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みなさんこんにちは。大葉です。
今回は映画「サマーフィルムにのって」
こちらの作品についてお話してみたいと思います。
2021年8月公開。
監督 松本壮志。
主演 伊藤麻里香。
実はですね、去年公開のこの映画、
恥ずかしながら自分は全く存在を知らずにですね、
過ごしておりまして、
今月CSの日本映画専門チャンネルで
伊藤麻里香の作品の特集放送をするという中の目玉の一本で、
このサマーフィルムにのってがテレビ初放送されました。
で、内容は全然知らなかったんですが、
チラッとそのCMで流れた映像を見て、
なんとなく面白そうだなという直感が働いてですね、
長年映画を見てますので、
大体こういう直感は当たることが多いんですが、
もちろん映画史に残るような大傑作とは言いませんけれども、
見て損はないし、
これもまた良い青春映画だなと思いました。
どういう作品かということをざっくり申し上げますと、
この伊藤麻里香演じる高校3年生の女の子が、
名前が裸子というんですけれども、
何かのニックネームかと思ったら、
本人のインタビューを見ると本名らしいんですが、
彼女がその学校の映画部に所属して映画が好きなんですが、
そこの映画部が作っている作品というのが、
まあよくある今時のラブコメモノ、
もう好きだ好きだとか、
まあそんなことばっかり言っているような映画なんですが、
この裸子はそういう映画には全く興味がなく、
大好きなのは時代劇、
特に勝信太郎の座頭位置が大好き。
いやーそういう女子高生が今この日本に何人おるか、
もしかしていないかもしれませんけれども、
なかなか良いチョイスだなと思いましたね。
そして彼女を支える親友が2人いるんですが、
この2人は本名が出ることなくニックネームのみで呼ばれるんですが、
1人がビートバン、1人がブルーハワイ、
まあちょっとニックネームにしてもどうかなと思うんですけれども、
この親友2人と他の仲間たちと一緒に、
彼女は時代劇を作ることになるんですが、
ちなみにこのビートバンがカメラマン、
ブルーハワイ、彼女は剣道部に所属して、
縦もできるんですけれども、時代劇も好きだし、
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実は心の奥底ではというのがちょっとあったりします。
まあそういうことなので、青春映画が好きな人、
時代劇が好きな人、そういう方はぜひ見ていただきたいんですが、
さらにですね、もう一つ大きな要素がここにドーンと入ってきます。
最初見たときに、えーっと思ってですね、
この作品の中でこれ入れてくるの?みたいな感じで本当にびっくりしたんですが、
このあたりは実際作品を見て楽しんでいただければと思います。
実はですね、自分高校2年生の時だったかな、
文化祭の出し物で、うちのクラスが、
8ミリフィルムで映画を作ろうということをやりまして、
まあ自分は別に監督でもなんでもなかったんですけれども、
まあそういうね、手伝いをちょこっとして、
多少なりともこの高校生の映画部の活動というのを、
わずかにかじったようなところがありまして、
この作品を見るとそういう時を思い出したりしたんですけれども、
やっぱりね、映画作るというのは、
現実は厳しいかもしれませんけれども、
特に今、映画業界いろいろ叩かれることも多いんですけれども、
まあこういうね、部活での映画部というのは、
いいなあと思いましたね。
そしてですね、この作品のラスト、
これはですね、ギリギリネタバレになるかならないかで言うと、
先ほど少し言いましたけれども、
主人公裸足が好きな、葛信太郎のザ・トーイチ、
このシリーズの第一作目、ザ・トーイチ物語、
これに対しての明確なオマージュだと思います。
いやこれ単純に時代劇だからというだけではなくて、
さらにいろんな意味を込めているんですけれども、
この映画を見た後、ザ・トーイチ物語を見ていただくと、
あ、なるほどなと、納得というふうに思っていただけるんじゃないかなと思います。
まあそういったわけで、今回思わぬひろいものと言いますか、
素敵な、ちょっと胸がキュンキュンするような楽しい映画を見ることができて、
本当に幸せな時間を過ごすことができました。
やっぱり映画はいいですよね。
はい、そういったわけで今回は映画、サマーフィルムにのって、
こちらの作品についてお話しさせていただきました。
それではまた。
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