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  2. 第775回 映画「ルックバック」
2024-07-15 08:19

第775回 映画「ルックバック」

今回は映画「ルックバック」の感想をお話ししました。

今年の邦画ベスト10に入る作品だと思いますよ。


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サマリー

原作は、藤本たつきによる漫画で、アニメ映画化された作品「ルックバック」は、上映時間が短めながらも原作とほぼ忠実な内容で描かれ、アニメーションの手描きならではの動きやアニメーターごとの個性が魅力とされています。

映画「ルックバック」の特徴
みなさんこんにちは、おーばです。 今回は、映画「ルックバック」、こちらについてお話してみたいと思います。
原作は、藤本たつきによる漫画ですね。 単行本1冊分の、
昨今のね、長編が多い作品群の中では、なんとなく短編に近い感じを受けてしまいますけれども、この作品をアニメ映画化したものですね。
上映時間は58分、こちらもかなり短めです。 でも、原作の分量を考えると、この上映時間というのは非常に適切ですし、
実際ですね、原作にほぼほぼ忠実に内容的には描いてまして、 もちろんアニメーションですから、キャラクターの動きなどで膨らましているシーンというのはね、
多々あるので、そういうところを削るとね、もっと短くなると思うんですけれども、 適切な上映時間ではないかと。
逆にね、オリジナルの展開とか、オリジナルのキャラクターを入れて膨らましてね、90分とか120分とかにしてしまうと、この作品の魅力が本当にね、
なくなってしまったと思うので、これは非常に適切な判断だと思いますし、 時間は短くても本当に力のあるアニメーターが原画を描いてますので、
もうね、びっくりする動きが多々見受けられます。 主人公の藤野という少女が雨の中を走るシーンがあるんですけれども、
これね、原作でも同じシーンはあるんですが、 今回の映画ではかなり膨らませて、躍動感のある、ある意味、
いびつなまでの動きを見せてくれると。 これは本当にね、手描きアニメならではで、
昨今のね、いわゆる3DCGではちょっと作れない動きだと思いますね。 本作はアニメーターごとの個性というのもね、結構わかりやすく出てますので、
そのあたりもね、作品としての魅力に数えられると思います。 自分ですね、この原作漫画は読んでなくて、
ただネット上の簡単な解説の中で、 主人公の藤野という小学生が
京本というね、引きこもりの小学生と出会って、 プロの漫画家を目指す。で、順調に進んでいく中で、ある日
衝撃的な展開がというね、ストーリーの概略が書いてあって、 この衝撃的な展開と言われた段階で、
大体こうだろうなぁと想像したんですけれども、 その想像通りの展開だったので、そこはね、ショックを受けなかったんですけれども、
それすらね、知らずに見に行くとかなりびっくりするんじゃないかなと思います。 ただこれはもう原作側の問題なんですが、
この衝撃的な展開の原因となった出来事、 これはこの出来事を描く必要が本当にあったのかなぁと、
別の出来事でも良かったんじゃないかなという気がね、 しなくもなかったんですけれども、これはもう受け取り側の問題なので、
良いも悪いもないんですけれどもね。 今回の映画でも原作通りの展開になってますので。
何はともあれですね、1時間弱なんですけれども、 体感的にはあっという間に終わったような気がする反面、
もっと時間経ってたんじゃないかと、本当に逆の感想を同時にね、 思ってしまうというような不思議な経験でしたね。
それだけ非常に密度の広義、情報量の多い、 見応えのある、心に突き刺さる、
すざましい作品でしたね。 まあよくね、こういった作品を配信ではなくて、
藤本たつきの原作ネームの特典
劇場用映画として公開できたなぁという、この辺りはね、本当にすごい、 配給会社側、製作会社側の影談だったと思います。
この映画は口コミでかなり評判も広がってまして、 今月7月の12日から
上映関数がかなり増えまして、 そのおかげでね、自分も近所のシネコンで見ることができるようになったので助かりましたけれども、
これはね、配信とか待たずに、やはり今のうちに映画館に行った方がいいと思います。 そしてですね、来場者特典ということで、
これ数量限定なんですけれども、冊子が配布されます。 で、この冊子というのが、
この藤本たつきの原作漫画のネームですね。 いわゆる下書きですね。
このネームが全ページ収録された単行本の形で、特典が配布されています。
これは非常に貴重ですね。 通常ね、漫画のネームとかいうのは、特典的に部分的に公開されるとか、
単行本の緩末にちょこっとついているとかいうことはあるんですけれども、 丸ごと1冊分
製本化されて、特典とはいえこういう形で配布されるというのは、 ちょっと自分も聞いたことがないので、
お近くの映画館でね、まだ特典の配布がされているようでしたら、 ぜひゲットしていただきたいと思います。
これは非売品ですので、後から購入しようと思ってもできないですので、 今のうちにぜひゲットした方がいいと思います。
この作品ね、漫画家になろうとする女性の物語、 漫画を制作していくことの
希望、辛さ、絶望、喜び、衝撃、
いろんなものがないまぜになってまして、 クリエイティブなこと、あるいは何かを成し遂げようとする人にとっては、
心に本当に突き刺さる、魂をえぐられるような作品になっていると思います。 58分という時間でね、
サクサクっと進んでいきますし、世の中にこういった作品があるということを、 ぜひ今のうちにね、映画館で確認していただければと思います。
あと注意点としてですね、この映画特別料金設定で、 料金が
一律1,700円になってます。 一般の料金が2,000円ですから、大人の方はそれで安くなるのでラッキーなんですが、
学生さんとか、あるいは自分のようにシニア料金で見る人は、 結果的に割高になっちゃってるんですね。
これについてはね、いろいろあると思うんですけれども、 自分的には高いなぁと思ったんですが、その一方で先ほどお話した
特典の冊子をね、手にすることができたんで、 全然1,700円払って惜しいとは思いませんでした。
はい、そういったわけで今回は映画ルックバック こちらについてお話しさせていただきました。
それではまた!
08:19

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