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2022-08-08 09:13

第585回 映画「GのレコンギスタⅤ 死線を越えて」

劇場版「Gのレコンギスタ」の完結編となる第5部が公開されましたので、さっそく観てきました。

スピーディーな展開と濃いキャラとメカがてんこ盛りで、80歳の富野由悠季監督、恐るべしです!

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みなさんこんにちは。大葉です。 今回は映画「GのレコンギスタⅤ 死線を越えて」こちらの作品についてお話ししてみたいと思います。
2014年10月から全26話で放映されたテレビシリーズ「Gのレコンギスタ」 この作品ですね、自分も当時見たんですけれどもかなり
情報量が多すぎて2度通してみたんですけれどもそれでもきちんと理解できずどう判断していいのやら評価していいのかよくわからなかったんですが
その後富野由悠季監督の手によりまして再編集の全5部作の劇場版として生まれ変わりました。
第1部が2019年11月に公開されて第2部2020年2月公開
第3部2021年7月公開 第4部2022年7月公開
そして最終第5部が2022年8月に公開されました。 テレビシリーズの再編集劇場版というのはよくある話なんですけれども
26話のテレビシリーズを5部作にまとめる 多分こういったアニメは今までないですね
普通だったらまあ2部とかせいぜい3部構成ぐらいでまとめる分量だと思うんですけれども
まあだいたい劇場版が1回あたり90分ぐらいだったので 尺的に言えばですねテレビシリーズよりもまあ短くはなってるんですが
短くはなってるけれどもなぜかわかりやすくなっているというね このあたりの富野監督の演出というか
まあストーリーの再構成の手腕というのはすごいなぁと思うんですけれども さっきも言ったようにこの作品テレビシリーズを見ている時に本当に途中からわけわかんなくなって
キャラクターはめちゃくちゃ多いし まあ一応そのロボットアニメなんですけれども
良いやつと悪いやつという単純な争いともいえずですね まあ第一勢力第二勢力第三勢力第四勢力というか
もういろんな勢力が入り乱れてもう怒涛のごとき展開になってですね いやーちょっとこれなんだろうというのが正直なところだったんですが
劇場版ではテレビシリーズよりもかなり各キャラクターに感情引用がしやすくなってますし まあさらにそのおかげをもって
ストーリー自体もわかりやすくなっていると もちろんね削ったところもあるんですけれども結構筋が通っていると
ただしまあ富野監督の作品ですから 村上そこらのアニメ作品とは
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やっぱりレベルが違うというか整理したとはいえ 非常にあの高密度高圧縮のストーリー展開でですね
一気にガーッといってしまうので まあ例えばこの g のレコンギスター劇場版で初めて見た人がどこまで理解できるか
いやもちろん猫の最終第5部をいきなり見たらもう絶対わけわかんないでやっぱり第1部 から順にね
見ていただきたいんですけれどもそれでもどうでしょうね テレビシリーズの26話を見るよりもこの劇場版の第1部から第5部を見た方が
話的には多分わかりやすいんじゃないかなと でこちらを見て改めてテレビシリーズを見るとまたちょっと違うね
視点でここはこうだったんだとか同じシーンでも劇場版とテレビ版でかなり違うところ もあるので
まあそこの差をね楽しんでいただくというのも一つの見方かもしれません まあそうにしても富野監督
今年80歳で宮崎駿監督と同い年なんですけれども 宮崎駿監督も引退宣言を撤回して今
新作作ってて きちんとした発表はまだされてないんですけれどもおそらく公開まであと数年かかるんじゃないかと
言われてますが まあそちらもね気になるんですけれども
いやこの富野監督も80歳にしてこんな非常にスピーディーでなおかつこう 尖がった
見るものにこう棘をどんどん突き刺すような こんな刺激的なアニメをよくもまあ作ってくれたなぁとね
ほんとほどほど感心しました 単純に比較しちゃいけないんでしょうけど例えば
日本を代表する名監督の黒澤明 80歳過ぎても夢
8月のラプソディ まあだだよという作品を作っていったんですけれども
やはり前世紀と比べるとパワーが落ちてるというか まあそれ当たり前ですよね
40代ぐらいの油が乗った時期の映画と80代の映画が同じなわけないし 見てるこっちだって年取るんでそれはもう仕方がないんですけれども
やはり世界の黒澤明と言われた人でそれは80を過ぎると ある程度落ち着くというか
こうまったりするような作品になっていくところがどうしてもあるんですが 富野監督は60代70代80になっても全然そこは変わらないというか
むしろ年々 派手になっていくスピーディーになっていく刺激的になっていくという
この人は一体何なんだろうというふうに本当に思いますよね まあ自分がいわゆるファーストガンダムを高校生の時に見て
えっとその時自分が 15歳になったばかりの頃でしたけれども
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その当時15歳だった自分ももう今58歳なわけですよ 43年
富野監督の作品をずーっと見続けて まあ未だにね
わからないところを理解しがたいところもあるし もちろんねどの作品も本当に好きなんですけれども
まあこんなアニメ作品の監督というのは 今後も出てこないでしょうね
いやもちろんね 今回が終わりじゃないので
まだ次の企画もあるらしいですので できれば次の新作もねぜひ見たいと思ってるんですけれども
そして今回ですね このGのレコンリスター第5部の上映劇場オンリーということで
富野由悠季の暗号というねドキュメンタリーのブルーレイが劇場で販売されております
自分も書いた時に売店でチケットの確認もね きちんとされましたけれども
まだ全部見てないんですが これ富野監督のインタビュー
そして関係者へのインタビューとか かなり濃い内容がてんこ盛りで
多角的に富野由悠季の作品がどういったものなのかということをね 解説解読暴いていく
そういった作品になっておりますんで これね劇場でしか今売ってないんですがどうなんでしょうね
いずれ通販か何かで販売されるようになるかどうか 今日時点ではまだね情報出てませんけれども
もしね ご覧になる機会があればぜひねじっくりと見て
これ知らない人もいるかもしれませんけれども 富野監督が最初にアニメに関わったというのが
手塚治虫が作った虫プロという会社に入って そして初めて演出を担当したのが
あの鉄腕アトムですよ 一番最初のモノクロ版ですね 日本で最初のアニメテレビシリーズ
これに関わってて そして2022年の今現在もアニメに関わっている
こんな人は本当に今の日本のアニメ業界の中でもこの富野監督と宮崎駿 このもう2人しか本当に今いませんね
そういった人がまだ現役で頑張れるという姿を見せられると なんか自分ももうちょっとこれは頑張らないかんかなと
ね まあ自分より20歳以上年上の人なんですけれども
そんな人がこんなにパワフルに活動しているというのを見ると いやもちろんね
互角に勝負ができると思ってもいませんけれども なんかもうちょっと自分もできるんじゃないかなという気がします
まあそういうことをねいろいろ考えて映画館から出てきたわけなんですけれども 非常に刺激的な楽しい時間を過ごすことができました
はいそういったわけで今回は 富野由悠季監督の最新劇場版アニメ
Gのレコンギスタ5 視線を超えて こちらを見ての感想をお話しさせていただきました
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それではまた
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