00:06
こんにちは、けいこです。私は会社員を辞めて、フリーランスのコーチとして活動しております。
今日は、自分が何ヶ月も準備した大事な会議を、子供の体調不良で上僚に任せることになった時のお話をしていこうと思います。
これはですね、昨年まで働いていた会社員の時の話になります。
子供を育てながら仕事をしていると、子供の体調不良で突然の休みを取ることって結構あると思うんです。
子供は本当に体調を崩しやすいと思います。
しかも、保育園という集団で生活をすれば、クラスの誰かが常に体調を崩している。
例えば咳をしている、鼻水が出ているという状態なので、何かしらの病気をもらってくることがかなりの回数あるんですね。
私は育児休暇から仕事を復帰してから2年間は、ほぼ毎月子供が体調を崩していました。
だいたい熱を出していましたね。
それは復帰前に予想していた回数よりはるかに多いものでしたね。
あまりにも多すぎたので、一年のうちの育児休暇が3、4ヶ月でなくなるような勢いで子供たちは体調不良になって休むことが多かったです。
それで何度も休んだ記憶の中で、一番忘れられない出来事があるんです。
私は育児復帰後、一番大きい案件を任されていた時、自分が数ヶ月かけて準備していた会議があったんですね。
大事な会議を欠席して同僚にお願いしたことがありました。
何度もいろんな職場の人とメールでやり取りをして、上司にこういう内容を会議で報告したいんだというふうに話をしながら進めてきた案件だったんです。
会議で報告できるように資料の作成は何度もして修正もしましたし、参加者の日程確認ですね。
出席できるのかという確認と、その他諸々の準備ですね。
いろいろして、あとは会議当日を待つだけ。
03:02
なんとか最後までやり遂げたいとそう思ってたんですけれども、できませんでした。
それは会議の前日にですね、子供が発熱して保育園からお迎えに来てくださいという連絡が来たからです。
保育園からの電話を受けた時に、携帯の着信で保育園っていう文字を見た時に、これはもうまずいなって思いましたね。
子供の体調不良は仕方ないっていうのはもう十分わかってるんです。
子供が悪いわけではないっていうのは十分頭の中ではわかっている。
それなのに、どうしてこのタイミングなのっていうふうに思わずにはいられなかったんですよね。
その当時はコロナの影響で家族に体調不良の人がいると出社はできないっていう会社の決まりがあったので、
私は対面での会議を準備してたんですね。会議室にみなさんが集まった上で資料を説明するという会議だったんですけど、
発熱した子供がいる私は会議に参加する権利すらなかったんです。
相当ショックを受けつつも、でも子供を迎えに行かなければいけないので、
上司にとりあえず今日早退しますということと、明日は多分欠席になると思いますという話をして、
同僚に会議の資料をまとめてこれをお願いしますと説明をしてくださいというふうにお願いして、
会議自体も参加できないと思うので、司会進行も含めて対応をお願いしますと依頼してから子供を迎えに行きました。
迎えに行くと子供は38度5分くらいかな、結構高熱でぐったりしている状態でした。
真っ赤な顔をしながらママは抱っこと言ってくっついて離れないんですよね。
私の頭の中は、その時の頭の中は仕事のことがどうしても忘れられなくて、
発熱している目の前の我が子を心配することすらできない状態になっていて、
本当に子供に申し訳ないなという気持ちでいっぱいになってしまいました。
母親失格だなというふうにその時思ったんですよね。
06:00
育休復帰するときは仕事と育児どちらも両立するぞというふうに決めていたんですね。
復帰する前から大変なことはわかっていたつもりだったんです。
でも自分が頑張ればなんとかできるだろうというふうに思っていました。
でも実際は本当に難しかったんです。
何かを諦めなければ会社員として働きながら育児をすることはできないんだなあって、
その時初めて実感しましたね。
私には頼れる両親が近くにいないんです。
私の両親も夫の両親も遠方なので頼れる人がいないと。
ベビーシッターさんとか幼児保育に預けるという選択肢も考えたんですけど、
やっぱり子どもが体調不良の時には隣にいてあげたいって思うんです。
でも仕事もしたい。
子どもが体調を崩した時にはそばにもいたい。
この2つの相反する、自分のやりたいを満足する働き方はその時の会社ではできないなって、
その時はっきり思って、もうこの会社辞めようって、そういうふうに思った出来事だったんですね。
今日はですね、自分が会社員の時に数ヶ月かけて準備した大事な会議をですね、
子どもの体調不良で同僚に任せることになって、
育児と仕事の両立に本当に悩んで、どちらも取れないなって思った時に、
やっぱり子どもの体調不良を優先できるようになりたいと思って、
会社を辞めようと決断できたというところまでお話をさせていただきました。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
それではまた。
