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2023-09-27 10:25

106万円の壁ってなんぞや?

9/25に岸田総理が発表した経済政策の目玉でもある「106万円の壁に対する支援施策」について

そもそも106万円の壁って?
この施策、本当に機能するの?

つてとこをお話ししました。

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おはようございます。川崎ひでとです。 今朝も毎週ひでトークをお聞きいただきありがとうございます。
この放送では、私IT企業出身の衆議院議員川崎ひでとが気になる政治ニュースやテクノロジーニュース、自分が思っていることなどなどをご紹介してまいります。
そしてこの放送は、働きたいママたちを応援する事業支援サービスエニママさんを通じて、ママさんに文字起こしをしてもらっています。
ノートとブログに掲載しておりますので、そちらもご覧ください。
今日はですね、106万円の壁というものについてお話をさせていただこうと思います。 よく言葉聞くと思うんですけれども、こちらについて改めて僕なりの解説も踏まえて意見を述べさせていただきます。
先日9月25日に岸田総理が経済対策についてパッケージを発表されました。
5つのパッケージになっているんですけれども、このうち1つが今まさに言っていた106万円の壁というものを乗り越えるための支援施策というものをやります。
106万円の壁を越えることに伴い手取り収入が減少してしまうんですけれども、
この部分をですね、しっかりと国の方で労働者1人当たり最大50万円支給するというような助成金の新メニューができると。
これパッと読むとね、どういうことかわかんないっていう方々いらっしゃると思うので、 まあそもそもまず106万円の壁って何なのかっていうところをご説明したいと思います。
106万円の壁っていうのは、まあ言ってみれば例えば、
ご夫婦の奥さんがパートとかアルバイトをしているときによく使われる言葉なんですけれども、旦那さんがサラリーマンで働いていて、奥さんがパートで仕事をされると。
106万円まではですね、 実は社会保険料っていうのを払う義務がないんですね。
つまり106万円分働いたら106万円分がしっかりと手取りとして入ってくると。何にも惹かれることなく106万円しっかり入ってきますっていうのがこの106万円の壁というものなんですね。
でこの壁を超えるとですね、そこから社会保険料っていうものをお支払いしなきゃいけなくなるんです。
働き手の方がね、つまりパートをしている側が106万円を超えた場合には、そこから社会保険料っていうのを払わなきゃいけないので手取り収入が減るんですね。減っちゃうんです。
なので手取り収入が減るくらいだったら、私は106万円までしか働きませんよっていう風になっちゃってるっていうのが106万円の壁と言われるんですね。
ちなみに、単純に保険料払わなくて済むっていうデメリットだけじゃなくてですね、実は106万円のこの壁というものの違いは実は我々の老後にも実は大きく関係してくるんです。
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よく言われる基礎年金と厚生年金と呼ばれるものなんですね。106万円を下回る金額でしか働いてない方っていうのはですね、将来基礎年金と呼ばれるものしか手元に入ってこないんですね。
だいたい月5万から6万くらいですね。これくらいしか入ってこないんです。ところがですね106万円を超えて働いてくれる方はこの基礎年金にプラスして厚生年金っていうものが入ってくるんですね。
これはなぜかというと106万円を超えて一生懸命保険料を個人としても支払ってくれていて、そしてそのお勤めされている事業者さんも保険料払ってくれているんで
将来的にはですね年金が基礎年金の5万円から6万円にプラスして厚生年金っていうのが乗っかってくるんです。だから老後年金が増えますよっていうメリットはあるんです。
ところがですね実際はやっぱりその年金云々よりも今手元に入るお金っていうのを重視してしまうために106万円っていうところで働き方を止めてしまう方々がいらっしゃるというのが現実なんです。
ちなみに実際に保険料払いながら106万円を手取りでもらおうとするとですね実質125万円分の収入がないと手取り106万円にはならないんですね。
こういうまさに壁があるというのをまずは知っておいてほしいです。
今回ですね岸田総理が発表したパッケージというのはこの106万円を超えた時に社会保険料を働いている人あるいは会社が払わなきゃいけない部分を国で負担するよっていうことを言っているんですね。
なんでこんなことをしなきゃいけないかというとですね例えば保育士さんとか介護士さん
今人材不足ってよく言われてますよね働いてくれる方非常に貴重な存在なんですでこの保育士さんとか介護士さんっていうのは昨年給料アップしましたこれは国でお給料決められるで国でお給料アップしたんですね
岸田総理の基本的な岸田内閣の目玉っていうのは賃金アップなので経済の各界で
賃金アップをしてもらうためにはですね国でお給料を定めさせていただいている 介護士とか保育士さんの給料をしっかりと上げないと
なんだよ経済界だけお願いしといて国では何もやんないじゃないかよってことになっちゃうんで 介護士さんとか保育士さんの給料アップしました
でその結果何が起きたかというとですねこの106万円の壁があるためにですね 時給が上がるとその分働く時間を減らすっていうようなことになってしまったんですね
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肩でさえ人手不足そして共働きをどんどんされているこの世の中において子供を見て くれる
保育士さんの数が減っちゃってると働いてくれ働いてほしい時にその時間にいないっていう 状況になってしまっているのでちょっとここに弊害が出てきてるんですね
なのでこの時間関係なくしっかり働いてもらおうよって思った時にはですねなんとか この106万円の壁を超えるしかないんです
で今回その106万円の壁というものを超えてもらうために 超えた時に負担しなきゃいけない社会保険料っていうのは国の方で負担しましょうと
いわゆる補助をしましょうとこういうことになっています でここからが僕の感想なんですけどもこれあんまりうまくいかないんじゃないかなって正直思って
います なぜかというとですねこれまさに会社員サラリーマンをやっている方だったらよくわかる
と思うんですけども 会社ではですね不要手当てっていうものを
福利厚生の一環として出している会社ってものすごく多いと思うんです つまりこの福利厚生を手に入れるためにですね福利厚生のこの不要手当てを手に入れる
ためにですね奥様に不要に 不要の範囲内で働いてくれよっていうことをお願いしているんですよ
なので奥様たちはその将来の年金云々とかっていうことは全くも視野に入れずに旦那 さんに言われたからじゃあ私は不要手当ての範囲内で働こうとつまり106万円のままに
しようというような話になっちゃうというのが実態だと思うんです なのでですねこれはですねいかにその106万円の壁を超えて働いてもらったとしても
その旦那さんの会社が それはもう不要手当ての範疇を超えてるよねってなっちゃった時にさあ家庭の中でそれ
どういうふうにバランス見ますかっていうところが大きなポイントだと思います 旦那さんの不要を外れてもですね不要手当てがなくなっても
それを超える収入が奥様側にあってそれがちゃんと家計のお財布の中で還元される のかどうかっていうところはですねこれはもう家庭で話し合ってもらうしかないかなと思って
います でこういうね今今日お話ししたような将来のこの基礎年金に加えて厚生年金も乗っかる
んだよとか 基礎年金って将来5、6万しかもらえないんだよっていうこの事実をですね実はみんなあんま知らない
んですよね 基礎年金だか厚生年金だかよくわかってないっていう方々めちゃくちゃ多いと思うん
です これがまさに金融教育をしてこなかった日本のダメな教育システムであり実は前回のこれ
までやってきた今回の通常国会でもともと載せるはずだった法律だったんです その法律ではしっかりと金融教育入れようっていうものを野党に審査を反対されて参議院で
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審査されなかったというふざけた事態になっているので この臨時国会10月の20日くらいから始まるのかな
ここでまたきちんと審議されて学校の教育やいろんなところでお金の教育っていう ところが深まればいいかなと思っています
というわけで今日ですねちょっと駆け足になっちゃったんですけども改めて106万円の 壁についてお話をさせていただきました
ぜひ皆様これ106万円の壁知っておくべきです そして旦那さんとしっかりとお話をした上でですね
ぜひしっかりと稼いでほしいこんな風に思いますのでよろしくお願いします 最後はお知らせです
えっと9月29日夜7時から4日市の文化会館第一ホールで国政報告会をいたします 今回の国政報告会は
三重県3区の石原正隆さんとのダブル国政報告会になっております いつもの国政報告会と違ってちょっと面白い国政報告会をいたしますのでぜひ
ご都合の良しい方は参加してみてくださいよろしくお願いします それでは今日も張り切っていきましょうじゃあね
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