2022-09-20 08:57

大学生と生活保護

【ブログで文字起こししてます】
https://www.kawasakihideto.com/blog

今日は大学生と生活保護についてお話しいたしました。

大学生は生活保護には入らないという原則ですが、それにより虐待を受けた大学生は全く救われていないということが分かりましたので、行政の取り組み含め、私の考えをお送りします! #生活保護
#虐待 #自民党 #国会
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00:06
毎週ひでトーク、おはようございます。
衆議院議員の川崎ひでとです。
今日も毎週ひでトーク、聞いてくださってありがとうございます。
今日はですね、大学生と生活保護というお話をしたいと思います。
皆様は、生活保護ってご存知ですかね。
すごくざっくり言うと、生活に困窮された方にお金を支給して、その困窮状態を救いながら自立を促すという制度です。
例えば、高校生で虐待を受けた子が、家をなんとか一生懸命飛び出して、シェルターという避難所に逃げ込んだとするでしょう。
当然、必死に逃げてきてるから、財布とかもないし、鞄とかもないかもしれない。
保険証とかもないわけです。
だから、命かながら逃げてきたから、病院に行って、病院で見てもらおうとするんだけれども、保険証がないからお金がかかっちゃうんですよね。
その他にも、当然飛び出してるからね。
生活するためには、いろいろお金がかかるでしょ。
そういうのをひっくるめて、高校生以下は生活保護の認定を受けて、国からお金が支給されるんです。
ところが、大学生は受けられないっていうのは現実なんですよね。
制度の問題です。
これは後ほどお話ししますけれども、実は僕たちは自民党青年局という組織を構えていて、
NPO法人の虐待.netの代表してくれている中村まいとさんから、学生時代を含む過去の壮絶な体験をお伺いして、何とかしなきゃいけないと思いました。
いろいろ調べていくと、過去にも大学生の生活保護に対する議論があって、
要は現在の憲法、法律の根幹になっている憲法です。
日本国憲法では、誰もが等しくこういう保護を受けられるよっていう言い方になっていて、虐待を受けた方だけに限定するっていうのが難しいんですね。
03:14
大学生全部を対象にしちゃうと、例えば一人暮らしで仕送りをもらっている人とかも生活保護の対象になっちゃうんですよ。
そうすると収拾つかなくなるじゃないですか。
しかもね、どこが言ったんだろうね、めちゃくちゃミスリードがあって、大学は昔は進学率が低くて、通える人っていうのは一部の金持ちしかいけないものだったから、
だからそんな贅沢をしているんだったら生活保護は受けられないと。
要は生活保護を受けたいなら大学を辞めろって、当時の誰だか知らないけど大臣が言ったみたいな変な誤解が生まれていました。
神奈川県なんかは個別の施策として虐待を受けて非難された大学生は正直国ではカバーできないんだけれども、
県としてそういう方も対象に支給をしているんですけれど、やっぱりこういう境遇を改善してほしいっていうお声はめちゃくちゃあって、
だけど憲法上は難しい。
なので僕は厚生労働省と文科省に掛け合って、
お金を支給する仕組みとして小学金制度の拡充ができないかということでお願いをしました。
小学金制度っていうのは春と秋の定期申請以外に、
コロナによって生活が困難な方は随時で申請できるというルールがあるんだけれども、
実はこの生活が困難な方っていうところに虐待っていうのが入ってなかったんです。
だからいざ困った時もこの小学金制度は使えなかったんですけれども、
僕が厚生労働委員会でこの質問をさせてもらって、
それで虐待を受けた学生もこの小学金制度で随時申請の対象になりました。
ブログにその時の議事録も貼りますので見てください。
僕みたいな新人でもたくさんの国会議員の仲間や官僚の皆様のおかげで、
こういう政策を一歩前に進めることができました。
もちろん要望通り生活保護で大学生を救うわけではないです。
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だけどそもそもやらなきゃいけないのは、こういう方々をどうやったら救えるだろうかっていうのがやっぱり本筋なんですよね。
それが生活保護という制度であろうが、小学金という制度であろうが、あるいは交付金と呼ばれる制度であろうが、
どうでもよくてお金の出どころはぶっちゃけ何だってよかったんですよ。
どっちかというと、今憲法を改正してやるんじゃ時間がかかりすぎます。
早くしなきゃっていうのが一番目を当てるべきポイントかなと思いました。
はっきり言って、まだまだ片手落ちだと思うし、苦しまれている方がいらっしゃるってことをツイッターで僕は教えてもらっているので。
僕は神奈川県みたいに、国がカバーできなかったことを県で施策として行ってもらって、
そこでかかったお金は国から県に交付金という形で渡すというのもありかなと思っています。
他にもきっといいやり方があるかもしれないです。
これは国会議員の仲間と一緒に考えていきたいと思います。
こういう虐待の関係で署名活動をされている方、要望活動をされている方も、
どうか生活保護ということだけにフォーカスを置かないで、
そもそもの大前提としてどうすれば救えるかということに目を向けて要望を続けてほしいなというふうに思います。
最後にお知らせだけさせてください。
今度国政報告会を僕がやります。
9月25日に伊賀と名張でやります。
9月30日に亀山で。
そして10月14日に鈴鹿でやろうと思っています。
また10月7日には三久の衆議院議員石原雅貴さんと一緒に
4日一で合同報告会もやろうと思っています。
お値段は無料ですのでぜひ来てください。
詳細はブログの方に貼っておきます。
毎週日でトーク聞いてくださって本当にありがとうございます。
今週も一日張り切っていきましょう。
バイバイ。
08:57

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