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2023-06-07 14:39

【対談】ゲノム医療推進法って?with塩崎彰久衆議院議員

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塩崎彰久衆議院議員に今国会で議員立法として提出されている「ゲノム医療推進法」について解説いただきました!

【塩崎彰久】
愛媛1区選出
https://akihisa-shiozaki.jp

#衆議院 #国会 #自民党 #法律
#政治
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00:05
おはようございます。衆議院議員の川崎ひでとです。
今日も毎週ひでトークを聞いていただきありがとうございます。
この配信では、私川崎ひでとの政治活動の中で気づいたことや思ったこと、
じちネタ、ぶっちゃけ話などをお話ししています。
そしてこの音声配信は、女性ママのチャレンジ、社会での活躍を推進、
働く人の喜びが高い生産性につながる。
働くママも嬉しい。任せる企業も嬉しい。
事業支援サービスエニママさんのご協力のもと、ブログとノートに文字起こしをしております。
さあ今日は珍しくお勉強会ということで、日頃は一人でやってるんですけど、
実は僕も勉強したいテーマだったので、
今日は同期の塩崎彰久さんをお呼びいたしました。塩崎さんよろしくお願いします。
塩崎さんこんにちは。よろしくお願いします。
この2回目ですかね?
2回目ですね。ベトナム以来です。
前回は海外のバスの中で収録したような記憶でしたね。
今回は塩崎彰久さんと僕っていうと、
例えばWeb3プロジェクトチームとか、AIプロジェクトチームとか、
ちょっとデジタルイメージが強いじゃないですか。
我々デジタルな感じで今来ちゃってますね。
でも本当は違うんだよね。
実は2人とも厚生労働委員会で、厚生労働分野に大きく関わる2人なんですよね。
バリバリ功労族。
バリバリ実は功労族。実はこっちのイメージあんまりないっていうことね。
なので今日はちょっと功労委員会で取り上げた法律について、
ぜひ塩崎さんに教えてもらいたいなということで、
今日はお呼びさせていただきました。
今日は良質かつ適切なゲノム医療を国民が安心して受けられるようにするための
施策の総合的かつ計画的な推進に関する法律案、
略してゲノム医療推進法。
めちゃくちゃ長いですけど。
このゲノム医療推進法っていうものについて、
またに塩崎さんしっかり関わってこられたものですから、
ちょっとこれ解説してほしいなと思います。
ありがとうございます。
これは議員立法なんですよね。
議員立法っていうのは、各法といわれる政府が出す法案とは違って、
議員の立場で、衆議院、参議院で通してください、
お願いをする、そういう法案になります。
先週5月30日に厚生労働委員会で可決をしていただいて、
今、参議院に送られて、今週かな、
来週ぐらいに参議院で可決を待っている、
こういう状況なんですね。
このゲノム医療法って、実は前々から、
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ずっと何とか通してくださいってお願いをしてきたんですけども、
なかなか通らなかったものが、
ついに今国会通るかもしれないっていう、
まあその批判の法律で、
ちょっとその中身を今日ぜひ解説させていただきたいなと思います。
お願いします。
ゲノム医療って単語はね、
世の中、割と出てきた単語ではあるものも、
実際どういうものかもよくわからないっていう方もいると思うんですよね。
そこら辺から聞きましょうかね。
ゲノム医療って、実は平たく言うと、
例えば癌になったとか、
秀人さんが難病になった、
そういうお子さんがいたとか、そういった時に、
普通のお薬だと、
例えば癌だったら抗がん剤を5種類打ちましょう、
だけどどれが効くかわかりません。
その間に体力も奪われ、副作用もしんどいし、
効くか効かないかわからない、
そういうこともあるわけですよね。
また難病であれば、そもそもその、
遺伝子に由来するものとかだと、
お薬がないとかっていうこともあるりするので、
遺伝子の情報を検査で、
まずちゃんと確認をすると、
どういう抗がん剤が効くとか効かないとか、
そもそも違う治療に進んだほうがいいのかとか、
その遺伝情報を元にした創薬ができるかとか、
そういういろんな治療の選択肢が増えて、
助かる命が増える。
これはまさにゲノム医療なんですね。
なるほど。まさに求められる、
科学的なやり方で、
よりその人に合った治療方法ができると。
これ実は海外ではすごく進んでいて、
イギリスでは、
ゲノミックスイングランドというプロジェクトを、
これは確かトニーブレアの頃だったかな、
その頃からスタートしていて、
ものすごい数で、
イギリス人の方のゲノム情報を集めたりしている。
アメリカはやっぱり創薬がものすごく、
スタートアップなんかも中心に進んでいて、
例えばこの間発表されたニュースによると、
今このガンワクチンってね、
大腸がんの患者さんに対して、
これ抗がん剤聞きにくいんですけども、
この遺伝子情報をもとに、
特有の治療できるワクチンみたいなのを開発して、
生存期間が3倍に伸びたみたいな、
こういう臨床試験の結果とかも出てきてたりするんですよね。
だから本当に今、糖尿されている方、
また病気をしている家族を抱えている方にとっては、
もう救いの一筋の光みたいなものが、
まさにこのゲノム治療で、
プレシジョンメディシンという言葉を聞いたことありますかね。
プレシジョンってまさに精密医療なんですけど、
みんなが同じ薬を飲むんじゃなくて、
川崎秀人さんなら川崎秀人さん、
塩崎昭久さんなら塩崎昭久さんのために、
カスタムで作ったお薬を作って処方する。
こういう医療ができるようになってきているんですよね。
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まさに望まれて、
本当に希望の光の法律案。
こういうことになるわけですね。
今回の法律は、ゲノム医療法ということで、
ゲノム医療を進めていくということを、
国としてちゃんと決めましょう。
こういうものなんですね。
大きく3つ中身が含まれていまして、
1つ目は今言ったみたいに、
幅広い医療分野で、世界最高水準のゲノム医療を実現して、
日本でも進めていきましょう。これが1つ目。
2つ目は、やっぱり遺伝情報を扱うので、
切ったり貼ったりとか、いろいろやり始めると、
非常に生命倫理上問題があるので、
この生命倫理に対する適切な配慮を、
研究開発の時とかにもちゃんとしましょうね、
というのが2つ目。
3つ目が、ここがすごく大事なんですけれども、
ゲノム情報を扱うことが増える社会になってくると、
ゲノム情報に基づく差別とかが起きる可能性があるわけですよね。
こういう差別が起きないようにということも、
ちゃんと法律に書き込ませていただいたということなんですね。
例えば、ひどつさんのお子さんが、
将来入社試験を受けて採用になったという時に、
内定まで行きそうなんだけど、最終面接で、
君のゲノム検査の結果を出してもらったのを見たら、
ちょっと健康上の問題があるよね。
だから申し訳ないけれども、今回は採用できません。
ってなったら、これ結構きついですよね。
それダメでしょう。
または、お嫁さんをくださいってお願いをしに行ったら、
いいけど、ゲノム検査の結果をまず持ってきてくれないかって言われたら、
その社会ちょっとしんどくないですか。
そうですね。
ゲノム情報って自分ではどうにもできないことなので、
極めてプライバシーが高い情報であるがゆえに、
ちゃんとそういうルールを定めないと、
差別を避けてしまったりすることがある。
こういったところを外国でもいろいろ葛藤しながら、
いろんな国でゲノム差別禁止法みたいなのが入っているんですね。
それを今回、ようやく日本でも導入しようということでございます。
なるほど、なるほど。
ちなみにこれ、さっき冒頭でご説明してくれたみたいに、
普通は核法といって内閣から法律が提出されて、
それを我々衆議院、参議院で揉んで、
より良いものにして法律化するっていうのが通常の流れですけど、
そうじゃなくて、今回これ議員立法でやっているじゃない。
これ何で議員立法にしたか?
これ、核法でやるものと議員立法でやるものって、
いろいろケースバイケースなんですけども、
特に例えば価値観が関わるようなもの、
生命倫理とかね、こういったものは議員立法でやることが結構多いんですよね。
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その価値観に関わるもの、政府がこの価値観が正しいですとかって、
決め打ちするのがなかなか難しいところもあるわけですよね。
であれば、議員立法の場合は、
例えば自民党と公明党が決めました。
多数決で決めますっていうことではなくて、
基本的に提出する段階では、
全党合意をした上で国会に出すんですね。
だからその過程で、やっぱりみんなが合意できる
普遍的な価値観ってこういうことだよね。
やっぱ差別は良くないよねとか、
そういったことを話し合っていくプロセスとしても、
やっぱり意味があるのが議員立法じゃないかなと思いますね。
今回この衆議院が無事に通りましたけど、
通ってみんなで拍手するじゃないですか。
その時ね、僕塩崎さんが深々と頭を下げてるのをね、実は見てね。
よく見てるね。
関わってたからやっぱり考え深いものがあるんだろうなと思って。
今回のゲノム医療法は結構中心で引っ張ってくれていました。
丸川先生とか古川先生とかが参議院の先生が多くてですね、
気がついてみたら、
これもともと参議院から先に出すかなって話もあったんですけども、
衆議院に出すことになって、
そういったこともあってですね、
気が若いんですけど、
塩崎君もちゃんと汗をかきなさいということで、
いろいろ根回しをさせてもらったり、
法案を出す手続きに関わらせていただいたりしたので、
やっぱり議員立法を一本通すのってすごく大勢の人が関わるし、
大変なんだな、そんな思いが自然に汲み上げてきましたね。
一期生で関わるのってすごいことですもんね。
しかも中心で。
ありがたいですよね。
これってこの次の一手みたいになるんですか?
これが今回、もし法律で通ったら?
今回、ゲノム医療法が通ったらですね、
やっぱりこのゲノム医療をもっと前に進めていく、
具体的な施策に落とし込んでいくのが大事なんですね。
例えば、今、ゲノム検査っていっても
いくつかやり方があるんですけども、
一番フルにやる全ゲノム検査、
その人の遺伝情報をフルで検査するようなものとかは、
なかなかこの今の保険診療の枠組みの中では
できない形になっていて、
保険診療じゃないと、
自費で全部やらなくちゃいけなくて、
自費で払うだけだったらいいよという人もいるんですけども、
一回自費でやっちゃうと、
そのほかまた、
治療はガンの普通の標準治療で、
保険診療でやってくださいって、
戻ってきにくくなっちゃうんですね、
今の保険の仕組みですと。
ですから、もっと検査を自由に
受けられるような保険の仕組みであったり、
先進医療という仕組みがあったりするんですけども、
自由診療と保険診療を組み合わせていくような形で、
とにかくゲノム検査の数を増やしていく。
これは人の命も救えるし、
創薬の研究開発にもつながっていく。
12:00
そういった意味で、
大勢の人が待ち望んでいるんじゃないかな、
そんなふうに思っています。
めちゃくちゃ楽しみですね、これは。
これからの先は日本の医療の
さらなる一歩前進という意味では、
これから我々もしっかりと
次の一点にも関わっていきたいと思います。
日本の創薬力が落ちているって、
今はよく言われるんですよね。
やっぱり創薬力を日本で、
新しいお薬を作っていく力を高めていくには、
やっぱり日本人固有のデータ、
ゲノムデータとか臨床データとか、
そういったものが非常に大切な
国としての資産になってくるので、
そこを増やしていくっていうことが、
より多くの国民の皆さんの健康に
つながっていくといいな、そんなふうに思っています。
めちゃくちゃ勉強になりました、今日。
この回開いてよかったな。
ありがとうございます。
そう言っていただけるとね。
これ結構重要じゃない?
やっぱり僕らお互い政治家だけど、
それぞれやってる法案が違ったりもするから、
お互い同期でフィードバックし合いながら、
リスナーさんだったり、
これブログとかノートにも掲載してるんですけど。
すごいですね。
そういう方にもぜひ読んでいただいて、
我々がやってることを理解いただくっていうのがね、
いいかなと思います。
やっぱり昔と違って、政策とか政治もね、
密室でコソコソってやって、
俺はやったんだ!っていう自己満足でね、
浸ってる時代とはちょっと違うよね。
できるだけ多くの人に見てもらって、
聞いてもらって、関わってもらって、
使ってもらって、
そういうのがこれからの政治とって、
とっても大事かもしれませんね。
ありがとうございました。
というわけで今日は、
同期の塩崎昭久さんに、
ゲノム医療推進法について解説いただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
次回もまた呼んでください。
ありがとうございます。
最後はお知らせです。
僕が運営している自民党オンラインサロン、
LDPMIEI2では、
インスタの画像の解説や、
みんなと一緒に国政報告会などの企画をしたり、
このスタイフの限定配信なんかもしています。
参加資格は僕の自民党員になっていただくことです。
年会費4,000円かかりますけれども、
僕に毎月牛丼一杯奢っていると思って、
ぜひぜひ加入してください。
詳しくは僕のホームページをご覧ください。
それでは今週も張り切っていきましょう。
じゃあね。
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