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2023-10-11 10:15

埼玉県の「虐待禁止条例改正案」の何がいけなかったか?

今週は世の中で話題となった自民党埼玉県県議団が提出したのち、取り下げをした「虐待禁止条例」の改正案について、何がいけなかったのかをお話ししました。

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#政治 #埼玉県 #自民党

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おはようございます。川崎ひでとです。
今朝も毎週ひでトークをお聞きいただきありがとうございます。
この放送では、私IT企業出身の衆議院議員川崎ひでとが気になる政治ニュースやテクノロジーニュース、自分が思っていることなどなどをご紹介してまいります。
そしてこの放送は、働きたいママたちを応援する事業支援サービスエニママさんを通じてママさんに文字起こしをしてもらっています。
ノートとブログに掲載しておりますのでそちらもご覧ください。
それでは行ってみましょう。
さあ今日はですね、埼玉県の虐待禁止条例の改正案について何がいけなかったのかというところをちょっとお話ししたいと思います。
昨今テレビなどのメディアを賑わせましたが、埼玉県の自民党の県議団がですね、埼玉県で実際に今ある虐待禁止条例について改正案というものを起訴して提出をいたしました。
これが可決されるような感じだったんですけれども、埼玉県のみならず全国の方々からですね、こんなのとても守れないよということで反対の署名運動などの活動が起こって、最終的には埼玉県議団はこの改正案を取り下げたということが話題になっておりましたけれども、
実際にどんなものだったかというとですね、例えば子どもたちだけで峠公をさせちゃいけないとか、子どもたちだけで公園で遊ばせちゃいけないとか、小学校3年生以下の子はわずかな時間でも、例えばゴミ出しとかね、そういう時間においても一人にしちゃいけないとか、
ちょっと内容だけ見るとですね、本当に子育てをしている身からすると、そんなのとても守れないよというものばかりなんですね。
これを受けて、皆さんが反対署名の運動をされたという内容になっているんですけれども、これ何がまずかったのかというところを考察するにあたってですね、皆様には是非ご覧いただきたいYouTube動画があります。
安倍はTVの方でですね、この内容について、県議団の団長である田村団長が生出演されて、そして我らが自民党国会議員の小林文彦さんもここに出演をされてですね、
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この条例案の改正案の何がダメだったのかというところをお話をされています。詳しくはこのチャプターの方にですね、リンクを貼っておきますのでご覧いただきたいと思うんですけれども、
まずもって何がダメだったかというと、一番目はですね、そもそものこの改正案を出した経緯とか目的というのが、はっきり言って改正案から全く読み取れなかったというところなんですね。
どういうことかというと、もともとですね、埼玉県はこの虐待禁止条例というのがあったんです。これを当時施行した時にはですね、虐待というものについてこういうことを禁止しましょうという条例を作った上で、その中で個別具体的な内容についてはまた改めて今後どんどん検討していこうねというステータスだったようです。
で、その中で今回埼玉の県議団は置き去りというものについて個別に曲出ししてですね、そして今回の改正案を作ったというような内容になっているんですね。
で、条例を全部見るとですね、そもそも安全措置をちゃんとやろうよという安全措置の義務規定というのが、実はこの6条というものに設けられていて、それをきちんとできていない状態での、例えば留守番だったりとか、あるいは一人で遊ばせるみたいなことについては
通報しましょうというような形になっていました。ちょっとわかりにくいので具体的な話をすると、例えば遊びに行くときには何かあっても大丈夫なように、例えばキッズ携帯を持たせるとか、それに類似するブザーを持たせるとかしましょうねとか、
一人で留守番しているときにピンポンが鳴っても開けないようにねとか、そういう安全措置を家族の中で話し合ってきちんとやっているんであればいいけれども、それがきちんとできていない状態で一人でいさせるのはダメよっていうようなことなんですね。
もっとわかりやすい具体例で言うと、例えば真夏の暑い日に子供を車の中でエンジンを切った状態で長時間いさせるっていうのはこれは置き去りとして認定されてこれは虐待であるというようなところなんです。
ただ一方でエンジンかかっていて、例えばエアコンがきいている状態でお母さんがちょっとトイレのためにサービスエリアでトイレに行ったみたいな話だとすると、これは全然置き去りにならないわけですね。虐待じゃないと。
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この線引きをどういうふうにするかっていうのがまさにこの安全措置がきちんと考察されているかどうかということらしいんですけれども、こうやって個別具体的な例で話されればいいんですけれども、そんなこと言ったらいろんな例があるじゃないかでそんな全部条文に書ききれないよということで包括的に書いちゃったんですね。
なのでこの包括的に書いてしまったことによってより県民の皆さんに不安を与えてしまったというのがまず一つ大きな過ちなんだと思います。
そもそもの目的というのは置き去りによる虐待を防ぎたいという思いがあって、じゃあその置き去りによる虐待っていうのがどういうものなのかというのを県民の皆さんと共有できていない状態で条文が突っ走ってしまったっていうのが大きな今回のミスだったということで、
これを田村県議団長は自分の説明不足だというような言い方をされていました。ここで実は皆様に知ってほしいのはですね、条例にしかりあるいは国で作る法律っていうのの背景っていうのは確かにあんまり語られることがないんですね。
というか語っているんだけれども皆様の耳に入っていないというような状況が結構あります。だからですね、例えば僕たち自民党が国会で質問するときにはですね、この法律を作った目的は何でしょうかとか背景は何でしょうかっていうような質問を結構しているんです。
何でかというと自民党の議員としてはもちろん背景とか目的っていうのは知っているんですけれども、ただ僕たちが知っているだけじゃ意味なくて、これをきちんと政府の口からこの一般質問っていうような場面を通してですね、皆さんに共有される国民のみんなに共有されるということを狙いとしてこういう質問をしています。
こういうのがですね、全然皆さんに知れ渡っていない状態でやっぱり法律案とか条例案っていうのの改正が進んでいくので、みんな不安に思って今回のような反対運動まで起きてしまうというのが実際なんです。
なのでもう一度今回のこの失敗を言うとですね、その背景目的と実際の条文案っていうのがなかなか一致しなかった。条文案だけ見たときにこの埼玉の県議団が思っている目的や背景というのが県民の皆様にはなかなか伝わらなかったというところが大きなところだと思います。
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本当にぜひ皆様にはこのYouTube、そして本編のアベマTVの方を見てほしいと思います。個人的にはYouTubeだけで十分だとは思っていますが、ぜひお時間がある方はですね、見ていただければいいかなと思います。
というわけで今日の毎週比でトークはですね、埼玉の虐待禁止条例改正案の何がいけなかったのかについてお話をさせていただきました。
最後はお知らせです。10月31日夜8時半から鈴木英恵さん、そして石原雅隆さんとインスタライブを行います。僕たちが当選をさせていただいてから2周年経ちましたのでその記念ライブとなります。皆様ぜひご視聴そしてコメントの方よろしくお願いいたします。それでは今週も張り切って参りましょう。じゃあね。
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