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2024-05-24 23:09

#7 解像度って上げた方が良いのか?

唐突に始まります/「解像度を上げる」本/広さと深さ/解像度を上げることが目的ではない/解像度が高い方が良いのか?/支援者を説得できない/コンテンツの質を高めるためには必要/結局は納得感/取材へのこだわり/ヴィジョン・ミッション・バリューを決めよう/相手を理解し続ける

サマリー

前回、透明書店で解像度を上げる本を見つけたことや、解像度の重要性について話しています。解像度を上げることで、自分が伝えることやプロジェクトの進行に影響があることに気づいています。解像度を上げることは大切ですが、自己満足にならずにアウトプットすることも重要であり、どちらが良いかは好みの問題だと考えています。バリューとビジョン・ミッションの関係について考えています。

解像度の重要性
これの前の回、どっかの回で解像度を高めれば、みたいなことを言ってたと思うんですけど、自分が。
やりたいことの進捗報告みたいな回の時に、たぶん自分の声が遠い回だったんですけど。
前回ね、遠くなっちゃった。
それも、透明書店さんに行った時に、解像度を上げるっていう本を見つけて、
めっちゃ付箋貼ってあるじゃないですか。
熟読はしてないんですけど、気になるところにペッペッペッて貼ってってるんですけれども。
一回ザーッと読みながら、付箋あるじゃないですか。
付箋の小さい付箋がいっぱい付いている板を、しおり代わりにして使っているんですけど。
全部俺も使ってます。
便利ですよね。
線が透明なんですね。
そうです。フィルム状のやつ。
やってて、やっぱり人に何かを説明しなきゃならない時。
そこで発言する時の量以上にものすごく知識、
要するに解像度がそのテーマについて持ってないと、
ちゃんと伝えられないんだなっていうのが思ったんですよ。
伝えるのも書いてあるんですか?
要するにね。
ちゃんと高い解像度で、一つのテーマについて広さと深さを持って理解して、
その上で伝えないと、
ここにも帯にも書いてあるんですけれども、
伝えてるつもりでも話聞いてると疑問ばっかり湧いてくるとか、
具体性が何もないなとか、他の事例とかの情報も何もないとか、
進め方の見通しが見えてこないとか、
っていう状態で人に伝わってしまって、
アウトプットと解像度
その先にプロジェクトが進んでいかないなって思ったんですよ。
解像度が低いままでいると。
なった時に自分も解像度を高めなきゃなって、
この解像度を上げるっていう本を見て思ったし、
この本に書いてあることを参考にしながら、
これから直接何かを具体的に作るっていうよりかは、
その前段階のテーマに対しての情報を仕入れるっていうことを、
ちょっと力を一定期間、1ヶ月、2ヶ月くらい力を入れてやっていこうかなっていう風に思った。
出会いでした。
ゴールデンウィークにそう思ったんですよね。
そうですよ。
解像度を上げるのは大事ですけど、
なんだろうな、
同時並行的に進めた方が俺はいいと思いますけどね、
やっぱり、
時に立ち止まって考えることも必要ですけど、
やっぱり考えながら動き続けることが大事なので。
やりながら疑問が出てくるってこともあると思うんですよね。
そうですね。やっているうちに解像度が勝手に上がっていくと思うんですけど、
それに任せちゃうっていうのも手だし、
やっぱり解像度を上げることが目的ではないじゃないですか。
だから解像度を上げていることをやっていて、
本来やるべきことが進まないっていうと、
ちょっともったいない気がするので、
そうですね。
なので、両方やったらいいと思うんですね。
解像度が上がった方がいいけど、
上がらなくてもいいと思うんです。
そこはなぜですか?
アウトプットが変わってくると思うんですよね。
そうですね。
でも解像度が上がっていない状態でアウトプットしたものも、
それはそれで良くないですか?
まあね。好きですよ、そういうのは。
良い悪いじゃないと思う。
解像度が高ければ、
解像度とアウトプットの関係
明らかに変わると思うんですよね。
それを良いというか悪いというか。
例えば、わからないけど、
芸術というか表現の方法が変わってきちゃう気がしていて、
解像度が低い方が低い表現ってあるじゃないですか。
逆に言うと、詩とか絵とかって、
解像度が低くなる。
芸術性が高いもの。
あれじゃないですか。
情報量は多くないかもしれないけど、
その絵とか詩とかを作る前段階に蓄えてきたものが多いと思います。
でも、表現者が解像度が高ければ良いとは限らない気がしていて、
解像度が低い方が、もしかしたら面白い表現ができるかもしれない。
だからそこが果たして、
佐野さんが今取り組もうとしている言葉、
解像度が高い方が良いのか悪いのかは、
俺はちょっと分からないんで。
自分は多分高い方が良いなと思ってますね。
例えば、これも結構お金の問題に行き着くんですけれども、
一回試算してみたんですよ。
一冊作るのにどれくらいお金かかったの?みたいな思って。
したら、やっぱり200万とか300万みたいな金額が出てきて、
そりゃそうだよなと思って見てたんですけど。
ってなった時に、
紙面の中に広告ページを作って、
そこに広告出してもらえるようにしようって思ったんですよ。
ってなった時に、
じゃあそこの広告出して、
この本に広告出しませんかって説明しに行く時に、
ちゃんと売れるっていうことを伝えなきゃいけないんですよね。
ってなった時に、
ふわっとした世の中の理解とか業界の理解のまま説明したら、
多分説得できないなと思ったんですよ。
中には、佐野くん応援してるよとかって言って、
お金出してくれる人ももしかしたらいるかもしれないんですけど、
ちょっとそこに頼ってはいけないなと思ったんですよね。
そこで言うと、
それは結局、
本作りを行うにあたって、
そういう広告なり資金集めをする時に
解像度が高い方がいいっていうことですよね。
もあるし、
あとそもそも企画作りの時もそうだなって思いました。
ある物事を、
例えば、
どんな切り口から、
何をテーマにおいて取材した方がいいのかとか、
例えば、
イバフォルニアマーケットのことを一番伝えやすい形で表すのは何がいいんだろうとか、
そもそも取材の時にどれくらいの情報量をちゃんとこちらで得られるかっていうのを考えると、
取材とかインタビューってよくやりますけど、
こっちもそれなりに情報とか知識持ってないと、
ちゃんと話を聞いて入力できないんですよ、自分の中に。
っていうのも考えると、
コンテンツ作りの質を高めるっていうことも考えると、
自分も色んなことを知っていなきゃいけない、
解像度高く知っていなきゃいけないっていうのはあるんですよね。
それは例えばイバフォルニアマーケットのことを知っているっていうだけじゃなくて、
そういうものが世の中に何で求められているんだろうみたいな、
世の中の背景的なことも理解していなきゃいけないし、
こういうのを紹介しているのって大切なんですよっていうのをお金出してくれる人とか、
もしかしたら本を販売してくれる人に伝えなきゃいけないし、
っていう風になってくると、
結局自分は言葉で伝えるっていうのが一番中心になってくるので、
そうするとちゃんと言語化できるレベルに高い解像度で理解していないと、
きつくなってくるぞ、俺、みたいな心持ちですかね。
そうですね、佐野さんの理解というか感じ方とかは全然否定はしないんですけど、
やはりプロダクトアウトだなと思うんですよね。
それになってしまうから、やっぱりインプットなんですよ。
こういうのを作りたいっていうのはもちろん持ってるんですけど、
でもそもそもこれって求められてるのっていうのは自分の中で疑問を持っておかないと、
プロ作ってよかったねーで終わっちゃうんですよ。
だからなんか自分も本当苦手なんですけど、
世の中のこととか仕事っていうのがテーマの中にあるんで、
今現在の仕事に対する世の中の意識ってなんだろうとか、
みんな何に不安に思ってるんだろうとかは、
本とかデータでちゃんと取り入れないとなっていうところですね。
だから解像度って言語化する能力だったりとか、
本当は自分が考えていることを明確にするみたいなことだと思うんですけど、
そういった意味で解像度を上げるって言ってますよね。今佐野さんもおそらく。
そうだし、自分が伝えるじゃないですか。
伝える前の自分の中の、伝えるのに材料があるじゃないですか。
どんなことを知っているとか。そっちも解像度を上げるってことですね。
だからそれで言うと、
俺はどっちでもいいと思ってます。
高くても低くても?
高くても低くても。それぞれがそれぞれで良さがあっていて、
やっぱり最善を尽くして、
最善を尽くしたいとか、これだけやったみたいなのが、
作り手ってあるんですよ。
それはそうですね。
でもそれってやっぱり自己満足とか、
作り手のひとり弱いだったりすることがあるので、
そういった意味で俺はどっちでもいいと思っていて、
やっぱり解像度の高い低いによって多分、
アウトプットされるものが変わってくると思うんで、
でもそれって結局のところ、それが味なので、
どっちがいいかは多分好みはあると思うんで、
佐野さんは多分そうやって作り込んだ方が、
自分でも納得できるし、
読んだ人も作り込んでるなと思って、
読んで楽しい、嬉しい、こういう本が良かった、
っていうのはあると思うんですけど、
でも逆にそうじゃない本で、
自分の身体地ですよね、まさに。
言語地ではなく身体地で、
自分の感覚で、なんとなくこっちの方がいいなって、
うまく言語化できないけど、
じゃあこっちで作ろうって。
作ったものの方が受けることもあるじゃないですか。
で、そっちの方がいい。
だから究極的にはどっちでもいいとは思ってるんですけど、
ただ納得した仕事をした方がいいとは思うので、
一応アドバイスとして言うと、
言葉で過ぎなければ全然いいと。
ただ解像度が高ければ高いほどいいとは思うんですけど。
多分解像度を高めるっていう話で言うと、
どっかで区切りをつかないときりなくなると思うんですよ。
調べる時間ばっか使って終わりって。
あとは目的とか最低限決めなくちゃいけないことは
後で決めるんですけど。
多分自分の中であれですね、
もちろん解像度を高めるのは目的、
手段ですからあれじゃないですか。
でも取材をするっていうことは、
多分本作りじゃなくてもこれから先やっていきたくて、
その時になんとなくでやる取材じゃなくて、
ちゃんと相手を理解して、
世の中で求められてることってなんだろうっていうのを理解して、
その上で取材して発信できるようになりたいなっていうのがあって、
そうなったときに自分の身体…
取材は多分今後もやっていくんですよ、
本作り関係なく。
そうなったときに、
やっぱりただなんとなく取材をする人じゃなくて、
取材対象のこともそうだし、
世の中のこともそうだし、
何が求められてるんだろうっていうところもそうだし、
そういうのをちゃんと理解した上で取材をして、
発信とかプロダクトを作りたいっていうのがあるので、
もちろん本当に勉強ばっかりしてて進まないっていうのは
ちょっと良くないパターンなんですけれども、
バリューと行動指針
ちゃんと作ることが目的になっちゃっていない、
ちゃんと届けて影響を与えることに寄与するような、
作るっていうための解像度の高め方は
これからも意識していきたいなって思ってますね。
だからバリューみたいなところでしょね。
多分行動指針みたいなところ。
それを割とビジョン・ミッション・バリューを
ちゃんと決めた方がいいですね。
バリューって日本語にすると何ですか、あれ。
だから基本的には行動指針とか提供価値みたいなところ。
行動指針と提供価値ってちょっと別のものみたいな感じがするんですか。
でも行動指針が一番多分、一番理解が早い。
のぶさん的には行動指針って理解?
行動指針頑張らない。
頑張らない無理しない。
が行動指針です。
なるほどな。
でも行動指針っていうふうに考えた方が。
今決めたんですか、ビジョンは何ですか。
ビジョンってこういう世界になったらいいなっていう最終目標。
北極星ですね。
北極星ですよね。
絶対にたどり着きたいけどそこに行きたい。
なりたい自分とかなりたい世界。実現したい未来。
ビジョンとミッション
で、ミッションがそこにたどり着くために自分たちは。
必要なこと、やらなきゃいけないこととかですよね。
ですよね。
タイガゴニアで言うと100年先も豊かに暮らせる海、街を作るがビジョン。
で、ミッションが1年を通じて人が賑わう海を実現させるみたいな。
で、北極星、馬龍が頑張らない。
これちゃんと作っててもいいですよ。
サムシャンで言うとビジョンは何ですか。
ビジョンは仕事が楽しい人生。
自分が?
みんなが。
自分もみんなも。
いいんだよね。
仕事が楽しいと人生が楽しいっていうのは、これはただの標語か?
それはだから、でも標語みたいなもんだね結局。
それはもうホワイトシャツのホームページに載せたほうがいいですね。
すんごい放置しっぱなしのホームページなんですけど。
それを実現するためには、のミッションは何ですか。
ミッションってこういうことをしながら実現に近づいていきますよっていうことですか。
うん、だから例えば今のビジョン。
ビジョンもう一回いいですか。
仕事が楽しいと人生も楽しい。
そういうのがビジョンなのか。
でもこういう世界って言えたほうがいいんですよね。
だからそれで言うと、楽しんで仕事をしている人たちを世の中に紹介するみたいなのがミッションです。
紹介し続けて、それがミッションになります。
動詞なんですね、ミッションって。
ミッションはそうですね、基本的にやることから。
こういう社会を実現するためにはこういうことが必要でしょうみたいな。
で、我々はそれをこういう行動指針のもとやっていきますみたいな。
これがバリュー。
今は決めなくていいですけど、例えばですね。
バリューのところに、バリューとは名言してないんですけど、
掲げているのは、相手を理解し続けようとし続けるか。
っていうことはバリューのようなものとして自分は思っていて。
それは言葉でもそうだし、体感的にもそうだし、
バリューとビジョンの違い
情報だけじゃなくていろんな形で理解できたらいいな、どうしたら理解できるかなってアクションを起こし続けられたらいいなっていう。
でもそっちがビジョンかもしれないですよね、究極。
それはちょっと解像度上げてください。
結構迷ったんですよ。これビジョン?
でも行動の様子を示してるからバリューなのかなとか。
多分佐野さんっておそらく無理解があったと思う。
無理解。
佐野さんは多分外部からの無理解によって仕立てられてきた過去がありません。
俺の勝手な想像です。
それはありますね。
それがない社会を作りたいみたいな。
それは壮大な感じですけど、そういうのはありますね、やっぱり。
だからそれだとちょっとビジョンに近いんですけど、
でも行動指針としてはいいんじゃないですか、誰かを。
誰かをっていうか、理解し続ける。
理解しようとし続けるみたいな。
理解しようとし続けるっていうのは行動指針としてもいいし、何ならビジョンでもいいんですけどね。
理解し合える世界とかって言うとなんかすげーとかってなっちゃうんですけど。
いやでも、まあビジョンって結構おぼろげで分かりにくいものでもあったりするので。
まあでもちょっとあれかな、ちょっと抽象的すぎるかもしれない。
若干宗教入ってた。
宗教はダメってわけだから。
平和だし共に理解し合えるのはすごくいいなと思うんですけど、
なんかなんだろうね、自分の手に余るみたいな。
ビジョンって手に余るぐらいなものじゃないと目指していけないのかな。
いや、たぶん、そのさんが望む世界はたぶん、みんながみんな理解し合える世界。
理解し合おうと思う世界だね。
そうですね、その姿勢をみんなで示せる。
で、それを実現するためのツールとして今本を作りつけて、
そうですね。
その本を作ることによって達成するミッションは理解を深めるってことですかね。
達成するミッション。
誰しもが理解し合おうと努力をし続ける社会なわけじゃないですか。
まあまあ言っちゃいますね。
それにしたとすると、ビジョンは理解し合えるための本を提供する。
理解してもらえない人を本というものを使って理解してもらえるような手助けをする。
口下手な職人さんの声を代弁するみたいなことじゃないですか。
ミッションの方がちょっと具体的な感じですね。
そんな感じで考えていければ。
最初に言ってくれたその仕事のミッションも全然ビジョンもいいんですけど、
それまさに解像度を上げていたりする。
解像度を上げる手法を使って解像度を上げていく。
逆にそれはしっかり決めといた方がいいです。
それは決まっていれば後はどうでもいいぐらいです。
仕事のところに関しては本当に今回のプロダクトは仕事がテーマだし、
やっぱり仕事っていうテーマが好きだからやりたいんだけれども、
もっと広い目線で言うと理解し合うみたいな文脈ですかね。
ね。わかりました。
すごい長くなっちゃった。
これちょっと2回に分けるかもしれないです。
いいですか?
聞く人がだるくないですか?
なんかもうちょっと軽い話をしたかったんですけど。
無理。うちら無理じゃないですか。
もうちょっとゴールデンウィーク何してた?っていう気楽な話。
前回ちょっと消えてしまったデータは割と軽かったんですけど。
もうちょっと軽く楽しむっていうことができたらいいんですけどね。
そうですね。
無理です。
もうちょっと軽い話を後で撮りましょう。
軽い話ね。頑張って軽い話します。
興味深く。
はい。
頑張ります。
またね、ビジョン、ミッション、バージョン決まったらここでご報告。
そうですね。
進捗のご報告。
はい。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
軽い話。これも撮れてなかったら撮れますよ。
23:09

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