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みなさんこんにちは。大葉です。 今回は映画「Gのレコンギスタ Ⅳ 激闘に叫ぶ愛」
こちらについてお話してみたいと思います。 監督は富野由悠季。
もともと2014年10月から2015年3月まで 全26話で放映されたテレビシリーズのアニメーションです。
自分も富野監督の作品は、いわゆるファーストガンダムの時から もうずっとリアルタイムで追ってきてるんですが、
その自分ですらですね、このテレビ版のGのレコンギスタは なかなかわかりにくくてですね。
ストーリー展開、セリフ回し、 キャラクターの行動原理というのが結構チグハグなような気がしてですね。
結局最終話まで見てもいまいちよくわからずに、 その後レンタルでまた見直してもいまいちよくわからずに、
なんとなく消化不良のまま終わってたんですね。 そういう思いは自分だけでなく、
ファン、それからスタッフ、何より富野監督自身も いろいろ反省点があったようで、
これが大胆なことにですね、この全26話を5部作の劇場版として作り直して公開するという すごいプロジェクトが動き始めました。
26話を5部作の映画ですから、若干尺は短くなるとはいえ、 だいたいほぼほぼ同じぐらいの分量の作品になるわけですよね。
この劇場版、回を追うごとに新作の部分が増えてきまして、 今日見たこの第4部もかなりの部分の絵は作り直されてましたね。
厳密にテレビシーズと比較したわけではないんですが、 クライマックスの戦闘シーンなんかは全くテレビシーズとは違うもの。
迫力が段違いでしたし、ひたすらに圧倒されてしまいましたね。
それに伴ってストーリー展開とかも結構変わってきまして、 劇場版の第1話の時からそうだったんですが、
あれ?このGのレコンギスタってこんなにわかりやすい作品だっけ? みたいな感想を多く目にしましたし、自分自身は本当にそう思いました。
どうしてもね、あのテレビシーズからはカットされたシーンもあったりするんですが、 逆に余分な枝葉が切り取られた結果、
さらにいろいろ修正された結果、劇場版はかなりわかりやすい展開。 それでもね、キャラクターの数は多いし、場面もどんどん変わっていくし、
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ストーリーも決してわかりやすくないですが、それでもテレビシーズと比べると非常に理解しやすい展開となっています。
7月23日からこの劇場版第4部が公開されたんですが、第5部は8月5日から公開という連続公開ですね。
劇場版の第1部が2019年11月から公開だったんですが、2020年からコロナ禍が始まって、映画館もかなり閉まったりして、
なかなか制作の方も大変だったと思うんですけれども、ようやく8月には最終の第5部まで映画館で見ることができそうです。
この富野監督ね、ファーストガンダムを前3部作の映画、その後ゼータガンダムもテレビ放映から20年ほど経って3部作の映画とか、
他にもね、イデオンとかザブングルとかターンAガンダムとか、テレビシリーズを再編集しての劇場版というのを本当にたくさん作ってるんですけれども、
今回は26話を前5部作というね、なかなかこういった形で、再編集でまとめるというよりもほぼほぼ全体を作り直すセルフリメイクというんですかね、
そんな感じになってるわけなんですが、こういったアニメ監督というのも後にも先にも多分いないと思いますし、
その意味では非常に珍しい作品ではありますし、そして何より富野監督現在80歳、宮崎駿監督と同い年なんですね。
年齢考えると、今後新作アニメーションどれだけ見ることができるのか、できるだけ新作作っていただきたいんですが、
まあ年齢考えると、この後もう何本も見ることはできないと思いますので、機会がありましたらこのGのレコンギスタ、
もう第1部、2部、3部はAmazonプライムビデオとかHuluの見放題配信で見ることもできますので、試しにちょっと見ていただいて、
正直ちょっとハードルは高いんじゃないかなと思いますけれども、興味を持たれましたら是非第4部、第5部の方も見ていただいて、
あれだったらテレビシリーズの方も見ていただいて、今時こういうアニメーションもあるんだな、
もっと言えばアニオタに媚びを売ってないアニメーションがあるんだなということをね、思っていただければいいんじゃないかなと思います。
はい、そういったわけで今回は映画Gのレコンギスタ第4部、激闘に叫ぶ愛、
こちらの作品についてお話しさせていただきました。
それではまた。
