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こんにちは、ライフコーチのけいこです。
今日は、仕事も家も手放して、夫婦で選んだこの暮らし、というお話をしていこうと思います。
今日の話はね、きっと今の働き方とか、家族との時間に何か不満というか、
モヤモヤを感じている方にはですね、少し響くようなものがあるんじゃないかな、と思ってお話をさせていただこうと思います。
我が家はですね、この春、夫の転職をきっかけに、神奈川県から福岡県に家族で移住をしました。
仕事も家も慣れ親しんだ環境もですね、全て手放しての大きな決断をしてきました。
でもその一方ですね、踏み出してきて、先日、夫が転職後の初日を迎えたんですね。
朝早く出勤をして、仕事から帰ってきた夫が、帰ってきてすぐ一番にですね、
今までと全然違ったんだよっていうふうに、本当に嬉しそうな顔で、いろいろその日あった出来事を話してくれました。
子どもたちも、やっぱりパパが早い時間に帰ってくるっていうのはとても珍しいので、
パパ帰ってきたって言って大はしゃぎで、夫を迎えて、その様子を見た夫はですね、
やっぱり子どもたちに迎えられて、お帰りって言ってもらえるのが本当に嬉しそうで、
すごい良い顔してるなあっていうのを見た瞬間にですね、私もこの移住をして、
この暮らしを選んでよかったなあっていうふうに心の底から思ったんですよね。
実際、夫の転職初日のお話を詳しく聞かせてもらったんですね。
会っていてすごい印象的だったのは、福岡の職場で新しい転職を避けて出会った人たちとの、
この人との距離感が今まで働いていた職場とだいぶ違うなあっていうことに気づいたんですよね。
夫がまず会社に行って、よろしくお願いしますって挨拶した後に、初対面の上司の人がですね、
いきなり夫に向かって、おう、君はなんでこんなところに来たねって、来たとねっていう感じで、
フランクに話しかけられたようなんですね。
すごい友達にでも話しかけられるかのように声かけられて、すごいびっくりしたって言ってたんです。
でも、なんかそれが懐かしかったなあっていうふうに感じたようなんですね。
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夫は大学卒業まで福岡県、今住んでいる場所とはちょっと違うところに実家があってずっと住んでたんで、
その時はこのフランクに話しかけてくれるような環境が当たり前だったんですけど、
そこから関東の方に就職して出てきて、だんだん関東とやっぱり九州だと全然環境が違ったし、
人との距離感とかも話し方とかも全然違うので、
ああ懐かしいなあって確かに昔から福岡ってこんな感じだったなあみたいなことを思い出したよって言ってましたね。
上司との会話にびっくりした後、同僚とも話をしたんですね。
自己紹介がてらいろんな仕事以外の話もザック・バランに話をしたそうで、
その時に移住ということをしてきたんで、家を売ってこっちに来たんですみたいな話を夫がしたときに、
その売ってきた家いくらで売れたって具体的な金額を聞かれたりとかしたそうで、それもびっくりしたって言ってました。
関東ではまず金額について詳しく聞いてくるようなことってあんまり会社ではないんですよね。
仲良い友人同士であれば金額といくらで売れたんとかプラスになったんみたいな話はするとしても、
初対面の人に聞くようなことはほぼないので、そういうような会話を自然にしていて、
驚きつつも面白いなあって言ってましたね。
夫はもともと人付き屋がすごい上手なタイプなんですね。
結構複数の会社で今まで働いてきたんですけど、それでもどの職場でも人間関係はうまく築いてきて、
仲良い人を作ってはいろいろなことを喋ったりして楽しく過ごしていたんです。
でもやっぱり夫は深刻すぎない会話みたいな距離感ですね、今回の新しい会社で話していた。
明らかに聞いてくれるその感じがすごい心地よかったなあって言ってましたね。顔もすごい笑顔でした。
そしてやっぱり会社の環境も人との距離が近いのはびっくりしたけど、
それは全然嫌じゃなかったよって話をした後に、やっぱり一番嬉しそうに喋ってたのが、
定時で帰れるって嬉しいねって言ってたんです。
明るいうちに帰ってこれるってこんなに幸せなんだねって言ってました。
それまでは夫ってずっと毎日3時間から4時間ぐらいの残業が当たり前の会社で働いてきたんですね。
そんだけ残業しているとやっぱり子どもたちの寝る時間に間に合わなくて、
顔を合わせる日がない、夜寝る前に顔を見ることがないっていう日々も結構珍しくなかったんです、当たり前のようで。
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でも新年の初日はですね、定時で帰ってきて、夕方明るい時間に家に帰ってきて、
家族で子どもたち含めて一緒にご飯を食べて、お風呂に入って、布団に入ってお休みって言い合えるみたいな。
一見当たり前のように見えるんだけれども、夫はそれを今までできなかったので、
そんな当たり前だけどずっと自分が手に入れられなかった時間がやっと手に入るなあって、
そこが本当に嬉しいなあって言ってましたね、しみじみと。
子どもたちを寝かした後にちょっと夫婦で部屋にリビングに来て、いろいろ会話をしていたんです。
夫が言っていたことがすごい印象的で覚えているんですけど、
今までの関東での残業ばかりするような生活が当たり前だと思っていたと。
周りの人も男性がやっぱり残業をして、女性、妻が残業をして、
女性が残業をして、男性が残業をして、女性が残業をして、
男性が残業をして、女性、妻が子どもの面倒を見て、もちろん働きつつも子どものお世話をメインでやる。
家の大黒柱として男性が働くということを当たり前のように周りがしているから、
それが普通だと思っていたと。でもそれって思い込みだったんだなーって言ってたんですよね。
本当は残業ばかりしたくないと、実は家族との時間を大切にしたかったんだなーって、
今回定時で帰ってきて子どもたちと過ごす時間を持ったことで、やっぱりこれがしたかったんだよなーって気づいたと本人が言ってました。
私たち夫婦は長年働いた仕事も、自分たちで建てた家も、地域に住んでいた安心感も、
いろんなものを手放して福岡県という場所に移住をしてきました。
でも本当に大切なもの、自分が欲しいものを取り戻すためには、やっぱりそういう選択も必要だったんだなーというふうに思います。
今の私の話をもし聞いてくれる方の中に、今のままの生活でいいのかなーって感じる方がもしかしたらいるかもしれないんですよね。
私たちのように仕事も家も住む場所も何もかも全部に変える、全部変えるってすごい難しいので、
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全部を変えなかったとしても、まずは何を一番大切にしたいのかっていうのを一度立ち止まって考えてみるだけでも、きっとその後の行動って変わるんじゃないのかなーっていうふうに思います。
今日は仕事も家も手放して夫婦で選んだこの暮らしっていうお話をさせていただきました。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
それではまた。