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おはようございます。川崎ひでとです。
今朝も毎週ひでトークをお聞きいただきありがとうございます。
この放送では、私IT企業出身の衆議院議員川崎ひでとが気になる政治ニュースやテクノロジーニュース、自分が思っていることなどなどをご紹介してまいります。
そしてこの放送は、働きたいママたちを応援する事業支援サービスエニママさんを通じてママさんに文字起こしをしてもらっています。
ノートとブログに掲載しておりますので、そちらもご覧ください。
それでは行ってみましょう。
さあ今日はですね、臨時国会が始まりましたというタイトルでお送りしたいと思います。
10月の20日から臨時国会というものが始まりました。
臨時って言うんですけれども、割と実は決まっていて、10月から12月までの間に開かれる国会のことを言います。
どういうことをやっているかというと補正予算というのが大きな目玉になってきます。
まず補正予算をしっかりと組むということが、この臨時国会のまさに目玉になってくるわけです。
補正予算というのはその名の通りですね、予算を補正するための会です。
どういうことかというと、もう毎年毎年ですね、国が使う予算というものは通常国会と呼ばれる1月から6月まで開かれている国会で決めるんですね。
ただやっぱりどうしても例えばコロナだったり、あるいは災害だったり、今回で言えばこのイスラエルの紛争とかね、
こうした予期せぬ出来事が起きた時には当初の予算ではとてもやりくりできないよというような状態に陥ります。
その時にじゃあプラスでいくら何に対して積むかということを議論して決めていくのが補正予算というものになってきます。
こういうタイミングになるとですね、我々国会議員に何が起きるかというと、いろんな地元とかあるいは業界の皆様が陳情に来られるんですね。
例えばガソリンの値段がやっぱりすごく高いから何とか補助金をくださいというようなご要望を受けたりとか、
あるいはなかなか今人手不足な業界なのでもうちょっと人が就職してくれるようにこういう対策を打ちたい。
だからそのためのお金を国からも支援してくれとかですね。
僕がまさにやっている政策でいうと、人口減少社会に入ってきたのでやっぱりデジタルを使ってDXでその分をしっかりと穴埋めをしたいという気持ちはあるんですけれども、
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例えば電波等とかそういう電波を発する施設インフラが弱いからなかなかこのDXを実行することができない。
だから国から是非そういう情報通信インフラを設備するための予算が欲しいとかね。
こういう要望をいろんな業界団体が毎日ですね、わざわざ会社、ごめんなさい会社じゃないわ、議員会館まで来てくれて要望をお伝えいただきます。
そしてですね、このいただいた要望をどこで政策に反映させるかというと、これは自民党の中の成長全体会議というもので取りまとめを行っています。
略して成長会議というふうに言うんですけれども、政府が基本的なこの政策パッケージっていうものを作って、これでいいですかっていうものを自民党の方に報告に来てくれるんですね。
これは本当に与党ならではのありがたみなんですね。
事前に政府の方で今回はこういう形で補正予算をやりたいですっていうものを我々与党自民党の方に提示してくれて、それに対していやもうちょっとこここうだとか、こっちのお金集め武器だみたいなことを意見言えるっていうのはこれはもう与党ならではのルールだったりします。
だから僕なんかで言うと、例えば自動車業界とか造船業界とかあるいは情報通信業界とか、政治家によっていろんな得意分野っていうのがあって、業界の方々もそれをちゃんと理解してくれているので、この先生にこの発言をしてもらおうみたいなことでいろいろ政治家をピックアップして要望にいてくれているというのが通例になっています。
でここで言いたいのがですね、実は成長全体会議っていうのは本当にほとんどの自民党の政治家がそういう業界団体からの要望を背負って参加しているので、みんなが発言をしたいんですね。
みんなの発言を丁寧に取り上げなければいけないので、実は発言できるチャンスっていうのは1回きりで1項目だけなんです。なんでさっき言ったような情報通信とか自動車とか造船とかっていう話を3ついっぺんにできるかっていうとそれは許されていなくて、その中のどれか一つをチョイスして発言をしなければならないということになっています。
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なので業界団体の人たちは保険としてですね、この例えば自動車が詳しい議員、自動車に力を入れてくれている議員っていうのに対して複数の議員にこういうことを言ってほしい、こういうことを要望してほしいっていうのをあらかじめインプットしているんですね。
そうすると、もし僕がこの発言をできなかったとしても別の議員が自動車に関する要望を言ってくれると。こういうような仕組みになっています。
これを知ってもらった上で、実はすごく失礼な団体っていうのもあって、これね本当にぶっちゃけた話ですよ。ぶっちゃけた話ですけど、全然日頃から応援してくれない、ご支援してくれない、選挙も全然やってくれない、セミナーにも来てくれない、国勢報告会にも来てくれないみたいな団体ってわかるんですよ。
もう全然来てないな、この人たちってもうわかるんです、地元なんで。そういう団体がですね、国に対して要望を言いたいという時にファックスだけをただただ送ってきて、僕にも当然電話もないですし、秘書さんに対しても秘書のみんなに対してもそういう電話すらもないっていう業界団体もいるんですね。
僕たちっていうのはもちろん国の利益のために動くんで、直接説明されてないからみたいなことでは恥じることはしません。一応全てに目を通して本当に国益になるものに関してはしっかりと政策で発言をします。
だけど、このファックスだけを送ってきて何を言いたいかわからない、どの部分がネックになっているのかっていうのを説明してもらえないと、僕たちもなかなか発言っていうのが難しいっていうのが実態です。しかもさ、せめて今こういうネット社会になったんだからもう10分でも15分でもいいからオンライン会議しませんかみたいなことでも僕は全然いいんですよ。
なんですけども、それすらもしてもらえないでファックス1枚ペロッと送ってきてこれをよろしくお願いしますと言われても僕はその中身がいまいち理解できないので無責任な発言はできませんということで僕はその発言は正直断っています。それは僕はやっていません。そういうのをやりたいんだったら他の政治家に言ってくださいと正直に思っています。
やっぱり政治をやる側としてもしっかりと地元の方々の真摯な気持ち本当にやってほしいというその願いを持って僕たちの政策に実行するのでやっぱりお互いでコミュニケーション取れていないんだったらそれは政策としてうまくいきませんっていうことをこの場でお伝えをしたいと思います。
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もし業界団体の方でファックスだけで終わらせてしまっている方々がいらっしゃるとすればぜひそのやり方は見直していただいたほうがいいんじゃないでしょうか。やっぱり多くの要望、珍情っていうのがあるのでそれを叶えるためにはお互いしっかりコミュニケーションを取ったほうがいいと思います。
というわけで今週のヒデトークは臨時国会が始まりましたという内容でお話をさせていただきました。皆様今日も一日張り切ってまいりましょう。じゃあね。
最後はお知らせです。10月31日夜8時半からインスタライブを行います。当選して2周年記念インスタライブです。もちろんゲストは石原雅隆さんと鈴木英恵さん3人でいつものようにゆるゆると30分間インスタライブをさせていただきますのでぜひご視聴ください。