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朝礼始めます。
おはようございます。
衆議院議員の川崎ひでとです。
今日も川崎ひでとの朝礼にようこそ。
今日から8月ですね。
参議院選挙でね、
禁酒をしていたんですけれども、
山本幸子さんが当選したので、
晴れてお酒を解禁いたしました。
そうしたらもうやたらめった弱いわけですよ。
久々なんで、それはそうだろうという感じなんですけど、
めっちゃくちゃ弱くなりました。
だからね、みんなで飲みに行くのが結構怖いわけですよ。
酔いやすいから。
特にね、東京はね、いるじゃないですか。
カメラを持った方々がね。
どうも私の尊敬する竹井壮さん。
私竹井壮さん好きなんです。
竹井壮さんはお酒好きだけど飲まないんですって。
理由はタレントだから。
タレントというのはテレビ局やスポンサーからの信用のもとで成り立ってます。
お酒というのは酔うと調子に乗ったり、
異性と何かあったりといろいろ落とし穴があると。
なのでお酒で何か失敗したら、
信用を買ってくれた方々が莫大な損失を抱えるし、
逆にそうした信用がある人がテレビやCMで使ってもらえるから。
だから現役タレントであるうちはお酒は飲まないらしいです。
正直このスタンスは僕ら政治家にこそ必要ですよね。
僕らは本当に兵という名の信用をいただいているので、
酒で失敗はしちゃいけないんですよね。
だけど一方で、なぜ世の中にお酒があるのかを考えると、
いろんな理由があるんでしょうけれども、
人と人とが打ち解け合うというのを助けてくれるアイテム的要素があるからなんだと思います。
要は信用してもらうためのアイテム的側面もあるわけです。
人として信用してもらう必要性と、
政治家として信用してもらう必要性、
これを叶える必要があるわけです。
そこで前回お話ししたズームのみですよ。
これね、極めてクオリティの高いズームのみが
この僕の窮地を救うんじゃないかなと。
なので、ズームスナックみたいな、いわゆるオンラインのみに自信がある方、
ぜひ誘ってください。そして教えてください。
さてさて、今日はA面、真面目な話ですね。
NHKについて考えてみようです。
今僕は自民党の情報通信戦略調査会っていうところの事務局次長をさせていただいております。
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この調査会で今何をやっているかというと、公共放送のあり方なんですよね。
公共放送って聞くといわゆるNHKなんですけれど、
この話をする前に皆様に知っておいてほしい単語は、
インフォデミックです。
インフォデミックっていうのは、インフォメーション、つまり情報と、
パンデミック、大流行が合わさった造語なんですけど、
パンデミックはこのコロナで皆様もお分かりの通り、
爆発的に広まっちゃうことなんですよね。
あんまり良い意味じゃないです。
インフォデミックって何かというと、
今はSNSとかを通じて誤った情報や、
そもそも合っているのか間違っているのかすらわからない、
曖昧な情報が飛び交っているじゃないですか。
これです。これがインフォデミックです。
よく政治家も、皆さん誤った情報に流されることなく、
みたいなことを言うでしょ。
でもこれって難しくない?
だってこれだけ個人で発信できる世の中になっちゃうと、
例えば専門家とか評論家って肩書きが付いちゃってる人の意見は信じちゃうよね。
それこそ、ひろゆきさんが正しいのか、
生神あきらさんが正しいのかなんてわからないから、
みんな信じちゃうじゃないですか。
その中でどうやって合っている情報と間違っている情報を判別するねんっていうね。
ここでNHKの役割を考えてほしいんです。
例えばフジテレビとかTBSとかの民放はね、
やっぱり民間なので営利目的なんですよね。
だから受けがいい放送に行きますよね。
そこに呼ばれるコメンテーターも、
その先に視聴者じゃなくてお金を払ってくれるスポンサーがいるわけですから、
それ用の振る舞いをされるわけですよ。
一方でNHKっていうのは政府から認められた公共放送事業体なんです。
なので変な主観なくしっかりと公平な視点で正しい事実を伝えることが義務なんです。
だからCMもスポンサーもないでしょ。
スポンサー入れたらそのスポンサーの商品が売れるように視聴率が上がる放送をしたりしなきゃいけないじゃん。
だから公共性を保つためにはNHKはスポンサー制度ではないわけです。
そうすると公共放送を維持するのはどうするのってこと。
当然取材して編集して放送することにお金がいるし、
そこに携わる社員の給料もあるし、だから受信料なんです。
受信料をいただいて維持するわけです。
お金を製作会社や社員に払うわけです。
NHKの受信料って聞くと、いや私見てないしって言われるんですけど、
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そうじゃなくて何とかこの公共放送を維持するためにお金が必要で、
これを税金にするとテレビがない人、つまり見たくても見れない環境にいる人までお金を取っちゃうことになるので、
テレビというNHKを見られる環境にいる人は助けてねっていうのがいわゆる受信料なんですね。
これがうまく伝わってないから私見てないからっていう理屈が出ちゃうのよ。
なのでまず受信料っていう名称は変えたほうがいいと思ってます。
正しくは受信装置設置費なんだよね。
テレビという受信装置を持っている人の義務料なわけです。
もっと言えば純粋に公共放送維持費とかのほうがいいんじゃねって思うんですよね。
あと最近の若者はテレビ見ないってよく言うじゃん。
だけどこれ総務省にお願いして実際データ取りたいんだけど、
そもそもロンバケとかダウンタウンのゴッツェ漢字とか見てたいわゆるテレビがっつり世代の僕らでもNHKは見てないんですよ。
だからNHKの受信料低下イコール若者のテレビ離れっていうのはちょっとハテナなんですよね。
これを分析する必要があると思います。
加えて言うと民放もスマホでネット動画見る時代でなんでそこで有料のオンデマンドにしちゃったの?と思います。
単純にテレビからスマホに変わったんだったらドラマを無料で流してそこにスポンサー入れてCM流せばいいじゃん。
YouTubeでも実際間にCMあるわけだし。
それをいきなり別々の低額制にするわけでしょ。
そうするとオンデマンドのハードルがいきなり上がるわけよ。
この戦略の理由が全然分かんないです。
話を戻すと自民党の中でもNHKの料金は受信料以外ありえん。
ネット放送してネット利用料として徴収することはまかりならんっていう議員もいるんですけど
僕からすればなんでやねんなんですよ。
だって冒頭言ったインフォデミックな世の中で信用できる放送っていうのはNHKの超重要なミッションじゃないですか。
それを流す手段は時代の変化に合わせて変えればいいと思ってます。
ネット配信でもいいと思うんです。
ネット活用もNHKの補助業務って位置づけなんですけど補助業務じゃなくて
本来業務に変えて維持するためのお金はみんなで出し合うべきだと思ってます。
だって正しいことを取材して精査して確認して分かりやすくしてってさ
もうかなりの負荷じゃない?社員さんは。
だからその方々が生活できて食べれるようにしてあげるべきだし
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何よりそういう公共放送を守ることも
公共としての正しいコンテンツを流さなければならない会社はやっぱりみんなで支えるべきで
僕は公共放送はみんなでお金を出し合って支えるべきだし
そうするとNHKはその信用を裏切らないためにしっかりと公共放送をするっていうことになる。
だから冒頭で僕のくだらない酒の話をしましたけど
ここに行き着くんです。
要は信用のやりとりってのが大切なんです。
僕らが一票を投じていただいた分しっかりと国勢を進めるのと同じように
NHKに受信料という名の信用をいただいているのであれば
しっかりとその責務を果たす。
当たり前じゃないですか。
だから時代に合わせてテレビの放送だけじゃなくて
他のプラットフォームを使いながら民放はしっかりマネタイゾーすればいいし
NHKのことも支援してほしい。
NHK見ないからじゃなくて
信頼のおける放送を残しておく意味をしっかり捉えて
インフォデミックになった時に
どこに戻ってこればいいかを知ってなきゃいけないんです。
NHKなら安心だねがより必要なんですね。
僕はNHKはインターネット市長だろうがテレビ市長だろうが
公共の安心できる放送を維持するためには
お金を出し合うことは必要で
そこのところを肝に銘じて
NHKは放送を作るべきというのが僕のスタンスです。
もちろん反論ある方もいると思うけど
これだけいろんな出来事が起こっていて
視聴率を取りたいために受けのいい放送を作って
何が正しいのかを知りたいときに
戻れる場所がない世の中を考えると
これが怖いです。
だってみんなインフォデミックに対するワクチンないんだもん。
ここはみんなも一緒に考えてほしいです。
というわけで今日も一日張り切っていきましょう。
バイバイ。