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こんにちは、けいこです。私は会社員を辞めて、フリーランスのコーチとして活動しております。
今日は、子供の頃からの夢だった家を手放すと決めた時の夫の一言についてお話をしていこうと思います。
私はちょっと他のラジオでも話したんですけど、結婚をして新築の家を建てて、子供たちと一緒に住んでいたんですけど、
今年の3月にですね、神奈川県から福岡県に移住することを決めているので、自宅を売却しました。
もう次の買い主さんが決まっていて、買い主さんとバイバイ契約っていうのを結んで、
もう私たちが引っ越した後には、その次の買い主さんにお家を引き渡すという契約をしている状態になります。
家を手放すっていうのは、まあ悩んだんですよね、夫婦で。
その悩んだ理由としては、この家を持つということが、私が子供の頃からの夢だったからなんです。
家を、自分の家を持つということがですね。
私の実家って大きな木立だったんです。田舎にある大きな古いお家だったんですけど、
私の父が子供の時に建てたお家でものすごく古かったんです。
とにかく夏は暑いし、冬は寒い。
そしてお風呂は薪で沸かす。
家には煙突がありましたし、シャワーがなくて、冬とか一番最後にお風呂入ろうと思うと、
もうお湯が冷めてて、ぬるくなってて寒い、みたいな状況だったんですよね。
だからそういう家に住んでいて、私は子供の頃から自分が大人になったら絶対住みやすい一軒家を建てるぞと、持つぞと決めて、
社会人になってから働いていたっていう経緯がありました。
で、夫と結婚してから2年後に夢だった木立を手に入れたんですね。
手に入れた時は、もうここで一生過ごすと。
定年を迎えて、もう自分が動けなくなるまでこの家に住み続けるぞという思いで家を建てました。
しかしですね、子供も家を建ててそこに住んでから、子供2人を出産して、いざ仕事復帰して始まってみると、
なかなか仕事と家庭の両立ができないというところで結構悩んだんですよね。
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仕事を進めようとすると子供との時間が取れない。
子供との時間を取りたくてもやはり仕事をやらなければ毎月の収入が入ってこないので、仕事をやらざるを得ないと。
子供は頻繁に熱を出して、上の子と下の子と交互に熱を出して、もう悠久がなくなってしまうので、
ちょっと子供が体調不良で休んでいる状態で家で仕事をするみたいなことをちょっとやってきまして、
何のために仕事をしているのかなっていうふうに悩んで、
夫とも相談して、もうこの仕事を辞めようというふうに決めたんですけど、
その時にですね、この仕事、会社員としての仕事を辞めると毎月一定のお給料が減ると。
もちろんボーナスとかもなくなるということで、もちろん同じぐらいの収入がある会社に転職すれば、
この家に住み続けることはできたんですけど、同じような条件で働くということは、
間違いなく子どもたちとの時間は取れないであろうということが想像できたので、
それは私の望むような働き方ではないというふうに思いまして、
やっぱり仕事は辞めて、家も手放すしかないんだなというふうに思いました。
でですね、せっかく手に入れた自分の理想の家、もうこの家を手放したら、
次にこの同じような家をたぶん建てることはできないんだろうなーってなんとなく思ったんですよね。
結構家を建てるって、いろいろな費用もかかるので、デロンも組んで住んでいたので、
私の年齢からまた再びローンを組むとなると、理想の家を建てる費用とローンと、
いろいろ頭の中で計算をするとですね、たぶん同じ家にはもう住めないと思っていて、
なかなか手放すという決断がですね、手放す必要があるのはわかってるんだけれども、
手放さないで、ここで生活する方法はないかとかを探した時期もありましたね。
でもやっぱり悩んでいても、やっぱり手放すしかないっていう選択肢に落ち着くんですよね。
結論に落ち着いて、夫婦でよく話し合いをしたんです。
やっぱりこの家手放すしかないよねって言ったらですね、夫にしょうがないよねって。
家も結局物だからねって、そういうふうに一言言われたんですよね。
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ああそうだよなって言われて改めて思ったんです。
家は私が小さい頃から欲しいと思っていたものだけれども、
住んでいればどんどん老朽化していきますし、
例えば大きな地震があった時とかは、ひびが入ったりとか、もしかしたら壊れてしまうかもしれない。
そしたら住めなくなるものなんですよね。
なのでその家にずっとしがみついていても、本当に欲しいものは手に入らない。
私と夫が本当に欲しいのは家族の時間だ。
子どもたちと一緒に過ごす時間だというふうに分かっているのに、
そのもの、家というもののために大事なものを犠牲にしていいのかなと。
というふうに話をして、そうだねって言ったんですよね。
家は次は賃貸に済みますけど、移住先でももしかしたら購入することができるかもしれない。
それはもう家は住むだけのものになって、
別に今の家のような同じように理想を全部詰め込んだ家にしなければいけない。
いけないと思い込んでいたけれど、別に住めればそんなにこだわらなくてもいいんじゃないかな。
大事なのはそこで家族4人で幸せに暮らす。
子どもたちと一緒に過ごす時間を増やして楽しく暮らすっていうことが大事なんだから、
家にずっと固執しなくてもいいんじゃないのって言われて、
そうだよねと、やっぱりそう言われて、やっぱりそうだなって。
私の夢だったから手放すのが惜しいと思っていたけれど、
やっぱり大事なものを手に入れるためには、
手放さないといけないんだなというふうに、なんとなく夫の一言で思ったんですよね。
でもその一言を言われてからは、もう分かったと。
家は手放すことにしようって決めて、もうそこからは悩まなくなりました。
自分の中できっと優先順位が明確に、はっきり分かった瞬間だったと思うんですよね。
だから全然家を手放すことは全く躊躇なく、売却する手続きもサクッと終わらせることができましたし、
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今はもう、やっぱりこの家に住みたいなーっていう思いはもうないですね。
一番大事なものを手に入れるためにはこの家を手放したんだから、もう後悔はないなっていうふうに思っています。
ということでですね、ちょっと長くなりまして、
今日は自分が子供の頃からの夢だった育てを手に入れたものを手放すきっかけとなった夫の一言ですね。
これについてお話をさせていただきました。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
それではまた。