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こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や、楽能の魅力を楽能家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、
より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?牧場配信始まりです。
収録日が10月6日の月曜日です。
今日も研修生さんが来ておりますので、休憩をしながら勉強していこうと思います。
よろしくお願いします。
今日の勉強をしたいことは何でしょうか?
今日の勉強をしたいことは、ノンホモとか牛乳の種類というか、
売っているので、多分みんな何となく分かっていないと思うんです。
ノンホモの方が美味しいみたいなイメージが…
飲んだことある?
もちろん。
水色のパッチャライト、めっちゃ生グリーンみたいなの大好き。
大好き?あっちの方がいい?
私は濃厚なの大好き。割引したら絶対買います。
いつもより高いからか。
ブラウンスイスと牛乳のホルスタインの味は違いは分かる?
分かる。分かる。
ノンホモのやつはブラウンスイスじゃない?
ブラウンスイス?
ブラウンスイスっていう種類がいます。
ホルスタインじゃないんですか?
何か書いてないな。
ジャージー牛乳とか?
ジャージー牛乳は飲んだことあります?
ダイセンですよね?
ヒルゼン。
あると思う?
あると思う。あんまり変わらない。
美味しい?美味しいとしか…
美味しいなーみたいな。
あんま飲み比べとかしなくないんですか?
同じ時間ところにコップ4つ…
酪農家だからしたことがあるのか分からないけど…
いつでも牛乳があるから…
比べて。
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うち買ってたしね。
ジャージーとブラウンスイスと…
ブラウンスイス…ジャージー牛乳茶色と白っぽい…
ブラウンスイスはどんな色なんですか?
ブラウンスイス灰色みたいな、ネズミ色みたいな色してる牛。
見たことないかもね。
見たことない。
日本で買われている4大品種が…
ホルスタイン、ジャージー、ブラウンスイス、あとはガンジー。
ガンジーエアシャーっていうか…
乳業種として買われていて…
98%がホルスタインだけど…
残りの2%が変わった牛が買われてますね。
その種類で独自のブランドで販売してます。
ジャージーで売ってるってところもあるし…
ブラウンスイスで売ってるってところもあるし…
ガンジーエアシャーで売ってるってところもあって…
他にも東京の八王子の知り合いの方で…
7種類の牛って言って…
7色の種類の牛を入れた牛乳だから…
虹の7色の牛乳みたいな…
いろんな種類が混ざってるよ。
そうそうそう。
牛乳みたいなんでブランドで販売してたりして…
それぞれ特色がありますね。
ジャージー牛乳って言うと…
ジャージーの牛乳だから…
ジャージーって牛の牛乳だってわかるんですけど…
ノンホモ牛乳って言われると…
ノンホモっていう種類がいて…
なのかなって…
これがわかりやすいのが…
楽能教育ファームの牛乳が届くまでという…
紙芝居があるんですけど…
ノンホモっていうのは…
ホモ…
ゲナイザーっていう…
菌質器というものがあります。
機械の名前ですか?
これはね、ホモゲナイズって言うことを…
ホモゲナイズって言うんですよ。
菌質化することを。
それをする機械だからホモゲナイザーって言います。
本来絞り立ての牛乳…
ノンホモタイプですね。
何も手を加えてないノンホモタイプの牛乳を…
ポップに注いで…
それを置いといて…
上の方に脂肪分が浮いてきて…
その絞り立ての牛乳のことをノンホモって呼んでますか?
そうです。何もしないのはノンホモですね。
脂肪球っていうのは…
いろんな大きさがあるんですよ。
細かいやつだったり…
大きいやつだったりします。
これを普通にホモゲナイズせずに…
商品牛乳パックに詰めると…
牛乳パックの中で分離しちゃうんですよ。
そうすると…
この人が飲む牛乳は…
細いのに…
この人が飲む牛乳は薄い…
みたいなことが発生するじゃないですか。
それをなくして品質を安定させるために…
ホモゲナイザーっていう機械にかけて…
ホモゲナイズします。
なので一般的に市販で売られている牛乳は…
全部ホモゲナイズされてますね。
こことは誰が飲んでも同じ…
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乳成分、乳死合分…
分離しないように…
均質化されてます。
ノンホモっていうのは…
ホモゲナイズしてないことを…
ノンホモ…
昔はホモゲナイズしてなかったんです。
なので…
昔ながらの牛乳みたいなブランドで…
売っているところが多いですね。
ホモゲナイズしない方が…
牛本来の牛乳だっていうブランドの…
売り方してます。
全部ノンホモ…
なのでこのバルクの中…
バルククーラーの中も…
分離するんですよ。
分離するんで…
羽がくるくる回って…
分離しないように混ざって…
絞り立ての牛乳を飲ませてもらった時…
めっちゃ濃いかったっていうか…
死亡分…ミルクって感じでした。
でも死亡分の高さがあるからね。
ジャージとかだと平均が4%とか5%…
ここは高いじゃないですか。
うち高いですよ。
ありがとうございます。
そうなんですけど…
でも…
私が飲んでるあれは…
キスキン牛乳。
ノンホモの方が手間がかからないんじゃないですか。
手間がかからないんです。
いいとこ気づきました。
手間がかからないのに高い。
今度はですね、殺菌の温度が違います。
パスチャライズって聞いたことないですか?
書いてあります。
パスチャライズ牛乳って書いてありますね。
牛乳の一般的に販売されている牛乳は
超高温殺菌。
高温殺菌なんとかかんとか…
ちゃんとあるんだけど正式名称。
一般的な牛乳は120℃で3秒で加熱しています。
プレートの120℃にいろんなやつがあるんだけど
スチームでやる場合もあるし
熱で温めたプレートの間を通す場合もあるし
それの中に牛乳を3秒間サッと通すと
それだけで殺菌される。
菌がなくなるっていうのが
これが超高温殺菌。
これで殺菌されているので
短い時間で大量の牛乳を殺菌することができるのがメリットで
日本で販売されている牛乳は
ほぼこれです。
3秒殺菌すぐ冷却する?
すぐ冷却します。
この時に牛乳が120℃だと若干焦げてしまうんですよ。
蒸気でやったりトップフードとか
技術が進化しているけど焦げちゃうので
その時に焦げ臭さが残ったり
風味が残ったり
牛乳臭さっていうのはここで発生する。
これをならないように
80℃で30分殺菌する方法がある。
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それがパスチャライズっていう方法です。
殺菌方法の名前が?
殺菌方法の名前が違います。
パスチャライズのことを低温殺菌って言います。
これを高温殺菌って言います。
で、なんか知らんけど
常温でずっと殺菌していると
半年間ぐらいおける牛乳とか
今は子供の災害用の常温ミルクっていうのが
赤ちゃん用のとかで売れるようになったんだけど
ああいうのの殺菌方法はこれよりまだ高い殺菌で
超高温殺菌牛乳って言います。
裏の表示表とか見てもらったら
ロングライフ牛乳って書いてあるんですけど
超高温殺菌で殺菌して
アルミパックみたいな光を通さないような
外装にしてやってあるので
牛乳なんだけど常温で半年ぐらい持つっていう
牛乳があります。
これが主要な3つの殺菌方法です。
海外のエリアにも
海外は超高温殺菌牛乳が主流だったりします。
特にアメリカとかだと東海岸から西海岸まで
牛乳が滅菌の地域と都市部の地域があるじゃないですか
あそこを運ぶのにめちゃめちゃ距離があるので
殺菌しない牛乳を運ぶのは
運送が必要だと思うんですけど
特にアメリカとかは
殺菌しない牛乳を運ぶのは運送が大変なんですよね。
なので牧場の近くで超高温殺菌にしてしまって
そこで運ぶ。
味は全然変わってますか?
今はかなり改良されてきて
日本のロングライフ牛乳は美味しいと思うけど
あまり変わらなくなってきたけど
昔のやつはマジで
プラスチック飲んでるみたいに僕はいつも言うんだけど
プラスチック飲んでるみたいな
プラスチックの液体飲んでるみたいな
工業製品みたいな匂いがして
嫌でしたけど
150℃に通すだけでそんなに味が変わるんですか?
だから風味が
3秒だけなのに
そういうのがあって
なので低温殺菌でパスチャライズで販売すると
それだけ時間がかかってしまうので
それだけコストがかかってしまう
パスチャライズノンホモ牛乳は高いけど
普通のノンホモ牛乳は安い?
普通のノンホモ牛乳は
値段変わらない?
高くしてるよ、多分
でもそっちのほうが手間かかってないですよね
パスチャライズはお金かかってるじゃないですか
殺菌の
賢い消費者は嫌いですよ
賢い消費者は嫌いです
美味しかったらいいじゃないか
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確かに美味しかったらいい
でもその歴史的背景なんで
やっぱり差別化なんで商品の
市場の中で貴重価値が生まれるっていうのが
商品価値じゃないですか
それをやってるっていうところはやっぱりありますよね
低温殺菌の場合は手間もコストもかかるし
賞味期限も短いんですよ
普通の牛乳に比べて賞味期限も短いので
それだけ生産ロスとかも出てしまうっていうのは
やっぱり悩みどころで
面白い、知らなかった
めっちゃわかりやすいですよ
紙芝居
これでも裏に書いてあることは全然違うんですよ
結構川上さん開筆してますけども
楽能教育ファームの牧場に行って
牛乳が届くまでという紙芝居を読んでいただいて
これは売られてるんですか
これは楽能教育ファームっていう認証を受けた牧場が
その職域の活動で円滑に説明ができるように
配布されているので
これがわかるのでも小学生の中学年、高学年ぐらいじゃないと
わかんなくて
保育園の話してればわかんないですからね
パスチャライズ120度どこ行って
お母さんたちはえーって言ってるけど
子供たちはそんな感じになってますね
日本の素晴らしいところは
120度3秒の牛乳を流通させる
もうそのコールドチェーンっていう流通網が
日本全国に張り巡らされてるっていうのがすごい
北海道から沖縄まで
それも西北のところから
学校給食に牛乳が提供されて
南もちゃんと学校給食に提供されてるじゃないですか
その流通網はめちゃめちゃすごい
すごいんですか
このインフラを東南アジアとか
今まだ発展途上国って言われてるようなところに
日本の流通システムを入れようっていうプロジェクトがあったり
その流通システムっていうのは
殺菌とかしてから運ぶまでの船とか
トラックとかそういうのを運ぶシステム
ハンプローリーがうちに朝来てたじゃないですか
あの機械には冷却機能がないんですよ
なので運んでる最中にずっと温度が上がってる
距離が上がっていけばいけるほど
10度以上ぐらいになっちゃうと
殺菌が増えていっちゃうんだけど
それをならないように
次の牧場で冷たい牛乳を吸って
あのタンクの中を冷却させるっていうのを
繰り返して長い流通をする
それからその各タンクに
もうそもそもその機能が備わってて
落の丘のところで大体4度ぐらい
まあ北海道とかだったら3度とかで
牛乳を冷やしてあるんだけど
それを途中途中で吸うことで
その経路で入業メーカーに届くようなルートを
全部張り巡されている
牛乳パックで流通させるので
今はスーパーとかも牛乳パックの
青い入れ物カートみたいなやつで
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そのまま陳列してる場合もあったりするんですけど
スーパーに陳列するところまで
消費者が購入して
手の届くところまで
10度以下になるように
タンクやってやるっていうのは
日本の素晴らしいところです
今話してて思ったんですけど
昔って今でもたまにある
牛乳瓶のところもあるじゃないですか
ありますあります
パックが主流だけど
瓶からパックに変わったんですか
変わりました
それは環境とかそういう
もうありますけど
環境はだいぶ進んでからですね
一番最初はやっぱり流通の重さとか
その後はどんだけ頑張って運んでも
ガラスが壊れてしまうっていうのであって
それの費用がかかってしまうっていうので
牛乳パックが日本は主流になりました
でもやっぱり温泉があった後は
瓶に飲みたくなる
もうでもなくなってきてます
温泉のところでも
パックに入ったコーヒー牛乳みたいなのに
なってますね
でもこれは瓶牛乳で飲んだほうが
牛乳がおいしいって言われてるので
口当たりの問題ですよね
一緒に入る空気とか風味とかで
それも変わってくるんですか
全然調べられた研究があるんです
深空間とかそういうのですね
何でしょうね
違うんですって
口に入る時の空気の入り具合とかで
その風味が違うっていう
面白い
はい
機械整備にもお金がかかります
コメントが入ってますね
そうですね
都内は全然瓶ばっかりで
それはもうリッチな方が多い
リッチなエリアじゃないですか
だから一番撤退するのが早いのは
やっぱりコストが見合わない
瓶牛乳でコストが見合わない
運ぶ量もだって重さがあるからね
めっちゃ重たい
小学校で何回かは瓶牛乳で提供してて
怪我したりとかこぼしたりとか
みんなの牛乳を全部ひっくり返しちゃって
飲む牛乳ないよみたいなことは
やっぱりあったりするんですよね
ヤクルトレディーに頑張ってもらわないと
そうなんです
配達の人のヤクルトレディーの
働き方みたいなのも変わってて
訪問して年配の方たちに声かけするみたいなのが
あとはそういう方って独居老人で
電気屋さんとか
独居老人で電球変えるのができないとか
ここを掃除してほしいとか
ああいうサービスも始めてる
牛乳配達
あとはメルカリと提携して
年配の方のいらない不要品を
その時に買い取りますよって言って
配達する時に
すごい面白いサービスが始まってて
だから地方ではなかなか
新しい試みみたいなのが少ないんだけど
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地方の方がいっぱい
本当は需要があると思うんです
めちゃめちゃ需要があると思うんで
これから広がってくると思うんですけど
そういうビジネスが始まってたりします
大きい企業
あんまり立場が分からないですね
何でも入り口の営業みたいなの聞きますね
そう今はなってますね
セントは確かに便を
そうです
ここら辺はまだやってますね
この辺とかはまだ
やってますね
貧牛乳多いです
何とかでも海外
オーストラリアはやってないから
プラスチックの
海外のやつもでかいのも
あれも超殺菌牛乳で
やってるから
あれだけ大きいのが流通できる
海外はそんな牛乳の種類は
日本みたいに
パッケージが違って
同じ牛乳だけど
種類が
ニューセブンも一緒だけど
違う場所の牛乳みたいな感じ
オーストラリアは別にそんなあんまなくて
低脂肪の牛乳で
あともう一個種類ありましたけど
何だっけ覚えてない
日本は全国で
話すとちょっと長くなっちゃうんだけど
全国で
その一団体なんですよ
乳業団体
各地域のエリアで
化学交渉をやっていくみたいな形で
乳業会社と楽農家と
あとは販売先と
っていうのがあるんですけど
海外は乳業メーカーがどーんとあるじゃないですか
牧場がいろいろあるじゃないですか
牧場が一軒一軒が
化学交渉をメーカーとするみたいな形
そういうのなんです
団体の取りまとめみたいなのが
国でやってたりするんですけど
その精度が違ったりするので
てっきり日本人ってすごい
産地とかにめっちゃこだわるじゃないですか
お米とかも
普通の野菜とかも
自分の地元のやつがいいとか
あそこのがいいとか
りんごとかいろいろあるじゃないですか
そういうので牛乳も
個々の牛乳がいいみたいな
歴史的背景は牛乳屋っていうのが始まって
各地域に牛乳を絞る人と
自転車で運んで
牛乳を手渡しして
沸騰させたやつを飲ませてあげる
お豆腐屋さんと同じスタイル
昔の上吹いて
みんな集まって
うちのお鍋に入れてください
のシステムから始まって
牛乳屋って
牛乳屋って
牛乳屋って
牛乳屋って
飲んでください
のシステムから始まってるんで
そこから
あの人の牛乳は飲むけど
あの人の牛乳はいらないみたいな
感じになってしまった土地エリアがあって
JAっていう
共同組合っていう形になった
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という歴史の流れがある
小さい国だからこそ
そうそう
日本独特なところですね
面白いですね
星に手を当てて飲まないと
まずいらしい
雰囲気めっちゃ大事ですから
雰囲気大事
銭湯で買われるとしたら
パックになるんじゃなくて
牛乳を減らしてクラフトコーラとかが
パターン的にはあります
酸酸飲料
でもホロガリはやっぱり
牛乳が飲みたい
そうっすか
牛乳コーヒー牛乳
あとアイス
全部ミルクがついてる
アイスはうめえな
反直が選ばれるのはあるね
そうとばれる
そうなんだ
ということで牛乳の流通について
大変面白かったです
詳しくお話できたらと思います
ということで
皆さんいろんな牛乳がありますんでね
いろんなの飲んでもらって
分からないことがあれば聞いてもらえば
よろしくお願いします
ということで今日はこんな感じで終わります
ありがとうございました
川上牧場では
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ご感想を募集しております
川上牧場とやってみたいこと
やってほしいことなど
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新しい楽能を作っていきます
最後まで配信を聞いていただいて
ありがとうございます
次回の配信は
川上牧場の配信も
ぜひお楽しみに