こんにちは、ダルマー競馬場です。
いや、多分ね、酔った勢いだったと思うんですけど、なんかね、マラソン大会にエントリーしてたんですよね。
えー、ほんと。でも全然ね、あのフルマラソンとかじゃなくて、あの10キロなんですけど、いやもう全然記憶になくて、急にハガキが来て、あなたとのナンバーカード、ナンバーネースみたいな感じで、
このハガキを持ってここに来てください、みたいなやつですよね。
えー、と思って、いやもう今年は運動から結構離れてたし、走れなくはないと思うけど、もうちょっと練習してから行きたかったなーということで、
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いやまあ、週末ね、10キロ走ってきますということで。
えー、今日はね、本のご紹介でございます。
いやもうね、読めちゃってるんですよ。
もう調子よく読めちゃってますからね、本の紹介でございます。
もうね、読んでめちゃくちゃ良かったですね、この本。
河村清明さんの「相場岸が見た夢。岡田茂樹がサンデーサイレンスに歯向かった日々」でございます。
あのね、ページ数もね、400ページ以上あって、まあね、分厚いんすよ。
でもね、やっぱね、読み終わって本をパタンと閉じた時に、競馬を1回でもロマンだと思った人は絶対読んだ方がいいなと思って。
もうこれ、今回ご紹介させていただくんですけども。
まあまず、帯にも書いてあるんですけど、最初にね、この本を読む前のテーマというか、読むために持ってほしいテーマみたいなのがあって、
それが、なぜダービーを勝てなかったのか、なぜこんなにも愛されたのかっていう、この2つの問いなんですよね。
この問いに対して、こうやって本を読み進んでいくんですけども、
ページを開いていくと、本の冒頭でかなりショッキングな場面が出てくるんですよ。
ご存知の方も多くいらっしゃると思います。有名な出来事でしたからね。
2021年の3月19日、71歳の誕生日の朝、岡田重幸は牧場の敷地内の池で亡くなっているのが見つかった。
まだダービーも勝っていないし、牧場のこともこれからのこともね、
まだまだやっていかなきゃいけないこともある。サンデーサイレンスを超えるような昭和も見つけたりとか、
まだまだやる気満々だったところでの突然の死。
なんでだろうっていう戸惑う作者、著者のね、モノローグから始まるわけなんですけども、
まあね、最初からこのお入りだと結構重てぇなみたいな感じなんですけども、
ページをめくっていくと、さっきのなぜダービーに勝てなかったのか、
なぜこんなにも愛されたのかっていう問いに対する完璧な答えっていうのは出てきません。
もう出てこないんですよ。でもその代わりに、
岡田重幸という人間はこうやって生きたんですよっていう奇跡がね、ずっと書かれてあるんですよ。
で、この本を読み終えた後に残るのが、なんで勝てなかったのかなぁじゃなくて、
勝てなかったのに、なんでこんなに胸を打つんだろうっていう感覚なんですよね、どっちかっていうと。
まあ、競馬って往々にして強い馬がフォーカスされるじゃないですか。
無敗の三冠馬だったりとか、世界を制した馬とか。
競馬ファンにも競馬ファンじゃない人も、強さってわかりやすいんですよね。やっぱり認識しやすいというか。
だし、ダービーを何勝もしているオーナーとかではない、この岡田重幸さんなんですけども、
読み終わった後は、岡田重幸ファンに強さはあったのかもしれない。
競馬に対する、今強い馬はこれですっていうような、そういう強さじゃなくて、もっと別のところであったんでね。
本当読み終わった後に岡田重幸ファンになってましたね。
ご存じの方も多いかと思うんですけども、この岡田重幸さんという方はどういった方かっていうのをざっくりお伝えすると、
北海道の静内に生まれて、実家が牧場だったんですけど生産牧場。
東京の日大に行ってたんですけど、そこ辞めて、アメリカの牧場修業を行って、
1974年に独立して自分の牧場を作るんですけど、その独立した自分の牧場につけた名前がビッグレッドファームっていう名前なんですよ。
で、これはもうこのビッグレッドっていうのはもうアメリカの銘馬、万能王の名称。
違うね、愛称。愛称だね。愛称ビッグレッドから取って、その銘馬にくさわしい大きな牧場を作るっていう野望を持って独立するんですよ。
結構肩破りで、生産者なのに馬買って走らせたりとか、クラブ法人作ったりとかいろいろやるんですよ。
で、そのクラブで10勝取ったりとか、G1取ったりとかね。もちろん生産馬ですから生産馬が取ったりして、生産者として競馬場で表彰されたりはしてるんですけど、
その10勝取ったりとかG1取ったりとかっていうのはもうゴールではないんですよ。単なる通過点みたいな感じなんです。
例えば岡田さんで言うと、やっぱり有名なのはコスモバルクじゃないですか。コスモバルクの話なんですけど、地方所属のまま中央に殴り込むような感じでいった存在なんですよね。
北海道競馬所属のままクラシック、サンレーストも出走してたりとか、そういう日本のちょっと歪な競走場の体系というか競馬の体系制、競馬の制度を変えるみたいな感じの使命を背負わされて走ってた馬としてこの本には描かれてるんですよね。
このコスモバルクが背負ってたのって、もうみんなに応援される人気者でした、強い馬でしたみたいなところじゃなくて、日本の競馬の制度そのものへの挑戦みたいな感じの話だったんですよ。
だって最終的にJRA登録抹消した後にアイルランドに移籍して、アイルランドまで行ってますから。怪我して出走はできてないんですけど、そういった地方中央海外関係なく競馬全体を見てた岡田さんだからこそやってたようなこういう動き方だし。
もうね、このアイルランド移籍もそうなんですけど、なぜそんなにも愛されたのかっていうところがちょちょにちょちょに出てくるんですよ。
ほんとにね、ただね馬はさ安く仕入れてね、数を並べて合理だけを追求しながらね、やってる人だったら多分そこまで愛されないと思うんですよね。
で、なんですけどこの岡田さんの周りにはいつもやっぱね、人のドラマあるんですよ。
僕らファンからすると因縁みたいな感じに見え方なんですけど、全然この本に書かれてるのはそういう因縁っぽい感じじゃないんですよ。
社内グループとの因縁があったりとか、あとは成田ブライアンを巡る交渉があったりとか、サイレンス・スズカの裏話であったりとか。
あとは弟の岡田真紀夫さんと本気で兄弟喧嘩して救急車呼ばれるぐらいの騒ぎになっちゃったりとか。
ほんとに笑える話から全然笑えない話、いろいろ出てくるんですよ。
でもやっぱりその裏側に必ず共通してるのが、もうほんとに帯にも書いてあるんです。
競争場に狂ってる人たちの魂にまっすぐ向き合ってるんですよ。
ほんとにその姿勢なんですよね。
で、僕がこの本一番好きだったのは、岡田真紀夫さん自身が、努力する人は努力してる人が好きなんですよっていう言葉を残されてるんですけども。
この言葉めっちゃいいなと思って。
もちろんね、自分はそこまで努力してないなと思って、多分お会いしてもそんなに好かれなかったのかなみたいな感じで、勝手に自己喧嘩になったりとかしたんですけど。
装馬が思ってる人なんですけど、馬を見るだけじゃなくて、人を見抜く力、そういう目もあったんじゃないかなというふうに思うんですよ。
例えば、松岡正美ジョッキーとか柴田大地ジョッキーとか、丹那雄二ジョッキーとかを起用してた理由とかも、そういったところに現れてるんですよ。
なぜ彼らにこれだけチャンスを与えたのかっていうところが、この岡田さんの価値観であったりするんですよね。
もちろんそれってうまくいってる時もあるし、外から見ていて、それでいいの?みたいな、そんな判断でいいの?って思っちゃうところももちろんあるんですよ。
でもちゃんとそこには、努力してる人をちゃんと前に出したいっていう思いがあるんですよね。
この誰に乗ってもらうかっていうのと、誰とやるのかっていうのをすごく大事にしてた感じを、この本の至るところから感じてて。
一つにこの人の人生を語る上で外せないのが、やっぱり地方と中央の距離感、格差というかその話なんですよね。
最近はやっぱり地方所属場がもちろん中央のレース出たりもしますし、地方からアメリカの競馬行ったりとかっていうのもあるんで、そういったルートはよくあるじゃないですか。
なんですけども結局、積極的にやってるのってこのコスモバルクがあったからっていうところもあったし、この岡田さんの考えの下、制度へのチャレンジっていうのがあったからなんですよね。
その背景には地方と中央の格差をなくしたいっていう感覚があったっていうのは本当にこの本から伝わってきますし、
本当に地方の馬だからここまでとか、小さな牧場出身だからここまででしょうとかじゃなくて、どこから出てきた馬でも強ければちゃんと評価してもらうべきだろうっていう感覚なんですよね。
これは口だけじゃなくて、例えばクラブの仕組み、クラブ法人の仕組みであったりとか育成牧場の整備だったりとか、あとは外給としてビッグレッドファームホコダみたいな感じのようなところの拠点作りだったりとか、
ただ言ってるだけじゃなくて実際に形にしていくんですよね。
この部分すごくやっぱ痺れた部分なんですよね。
もちろん今やっていることじゃないんで、初めてやることだからそれに対する反発っていうのは必ず起きるし、誤解も生んでしまうんですよね。
でも岡田茂之という人間は自分の人生を使って業界全体を良くしたいと、そうやって良くしていった人なんだなというふうにこの本書かれているんです。
もうね、従業員の勤務形態のこととかもそうですけど、ある従業員が泣きながら岡田総製に向かってね、彼女との結婚を反対されたと。
牧婦なんかにうちの娘なんかやらんと言われて泣いて言ったそうなんですよ。
この話聞いて牧場で働く人たちの見られ方っていうのをすごく意識して牧場作りをしていったっていう話めっちゃ好きっす。
すげーなと思って。
いや人にやっぱり関わっていった人、馬と人に関わっていった人っすよね本当に。
牧場の話も、牧場の規模の話もそうっすけど、新日高の牧場から始まって、
ニーカップに大きな牧場構えて、ほこ谷も育成拠点作ってみたいな感じで、
ヨーロッパの大牧場にも負けないような牧場を日本に作ろうとしたんだなっていうイメージでね、動いてたっていうのも書かれるんですよ。
これなんでヨーロッパかっていうと、一番最初に馬を見に行って、
俺の人生馬と共にやろうって思ったのが確かヨーロッパ、アイルランドとかの競り会場だったと思うんですけど、
そこでもうこれで生きていこうって思った、その多分経験がこういうところに生きてきてるんだと思うんですけども、
ただやっぱりでかい牧場を作りましたとかじゃないんですよね。
馬が育つ環境として、一年中ちゃんと動ける販路があって、風も雪も受けながら鍛えられる、鍛えられる場所があって、
北海道から本州に出ていくときに、きちんとその前に準備ができるみたいな感じの、
こういう今でこそ当たり前の仕組みというか、
競馬ってレースの結果だけ見ちゃいがちなんですけど、
この本を読むと、牧場ってその人がどんな競馬、どんな馬を育てたいか、どんな競馬をやりたいかっていうのを、
そのまんま形にしていくんだなというふうにこの本からすごい感じ取れましたね。
そんな構想の大きさがありながら、この本を通して伝わってくるのは、すごいね、人間くさいところなんですよ。
もうね、弟の牧夫さんと期待してる馬を強奪して大喧嘩になったりとか、
奥さんに一目惚れしてその日のうちに結婚申し込んじゃうとか、
スーパークリークの竹豊の初G1制覇の裏でとんでもないバタバタしてたりとかっていう。
なんかもうね、馬だけに全てを注いできたんだけども、成人君子じゃないというか、
欲も出すし、感情で物言うし、喧嘩もするし、せっかち出しみたいな。
そういうのを全部ひっくるめて、この人はね、競争馬に向ける気持ちっていうのが、
本当に真っ直ぐで深かったんだなっていう感じなんですよね。
もうそれ以外のことはもう結構、もうちょっと考えてもいいんじゃないですかみたいな。
そんな感じだったりとかするんですよ。
でも本当にこれって好きだとか仕事だからとかじゃなくて、
そういう枠に収まらないレベルで、馬とか競馬と向き合ってたってことなんですよね。
そこにやっぱり強烈に憧れがあるし、ロマンがあるんですよ。
やっぱりこの本がちゃんと書いているのは、そういったところなんだけども、
私利私欲で動かなかったと。
そういうふうに動いとしてじゃなかったんだよって側面があるんですよ。
もちろんね、ビジネスとしてさ、馬を売ってクラブを回して牧場を維持していかなきゃいけないからさ、
お金の話って山ほど出てくるんですよ。
もうほんとね、すげえいい馬いるなって。
この馬絶対欲しいって言って、セール会場で市場最高額に近い値段で競り落とすんですよ。
なんですけど、その競りの様子がテレビ中継されてて落とした瞬間に、
もう家に銀行の人が来てるって言って電話きちゃうみたいな。
やっべえ、金どうするみたいな感じの場面とかがあるじゃないですか。
そういう根っこのところで何を優先してたかっていうと、
自分だけが得をする構造とかじゃなくて、この産地がどう残っていくかとか、
この人たちとどう未来を作っていくかみたいな、
そういうところだったんだなっていうのが本当に読んでいくときにわかる。
だからこそ愛されたんですよね。
もう最後の方にも書かれてますけども、
ここに出てきた人全員、この人たちだけの話を聞いたわけじゃないんですって。
もっといろいろな人たち、そんなにこの人に対してお話ししてくれたんですかっていうぐらいの人数の人に、
長者の河村さんもお話聞いてるんですけど、
それがやっぱり愛された理由だなっていうところ。
そういったところも愛された理由の一つだなっていうふうに読んでて思いますし。
ただ言っても、いやいやいやいや、ダービー勝ってないんでしょと思われる人いるかもしれないですよ。
そう、勝ってないんですよ。
グランパスドリームっていうまで2着になってから、
その後何回もチャレンジしていって、いいところまで行くんですけども、届かないんですよ。
で、この本の中では、そのダービーの2着にまつわる想像を絶する悲劇もね、書かれたりとかするんですよ。
勝てなかったんですよ。
悲願は叶わなかったんですけども、だからこそ、
なんでダービーを勝てなかったのかっていう問いが、
単なる負けの理由探しみたいな感じじゃなくて、
その人、岡田茂之の生き方全てを照らしてる問いなんですよね。
ダービーで勝てなかった人生がこんなにも豊かで、
こんなにも多くの人に愛された、心に残っている、
岡田茂之という人間はこうでしたっていうのを教えてくれる本でございます。
もうこれにすごいね、読んでこの人の生き方羨ましいなと思ったし、憧れたし、ロマンを感じた。
まあでも本当にね、読みながら何回も思いましたけど、
この岡田茂之の相場願っていうのは、やっぱり馬を見抜くだけの目じゃないんですよ。
もっと広い意味の目で、この相場願っていうね、相場願が見た夢っていうこの相場願ですけども、
この目っていうのは本当に広い目だなというふうに思って、
例えば日本の競馬制度の歪みを見てそこを変えようとする目だったりとか、
あとは地方と中央の距離、格差っていうのを見てそれをどうにかしようとした目であったりとか、
努力している人を見抜く目、馬産地の未来を見抜く目、
戦犬の目ですよね。そういうのを全部ひっくるめて相場願が見た夢っていうタイトルになってるんですよ。
単にいい馬を選ぶっていうだけの話だったら、このタイトルを使ってないと思うんですけども、
それがね、この本のすごいところなんですよ。
何が言いたいかっていうと、何を一番言いたかったかっていうと、
ダービーに勝てなかったからとかじゃなくして、サンデーサイレンスに勝てなかったからどうとかじゃなくて、
そういう結果だけで人の人生一生って測れないですよねってことなんですよ。
年収がいくらですとか、役職どんな役職に就いてますとか、
どんな企業で働いていますとか、
自分に厳しくこうやって毎日高めてますとかっていうのを今SNSでいっぱい出てくるじゃないですか。
でも岡田茂之という人間は71年の人生の中で競馬の世界にとんでもない影響を与えたんですよ。
それは何個G1を勝ったとか、ダービーを何勝しましたとかっていう話じゃなくて、
産地に新しいモデルを持ち込んで競馬の地方の馬がね、中央で戦えるルートを広げて、
育成とか調整する場所を増やしてそこに関わる人たちの人生を動かしてきたからこそこんなにも愛されたんですよ。
そうやって誰かの夢を形にしてきたからなくなったとも、こうやって多くの人に語られるんですよ。
なぜダービーに勝てなかったのか、なぜこんなにも愛されたのかっていうこの2つなんですけども、
本当最初言った通り最後までこれに対して正解は出ないです。
出さない代わりに岡田茂之、71年分のストーリー丸ごとはいどうぞ読んでくださいこれが答えですっていう出してくれる。
そんな本なの。本当にね競馬が好きな方もちろんですし、競馬をそこまで知らないけども、
何か人生をかけて頑張って生きてきた人間の話であったりとかノンフィクションを読むのが好きっていう方にもぜひお勧めしたい一冊でございます。
本当に分厚いし、競馬もそんなに軽くないんですけど、本当ちゃんと読み終えた後に読んでよかったなって思えるそんな一冊でございますので、
お時間のある方ぜひご一読お勧めでございます。
で、舞台は京都の芝2000mでございますね。京都の芝2000mはね、内回りでございますから。
まあ、小回りが効く馬で、前にいる馬が良かったりするんですけど、2、3戦でね、刀数10刀以上だと、まあまあ前にいる馬が残って決めて持ってる馬が足伸ばしてくるのかなみたいな感じのイメージですね。
本当ちょうど2023年みたいなイメージなのかなというふうに想像してはいるんですけれども、まあもちろんメンバーにもよりますからね、これの限りではないので、しっかりとメンバー枠順を見てから展開予想していくのがいいのかなっていうふうに思っております。
そして日曜日でございますね。ジャパンオータムインターナショナル論人賞G1第45回ジャパンカップでございます。
ここ数週間ね、毎回毎回ジャパンオータムインターナショナルって言っていますけども、何で言うのかっていうとね、あのね、今年でこのシリーズ終わりの予定っていう。
もう全然浸透してないですからね。私はこの競馬研文録で結構このジャパンオータムインターナショナルって言わせていただいてるんですけども、あんまり浸透していかないみたいな感じなので、もう来年以降言えなくなるかもしれないというところで、これ見ようがしない言わせていただいてるっていう感じでございますね。
まあね、論人賞ってついてますけども、海外のレースだったりすると毎回結構スポンサー変わるんで、毎回毎回論人賞ってついてるレースってあんまないんですけど、過去には香港の国際競争だったりとか、あとはアメリカのブリーダーズカップ、ドイツだとバーデン大賞とかベルリン大賞、UAEだとドバイシーマクラシックとか、
フランスだとディアヌ賞とかフランスオークスとかが論人賞だったりすることもありましたね。
国際競馬統括機関連盟が長くパートナーシップを論人とやってるんで、ワールドベストホースランキングっていうのは、ここ数年ずっと論人ワールドベストホースランキングっていう名前になってますね。
そんなジャパンカップでございますけども、東京の芝2400mクラシックディスタンスで行われますから、これはもうね、皆様ご存知かと思いますのであえて言いません。
なんといってもカランダガンが来ますから、これだけでも見る価値があるっていう感じですよね。
もう気持ち的には馬券買わなくてもいいかなぐらいに思ってますけどね。見るだけでいいみたいな。毎年そんなこと言ってるような感じしますね。
でもそんな風に思えるレースってあんまなくないですか。それだけめちゃくちゃテンション上がっちゃってるんですよね、もう既に。
なんすけどもまずはね、全都無事に完走してもらえればというところでございますね。
そしてK-1杯でございます。もうジャパンカップの日といえばK-1杯一緒にやりますみたいな感じですよね。
今年で70回目を迎えます伝統のG3競争でございますけども、これまたメンバーね、面白そうなんですよ。
現時点でね、登録等数27といるんですけど、どの馬が出てきても面白そう。
これはね、予想の死骸があるって感じですよね。どれだろうみたいな。一番頭悩ますんじゃないかなっていうぐらいですね。
で、コースは京都の芝、内回りの1200m線なんですけど、短距離戦なのにイメージはあんまりペース早くなんないなっていうイメージ持って、
前の馬が結構残るんですよ。なんですけども、意外と差し届いたりするんで、短距離なんだけども毎回上がりタイムいいっすよみたいな馬っていうのを気をつけてみるようにしていますね、毎回。
そういった馬もちょっと注目してみてもいいかもしれないですというところで、今週も皆様に。
いや、もう全然今の予想はまんなくなってきたのよ。何回もわかんないけど。もうどうしていいかわかんないから、パドックで馬見て決めちゃおうと思ってパドック見始めたのよ。
そしてもうこの馬とこの馬でっていう風に決めてその馬買ったらさ、来たのよ。もうね、俺、馬、長く見てるからさ、相場感あるからこの相場感信じてこれからね、馬券買うわっていうほどの快心の的中があることをお祈りしております。
はい、ということで、今回も最後までご拝聴いただきありがとうございます。また次回の競馬見聞録でお会いしましょう。さよなら。