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2025-10-24 12:06

第945回 映画「もののけ姫 4Kリマスター版」

今回は映画「もののけ姫 4Kリマスター版」についてお話ししました。
10月24日から全国のIMAXで公開となった本作、テレビ放映では味わえない高画質・高音質となっているので、可能であれば劇場での鑑賞をお勧めします。
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サマリー

映画「もののけ姫」の4Kリマスター版がIMAXで上映され、その魅力や作品への思いが語られます。宮崎駿監督の代表作であり、自然と人間の共生についてのテーマが重厚に描かれたこの作品が再評価されています。

映画「もののけ姫」の上映の背景
みなさんこんにちは。おーばです。今回は映画「もののけ姫」こちらについてお話してみたいと思います。
ご存知、スタジオジブリ製作の宮崎駿監督作代表作の一本ですね。
公開が1997年7月12日、そして本日10月24日から4Kリマスター版が全国のIMAXで上映ということで本日見てまいりました。
ちなみにですね、この1997年の7月、このもののけ姫の1週間後にエヴァンゲリオンの劇場版第2作、エアー真心を君に、テレビシリーズの完結編にあたる映画ですけれども、これがね公開されたわけなんですが、
偶然と言いますか、なんと言いますか、本日こちらのエヴァンゲリオンも再上映開始ということで、1997年の同じ月に公開された代表作が今またね同じ日に上映されるという、なんという運命のいたずらでしょうか。
このもののけ姫ですね。前回が2020年、あのコロナ禍の時に新作映画が上映されなくなりまして、ジブリ作品の復活上映ということで、このもののけ姫、そして風の谷のナウシカ、千と千尋の神隠し、ケドセンキ、この4本がね全国のシネコンで上映されまして、
その時ね、自分ももののけ姫を見ました。
その前に映画館で見たというのは、97年の初公開時ですね。
なので、この作品、映画館で見たのは今回が3回目。
もちろんテレビ放送とかデンタルとかで何回か見てますので、合計すれば7、8回ぐらい見てますかね。
2020年の最上映以降、日本テレビの金曜ロードショーで3回放送されてまして、直近ではね、今年も放送されたんですが、そちらは全く見てなかったんで、今回は5年ぶりの鑑賞ということになりますか。
でね、もうもののけ姫、当時大ヒットして、興行収入の記録を打ち立てましたけれども、自分初公開時はですね、北九州市の小倉北区にありますJR小倉駅、これのすぐ前に小倉中央会館というね、もう今はなくなりましたけれども、大きな映画館がありまして、
確か当時は北九州市内で一番大きいスクリーンじゃなかったかなと思うんですけれども、そこに日曜日の朝8時とか8時半、早朝のね、上映に行きまして、さすがに満席ではなかったんですが、それでも7割8割ぐらいは埋まってましたかね、朝早いのに。
で、見終わって11時過ぎてましたかね。いや面白かったと思って映画館から出てくると、映画館の前入口のところに、客さんがですね、100人とは言わなかったですね、もっと並んでましたね。
今のように、あのネットで事前予約とかいう時代ではなくて、入った順番にね、好きな席取れますんで、まあいい席を取ろうと並んでたと思うんですけれども、いやこんなに来てるのかと、その行列を見てびっくりしたのが一番強く印象に残ってますね。
で、宮崎駿の代表作なんですけれども、その前の紅の豚、さらにその前の魔女の宅急便、この2作品はですね、当時はあまりピンとこなかったんですね。
ナウシカとかラピュタに比べると、あまり面白く感じなかった。ただし紅の豚は、年取ってから見直して、あ、面白いやんと思い直したんですけれども、当時はイマイチでしたね。
まああくまで自分の感想ですけれども。ただもののけ姫はですね、ある意味今までの宮崎作品にはないようなね、かなり強烈な暴力描写とか、まあ結構過激なところもあったりして、いやー宮崎監督振り切ったなーというね、もう何も偽らずに、もう好き放題やってるなーというところが見えたんで、これはもう公開時から好きでしたね。
作品内容をね、もう今さら語る必要もないと思いますけれども、まあなかなかね、重たい作品でもあるし、重い反面エンタメ度も高くて、まあギリギリ上手いことバランスをとってるという感じでしたか。
キャストとアフレコの裏話
ただね、あの主人公のもののけ姫さんというね、女の子、声を当ててたのが石田由里子ですけれども、あまり当時も、まあ今回もそうですけれども、上手くないなと思いまして、でつい最近この4Kリマスター版の試写会ですかね。
そこでこの石田由里子と足高を演じてた松田陽次、この2人がね、記者会見をね、やってたのをyoutubeで見ましたけれども、相当アフレコン時に大変だったと、何回もダメ出しされたと、石田由里子本人も自分の力のなさに落ち込んでしまったみたいなことをね、言ってて、
10年ぐらい前にジブリの鈴木プロデューサーと再会した時に本気になって、もう一回もののけ姫やり直したいんですけどと、今ならもっと上手くできますみたいなことをね、申し出たという話をして、鈴木プロデューサーが結構悩んだと、今やりかえるとしたらどれぐらい予算かかるんだろうかみたいなことで考えたみたいなことを言ってましたけれども、
まあそれぐらい本人にとっては正直悔いが残る感じだったんでしょうね。松田陽次はね、その前ナウシカでのアスベルやってましたけれども、彼は本当にね、上手かったんで全然問題ないですし、他にね、田中裕子、小林薫、西村雅彦、上条常彦というね、いわゆる実写バタの人いっぱい出てるんですが、
みんな上手だったですね。あと三浜晃博、森光子、森重久弥、すごいですよね、このキャスティング。まあそういったね、作品を今回4Kリマスター版、しかもそれをIMAXで上映するということで、気合い入れてね、初日に行ったんですが、平日の午前中というのにかなりお客さんが入っててね、びっくりしました。
さすがにね、学生とかいませんでしたけれども、やはりね、この作品の人気と言いますか、宮崎作品の人気と言いますか、スタジオ自分のブランドと言いますか、すげーなーと思ってね、見ましたけれども、IMAXで見るとね、画面の左右に若干黒みが残るんですけれども、まあ見てると、さほど気にはならなかったですね。
大画面の迫力と音響の良さ、特にね、森の中に出てくるあの白い小さな子玉というね、精霊が出てきて、首を振ってね、カタカタカタという音が鳴るんですけれども、これ映画館で聞くと、もう360度、このカタカタカタが鳴ってですね、これは本当に家では味わえないんで、
もうこのシーンだけでもね、映画館で見る価値があったかなと思いましたね。
で、その一方ですね、IMAXの大画面で見ると、どうしても作画のあらが見えるところがあって、特にロングショットでキャラクターを小さく描いている部分、極端に言えばキャラクターの顔がもう丸書いてちょみたいに見えるようなシーンがあったりして、
2年前でしたかね、あの宮崎駿の君たちはどう生きるか、これも自分当時IMAXでも見たんですが、その時にもね、同じようなシーンがあって、いやまぁ、もののけ姫はね、30年ぐらい前の作品ですから、まぁ仕方がないかなぁと思うんですけれども、ちょっとね、考えたりしましたけどね、
昨今のアニメーションでね、大画面で見て、そういうふうな顔が潰れてるみたいな描き方は、まぁあまりない。もっとね、上手い見せ方をするというか、工夫はしてると思いますけどね。
それとこの作品、ジブリ作品としては、最後のアナログ製作ということで、いわゆる昔のセルガに手作業で色を塗って、それを1コマずつ撮影するというアナログ製作の最後の作品で、結構なシーンね、あのCGも導入されてて、ハイブリッド的な作り方してるんですが、
これ以降の作品は完全にセルガというのがなくなって、デジタルに移行している。色付けも全部コンピューター上の処理で色をつけているという形になってますので、その意味でも貴重な作品であろうかと思います。
何はともあれ、テーマ的にはかなり重い。多分正解も解決もできないようなテーマ。端的に言えば、自然と人間の共生ができるかどうか、というところを描いてまして、正直これ明確に答えも出せないし、結論も出しにくい話なんですけれども、
それを正面切って、しかもエンタメ作品のアニメ映画の中で描いたという意味では、なかなかすごいと思いますし、ナウシカで描いた同じようなテーマをさらにもう1本も2本も進めて描いているというところでも非常に見応えがある作品だと思います。
IMAXでの上映ですので、当然映画館限られてますので、地方によっては見れない方もいらっしゃると思いますけれども、もしお近くにIMAXの劇場があって見ることができるようでしたら、せっかくの機会なので、ぜひ大画面と大音響でこの傑作アニメを見ていただければと思います。
4Kリマスター版で生まれ変わったこの傑作をね、楽しんでいただきたいと思います。
はい、そういったわけで今回は映画、もののけ姫、こちらについてお話しさせていただきました。
それではまた。
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