牛さんの駆け合わせですね、種付けをしていくんですけども、どういう種付けるかな、ホルスタに付けようか、黒毛和牛を移植しようか、それとも黒毛和牛の種そのまま付けて鉱雑種しようか、いろいろ考えたりしますけども、
牛さんの駆け合わせ鉱雑種、これってどんな感じですか?鉱雑しているならどんな駆け合わせを行ってますか?という質問が来ておりますので、
これは単純に日本の話だけするとすぐ終わってしまうんで、今日は海外の事例とかも踏まえながらですね、お話ししていこうかなと思いますので、
今日も10分15分くらいの配信していこうと思いますので、牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。よろしくお願いします。
はい、ではでは、今日もですね、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうかなと思いますけれども、
9月も再収集ということで、いろんな餌の支払いとか、先月の支払いとかがいっぱい来てるんですけども、
8月の売上げの無さ、ちょっと待ってくれと思うくらい、売上げがなくてマジやべえと思ってます。
これ9月の上旬も売上げなかったぐらいなんと思うので、これはやべえなと思って、これでまた10月入っていくと配合資料とかがあったりとか、電気代、動力代の資材も上がってますからね、これはやべえなと思ってます。
ぜひ皆さんにコップ一杯、毎日牛乳飲んでいただいて、もしよろしければ川上牧場に直接メンバーシップで応援していただけたら嬉しいなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いします。
マジやべえです。
ということで、今日も皆さんの牛乳で乾杯していこうと思いますので、皆さんが牛乳を準備している間にお知らせをしたいなと思います。
川上牧場ノートというブログとか記事を書いたりするアプリをやっております。
毎日配信しているこの音声配信を文字起こしして再構成したものをノートの記事として毎日上げておりますので、ぜひ皆さんアカウント登録してログインして読んでいただけたらと思います。
この記事が面白いなとか、もっとよりよく知りたいと思われる方はメンバーシップというものを準備しておりますので、ぜひこちらの方もよろしくお願いします。
本当によろしくお願いします。
本当にちょっといいなと思ったらメンバーシップの方に気軽に、初期通話無料です。
こちら、よろしくお願いします。
皆さんの応援ご支援が川上牧場の活動の原動力となりますので、ぜひこちらよろしくお願いします。
あとインスタグラムの方でやっておりますハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛乳製品食べてみたいなというものをデジタルアートにして販売しております。
こちらのデジタルアートの売上は川上が子供食堂に牛乳を支援したりだとか、小中高の食育活動に参加した際の活動費に当てさせていただこうと思っておりますので、ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくというそんな特別なデジタルアート体験となっておりますので、ぜひこちらよろしくお願いします。
あと川上牧場ノートという公式LINEをやっておりまして、365日こうやって毎日配信しているんですけども、なかなか毎日は聞けないという方のためにですね、週に1回まとめの記事が届くというそんなお手軽な公式LINEになっておりますので、ぜひこちらの方もチェックしてみていただけたらと思います。
音声配信を聞いている方は概要欄にあるノートのリンクから公式LINEにお友達登録できますので、ぜひそちらの方からよろしくお願いします。
はい、ということで今日のお知らせでございました。では今日もですね、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。
乾杯!いただきます。
うまいうまいうまいうまい!
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
あ、乾杯うめえ!って聞いてますね。牛乳最高!って聞いてます。ありがとうございます。
本当に応援してくれる方はね、皆さん応援してくださってありがたいですね。
昨日ですね、楽能データバンクというね、毎日の音声配信をギュッとまとめたサイトを作ってるんですけども、
そちらの方のちょっとね、皆さんにもっとより良く見やすくね、ちょっとリニューアルしてみましたんで、
一回見たからいいやって思ってる方はですね、もう一度ちょっとね、データバンク開いてみてもらうと、
あ、ちょっと使いやすくなってるみたいなことになってると思いますんで、ぜひこちらよろしくお願いします。
はい、どしどしね、なんかデータバンクもこういう風にしてほしいみたいなのがあったら、ご意見いただけたら嬉しいなと思いますよ。
はい、ありがとうございます。
ではでは、今日もですね、皆さんの質問・コメントをお答えするお便りのコーナーをやっていこうと思います。
各配信アプリ、SNSに来た質問・コメントをお答えするコーナーとなっております。
今日の質問は、スプーンという配信アプリから来ました、スプーンネームかんしんさんからの質問でございます。
いつもありがとうございます。
質問です。
お疲れ様です。
こちらこそお疲れ様です。
えー、川上牧場さんでは、牛さんの掛け合わせ、括弧交雑を行っていますか?
交雑しているなら、どんな掛け合わせを行っていますか?
どんな理想の牛さんを目指していますか?という質問が来ております。
ありがとうございます。
はい、えー、そうですね、交雑牛のお話。
一般的に言われるのは、ホルスタインのお母さんに黒毛和牛のお父さんを掛け合わせたF1と言われるものですね。
これをですね、産ませるというのが日本ではよくあることですね。
これはホルスタインの体の大きさと黒毛和牛のお肉の美味しさを掛け合わせた、そんな子供が生まれて、
皆さんもスーパーでね、交雑牛っていうのがあるかなと思いますけど、それはほとんどこんな形になる。
ホルスタインのお母さんと黒毛和牛のお父さんというような形になるんですけども、
でもですね、これ日本だけではなく、世界中に目をやるとですね、いろんな交雑があって、
その国特色があったりとかしてですね、めちゃめちゃ面白いんで、
今日はこの質問をきっかけにですね、交雑牛のお話をね、日本だけではなく、他の国のお話をね、していこうかなと思いますよ。
はい、ではちょっとまとめてきたものをね、読んでいこうかなと思います。
牛の後輩というと、良いホルスタインに良いホルスタインを掛け合わせる、みたいなイメージが強いかもしれませんが、
世界を見ると、そもそも純粋種だけで乳牛を作らないという考え方もかなり使われています。
例えばニュージーランドではホルスタインとジャージーの組み合わせ、
アメリカではホルスタインやモンベリアード、バイキングレッド、
ブラジルではホルスタインとジールという牛の品種が掛け合わされています。
面白いのはですね、同じ交雑でもそれぞれ目指している牛が違うということですね。
今日はなぜわざわざ違う品種を掛け合わせるのか、
そして川上牧場はどんな牛を目指したいのか、そんな話をしてみたいと思います。
まず交雑は中間の牛を作るだけではないという話をしていきます。
交雑、英語ではクロスブリーディングと言います。
これは2つの品種を混ぜたら、その中間みたいな牛になるというわけではありません。
大きくは2つの狙いがあります。
1つはですね、それぞれの品種の長所を組み合わせることができます。
英語ではブリードコンプリメンタリー、ブリードコンプリメンタリー、メンタリティーですね。
ブリードコンプリメンタリティーと呼ばれる考え方があります。
日本語で言えば品種同士の長所を補うということですね。
例えば乳量が得意な品種、乳脂肪や乳タンパクが高い品種、
繁殖性に強い品種、厚さに強い品種、そういう特徴を組み合わせていきます。
そしてもう1つ重要なのがヘテローシス、日本語では雑種共生と呼ばれます。
遺伝的に離れた品種を掛け合わせることで、繁殖性や健康、聴明性などの形質で
両親両方の平均から期待される以上の能力が出ることがあります。
特に最初の口雑であるF1、一大雑種では雑種共生を利用しやすくなります。
つまり口雑というのは単純に牛を混ぜるのではなく、
今の牛に足りないものを別の品種から持ってくるという育種なんですね。
では別の国ごとの雑種を紹介していこうと思います。
まずはニュージーランドからです。
ニュージーランドではホルスタイン×ジャージー牛が普通にいるという話をしてきます。
海外の口雑で一番分かりやすい例の一つがニュージーランドです。
ニュージーランドではホルスタインとジャージーの口雑牛が非常に大きな存在になっています。
ニュージーランドの乳牛改良ではこの組み合わせは決して珍しいものではありません。
そしてニュージーランドではキュウイクロスというホルスタインとジャージーを組み合わせた牛も使われています。
日本だと乳牛といえば白黒のホルスタインというイメージがものすごく強いですよね。
でもニュージーランドでは口雑牛そのものが一つの普通の選択肢になっているという方がねまず面白いところかなと思います。
なぜジャージーかけ合わせるのかというお話していきます。
なぜホルスタインにジャージーを入れるのか。
ジャージーはホルスタインより体が小さいです。
一般的には1頭あたりの乳量ではホルスタインより少なくなる傾向があります。
でも乳脂肪率や乳タンパク率が高いという特徴があります。
さらに繁殖性や体格などホルスタインとは違った特徴があります。
そしてニュージーランドの落脳では日本とは牛乳の評価の仕方も生産システムも違います。
単純に1頭から何リットル絞ったかだけではなく乳脂肪と乳タンパクという乳固形分をどれだけ効率的に生産できるのかという考え方が重要になります。
なのでものすごく大きな牛にしてとにかく大量の牛乳を出してもらうというだけではなく
少し小さくて草をしっかり食べて乳脂肪や乳タンパクを出してそして毎年毎年きちんと妊娠する
そういう牛に価値が出てくるということですね。
面白いと思うのはその国が牛乳をどう作りどう売っているのかによって理想の牛まで変わるということですね。
飼い方が違えば理想の牛も変わるという話していきます。
ニュージーランドやアイルランドでは放牧を中心とした落脳が重要です。
牛が外を歩いて草を食べます。
日本のように牛舎の中で1年中同じような餌TMRを食べさせるような落脳とはかなりシステムが違います。
放牧型なら牛は毎日歩かなければいけません。
自分で草を取りに行かなければいけません。
そして季節繁殖型の牧場なら決められた時期に分娩して
次の繁殖シーズンまでにまた妊娠しなければいけないということになります。
そうするとですね1日だけものすごい量のお乳を出せる牛よりも
歩けて食べられてそして妊娠して乳股系分を効率よく作れる
そういう牛が欲しくなるわけです。
つまり使用管理の方法が育種の目標まで変えるというねここがすごく重要だと思います。
でもジャージを混ぜれば全部良くなるわけではないという話しています。
ここはね必ず言っておきたいところかなと思いますけども
講座と言うとですね雑種共生が出るなら講座した方が全部良くなるんじゃないと思うかもしれません。
そんな単純な話はないんですよね。
例えばジャージを入れると牛は小さくなる傾向があります。
乳量もホルスタインより少なくなる可能性があります。
そして海外ではオス甲種の価値も課題になります。
ジャージの血が入ったオス甲種は肉用としての成長性や市場価値などの面で
純粋な大型乳用品種や肉用品種より不利になる場合があります。
そのため性選別精液を使ってメスを狙ったり
必要な後継牛が確保できるところには乳牛の精液を使って
残りの牛には肉牛の精液を使うという
つまりビーフオンデイリーという考え方も組み合わせていくということですね。
乳牛に黒毛和牛を掛け合わせるということですね。
あとは受精卵移植とかでお肉の牛を産ませるということですね。
ここまで考えていかないといけません。
だから乳牛としていい考察家だけではなく
オス甲種をどうするのか、トータ牛がどう評価されるのか、
牛乳はどう売るのか、そこまで含めて後輩を考える必要があります。
次にアメリカです。
アメリカで研究利用されている代表的な考察の方法に
プロクロスというものがあります。
使う代表的な品種がホルスタインとモンベリアードという品種と
そしてバイキングレッドというこの3種品種を使っています。
例えばホルスタインにバイキングレッド、その娘にモンベリアード、
その娘にホルスタイン、そしてまたバイキングレッドというように
3品種を順番に回していきます。
これを3品種ローテーション、3ブリードローテーション、
日本とかだとサンゲントンとかって同じような考え方なんですけど、
この3ブリードローテーションというものがあります。
なぜわざわざ3品種を使うかというと、雑種共生を1代だけで終わらせず
世代を重ねながら維持していきたいからです。
ここで面白いのがアメリカの商業牧場で行われた比較研究です。
甲雑牛と純粋なホルスタインを同じ牧場、同じ牛群、
同じような使用条件で比べる研究が行われています。
つまり甲雑牛だけ特別な餌を食べさせたという話ではなく、
基本的には同じような牛舎で同じような餌を食べ、同じように作牛するという。
その中で繁殖やお乳の生産、牛乳生産、健康、生存性などを
比較すると、甲雑牛では繁殖性や生存性に利点が出る研究があります。
一方で乳量や乳脂肪、乳タンパクの生産量については、
必ずしも甲雑牛がホルスタインを上回るわけではありません。
ここが重要なんですね。甲雑牛イコール全部の数字が良くなるというわけではありません。
続いて一番お乳を出す牛と一生で残す牛は違うという話しています。
ここですごく大切だなと思っている話があります。
仮に純粋ホルスタインが年間1万2千キロのお乳を出すと、甲雑牛が1万キロだとします。
数字だけ見たらホルスタインの方が上ですよね。
でもそのホルスタインがなかなか妊娠せずに病気が多くて、三産で淘汰されるみたいなことがあったりします。
一方で甲雑牛が少し乳量が少なくても、毎年妊娠して病気が少なくて、
5産6産まで牛群に残る。そうなると経営都市の答えは変わっていきます。
つまり一年間で一番お乳を出す牛と一生を通じて牧場に価値を残す牛は同じとは限らないということです。
これは日本でもこれからもっと見ていかないといけないかなと思います。
乳量だけではなく繁殖性、治療費、淘汰、育成牛を入れ替える費用、聴名性、全部含めてみるということですね。
これが甲雑牛を考えるときの大きなポイントです。
続いてまた面白い例、ブラジルがあります。
ブラジルではホルスタインとジールというゼブー系の牛を掛け合わせたジロランドという牛がいます。
ゼブーというのは背中にコブのあるタイプの牛をイメージしてもらうとわかりやすいかなと思います。
検索してゼブー牛とかで検索してもらうと写真出てきますので、見ていただけたらと思います。
ここで狙っているのはものすごく明確です。
ホルスタインが持つ高い牛乳生産能力と、そしてジールが持つ熱帯環境への適応性という、これを組み合わせるということですね。
つまり暑い環境でホルスタインをどう冷やすかだけではなく、そもそも暑い環境に適応しやすい遺伝子を持つ牛と組み合わせるという発想ですね。
ブラジルではホルスタインの血の割合が違う牛もいて、最終的にはホルスタインが8分の5、ジールが8分の3を基本としたジロランドという合成品種が作られてきました。
続いて暑さに強い牛でも初熱対策が不要になるわけではないという話しています。
ここも重要でジロランドは暑さに強いということなので、扇風機もミストも日陰もいらないという話ではありません。
交雑割合によって初熱への反応は違います。
ホルスタインの血の割合が高くなれば牛乳生産能力が高まる一方で、暑さに対する弱さも出てくる可能性があります。
なので遺伝で暑さへの強さを作れば、使用管理はいらないというわけではありません。
遺伝改良をかける使用管理、こちらがね大事かなと思います。
暑さに強い遺伝子を持った牛を作る、その上で日陰を作り、水をしっかり飲ませ、換気をして扇風機をまやす。
必要なら酸水やミストを使う。
そして暑い時間帯でも食べられるような給仕管理をするということですね。
つまり牛を環境に合わせることと、環境を牛に合わせることの両方をやるということが大事かなと思います。
川上牧場はどんな牛を目指すのかというお話ですね。
前回ゲノム編集の話の回でもしましたけれども、
世界一乳量を出す牛、めちゃくちゃ乳量が出る牛を川上牧場は作りたいわけではなくて、
受胎しやすくて、病気になりやすくて、暑さに強くて、足が丈夫で、乳房が丈夫で、
餌をしっかり食べて、そして扱いやすい。
そして難産も牧場に残ってくれる。
もちろん牛乳もちゃんと出してくれる。
僕が欲しいのはそういう牛です。
簡単にはできないんですけど、一言で言ったらですね、崩れにくい牛ですね。
目立ちにくい牛みたいな感じで、何も人にかかることはあまりないので、
目立ちにくい、崩れにくい牛が作りたいなと思ってますね。
例えばものすごく条件のいい時期にはですね、毎日50キロお乳を出す。
でも夏になったら急激に餌を食べたくなって、乳量も落ちて繁殖も止まる。
そういう牛がいたとします。
もう一頭はピーク乳量では負けますが、夏でも食べて体重を落としすぎず、
発情もしてですね、妊娠もして、病気にもなりにくくて、
そして5,3,6,3まで残る。
これだったらですね、後者の方の価値をね、もっと評価したいなと思います。
もちろん現実にはそんな単純に2つに分かれるわけではありませんが、
でも最大能力だけを見る育種から、環境が変わっても能力を維持できる牛を見る育種へ、
変わった方がね、やりやすいんじゃないかなと思いますね。
これからの楽能に必要じゃないかなと思ったりします。
考察するときに最初に考えるのは品種ではないというお話ですね。
何と何を掻き合わせたらいいですか?
という質問があったと思います。
質問があるとするとですね、最初に考えるのはですね、
今の牧場の何を改善したいというところが大事かなと思います。
例えば乳脂肪や乳タンパク高めたいんだよねと思ったりとか、
繁殖性を上げたいんだよねとか、体格を少し小さくしたいとか、
暑さに強くしたいとか、疾病を減らしたいとか、
聴明性を上げたいとか、足を丈夫にしたいとか、
作乳ロボットで作乳ロボットに合うそんな牛にしたいとか、
目的によってですね、選ぶ品種は全部変わります。
ニュージーランドなら放牧と乳固形分、
アイルランドなら春に分泌させる、放牧ならではの買い方があったりするんですけど、
そういうのと繁殖、アメリカなら高生産牛群の中で繁殖、健康、聴明性を求めていく、
ブラジルなら熱帯環境への適応、
同じ講座でも解こうとしている問題が違うから、使う牛も違うと、
ここが今日一番伝えたいなと思うところでございます。
なのでですね、海外の成功例をそのまま日本に持ってきてもですね、
なかなかそれはうまいこと言いません。
ニュージーランドでホルスタインかけるジャージーがいいという話を聞いて、
じゃあ日本も全部ジャージーをかければいいじゃんとはなりません。
ブラジルでジローランドが成功をしているからですね、
じゃあ日本でもジールかけ合わせればいいじゃんとも簡単には言いません。
なぜなら環境が全部違うからです。
気候や牛舎や餌、放牧なのか社外なのか、
乳化、乳脂肪や乳タンパクへの評価、
オス甲牛の価格、トータ牛の価格、繁殖シーズンや土地の価格、人件費、これ全部違います。
なので海外の考察を見るときに何の品種をかけているかよりもですね、
なぜその地域ではその牛が必要だったのかを見ることが大切かなと思います。
将来は日本の理想の牛ではなく牧場ごとの理想の牛というのが求められてくると思います。
少し未来の話ですが、ゲノム検査がさらに普及して、
牛一頭一頭について乳量、乳成分、繁殖、疾病、足、活動量、
繁殖、採植量、初熱への反応、こういうデータがどんどん取れるようになってきます。
さらに人工知能、人工生成AI、これもどんどんレベルが上がってきています。
そういうので解析できるようになります。
そうするとですね、もしかしたら日本で一番いい乳牛という考え方自体があまり意味を持たなくなるかもしれません。
北海道で放牧をするみたいなことだったら北海道向きの牛、
九州の暑い環境なら九州向きの牛、
昨牛ロボットならロボット向きの牛、
そして川上牧場なら川上牧場で一番能力を発揮できる牛、
それぞれが違ってそれがいいんじゃないかなと思います。
そしてまたさらに未来を考えると、ここに前回お話したゲノム選抜が入ってきます。
考察によって品種の長所を組み合わせ、ゲノム選抜によってその中から川上牧場の環境に合う牛を選ぶ。
さらには将来的には無核品種や初熱耐性、疾病抵抗性のように原因となる遺伝的な仕組みが十分わかった形質について、
ゲノム編集という選択肢もこれから出てくるんじゃないかなと思います。
つまりですね、純粋種化・口雑化という、あとはゲノム選抜かゲノム編集かという、
二者卓一ではなく全部を組み合わせるということです。
ただし目的はですね、スーパー牛を作ること。
もう何でもできる、何でもすごいスーパー牛を作ることではありません。
その牧場の環境で牛にも人にも無理なく暮らせる牛を作ることです。
それが大事かなと思います。
ということで今日質問いただきましたスプーンネームかんしんさんの質問にお答えしてきましたけれども、
川上牧場で牛の口雑をしていますか?どんな理想の牛を目指していますか?という質問からですね、世界の乳牛の口雑について話してみました。
ニュージーランドではホルスタインとジャージーの掛け合わせ、
アメリカではホルスタインとモンベリヤードバイキングレッドの掛け合わせ、
ブラジルではホルスタインとジールのジロランドという掛け合わせ、
でも今日覚えて帰ってほしいのはですね、その品種名ではありません。
僕が伝えたいのはですね、いい牛の答えは、飼う環境によって変わるということですね。
世界一乳量の高い牛が世界中全ての牧場で最高の牛とは限りません。
草を中心に飼うなら草を効率よくお乳に飼える牛、
暑い地域なら暑くても食べられる牛、
人手の少ない牧場なら病気になりにくく、繁殖で手がかからず長く残ってくれる牛です。
川上牧場という環境で一番無理なく長く生きられる牛を作っていきたいなと思っております。
口雑、ゲノム選抜、そして将来はゲノム編集、
こういう技術をですね、単純に乳量を増やすためではなく、
牛にも人にも牧場にも無理の少ない楽能を作るために使うという、
それが理想かなと思います。
皆さんだったらですね、牛に一つ能力を足せるとしたら、
乳量でしょうか、繁殖でしょうか、病気への強さでしょうか、暑さへの強さでしょうか、
それとも長生き、とにかく長生きがいい、どれを選びますかということで、
ぜひコメントで教えていただけたらと思います。
はい、ということで今日の質問にお答えしていきました。
ありがとうございます。
はい、そうですね、環境へ適応した牛さん作り、これが大事かなと思うんですけども、
これがですね、また外部環境でまたいろいろ変わるんですよね。
今だったら夏の暑さなんで、暑い牛がいい、暑さに強い牛がいいと思って掛け合わせて、
生まれた時にはですね、もしかしたら地球が涼しくなってくるかもしれません。
そうなった時にまた改良の方向性が変わってきます。
はい、餌が高い高いって思ってますけど、なんかすごい技術発展とかそういうのがあって、
餌がもう簡単に手に入るみたいなことがあった時に、やっぱ乳量が求めた方がいいじゃないかとかね、
お肉の値段が高いからどんどんどんどん牛を淘汰して交換して、
遺伝改良を進めて、お肉で出した方がいいんじゃないかとかね、
そういうのがいろいろ変わるわけですよ。
まあでも本当にそういうのを考えながらやっていく楽な方がめちゃめちゃ面白いんですよね。
僕はこの品種改良、牛の後輩がめちゃめちゃ楽しいんで、
こういう風になってほしいなと思いながら夢やロマンを持って、いつも種付けしてるような感じですね。
こういうのがちょっとわからないんだよね。
もうどうしたらいいかわからないって思われる方は、
なんと川上牧場のKindle本、楽能未経験者のために遺伝改良と飼料設計編、
こちら発売しております。
ぜひですね、こちらKindleの方で購入できますので、ぜひ読んでいただけたらと思います。
流れるように宣伝できました。ありがとうございます、今日も。
では今日もこれで終わっていこうかなと思いますけども、川上牧場のKindle本は紹介したんで、
あと川上牧場のアプリですね、作ったアプリがあります。
黒毛和牛の均衡係数がわかるアプリ、和牛交配チェックというアプリを作りまして、
今66名ですか、本当にたくさんの方がもう一気に使っていただいております。
ありがとうございます。年内に100人目指していきたいなと思ってますんで、
ぜひこちらの方もチェックしてみていただけたらと思います。
はい、ということで今日はこれで終わっていこうかなと思います。
週の始まり月曜日、お仕事の方、学校の方、いってらっしゃい。
みんな、牛乳飲んでね。バイバーイ。
川上牧場ではリスナーの皆様からのお便り、ご感想を募集しております。
川上牧場とやってみたいこと、やって欲しいことなど、