考えないと、やっぱりいいのが出ないから、やっぱり考えたいし、
で、こういう作業、何本やっても足りることはないから、もうちょっと合わせたら、もうちょっと合わせたらの繰り返しだから、
そう、どっかで切りつけなあかんしっていう狭間のところをフワフワフガフガフガフガやってるっていう。
じゃあ結構お仕事の話、奥様とされるんですか?
したりもする。そんなに長々とはしないけど。
俺もあんまり人にこう、自分の話をするのが好きな方ではないんで。
聞かれたら答えるし、まあこっちからも言うときもあるけども、そんなにキョサーキョサーとか言う方ではないから。
今さ、今さ、今さ、ってか言うのではないので。
しらかわさんは、夜は家族の時間を大切にするために、割と早めに帰ってらっしゃるというか、印象が。
けいの話を聞いたら、俺もう何も言えなくなっちゃって。
今朝何時に来てるの?
今、6時には来たいなと思って。
6時から6時半の間ぐらいに来てる。
あれもあるっすよね。なんかの交通の道路が混んでないとか。
家が遠いっていうのもあって、もう渋滞で巻き込まれたら、片道1時間半ぐらいかかってしまうから、それももったいないと思って。
朝来たらもうそれが20分とかで。
そんな違うんですね。
全然違うから、1日何時間か時間が延びるっていうのがめちゃくちゃ大きいんで。
前にずらしてるだけ。思いっきりずらして。
帰りはできるだけ早く帰って。
うちもある程度大きいんで。高校生と小6なんで。
そこそこ夜起きてるから、俺が帰る時間にはまだ起きてたりするんで。
今までは朝起きたら、もう行ってた。
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学校に行っていた子供たちが。
夜遅く帰ったらもう寝ている。1日会えない。全く会ってない。
今は夜会える。
夜の方が俺のリズム的に話も落ち着いてできるのもあるんで、自分の中では今が一番いい。
みんなでご飯食べてるんですか?夜晩ご飯というか。
晩ご飯はね、家で食べるときもあるし、もう会社で食べるときもあるし、そこはなんか、嫁さんと確認して。
特に白川さん、白川さんのところは女の子ばっかりですもんね。
だから、やっぱ思春期だと全然話さないとどんどん心が乖離していくっていうか、そういうことにもなりかねない感じがするなって。
昔は女の子、女の子っていう娘が2人いるんやけど、1人だけ男っていう瞬間もなんかあったけど、
割とやっぱなんか年齢高くなってくると、意外と共通の趣味、趣味じゃないな。
共通の話題が多くなってきて。
娘は例えば今、声優好きだったりとかするんで、アニメ好き、声優好き。
ジャニーズじゃないんですね。
ジャニーズも好き。
ジャニーズも好き。
共通のっていうところで言うと。
そうそう。たまたま仕事で、こんな仕事やっててとか、こういう声優さんと今度仕事するよとか言ったら、
嘘とか、そういう話題があったりとかするのは、なんかラッキーだなと。
リスペクトされるんじゃないですか。
リスペクトっていうか、共通の話題があるっていうのは、ありがたい。良かったなっていう。
ちゃんとね、お二人ともできる範囲のところで、きちんと家族と向き合うことも怠ってないっていうところが、やっぱすごい尊敬できるところだなって思います。
本当に。
もうどうでもいいみたいな感じで、もう俺は仕事映像一本なんだみたいなところの陰には、やっぱりその他のことを引き受けてるね、家の人がいるわけじゃないですか。
だから、なんか、ちゃんとしてるなーみたいな。
そう言われるたびに、そう言われるたびに、なんかキュッてなるとは思うんですけど。
なんとも言えんかもしれない。
ちゃんとできてないから、やってる。
家族思いっていうのは言うと、この間、大学にボーナス出てたじゃないですか。
大阪のドキちゃんが、そのボーナス買って、家族をシーガイアに連れて行った。
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すごーい。
やっぱり一人っ子やね。両親連れて、それでシーガイア行く。
めっちゃいい話ですね。
言うたてだよ、ドキちゃん。これでええか。
すごい。
すごい、ちゃんとしてるドキさんね。
いやー、そうですよね。だって、心配されますよね。若い子とお母さんとかも。
ちゃんと寝てんのかなーみたいな。
そんな残業して、どんな会社?みたいなね。
重いよね。
それこそ、同じ大阪にいるタカとかも、去年入ったのかな。
で、ちゃんとボーナスをもらったのは、今年が初めまして。
で、今年もらったボーナスで、あそこね、おじいちゃんが焼肉屋さんやってて、
そういうおじいちゃんとかも含めて、一石儲けたらしいんですよ。
タカが。自分のお金で。
すごい喜んでくれてたんで。
あー、えい話やな。
すごい。
みんなえい子や。
みんなえい子や。
いやー、ほんとね、なんか、おかげさまでことっすもんね。
ほんとね。
なんか。
そっかそっか。今の自分があるのは。
うん。
なるほどね。
しらかわさんとかは特にですけど、自分の家庭の変化、子供が生まれたとか、子供がいくつぐらいだみたいなところが、
結構作ってるものに影響を及ぼしてるなみたいなふうにも思ったりしてて。
ミスターシェイプとかね。
お子さんがやっぱ小さい時に、しらかわさんだけのお子さんじゃないですけど、
結構会社のみんなのお子さんの年齢が小さいとき、未就学児ぐらいだったときにミスターシェイプっていう地域のアプリもできたりとかしてたりとかして、
なんかそういう家族から与えられる影響みたいなのもありますよね。
あるある。
まあ人によって違いだろうけどね。
これは特に大きかったというかね。
そこは。
うん。
どっかで、どっかで家族に認めてもらいたかったよね。
自分が作った映像をなかなか説明できないね、この職業が。
今こんな仕事やってるんよとか、こういうのを作ってるんよとかってなかなかうまく説明できないけど、
なんか子供ができたときに一緒に見れる映像が作れたりとかすると、
ちょっとこう、なんかね、どっかで自分の中で、全然勝手な話やけどね。
認めてもらえるかもっていうふうな思いもどっかにあって。
でもなんか結果的に自分の作りたいものと近いっていうか、マッチしていたっていうのもあったけどね。
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認めてもらえた?
認めてもらえたんかな。
そこは聞いてないんですか?
結果的にさっきの共通の話題とかも含めて、なんかそういうのが要所要所作れていっているっていうのは、
まあラッキーだなと思うんで、それが認めてもらえてるかどうかわからないけど、会話のきっかけになってるんじゃないかな。
主人気の娘さんに嫌われてないっていうことは認められてるっていうことなのかなと。
方法はわかれへんけどね。
上原さんはどうですか?なんか家族と仕事が影響してる部分とかってなんかあったりします?作品に。
例えばなんか家族系の演出みたいな、ほっこりあったが系の演出とか、たまにあったりするじゃないですか。
ないよね、俺。
ないっすっけ?
俺のやつでほっこりあったが系あったっけな。
某Y社のやつとかは。
まあね、家族を題材にしたやつもあるよね。
まあそうね、そういう意味ではディティールがわかるようになってるのかな。
家族っていう表現に対して子供がいる世界観っていう。
演出家っていうのはディティールは多分、想像で考えるかもう少し深く突っ込めるようになってるかもね。
あとはちょっと子役に対する扱いが上手くなったかもね。
子供の接してるとか、子供の接し方っていうのはやってる経験値あるから。
なんで多分独身で子供いないで子役接するよりかは多分その辺は上手くなったかもね。
演出家考えに当たってもありますもんね。
母親これしないでしょみたいな。
ステレオタイプな母親像を描くの一つはあるんだけども、多分それだとさらっと流れちゃうからちょっとこういうニュアンスを足してっていうのがあるかもしれないね。
自分の生活とか経験とかから滲むものはありません。
そこでキャッチアップできるものっていうか。
当事者が言う発言の重さっていうのもあるし、周りがそれをそうだよねっていう風になりやすいというか。
それはあれですね、もしかしたら子供がいようといないと、もうちょっと関係ないかもしれないですね。
自分の感じたものが全部演出とかは役に立つなとは思いますね。
生き様というか、それまで積み上げてきたいろんな経験値がいろんなものにちょいちょいちょいちょい絡んではくるから。
だからうちの会長の江口さんとかは映画撮ってますけど、映画とか本当、人間の感情の集積というか、そんな感じじゃないですか。江口さんが撮る映画とかって。
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そこをえぐるような感じの作品が多いよね。
すごい人のこと見てるんだなとか、なんか思いますね。
こんなとこ、こんな些細なことまでキャッチして表現しちゃうんだみたいな。
普段のアンテナがあるだろうし、人の行動見てみると、あ、そういうところっていうのを。
いやわかるっすよね。
別に見る目があるかどうかっていう。
普通に仕事してても、生活しててもそうだと思うんですけど、人間ってこういうとこあるよなとか、あるっすよね。
人間観察が得意ってことですか?皆さん。
人間だけに限らず。自分のやっている仕事以外の興味がたくさんあると、何かやるときのアイデアの種も増えるやろうし、言い方も変わってくるというか。
ちょっとそろそろいいお時間なんで、今回はこの辺でって感じなんですけど。
今ちょうどしらかわさんがいいワードが出まして、仕事以外の興味関心が仕事に影響を与えるっていうことで。
あ、いらんこと言ってもらった。
次回はそんなお二人の興味関心をお聞きしていきたいなと思います。
じゃあ次回もよろしくお願いします。
ありがとうございました。
19:37

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