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  2. 第851回 映画「アイミタガイ」
2024-11-15 08:58

第851回 映画「アイミタガイ」

今回は映画「アイミタガイ」についてお話ししました。

心優しい人々の物語です。

いろいろ悩んでいる方には是非観てもらいたい作品です。


【アイミタガイ公式サイト】

https://aimitagai.jp/


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みなさんこんにちは、おーばです。今回は映画「愛美互い」こちらについてお話してみたいと思います。
11月1日から公開中の日本映画ですね。主演は黒木春。
自分が週3回ほど通っているスポーツジムに大きなモニター画面があって、運動中にそのスポーツジムからのお知らせとか、謎々というかクイズというか、
そういうのがね、映ってるんですけれども、それと合わせて映画の予告編というのがね、何本か流れてるんですね。
メジャー系ではなくて、割とマイナーというかミニシアター系の予告編が流れてるんですけれども、その中の1本がこの愛美互い。
なので運動中にずっと見てるので、予告編見た回数で言ったら多分もう20回ぐらい見てるんじゃないかなと、
数えてはないですけど、最低1回、場合によっては2回運動中に見てるので、週3で言ってるからですね。
予告編見る限りね、日本映画でよくあるようなお涙頂戴的な、心に染みる音楽をバックにして、キャラクターたちが泣いて喚いてみたいな、
まあそういうふうによくあるような感じの映画かなと思ってて、最初はね特に見に行くつもりもなかったんですが、ふとキャスト欄を見るとですね、
主人公の黒木春の中学生時代を演じる俳優で、近藤華という人がいるんですね。
実は彼女は先日名古屋のシネマス高齢でも見ました白石浩二監督の左寄り、こちらのヒロイン役を演じてた人なんですね。
この左寄りの時の役は結構面白いというか、いい感じの演技をしてたので、
それで今回興味が湧いてね、この愛美互いを見に行ってきました。 こういった流れで見る人がどれぐらいおるかはわからないんですけれども。
自分が見に行ったのがね、平日の朝9時20分という早い時間帯で、そしてもう公開からね、
えっとかれこれ2週間ぐらい経ちましたので、ぶっちゃけね、その時自分以外に観客が誰もいなかったんですよ。
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完全貸し切り状態。 まあ確かに大ヒットしてるという話は聞かなかったんですが、
まあ大抵ねお客さん少ない時にでも自分以外に数名はいるっていうことがほとんどなので、
ある意味ね、なんかラッキーというか、久しぶりに貸し切り状態で映画を見ました。 内容自体はね、思ったより良かったですね。
予告編で見た印象よりも良かったし、 確かにね、こう泣けるようなシーンもあるんですが、
映画全編にわたって感動の涙がというような感じではなくて、 そうですね、正直自分も涙ぐんでしまいましたけれども、それはもうラスト近くの部分だけでしたね。
で、良かったのはですね、 あの出てくる登場人物に本当に嫌なキャラクターがいない。
嫌なストーリー展開もない。 なので見ててストレスがたまらない。
これ他の映画の感想でも自分よく同じこと言ってると思うんですが、 現実世界で今ストレスがかかりまくってるわけじゃないですか。
まあ自分はね、もう仕事辞めてるからだいぶ楽にはなったんですが、 まあそれでも全くないことはない。
なのでフィクションの映画を見るときに ストレスがかかるのは本当はあまり好みじゃないんですよ。
まあそういった映画もね、必要というのはわかりますけどね。 ただこの映画はその意味では本当にストレスがかからず、
本質的に嫌な登場人物というのは一人もいなかったので、 その点では非常に見やすかったですね。
上映時間がね105分、1時間45分というのも適切な長さだったと思います。
主役の黒木春の上手さというのはもうね、皆さんご存知だと思いますけれども、 今現在はねタイガードラマにも出てますけれども。
この演技力についてはもう全然問題ない、OKという感じで。 で今回のね作品でやはり印象深かったのが脇役にはなりますけれども、
草笛光子。 もうこの大ベテランがね出てくると画面が締まるし、
出場もねそんなにめちゃくちゃ多くはないんですが、 やはり手の動かし方、セリフ回し、
どれを撮っても本当に素晴らしくて、 彼女が出てくるシーンは本当にね、あの目が離せないというか、
うわーという感じでね見てました。 このタイトルになっている愛美互いというのは、
人と人とが支え合う、助け合う、 あるいは相手が気がつかないところ、あるいは本人が気がつかないところで誰かのためになっている。
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誰かを助けているという、まあそういう意味合いの単語なんですけれども、 その言葉の意味が物語が進む中でだんだんわかってくるんですが、
まあなんて言うんですかね、全部見終わるとこの愛美互いというのが、 作中の登場人物の関係性を網の目のように繋いでいくというか、
いやいやそこまで密接に繋がっていくのというね、 ちょっと突っ込みたいぐらいに濃密にこう、
それぞれのキャラクターを繋いでいって、 それがだから鬱陶しいとかいうことでは全然ないんですけれども、
ちょっと驚くぐらい、 こことここがこう繋がって、このシーンではこの人とこの人がこうなって、
でその前のあのシーンではこうとこうとこうがみたいな感じで、 まあよくねこういうシナリオを書いたなぁとちょっと感心しました。
うん、というか驚きました。 でこれね、あの予告編でももうオープンになっているからいいと思うんですが、
主人公の黒木春が演じるあずさというキャラクター、 彼女のね中学時代からの一番の親友が事故で亡くなってしまって、
まあその喪失感を抱えて彼女が生きていく。 そしてその親友の両親ね、映画見る限り一人っ子のようでしたけれども、
やっぱり自分の娘を失って立ち直れてない。 各種自分もね、娘を持つ父親なので、
この両親のシーンはね、 やっぱりね、
胸を疲れるというか、とても人事とは思えない。 もしね自分がこういった立場になった時にどうなるんだろう、
耐えられるんだろうか、ということをね、 いろいろ想像しながら見てしまいました。
うちの近所のシネコンでは、もう上映回数が1日1回ぐらいになっているので、 上映期間がね、あまり残ってないかもしれませんけれども、
もしお近くの映画館でまだ上映中でありましたら、 ぜひね、ご覧いただきたいと思います。
特に今お仕事とかね、いろんなことでストレスを抱えていらっしゃる方には、 ぜひね、
見ていただきたい素敵な作品だと思います。 はい、そういうわけで今回は映画
愛美互い、こちらについてお話しさせていただきました。 それではまた
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